副業・アフィリエイト

サイト・ブログのアフィリエイトでクリックされても売れない理由

サイトやブログを活用してアフィリエイトを始めようと考えている人は多いです。初期投資がほぼなく、誰でも気軽に始めることができるからです。

ただ、残念ながらアフィリエイトは非常にハードルが高いビジネスであり、簡単には成功できません。その代表的な例として、「アクセスはあるのに広告がクリックされない」「商品をクリックされても、売上までには至らない」などがあります。

これには、当然ながら理由があります。あなたが何気なく訪れたサイトで商品を購入することがないのと同じように、サイト訪問者も簡単にはあなたのブログから申し込みをしたいとは考えません。そのため、かなり綿密に考えたうえで成約させるための導線を考える必要があります。

そこで成約率を高めるために、サイトやブログを活用した適切な商品の売り方について解説していきます。

雑記ブログだと物販アフィリエイトで売れない

アフィリエイトで儲かるのは物販アフィリエイトになります。何らかの商品やサービスを紹介するのが物販アフィリエイトであり、これには転職サイトの紹介なども含みます。

このとき、大前提としてあなたのサイトやブログは特定のジャンルに特化しているでしょうか。ごちゃ混ぜブログになっていないのでしょうか。あなたが雑記ブログを書いているのであれば、その時点でほとんど商品は売れなくなります。

マーケティングの世界では、「分野を半分に絞れば、売上が2倍になる」ことが知られています。例えば、以下の2つの病院があったとき、あなたが花粉症で悩んでいる場合にどちらを受診したいでしょうか。

  1. どのような症状の人でも受け付けています。腕には自信があります
  2. 花粉症専門であり、これまで全国から3万人以上を診てきました

よほどの理由がない限り、「2」の花粉症専門医を受診するはずです。これは特定分野に特化しているからなのです。

分野を絞っていないと売れない

ただ、中には「自分は雑記ブログではなく、特化サイトを運営している」と言い張る人は多いです。しかし、そうした人であってもごちゃ混ぜブログになっていることは多いです。アフィリエイトで取り扱うテーマを広く取ってしまったパターンでは、こうした失敗が起こりやすくなります。

例えば、株サイトは儲かることで有名です。証券口座の開設のアフィリエイトを行うのですが、このとき多くの人が侵す一番の間違いとして、「株の総合サイト」を目指すことがあげられます。その結果、株のごちゃ混ぜサイトが完成されます。

同じように株をテーマとするにしても、「どのような株を対象とするのか」によって人の属性がまったく異なります。例えば短期トレードに興味のある人であれば、「リスクがあってもいいので短期間で稼ぎたい」と考えています。

一方で株主優待に興味がある人では、長期で株を持つことにより、企業から商品をもらったり、安くその企業のサービスを受けたいと考えていたりすることになります。

そうしたとき、同じサイト内で短期トレードや株主優待まで含めて取り扱っている場合、あるときは「短期での頻回売買で、手数料が安いこの証券口座がおすすめ」といいながら、またあるときは「長期で株を持つとき、この証券口座がおすすめ」というメッセージを投げかけることになります。

株の短期保有と長期保有では、まったく違うメッセージになります。その結果、サイトで言いたいことがブレてしまい、読者は混乱して「このサイトは何がいいたいのか分からない」と思われてしまいます。その結果、サイトから商品が売れなくなります。

サイトアフィリエイトでは、できるだけ分野を絞らなければいけません。今回の例であれば、「短期売買の株サイト」「株主優待の特化ブログ」などのように専門性を打ち出さなければいけません。こうすることで、売れるサイトになっていきます。

サイト・ブログの修正によって売れるようにする

そもそも、いろんな分野がごちゃ混ぜに入っている場合、どう頑張っても売れないサイトになってしまいます。そのため、テーマごとに記事を分けてサイトをそれぞれ独立させなければいけません。

雑記ブログの段階では、アフィリエイトで大きく稼げるようになることはあり得ません。ネットビジネス初心者が最初に行うべきことは、「記事をテーマごとに分ける」ことだといえます。

