18f91fcbe5b465a2fe80a7a1b3bdd112_s

ビジネスでソーシャルメディア(SNS)を活用する場合、事業者や担当者によっては、「SNS上で他人と積極的に交流して、お客様を獲得していこう」と考える人がいます。確かに、人と交流して信頼関係を築くことができれば、その人がお客様になってくれる可能性が高くなります。

しかしこの方法では、労力や負担がかかり過ぎてしまい、結果的に大きな遠回りになってしまいます。

このことから、ソーシャルメディアを活用する場合には、他人との信頼関係の構築を視野に入れつつも、効率的な方法を採る必要があります。そこで、ビジネス目的でSNSを活用する際に、どのようにしてソーシャルメディアを活用すればいいのかについて解説していきます。

1人ずつ交流していくと、信頼関係の構築に失敗する

ソーシャルメディアを活用する事業者やビジネスマンによっては、お客様1人1人の問いかけに積極的に対応し、たくさんの人から反応を集めている人がいます。

このようなケースを知ったとき、人によっては「他人の質問に親身に対応していくことで、お客様を増やせるのではないか?」と考えるかもしれません。しかし残念ながら、ソーシャルメディア上で親身に接してしまうと落とし穴にはまることになります。

要するに、SNSに労力を費やす分だけ他の仕事に専念できなくなり、自社の商品やサービスに甘さが出る恐れがあるのです。

実際のところ、本当に親身に対応しなければならないのは、自社に対して多くのお金を使ってくださる良質なお客様(上顧客)に対してです。そして、上顧客に最大限の対応をしつつ、適度にオファーをすることによって、そのお客様は再び自社商品を購入してくれるようになります。

その一方で、自社にお金を使ってくれるかどうかもわからない人に親身に対応したところで、本当に自社のお客様になってくれるかはわかりません。そして場合によっては、散々無料で利用されただけで終わってしまう可能性もあるのです。

これらのことから、ソーシャルメディアの利用者に対して、1人1人交流していくことはやめておいた方が良いです。そして、SNSを使って他人との信頼関係を築きたいのであれば、効率化をしっかりと考えなければいけません。

情報コンテンツの提供に集中し、効率よく信頼関係を築く

ソーシャルメディアを使って効率よく他人との信頼関係を構築したい場合、ひたすら有益な情報を発信し続けることが重要です。この場合であれば、SNSの利用者1人1人に個別対応できなくても、信頼を得られるようになります。

ただ、このときに重要なこととして、専門性が高い有益な情報を惜しみなく提供することがあげられます。これを続けていくと、その内容に興味があるお客様が、あなたのコンテンツを見てくれるようになります。そして徐々に、あなたに対して信頼を寄せてくれるようになります。

ただ、多くのSNS利用者との信頼関係が築けただけでは、残念ながら売り上げには結び付きません。そこで、ソーシャルメディア上でコンテンツを見てくれる人を企業サイトなどの自社媒体に誘導する必要があります。そこから、問い合わせやメルマガ登録などを通すことで、そのSNS利用者が自社に対してお金を使ってくれる可能性が高くなります。

こうした取り組みを続けていくと、SNS利用者のなかには、あなたに対して質問を投げかける人が現れるかもしれません。このとき、質問を投げかけた人に対しては、そのままSNS上で回答してはいけません。なぜなら、1人対1人のやり取りになってしまい、非常に効率が悪いからです。

ビジネスでは上顧客だけを相手にするべき

このように言うと、人によっては「冷たいのではないか?」と思う人がいるかもしれません。しかし、既に述べたように、ビジネスを動かしていく中で最も大切にしなければならないのは、自社にお金を使ってくださる上顧客です。

そして、SNS上で出会っただけでお金を使ってくれるかもわからない相手に労力を割くと、その分だけ良質なお客様に迷惑がかかることを認識しなければいけません。

そのため、SNS上で質問をもらったとしても、安易に応えてはいけません。そこで、企業サイトなどの自社媒体に「よくある質問」のページを作り、そちらに誘導して問題解決してもらうのが望ましいです。そして、自社のビジネスの核心に迫る質問の場合には、一切答えないようにする必要があります。

