個人事業主・フリーランスや会社経営者、フルコミッションで働いている営業マンなどは、人脈を積極的に作り上げなければいけません。一人でビジネスを進めるのは限界があり、多くの人を巻き込みながら事業展開することがビジネス成功の近道になります。

それでは、まったく人脈がない状態からどのようにして多くの起業家仲間のネットワークを構築できるようになるのでしょうか。そのための最も簡単な方法としては、「異業種交流会に参加する」という考え方があります。

ただ、異業種交流会の活用はコツがあります。単に参加しても意味がありません。また、関わる人の判断基準も重要になります。ダメな人と話して、時間を無駄に過ごしてもいけません。

しかし、どのように考えて交流会を利用し、人脈形成すればいいのか理解している人は少ないです。そこで、異業種交流会を活用した人脈形成術について解説していきます。

同業種ではなく異業種交流会へ参加する

交流会とはいっても、特定の業界の人ばかりが集まるパーティーに参加しても意味がありません。時間の無駄なので、そうした交流会はできるだけ断るようにしましょう。

ビジネスでは、自分がもっていないスキルをもつ異分野の人と組むことによって、相乗効果(シナジー効果)を得られるようになります。また、他業種の知識をもつことが、画期的なアイディアの創出に役立ちます。そのため、自分が住んでいる世界とは違う人たちと交流を重ねるようにしたほうが、圧倒的に価値があります。

そのためビジネスで人脈づくりを意識しているのであれば、必ず異業種交流会へ顔を出すようにしましょう。このときの交流会には、「セミナー後に開催される交流会」「交流会だけを目的としたもの」の2種類があります。

どちらに参加しても問題ありませんが、いずれにしても「異業種が集まる会に参加する」というポイントだけは外してはいけません。

実績ゼロでは交流会で無視される

ただ、実績ゼロの段階から異業種交流会へ行っても無意味なので、そのような状況で参加するのはやめましょう。そうした交流会で名刺交換をしたとしても、人脈を築くことができないからです。

交流会に出席する目的はビジネスマッチングが基本です。自分にはないスキルの人と組むことで新たなビジネスの創出を目的としていたり、仲良くなって他の人脈を紹介してもらったりすることを期待しているのです。

しかしながら、実績ゼロの状態であると相手に提供できるものが何もありません。交流会で自己紹介するとき、「まだビジネスで成果を出していませんが、これからよろしくお願いします」と言われたとしても、相手は困ってしまいます。

仕事をお願いすることができなければ、一緒に組んでビジネスをするメリットもありません。そのため、成果を出していない状況で異業種交流会へ参加するのは無意味なのです。

何度も交流会へ参加し、顔を出すようにする

なおこうした異業種交流会へ参加するとき、一回の参加だけで完結する人がいます。ただ、実際のところ一回だけ会へ顔を出しても、何も得られるものはありません。そうではなく、同じ会へ何度も顔を出すようにしましょう。

また交流会に参加している人の中には、他の交流会を主催している人も必ず何人かいます。そうした人たちから異業種交流会へお誘いがあった場合、これについても積極的に参加するといいです。そうすれば、似たメンバーと何度も会うようになります。初対面では緊張していたとしても、二回目であればわりとスムーズに会話できることは多いです。

こうして何度も会に出席することで、「異業種交流会に出てまで人脈を広げたいと考えている意識の高い経営者や個人事業主」と仲良くなることを考えましょう。異業種交流会で営業活動して自分の商品やサービスの売り込みをするのではなく、人間関係を作ることだけを考えるのです。

異業種交流会は単に名刺交換をする場ではありません。むしろ名刺交換だけが目的であるなら、行かないほうが時間の節約になります。

そうではなく異業種の人と交流を深め、人脈構築の場と考えましょう。そうして長い付き合いを重ねていくことで、後々になって人を紹介してもらったり、普通では会えない場所へ裏ルートで行けるようになったりします。こうした人とのつながりを作れるのが異業種交流会なのです。

交流会の主催者やコアメンバーと仲良くなるべき理由

ただ、異業種交流会へ参加するときに最も重要な考え方があります。それは、「交流会の主催者と仲良くなる」ことと、「交流会のコアメンバーと親しくなる」ことの2つです。

異業種交流会の主催者は例外なく人脈が広いです。交流会にはさまざまな人が参加しており、そうした人たちを束ねている存在が主催者です。そうした主催者と仲良くなれば、一気に人脈が広がっていきます。