ごちゃ混ぜの状態の場合、新たにドメインを取得して記事のテーマごとにサイト・ブログを分け、ジャンル別に独立させましょう。

その次に考えるべきことは、記事の修正です。あなたの書いた記事がダメなために、どれだけアクセスがあっても商品が売れない状態に陥ってしまっているのです。

このとき、よくあるミスとしては以下のようなものがあげられます。

記事での売り込みが強い

物販アフィリエイトでは記事内で商品やサービスを売らなければ、当然ながら売上につながりません。そのためか、読者に対して商品を売ろうと頑張っている人が非常に多いです。要は、売込みが強いのです。

しかし売り込みが非常に強い記事だと、残念ながら商品が売れることはありません。矛盾しているように見えるかもしれませんが、商品やサービスを頑張って売ろうとしない方が結果として大きな利益を残せるようになります。

例えば、以下のような文章だとどうでしょうか。

この商品は最高です。これを買わないあなたはバカです。そのため、いますぐ購入するようにしてください。

購入しなければ損をしてしまいますよ。

かなり分かりやすく極端に書きましたが、要はこういうことです。「転職サイトに登録しろ!」「サプリメントを買え!」「クレジットカードを発行しろ!」などのように無理やり文章で伝えてしまうと、その時点で読者は「なんだこのサイト運営者は?」と考えて離脱するのです。

そこで、売込みではなく紹介をしなければいけません。できるだけ、売込みの要素を消すのです。紹介であれば、例えば以下のようになります。無料クレジットカードの紹介事例です。

無料クレジットカードの中でも、Aカードはポイント還元率1%で最も人気です。

ただ、Bカードだと海外旅行のとき、無料で旅行保険が付きます。そのため、海外旅行を検討している人はBカードの方がおすすめです。

一方のCカードになると、新幹線予約がお得になる特典があります。出張での新幹線利用が多い人はCカードにしましょう。

このような記事構成であれば、読者は「自分は出張が非常に多く、新幹線に乗る機会がたくさんあるのでCカードに申し込もう」と自分で勝手に判断し、申し込んでくれます。

紹介するとは、こういうことです。売込みをしなくても、商品ごとに差別化してお客様に提示することで、お客様は自らサービスを申し込むようになるのです。さらに、お客さんが自ら申し込みをするため、「こうした商品購入の判断基準を教えてくれてありがとう」と感謝しながら、お客様は商品を購入します。

売れない商品を取り扱っている

「その商品・サービスでは売れない」という商材を頑張って売ろうとしている現象も、ネットビジネス初心者では頻繁に見受けられます。

アフィリエイトでは、ASPに登録されてある広告を選んであなたのサイトに貼り付けることになります。このとき、読者が貼り付けたあなたのサイトの広告をクリックした後に公式サイト(商品購入ページ)へ飛ぶようになります。

例えば、貼り付けたあなたのサイトの広告をクリックした後に以下のようなページへ読者を飛ばします。このとき、読者が飛ぶページをランディングページ(LP)と呼びます。

よくあるダメな例としては、「広告主(ASPに広告を出している会社)の出しているランディングページの構造がダメ」なことがあげられます。企業側のランディングページ(LP)が微妙なために成約しないのはよくあります。

例えば、以下のようなケースです。

  • 商品の申し込みボタンがどこにあるのかよく分からない
  • ランディングページに大きく電話番号が記載されている(電話経由の申し込みだと、あなたの成果にならない)
  • 支払いのとき、クレジットカード決済に対応していない
  • 商品が異常に高額

理由はそれぞれ異なりますが、いずれにしても売り上げにつながりにくいランディングページを提供している広告主はたくさんあります。そうした広告主を選んでしまうと、当然ながら読者は商品を買ってくれません。

この場合、どれだけ売り方を研究しても意味はないです。売れる広告主に貼り替える必要があります。

売れる商品は決まっています。これはライバルサイトを調査してください。ライバルサイトを見れば、どれもアフィリエイトサイトのランキングに掲載されている商品は同じものばかりです。なぜ、同じ商品ばかりなのかというと、単純にその商品が売れるからです。

