人は誰でもコレクターとしての精神があります。例えばマンガを毎回買っていた時に、ある時に3巻だけがなくなっている事に気が付いたとします。

この時、あなたはどのように思うでしょうか。マンガが全種類揃っていると思っていた中で、3巻だけが抜け落ちています。気になってしかたがなくはないでしょうか。

別に何も気にしない人であれば良いですが、それでも多くの人はこの気持ち悪い状況を埋めるために古本屋にでも行って3巻を探し始めると思います。そしてマンガを購入した後、安心してそれを棚に戻して元の全種類が揃っている状態にするのです。

しかし、元々集めていたマンガなので既に内容は知っているはずです。そのため、一つ抜け落ちていたとしもそこまで問題ありません。それにも関わらず、なぜ多くの人はこのような行動を取ってしまうのでしょうか。

コレクター精神

人は何かを集め始めると止まらなくなります。そのため、継続性という意味ではこれらコレクター精神をくすぐるビジネスがより優れます。

世の中にあるビジネスの中で、「キットが届いた後に自分で組み立てていく」というものがあります。その時に、一度に全部を提供するのではなくて少しずつ小出しにしていきます。

つまり、完成させるまでに、送られてくるキットを全て購入しなければいけません。この手法を大いに取り入れている会社がディアゴスティーニです。

創刊号を大幅に安くすることにより、最初の障壁を低くするフット・イン・ザ・ドア・テクニックをここに利用しています。しかも、この時の創刊号は一度逃すと二度と手に入らないため、希少性の原理も働いています。

そして重要なのが、コレクター精神を大きく利用している点です。

コレクター精神を利用すると、最後までに離脱する人の割合が大幅に減ります。一つでも欠けたら気持ち悪くて仕方がないのです。一方、「化粧品やサプリメントの継続購入」の場合では、コレクター精神を上手く活用できるビジネスモデルではないため、途中でどんどん離脱していきます。

ディアゴスティーニの場合は「キットが全部届くことで完成する」という区切りがあるかもしれませんが、化粧品やサプリメントに比べて離脱率が低いことに大きな利点があります。

一貫性の法則とコレクター精神

コレクター精神は一貫性の法則の一つです。ただし、この時のコレクター精神は単なる一貫性の法則よりも強い制約を受けます。

通常の一貫性の法則であれば、それでも妥協してしまう人はたくさん表れてしまいます。しかし、前に出した例のように「集めていたマンガの3巻だけがなくなると異常に気になってしまう」のと同じように、集めている物に対しては「全て収集したい」という気持ちが働きます。

つまり、コレクター精神はより強い一貫性を引き出すことができるのです。

ビジネスの基本はどれも同じなので、これらコレクター精神はリアルビジネスでもネットビジネスでも活用できます。

リアルビジネスでは、先ほどの例のように「少しずつ完成させていくことで、離脱率を大幅に減らす」というコレクター精神を利用した手法があります。

ネットビジネスでも、「無料オファーに登録させる代わりに、少しずつオリジナル教材を渡していく」という方法を行っている人もいます。これら心理学の手法はどのビジネスでも応用できる事が分かります。

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