このように、ビジネスでソーシャルメディアを活用する場合、SNS利用者1人ずつに個別対応してはいけません。もし1人1人に対応してしまうと、本来大切にしなければならない上顧客へのフォローが回らなくなり、ビジネスが頓挫するようになります。

こうしたことにならないためには、良質なお客様への対応を最優先に考えてビジネスに取り組む必要があります。そして、SNS上では、専門性が高い有益な情報を拡散することだけに注力しなければなりません。これによって、個別対応をしなくても、SNS利用者の信頼を得られるようになります。

有益な情報を発信し、お客様を大量に集める

企業や事業者がソーシャルメディアを扱う場合、当然ながらお客様の獲得が目標になります。それでは、ソーシャルメディアを使ってお客様を集めるには、一体どのようにすれば良いでしょうか。

ソーシャルメディアを利用しているお客様の目的の1つとして、「情報収集」があげられます。このことから、自社のお客様を集めるには、お客様に興味を持ってもらえるような情報を発信し続ければ良いことが分かります。

また、ソーシャルメディアの利用者によって、どのような情報に興味があるのかが大きく異なります。そのため、自社のターゲットとなるお客様に響く情報発信を心掛け、正しい行動を選択していく必要があります。

情報発信がお客様のファン化につながる

それでは、どのようにしてSNSを活用してお客様を獲得すればいいのでしょうか。企業や事業者がビジネスにおいてソーシャルメディアを活用する場合、前述の通り「扱う商品のターゲットとなるお客様にとって有益な情報を発信する」ことが重要です。これによって、対象相手としたいお客様だけを集められるようになります。

例えば、あなたがダイエットジムを運営していたとします。この場合にはソーシャルメディアを使って、「運動を取り入れた効率の良い痩せ方」「運動後に摂ると良い栄養」などのダイエットジムを利用するお客様に響きそうな情報を発信していくようにします。

そのほかの例として、あなたが結婚相談所を経営していたとします。このケースであれば、「異性に接するときのマナー」「モテる服の着こなし方」などのように、結婚に対する意識が高い人が知りたがりそうな情報をソーシャルメディア上で提供していきます。

このような形で、ソーシャルメディアを使ってお客様にメリットがある情報を発信し続けることで、お客様があなたの会社や商品などに興味を抱くようになります。その結果、お客様を集められるようになります。

大量のコンテンツを含む自社媒体にお客様を誘導する

ただ、ソーシャルメディア上で有益な情報を発信していたとしても、それだけでは何の意味もありません。なぜなら、有益な情報を提供しただけでは、お客様が自社商品を購入してくれることにはつながらないからです。

それでは、どのようにしなければいけないかというと、先に述べた通りサイトやブログなどの自社で保有する媒体に誘導しなければなりません。

具体的な方法をいうと、ソーシャルメディアを活用する前に、あらかじめ大量の有益なコンテンツを含む自社メディアを構築しておきます。そして、自社媒体の記事数が200ページ以上などの一定数を超えたところで、ソーシャルメディアを使って有益な情報を拡散していきます。

さらに、このとき発信する情報コンテンツの最後の部分に自社メディアのURLを載せておきます。そうした上で、「当社のサイトでは、ソーシャルメディアを使って発信している情報よりもさらに有益な情報を扱っております。興味のある方は、こちらのURLからお入りください」と記載しておきます。

自社媒体への訪問をゴールにする

このように対応することで、ソーシャルメディアで拡散されている情報に興味を抱いているお客様の何人かが、自社媒体に訪問してくれるようになります。そして、すでに自社サイト内に用意されている大量の情報コンテンツを読んでもらうことで、お客様の何名かが自社に好感を抱いてくれるようになります。

さらにこのとき、メールマガジン(メルマガ)の登録に誘導すると、さらに効果的です。なぜならこの場合、お客様にこちらからアプローチできるようになるからです。このメルマガ内でも有益な情報を与え続けることで、お客様をファン化させることができます。

