商品販売を行ってお客さんが集まらないとき、多くの人は「値段を下げる」ことを行おうとします。しかし、値下げはビジネスで一番行ってはいけない手法です。

そもそも、値下げは小学生でも考えることのできる安直で脳のない行為です。このようなことをしているようでは、どれだけ頑張っても稼げるようにはなりません。

値段は上げないといけない

商品の値段によって反応する客層が変わってきます。値段が安いほど反応する人の数が増え、お客様の数は増えていきます。

そのため、前述の通り多くの経営者は値下げを行おうとします。しかし、値段を一割下げると、その元をとるためには「売上を1.5倍にしなければならない」と一般的に言われています。これが、値下げを行うほど利益が少なくなる理由です。

そもそも「値段の安さ」に反応する人は、「良い顧客」になりにくいです。ライバルがあなたよりも安い値段を提示すれば、すぐにライバルの元へ移ってしまうからです。

これを回避するため、まずは差別化を行います。他の人ではできないあなた独自の商品を作り上げるのです。ここまでを行った後に「値段を上げる」ことを意識してください。

値段を上げて高いお金を払ってくれる人であるほど、良いお客様になりやすいです。あなた独自の商品に価値を見出してくれているため、何回もリピートしてくれやすくなります。そして、あなたのファンになってくれます。

「価格を下げると質の悪い客」が集まり、「価格を上げると上質の顧客」が集まるようになります。この法則は、実際にビジネスを動かしてトライ&エラーを繰り返している経営者であれば、誰もが納得してくれるのではないでしょうか。

これをセミナーに置き換えて考えてみましょう。

高額セミナーでは客層が良い

日本全国でさまざまなセミナーが開かれています。無料セミナーがあれば、3000円程度のセミナーもあります。私が開催するような1人5万円以上するセミナーもあります。この中でも、例えばあなたが無料セミナーに参加するときの場面を想像してみてください。

当日、雨が降っていれば「こんな日に外に出るのは面倒だ」と考え、どうせ無料セミナーだからという理由で連絡もなくキャンセルするかもしれません。

急に友達との予定が入った場合、そちらを優先してセミナーへは出席しないかもしれません。たとえ遅刻をしても、そこまで重くは受け取らないでしょう。

一方、これが参加費5万円のセミナーであればどうでしょうか。少なくとも、遅刻や欠席をしようとは考えないはずです。講師が言うことを一つも逃さないように聞き入り、セミナー中に眠ることもありません。質問も積極的に行います。

それだけ集中して聞いているため、セミナー中に多くの学びを得ることができます。そのため、セミナーが終わった後は大きな満足を感じることでしょう。

このようなことから、高額セミナーであるほどお客様の満足度は高くなります。対価に見合うサービスを提供することは前提ですが、ビジネスでは「高額商品であるほどお客様は満足し、ファンになってくれる」ようになるのです。

そのため、質の高いお客様を集めたいのであれば値段を高く設定しましょう。私の例を挙げますと、前述の通り参加費5万円のセミナーを開いたことがあります。私が高額セミナーを開催した理由としては、次のようなものがあります。

全国から参加してほしい

地方から参加する場合、移動費だけで何万円もかかります。わずか3000円のセミナーに遠くから参加しようと思う人は少数です。

そこで、値段を高額に設定する代わりに、それに見合うだけの内容を詰め込んだセミナーにしようと考えました。

ブランド化を図る

先に述べた通り、値段の安いセミナーには「それなりの人」が集まってきます。これを回避するため、「集まってくるお客様の質」を確保しようと考えました。

また、3000円でセミナーを行う講師は「その程度のセミナー講師」と判断されます。そうではなく、「高額セミナーを行う講師」としてブランドを作るために価格を高く設定しました。

もちろん、高額セミナーであるほど来る人数は少なくなります。そこで、受講者を集めるためにのマーケティングはしっかりと行わなければなりません。高額セミナーは大きなメリットがあります。しかし、「集客が難しい」というデメリットもあるのです。

これを踏まえた上で、私が行った初開催のセミナーは1人5万円で実施することにしました。結果だけを言うと50人程度の方が集まり、とても満足度の高いセミナーに仕上げることができました。

値段を下げるのではありません。他との差別化やマーケティングをしっかり行い、高額商品によって質の高いお客様を集めることがビジネスでは重要です。

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