セミナー講師と受講者では、その立場が大きく異なります。セミナー講師は人に教えるステージであり、受講者は学ぶステージにいます。講師はお金をもらうことができ、受講者はお金を支払う側です。一方は先生と呼ばれ、もう一方は先生と呼ぶ側です。

このような立場の違いが生まれるため、セミナー講師を行うことはビジネスでとても有利です。ただ、話し方について不安に思っている人はたくさんいます。そこで、セミナー講師の話し方について説明していきます。

セミナー講師はプレゼンテーションがすべて

話し方に自信のない人の多くは、「自分は滑舌が悪い」、「声が小さい」と言い始めます。ここに大きな勘違いがあり、そもそも話し方に滑舌や声の大きさは関係ありません。最初から話し方の得意な人は存在せず、誰でもコミュニケーションが苦手です。これは、練習することで上達していきます。

ただ、滑舌や声の大きさを改善することは難しいです。歌手やアナウンサーを目指す人でない限り、頑張って発声練習をしても無意味です。このような練習を行おうとする人は、努力の方向性を大きく間違っています。

そこで、本来はプレゼンテーション(プレゼン)を学ばなければいけません。

例えば、テレビ通販で有名なジャパ○ットの社長はお世辞にもきれいな話し方ではありません。しかし、あの話し方で多くの人を惹きつけて大量の注文を取ることができます。要は、話し方ではなくて「どのような構成で相手に伝えようとするか」というだけです。

だからこそ、プレゼンテーションが重要なのです。滑舌や声量の改善は難しかったとしても、プレゼン能力であれば簡単に伸ばすことができます。

プレゼンで最も重要な要素とは

プレゼンテーションと言っても、そこまで難しいことは要求されません。確かに、「図や表を使って視覚から訴える」「スライドに言いたいことを全て書かない」などの細かいテクニックは存在します。ただ、これらの中でもプレゼンを行う上でさらに重要な要素が「練習」です。

本番前は練習だけを行い、スライドや資料を見るだけで「次に何を話せば良いか」を言えるようにする必要があります。どれだけ少なくても、練習回数は3回以上必要です。

そのため、それまでにスライドを完成させておく必要があります。2時間のセミナーを行うのであれば、2日前までには完成させなければいけません。後は練習だけを行い、実際に声を出して予行演習を行います。

この時にスライドを付け足すなどの大きな修正をしてはいけません。なぜなら、新たな内容を覚えたり言い回しを修正したりすることで、ゼロから練習をやり直す必要がでてくるからです。大きな修正のたびに内容が変わってしまうため、何回練習してもきりがありません。

文字の配置換えや誤字脱字を直すなど、細かい修正なら問題ありません。しかし、スライドは早目に完成させて「これ以上ないくらい練習を行う」ことがプレゼン上達のために一番確実で近道となる方法です。

他の人に意見をもらう

これまでに学会発表を何度も行ったり、セミナー講師を何度も経験している人であれば大きな問題は起こりにくいです。しかし、人前での発表機会の少ない人であれば、必ずセミナー経験者に発表内容を見てもらい、意見をもらうようにしてください。

他の人から一度もプレゼン指導をしてもらったことがないのであれば、確実に独りよがりの内容に仕上がってしまいます。これを避けるため、経験者からの指導が不可欠です。

また、セミナー後は受講者からフィードバックをもらうことを心がけてください。セミナーの後にアンケートを記入してもらいますが、基本的にアンケートには良いことしか書かれません。悪い点を知ることができないのです。

そこで、懇親会の会場で「もっと知りたい点はありませんか」、「分からなかった部分はないですか」などの質問を受講者に行い、セミナーの改善点を積極的に聞いてまわる必要があります。これを次回のセミナーに活かし、実践と修正を繰り返すことで満足度の高いセミナー講師へと成長していくのです。

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