この状態になれば、後は適度なタイミングで商品などをオファーすることにより、簡単に利益を出せるようになります。

このように、企業や事業者がソーシャルメディアを使ってお客様を集めたい場合、有益な情報を拡散する必要があります。さらに、前もって大量の有益なコンテンツが含まれている自社メディアを作った上で、メルマガ登録まで誘導することが重要です。

これによって、お客様をファン化できるようになり、ビジネスをさらに加速させることができます。

顧客リストを効率よく集める方法

それでは、お客様を集めるとはいってもどのようにして効率的に顧客リストを取得すればいいのでしょうか。

顧客リストとは、お客様の名前や連絡先の一覧のことをいいます。顧客リストを大量に集めておくことで、ビジネスを発展させやすくなります。なぜなら、適度なタイミングで顧客リストに載っているお客様に対して、商品販売などのオファーをするだけで、容易に利益を生み出すことができるからです。

SNSなどのソーシャルメディアをうまく活用することで、ビジネスで重要な顧客リストを大量に集めることができます。

ソーシャルメディア上で自社媒体にあるコンテンツを拡散する

SNSを活用する前にやっておくべきこととして、前述の通り企業サイトなどの自社メディアをもつことがあげられます。これがないと、どれだけソーシャルメディア上でお客様を集められても、なかなか利益に結びつけられないからです。そのため、インターネット上に独自の媒体を持っていない場合、まずは自社媒体の作成から入る必要があります。

自社媒体の構築を行っていくうちに、ある程度の大量のコンテンツが自社媒体上に出来上がった場合には、その記事の情報をソーシャルメディア上でも拡散するようにします。

より具体的に言うと、自社メディアにある情報コンテンツの内容を、そのSNSに合わせて修正し、ソーシャルメディアに投稿します。つまり、自社媒体内のコンテンツを使い回すのです。

この場合であれば、自社メディア内に存在する記事の数だけ、ソーシャルメディア上で拡散するためのネタが増えることになります。そして、自社媒体にあるコンテンツをSNSに使い回すことで、お客様を集めるための情報発信を効率よく行うことができます。

SNSから自社媒体に誘導し、メルマガ登録や問い合わせにつなげる

ソーシャルメディアを使って情報発信をする場合、投稿するコンテンツの最後に自社媒体のURLを記載する必要があります。なぜならこれを実施しておかないと、どれだけSNS上で情報発信を行っても、お客様を自社メディアに誘導することができないからです。

ただし、ソーシャル媒体のURLを書き込んでおいただけでは、お客様は訪問してくれません。そこで、自社メディアのURLの上部(または下部)に、以下のような文を追加します。

当社のサイトでは、SNS上に公開していない情報やノウハウを大量に取り扱っております。そして、初心者の方でも簡単に理解できるように、なるべく分かりやすい言葉でコンテンツを作成するように心がけております。興味のある方は、下記のURLよりぜひお越しください。

このような文章を追加しておくことで、自社が発信する情報に興味があるお客様の何人かが、自社メディアに訪れてくれるようになります。

さらにこのとき、すでにメールマガジン(メルマガ)を発行している場合には、メルマガのランディングページ(LP)のURLを載せることが重要です。なぜなら、自社サイトに誘導しただけでは、お客様が離脱した場合にこちらからアプローチできなくなるからです。

つまり、お客様にメルマガ登録をしてもらうことで、そのお客様の名前と連絡先を、顧客リストとして獲得することができるようになります。そして、メルマガに登録してもらった場合には、SNSと同じように惜しみなく情報提供をしていきます。これによって、お客様をファン化させることができます。

顧客リストを取得し、お客様へ商品販売を行う

そして、この状況を作り出した後は、情報発信をしつつ適度なタイミングで、お客様に商品販売などのオファーを実行します。このような方法を採ることで、お客様に嫌われることなく売り上げを出せるようになります。

また業種によっては、メルマガではなく問い合わせを獲得する方が適切な場合もあります。そのケースであれば、自社サイトのトップページを「問い合わせ獲得用のランディングページ」に設定しておき、SNS上で自社メディアのトップページに誘導するのが良いです。

このように設定することで、訪問したお客様自身の状況によっては、そのまま問い合わせをしてくれるかもしれません。また、たとえすぐに問い合わせをしてくれなかったとしても、自社メディア内のコンテンツを見てくれるようになれば、いずれ問い合わせをしてくれる可能性が高くなります。

