1人でセミナーを開催するのは不安です。本当にお客様が集まるかどうか分かりませんし、1人だけで話をするのも不安です。

これを避けるため、安易に他の人と一緒にセミナーをする「ジョイント」に逃げる人がいます。しかし、これはあまりオススメしません。理由は単純であり、成功しにくいからです。

ジョイントセミナーが成功しにくい理由

もちろん、他の人とジョイントすることが悪いわけではありません。ゲスト講師としてあなた以外の人に話をしてもらうのはセミナーを行う上での重要なテクニックです。集客が楽になりますし、話す時間も半分でよくなります。

ただ、この時にジョイントする講師は1人に留めておいてください。例えば、5人が一堂に会してセミナー講師をすると間違いなく失敗します。

そもそも、5人では統一したテーマを話すのが難しいです。方向性がバラバラであり、言っていることも人によって違ってきます。そのため、受講者も混乱してしまいます。1人が話す時間も短いため、内容が極端に薄くなってしまいます。

本来であれば、セミナーは1人で行わなければいけません。1人が1つのテーマを深く掘り下げることで、ようやく高い満足度を受講者へ与えることができます。

出版業界を見ても、共著でベストセラーは圧倒的に出にくいです。理由は単純であり、内容が薄いからです。それよりも、ベストセラーは1人の著者が深く掘り下げた本がほとんどです。

セミナーも同様であり、セミナー内で話す講師の数が多くなるほど内容が薄まるため、失敗しやすくなるという事実を認識してください。

そのため、セミナーを行う際は「2人が限界である」という考えをもたなければいけません。3人でのジョイントも難しいです。ジョイントする相手がよほど有名な方なら別ですが、素人同士のジョイントセミナーは止めておいた方が無難です。

また、ジョイントセミナーが成功しにくい理由は他にもあります。

ジョイント人数が多いと集客がダレてしまう

2人のジョイントセミナーであれば、「相手に迷惑をかけてはいけない」という思いから、本気で集客をすると思います。しかし、3人以上のジョイントであると悲劇が起こります。

それは、ジョイント人数が多くなるほど「他の人が集客をしてくれる」と思ってしまい、開催日が近づいて集客が全くできていないことに気がつく人がほとんどだということです。

そもそも、テーマや方向性もバラバラになるため、受講者としても「一体、何を学ぶセミナーなのか」を理解できません。その結果、「セミナーを受講しない」という行動を起こします。

マーケティングの基礎ですが、テーマを半分に絞ればお客様の数は2倍になります。言い換えれば、テーマを絞れない時点で負けが見えてしまいます。このような理由があるため、ジョイントセミナーは成功しにくいのです。

これをきちんと理解している人は、必ず少ない講師数でセミナーを開催します。周りを見渡してみれば、売れているセミナーは1人で壇上に上がっていることに気がつくはずです。

演者が増えても問題ない例外

もちろん、演者が3人以上になっても問題ないケースはあります。それは、教え子が講師として話す場合です。

例えば、「セミナー講師養成講座」というビジネス塾を運営している人がいるとします。その講座の生徒は当然ながら、全員セミナー講師になることを目指しているはずです。そして、生徒たちはノウハウと共に「成功事例」も望んでいます。

そこで、ある程度の実績を出した生徒に壇上してもらいます。「どのような手順を踏めば成功できたか」という具体的な事例を学び、他の生徒に活かしてもらうために成功事例として話をしてもらうのです。

この場合、メイン講師やゲスト講師、受講者の方向性が完全に一致しています。生の成功事例を学べるというセミナーのテーマもはっきりしているために問題ありません。このような場合にのみ、ジョイントセミナーが成功します。

ここまでを理解した上で、基本は1人でセミナーを行うことを意識してください。安易なジョイントに逃げるのではないということです。

厳しい言い方をすれば、自分1人の努力で集客できないような実力であれば、ビジネスは諦めた方が賢明です。誰にも頼らず1人だけの力で集客ができるからこそ、受講者を引き込める話ができるのです。

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