世の中の女性は占いが大好きです。例えば、血液型となると「血液型は何型?」と頻繁に聞きます。私からすれば内心は別にどうでも良いのですが、なるべくそういう事は顔に出さずに答えるようにしています。

ただ一つだけ確かな事として、これらの占いは全て意味がありません。

このように言うと多くの人から批判を浴びそうですが、これは心理学としてきちんと証明されています。私よりも何倍も頭の良い人たちが言っているため、実際のところこれが真実です。

曖昧な質問を投げかける

誰にでも当てはまる曖昧な質問をすると、まさに自分に当てはめた質問であるかのように錯覚します。これを、バーナム効果と呼びます。

実際にある実験では「全く同じ質問を書いた紙」を作り、これに対して回答させます。すると、大多数の人は「自分に当てはまっている」という回答をするようになります。

例えば、次のようになります。

「あなたは自分の中に自信のなさを持っていて、それでも周りに認められたいと思っています」
→ よほどの自信家か自己中心的な方でない限り当てはまります

「さらにそんな自分に対して不安になり、悩むことがあります」
→ 誰だって「不安」や「悩み」の1つくらい持っています

「そんな自分を変えたいと思っている」
→ そりゃ、そうでしょ!

「大丈夫です。あなたには眠っている才能があり、それを活かしきれていないだけです」
→ 誰もがそうありたいと思っています

このように、よく考えてみると突っ込みどころ満載です。こう考えると、世の中に出回っている占い本の99.9%はバーナム効果で成り立っていることが分かります。どれも当たり障りのないことを書いているのです。

しかし、これを世の中の多くの人は「凄い!当たっている」とありがたい声が天から降ってきたかのように信じます。

以前、「AB型の教科書」のような血液型診断の本がベストセラーになったことがあります。書いてある内容が当たっていると評判だったようです。ただし、内容を全く同じにして表紙だけを「O型の教科書」に変えたとしても「当たっている」と評判になったと思います。

バーナム効果を利用することで人を信じさせるほど簡単な事はありません。このように、占いがインチキである理由は心理学によってきちんと証明されています。

ビジネスでバーナム効果を活かす

商品を売る時のキャッチコピーにもバーナム効果が活かされています。例えば、「どんな対策をしても薄毛に悩み続けている方へ」などになります。

この時の「どんな対策をしても」という部分がバーナム効果になります。

対策とは言っても、「シャンプーの内容を変えた」、「薄毛用の医薬品を服用している」、「カツラの購入を検討している」、「増毛サービスに申し込んでいる」など人によって違います。このように、表現を曖昧にすることで「自分のことだ!」と思わせることができます。

また、「長い間、ダイエットに悩み続けているあなたへ」なども同じです。「長い間」と言っても、人によって1ヵ月かもしれませんし、5年以上悩んでいるかもしれません。

このように人によって尺度が異なります。そこで、わざと言葉使いを曖昧にしてしまうのです。すると、占い師が行っているように「自分の事が言い当てられている」と錯覚させることができます。

これを悪用すれば詐欺となりますが、そうではなく良い方に使いましょう。ビジネスとして商品を売るためのヒントとして活用してください。

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