売れない商品・サービスを掲載しても意味がありません。物販アフィリエイトでは、必ず売れる商材を掲載するようにしましょう。

商品を買っていない、サービスを使っていない

また、読者があなたのブログに訪れた後、実際にそのサービスに申し込むという状況になったとき、本当に申し込みをしても問題ないのか悩むようになります。

そうしたとき、あなたのサイトの信ぴょう性が薄ければ読者は「やっぱり後にしよう」と考え、あなたのサイトから離脱するようになります。

なぜ、信ぴょう性が感じられないかというと、多くのサイト運営者はサイト上で商品・サービスを紹介しているにも関わらず、実際のその商品を買っていないことがほとんどだからです。

そこで、できるだけサイトでは臨場感をもたせなければいけません。物販アフィリエイトである以上、「商品を買っていない」「サービスを使っていない」という状況は避けるようにしましょう。

例えば、化粧品のブログアフィリエイトを行うのであれば、以下のように実際に買って試したうえで商品をレビューするようにしましょう。

このように自ら使用しなければ、あなたのアフィリエイトサイトから商品が買われることはありません。商品を買っていない状態というのは、最悪だと考えてください。

他にも、脱毛サイトを運営しているのであれば、「実際にどのような説明を受けるのか」をレビューするために、店舗へ出向く必要があります。そうすれば、サービスと使っている状況でレビューすることになるため、生の情報を記載できるようになります。

読者は教科書的なことを知りたいのではありません。あなたが実際に商品やサービスを使ってみて、実際のところどうだったのかリアルな情報を知りたいわけです。そのためには、商品を買っていなかったり、サービスを利用していなかったりするのはあり得ないと考えてください。

そのため、実際にその商材を利用してレビューするだけで、成約率が大幅に上昇するようになります。

ボランティア記事を量産している

また、内容は非常に優れているものの、ボランティア記事をたくさん作っているネットビジネス初心者も多いです。ビジネスとして金を稼ぐためにサイトアフィリエイトを頑張っているにも関わらず、金にならない記事にしてを書いてしまうのです。

例えば、転職サイトを構築しているとします。このとき、転職エージェント(リクナビエージェントなど)に登録してもらうことで、あなたにお金が入ります。このとき、以下のような記事はお金になりません。

  • 公務員へ転職する3つの注意点

転職エージェントに公務員の求人は存在しません。そこで、次のような内容にしましょう。

  • 公務員もいいが、公務員試験もあるので大変。そこで、準公務員である独立行政法人へ転職するという方法もある。これなら、転職サイトを使っていますぐ公務員と同じ待遇を得らえる

こうすれば、読者は独立行政法人という新たな道に気づくことができ、大変な公務員試験を免れながら転職サイトに登録してくれるようになります。

なお、ボランティア記事になる例は他にもたくさんあります。特に健康記事でありがちなのは、「お医者さんに相談しましょう」という締めくくりになっているパターンです。

もちろん、医者に相談することは正しいです。しかし、ビジネス目的で情報発信をしている以上、あなたの役割は医者を稼がせることではありません。あなたのブログ経由で商品やサービスが売れることで、お金を得ることにあります。そのため、最後の締めくくりに医者を受診することを推奨するのはダメなのです。

ネットビジネス初心者だとボランティア記事を書いてしまいがちです。こうした記事では、誰もアフィリエイト広告をクリックしないようになります。そこで、自分が売る商材は何かをしっかりと考え、商品販売につなげるようにしましょう。

キーワードが成約から遠い

ネットビジネスを行うとき、必ず意識しなければいけないものとしてキーワードがあります。キーワードを意識して記事を作るわけですが、成約から遠いキーワードばかり使って記事を書いている場合、いくらアクセスが多くても成約することはありません。要は、クリックされても売れないのです。

例えば、脱毛サイトを作るとします。このとき、「脱毛 ケア」の検索ワードで訪れる人はほぼ間違いなく成約しません。理由は単純であり、既に脱毛対策を実施済であって、そのケア方法を知りたい人がサイトに訪れるようになるからです。