しかしながら、主催者だけで交流会を開催していることは稀です。準備が大変であるため、多くは交流会のコアメンバーが何人かいるはずです。そうしたコアメンバーとも親しくなることを心がけましょう。

主催者とコアメンバーの両方と良い関係を築くことができれば、その異業種交流会でのやり取りがスムーズになるはずです。

異業種交流会での営業活動が嫌われ、成果も出ない理由

なお、このとき人脈に広げ方について勘違いした方法を取らないようにしましょう。具体的には、交流会での営業活動です。

実際のところ、中には営業目的で交流会へ来ている人がいます。営業のために異業種交流会へ参加するのは勝手ですが成果が出ません。こうした営業活動は非効率ですし、相手に嫌われることが多いのでやめておいた方がいいです。

特に嫌われやすい行為として、名刺交換した相手へのメルマガ送付やネットワークビジネスへの勧誘があげられます。

逆の立場になればわかりますが、交流会で名刺交換しただけの人からメールマガジンがいきなり送られてくればどうでしょうか。信頼関係を構築できていない相手からいきなりメールが送られるため、嫌悪感しか抱かないでしょう。

同じように、ネットワークビジネス(口コミを介して健康食品や化粧品などを売るビジネス)への勧誘を行おうとしても、ほとんどの場合で相手は嫌がります。そもそも、不快感を与える方法で勧誘している時点でネットワークビジネスでの成功はありません。このような形による勧誘は迷惑なので行わないようにしましょう。

最悪の場合、こうした営業活動ばかりしていると主催者から出入り禁止を言い渡されることがあります。主催者にとってみれば、営業目的で参加することで他の参加者に嫌な思いをさせる人間は邪魔でしかないからです。

もちろん、営業をしても問題ない例外パターンはあります。それは、あなたが実施しているビジネスを説明したとき、相手が興味をもってくれた場合です。これから行おうとしているセミナーを軽く説明したとき、相手が身を乗り出して聞くようになったら日時や場所を教え、その人を参加させても問題ないです。

要は、相手が望んでいることを提案する場合であれば営業をしてもいいです。ただ、相手が望んでいないにも関わらず異業種交流会で営業活動をする人が多いため、この場合は問題が起こりやすくなります。

人の判断基準に肩書きや見た目は関係ない

また、このとき他にも注意するべきことがあります。それは、人の肩書きや人脈だけで人の価値を判断してはいけないことです。実際のところ、肩書きだけすごいかったり、人脈の自慢をしたりする人は多いです。肩書きや人脈などのわかりやすい基準だけで、人の価値を判断してしまいます。

ただ、実はそうではありません。実際、何気なく知り合った人が実は意外とすごい人脈をもっていたということはよくあります。

例えば、見た目はみすぼらしい恰好をしていたとしても、実は特定分野で大きなシェアをもつ社長かもしれません。いまは実績のない新人であったとしても、将来は大物に化けるかもしれません。こうした将来のことまで見据えて判断することが、結果として大きな人脈を作ることにつながります。

さらにいうと、人脈を作り上げるときに中には排除すべき人物が存在することを認識しなければいけません。要注意人物をあなたの人脈の中に入れてしまうと、後で取り返しのつかない事態に陥ります。

切るべき人間というのは、「詐欺師や金目当ての人」と「依存体質の人」の2種類です。これらを見極めるのは難しいかもしれませんが、このような人が何を考えているのかについて、常にチェックするようにしましょう。これを怠ると、あなたのビジネスが崩壊していくようになるからです。

第一印象が良かったり、人脈を見せびらかしたりする人は注意する

サラリーマンとして一般的な生活を送っていると、悪いことを考えている人にあまり出会うことはありません。

ただ、例えば異業種交流会に出るなど外部との接点をもつようになると、さまざまな人がいることに気がつきます。特に経営者(起業家)として活躍したり、芸能界に足を踏み入れたりすると、そこにはカオスの世界が広がっています。一流と呼ばれる素晴らしい人がいれば、人を騙す詐欺師もたくさんいるのです。