SNSや質問サイトを使ってリサーチを行うビジネス上の意義

さらに、ソーシャルメディアはお客様を集めるためだけの媒体ではありません。「売れる商品」を作るためのリサーチとしても活用できます。

世の中に存在するソーシャルメディア(SNS)や質問サイト(Q&Aサイト)には、かなり膨大な量の書き込みが含まれています。そして、それらの投稿をビジネスに活用することによって、自社のビジネスを加速させることができます。

そうはいっても、SNSや質問サイトを正しく用いなければ、ビジネスに活かすことはできません。そこで、ビジネスにおけるソーシャルメディアや質問サイトの適切な活用方法について確認していきます。

SNSや質問サイトを見て、質問や悩みを調べる

ソーシャルメディアや質問サイトには、さまざまな考え方をもつ人が、「現在抱えている問題」や「自分の率直な意見」などを書き込みます。そして、自社が参入している業界に関する書き込みを多数調査することによって、「自社のターゲットとなる人がどのような考え方や悩みを持っているか」を、大まかに把握できるようになります。

具体的な方法として、まずは調査するSNSや質問サイトにアクセスし、自社が参入している業界に関するキーワードで、過去の投稿を検索してみます。

例えば、あなたがダイエットの個人指導のビジネスを行っている場合であれば、「ダイエット 食事制限」「運動 痩せる」といったキーワードを打ち込んで検索を試みます。また、あなたが飲食店のフランチャイズビジネスを展開している場合には、「飲食店 集客」「飲食店 経営」などのキーワードを入力して検索をかけてみます。

すると、打ち込んだキーワードに関連する過去の投稿が多数表示されます。そうしたら今度は、過去の投稿を300個ほど選び、表計算ソフトや文章作成ソフトにコピペします。そして、類似する内容ごとに分類していきます。

例えば、ダイエットに関する投稿を集めるのであれば、コピペした投稿を「正しい食事制限のやり方」「続けられる運動」「リバウンドしない秘訣」などの項目に分けてまとめていきます。

また、飲食店のフランチャイズビジネスに関する投稿を調べている場合には、「飲食店が集客を行う方法」「飲食店がリピーターを獲得する方法」といった項目ごとに、コピペした投稿を振り分けます。

そうして、各項目に振り分けた「過去の投稿」を確認することで、どのような質問や悩みが多いのかが大まかに判断できるようになります。

SNSや質問サイトでのリサーチをビジネスに活かす

ソーシャルメディアや質問サイトで「過去の投稿」を調べて分類した後は、その中で多数派となっている意見や悩みに注目します。そして、それに関係するコンテンツを作成したり、商品制作を検討したりします。そして、商品やサービスを開発した場合には、それを身の回りにいる人に試してもらい、その効果を確認します。

例えば、あなたがダイエットの個人指導のビジネスを行っていたと仮定します。そして、ダイエットに関する投稿を集めた結果、「ダイエット中の食事制限がつらいので、なるべく軽い食事制限で痩せられる方法はないか」という意見が多かったとします。

この場合、「簡単な食事制限で痩せる方法」を考案し、ダイエットで悩んでいる身近な友人などに試してもらうようにします。

そして、実際に多くの人に効果があった場合には、そのことを実績として自社媒体(サイトやブログなど)に掲載した上で、自社メディア内で販売を行います。

このような形で、前もってリサーチして得た情報を基に商品を開発し、さらに実際に作った商品を身近な人に試してもらうことで、ビジネスにおける失敗を高い確率で回避することができます。そして、実際に利益を出せるようになります。

このように、SNSや質問サイトにおいて、自社が参入している業界に関する「過去の投稿」を調査することで、多くの人が関心を持つ内容を把握できるようになります。

このとき得た情報を基に商品を開発し、それを欲している人に試してもらった上で、実際に効果があった商品を売るようにすれば、少ないリスクで成果を出せるようになります。

利益率95%を超すポータルサイトビジネス:無料メルマガ登録

書籍出版の案内:出版キャンペーン中