同様に「楽天カード 解約」で検索する人はサービスに申し込んでくれません。既に楽天カードを作っている人だからです。

キーワードを考えるのはサイト運営で必須ですが、ネットビジネス初心者であるほどキーワード選びをミスします。どう考えても成約しないキーワードばかりを選択するのです。

アクセスだけ多くても売り上げが少ないのは、こうした理由があります。

そこで、「商品やサービスを活用しようかどうか検討している人」をあなたのブログに呼び込み、商品を紹介するようにしましょう。

季節性により、売れない時期があるのは理解する

なお、アフィリエイトでは特定の月だけ売れ、後はほとんど成約しないようになることがあるのは理解しましょう。要は、商品の売れない月があるのです。例えば、花粉症のサイトは3~4月だけ商品が売れるようになります。他は売れない月になります。

他にも、ダイエットや脱毛のサイトは4~6月が繁忙期になります。夏の露出が多い時期に向けて、女性たちは頑張ってダイエットを行い、脱毛をするのです。その他は売れない時期に該当します。

商品に季節性があるのは普通です。転職案件でさえ季節性があり、売れにくい月が存在するほどです。

「あるときは調子が良かったのに、その後に商品が売れなくなった」などは頻繁に起こります。その場合、その商品に季節性がないか確認するようにしましょう。

私の経験上、「季節性のある商品だった」「アクセスが落ちた」という理由以外で商品が売れなくなった事例は一つもありません。

もし、アクセス数がほとんど変わらないにも関わらず商品が売れなくなった場合、季節性の商品であることを疑いましょう。

または、ゴールデンウィークやお盆、正月などの時期など日本人が大移動する時期も商品が売れなくなります(商材によっては売り上げが伸びます)。物販アフィリエイトでは、商品の売れない月を把握することも重要です。

ネットビジネスではサイト・ブログの構造を見直す

ここまでを理解し、実践した後はあなたのサイトの構造を見直すようにしましょう。まず、サイトではなくブログで運営しているのであれば、その時点で売上の半分以上を逃しているといえます。

ブログのようにトップページに記事が上から順に羅列してあるよりも、サイト形式で「このサイトはどういうコンセプトで運営され、どのような記事があり、どういう商品を取り扱っているのか」を一瞬で把握できるようにした方が商品は売れます。

私が物販アフィリエイトを行うとき、必ずサイト形式にしています。もちろん、アクセスが集まっていないときはブログ形式のままで放置しています。ただ、収益化(マネタイズ)をする段階になったら必ずサイト形式に変更するようにしています。

もし、現状でブログの状態であるならいますぐサイトの形にしましょう。それだけで売上は跳ね上がります。

このとき、アフィリエイトでは「成約に最適な型(テンプレート)」が存在します。この型については、あなた独自のオリジナルを入れずにそのままテンプレートに当てはめることで大きな成果を出せるようになります。既にサイト形式にしている人であっても、大きな成果を出せる型を学ぶことで、それまでの収益がかなり伸びるようになります。

具体的なサイト構造の型については、以下の2記事を参考にしてください。

ここで重要なのは、繰り返しになりますが自分オリジナルの方法を取り入れないことです。成約の出るサイト構造をそのままパクれる人が、物販アフィリエイトで大きな成果を出せるようになります。

成約率を上げて広告収入を得るには、売り方や順番がある

物販アフィリエイトを実践して、ある程度のアクセスが集まったとしても、商品がほとんど売れないことは多いです。理由はここで述べた通りさまざまですが、必ずどれかに引っかかっています。特にネットビジネス初心者の場合、いろんなものに引っかかっていることにより、まったく商品が売れないケースに陥っています。

サイトやブログで商品を売て広告収入を得るとき、適切な売り方や順番があります。このうち、どれか一つでもズレると、急に成約率が落ちるようになります。

一見すると、アフィリエイトは初期投資がほとんど必要ないし、記事を書くだけなので誰でも稼げるように思えるかもしれません。しかし、ビジネスとして稼ごうと考えるのであれば、ここまでのことを理解したうえで戦略的に実施する必要があります。

あなたのサイトやブログから商品が売れないのは明確な理由があります。まずはその理由を明らかにして、一つずつ問題を解決していき、成果を出せるようにしましょう。

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