良い人脈があれば悪い人脈も転がっているため、これについては人を見極める目をもっておく必要があります。資本主義社会で生きている以上、「騙される方が悪い」と心得ましょう。

特に初対面での印象が良い人であるほど注意が必要です。当然ながら、人を騙す人間は演じるのが上手です。そのため相手に悪い印象を与えません。こうした人を見極めるにはある程度の経験が必要になりますが、相手はプロであるため簡単に見抜くことはできません。

悪事のプロである以上は、素人が少し気を付けただけでは分かりません。簡単に判断できるようでは、プロとは呼べないのです。そのため、初対面で「この人はスゴイ」と思わず考えてしまう人物であるほど、よく観察するクセをつけるようにしましょう。少しでも矛盾点を見つけた場合、冷静になって少し距離を置くのが適切です。

実績を見せびらかせる人を信用してはいけない

ちなみに、有名人と一緒に写っている写真を見せびらかしたり、「石油を扱うロイヤルファミリーと強いパイプをもっている」など他の有料者と強力なつながりがあることをほのめかしたりする人は、遠ざけるべき人物である確率が高いです。

あなたに合った人を紹介してくれる人物は大切にすべきですが、テレビに出ているような芸能人との人脈や海外人脈を自慢する人であるほど、詐欺師など要注意人物である可能性が大きいです。

本当にすごい人であるほど、自分の実績を隠します。そのため、第一印象は悪くても後になって実は大きな実績を出している人であることに気づくケースは多いです。そのような人物の場合、本物である可能性が高いです。

こうした人と親しくなれば、大きな人脈を引っ張ってくれるようになります。この事実を認識したうえで、初対面での第一印象に惑わされないように留意しましょう。

依存体質の人を排除する

また、他にも人脈から排除すべき人間が存在します。それは、依存体質の人です。「クレクレ君」とも表現されますが、自分がもらうことしか考えていない人は依存体質だといえます。

あなたが新たな人脈を紹介したり、ビジネスの指導をしたりしたとき、感謝しない人がいます。依存体質の人は相手に何かを提供しようと考えるのではなく、常に考えが自分の方向に向いています。

人脈を活用することで仲間が成功する姿を見るのは、とても楽しいです。感謝してくれれば、あなたは再びその人のために何かをしようとします。このとき、見返りを求めることはありません。

一方、依存体質の人はあなたを踏み台にしてのし上がることを考えているため、表面上は笑顔で接していたとしても、後になって連絡が取れなくなることはよく起こります。

どちらも、あなたが見返りを求めずに人脈の紹介やビジネス指導をしていることに変わりせん。ただ、その後に「あなた自身の心がどれだけ満たされるか」が大きく異なります。精神的な充足というのは、ビジネスを実践する上でとても大切です。そのため、付き合う人間を選ばなければいけません。

他人を信頼することはとても重要です。ただ、無条件で人を信頼して任せればいいわけではありません。成功者であるほど、人を選んで付き合っています。悪いことを考えて人を騙す詐欺師がいる世の中でビジネスを継続して生きていくためには、「疑う視点」も常に備えておく必要があります。

そうして要注意人物を排除していき、良い人脈形成を実現することがビジネス成功の秘訣になります。誰と組んでビジネスを行うのかはかなり重要な要素であるため、関わる人を見極めたうえで事業展開するようにしましょう。

優れた人脈の作り方を理解する

人脈を作るときには重要なポイントがあります。誰もがあなたの人脈に加わるわけではなく、良い人だけを見極め、ダメな人は積極的に排除していかなければいけません。

ちなみに、人脈を構築するとはいっても無駄に広い人脈は不要です。私についても会社経営をしていて、いろんな人と付き合っています。ただ、本当の意味で深い付き合いのある人は少数です。ただ、人数は少ないながらもそうした人と一緒にビジネスをすることで、問題なく経営が成り立っています。

人脈というのは、数ではありません。重要なのは質です。この事実を理解すれば、肩書だけがすごかったり、人脈だけ無駄に広かったりすることがいかに無意味であるか理解できます。

そうしていろんな人を確認しながら良い人だけを残すことによって、あなたの人脈はより強化されるようになります。人脈構築ではコツがあります。異業種交流会では優れた人とだけ付き合い、ダメな人は積極的に排除していくようにしましょう。

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