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ビジネスを動かしている人のなかには、効率よく仕事をすることにフォーカスしている人がいます。つまり、できるだけ短い時間で大きな成果を上げることに意識を向けています。この場合、効率よく仕事をこなすことに気を取られ、なかなか思うような成果を出すことができない可能性があります。

こうした可能性を理解したうえで、成功者の思考を真似して実直に行動し、失敗の原因はすべて自分にあると考えればビジネスで成功できるようになります。ここでは、このビジネスで必須となる原理原則について解説していきます。

ビジネスでの効率化は、成果を出した後に考える

多くの経営者が認識しているように、ビジネスでは結果を出すことがすべてです。つまり、どれだけ努力をしたとしても、何の成果も出せていない場合には、一切評価されることはありません。

その一方で、たとえ少ない努力だったとしても、大きな成果を出すことができた場合には、自身の業界や会社内で高い評価を得ることができます。

このような現実があるためか、経営者やビジネスマンのなかには「できるだけ少ない努力で成功したい」という考え方をもつ人がいます。実際のところ、このような思考は甘え以外の何物でもありません。そして、少ない努力で成功できるほど、ビジネスは簡単ではありません。

努力できない人間は成功できない

では、どうしなければならないのかというと、たとえものすごく手間がかかる方法や行動であったとしても、ひたすら愚直に努力し続けなければなりません。そして、試行錯誤をくり返しながら少しずつ成功に向かっていきます。

もし、これができないのであれば、ビジネスで結果を出すことをあきらめ、雇われ従業員として生きていくことを考えなければなりません。なぜなら、必死に努力をし続けることに耐えられないのであれば、成功者にはなれないからです。

効率化は成果を出した後に考える

実際にビジネスで成果を出すことができた場合には、ようやく効率化を考えるようにします。例えば、そのビジネスにおける業務内容の見直しを行い、無駄な部分を極力省いていきます。それができた後は、その仕事内容をマニュアル化し、部下の従業員や外部の業者に任せるようにします。

これによって、経営者はビジネスにおける新しい仕組み作りに取り掛かれるようになります。このような流れでビジネスを進めていくことで、自社の事業をさらに大きく発展させることができます。

このように、1つのビジネスを始めたときには、必ずそのビジネスで成果を出すまで愚直に努力し続ける必要があります。そして、実際に成果を出すことができるまでは、決して効率化を考えないようにしなければなりません。

過酷なビジネスであるほど、大きな参入障壁ができる

すでに述べた通り、ビジネスでは正しい努力をひたすら続けていくことが重要になります。しかし、この場合であっても本当に成功できるかどうかは誰にも分りません。このように言うと、ビジネスを進めている多くの人が途中で挫折してしまうのが現状です。

逆に言えば、実現するのが大変なビジネスであるほど、その分だけ、誰も入り込むことができない大きな参入障壁を作ることができるといえます。この考え方をもつことで、「努力していこう」という意識をさらに高めることができます。

さらに言えば、これに加えて優秀なコンサルタントを見つけ、その人から指導を受けることができれば、より確実にビジネスで成功することができます。そして、ビジネスで成果を出した場合には、先ほど述べたように効率化を行い、他人に仕事を任せるようにします。

これをくり返すことで、自身のビジネスをさらに拡大することができます。

このように、ビジネスに取り組む場合、成果を出すよりも先に効率化を考えてはいけません。まずは自分自身のビジネスで結果を出すことだけにフォーカスし、ひたすら正しい努力を続けていく必要があります。これによって、ようやく成果を得られるようになります。

そして、ビジネスで結果が出た場合には、仕事の中の無駄を省くことで効率化を行います。これにより、新しいビジネスに挑戦することができるようになります。

また、実現が難しいビジネスであるほど、大きな参入障壁がつくられます。このようなビジネスモデルを組んだ上で、優秀なコンサルタントの指導を受ければ、あなたが諦めない限り、将来的に成功者になることができます。

ビジネスでは、行動よりも思考を真似することが重要

ただ、ビジネスとして新たな事業を始めようとするとき、陥りやすい罠があります。それは、「他人が行っている行動を真似する」というものです。

ビジネスを動かすうえで重要な考え方として、「行動ではなく、思考を真似する」というものがあります。つまり、世の中にあるビジネスの成功例から学びを得ようとする場合には、その企業や成功者が行った行動よりも、どういう思考に基づいて成功できたのかを理解することが大切です。

そこで、ビジネスにおいて行動よりも思考を学ぶことの重要性について解説していきます。

行動だけを真似しても、良い結果は得られない

実際のところ、大きな成果を出している企業の行動をそのまま真似しても、ビジネスで成功することはできません。例えば、実際に大きな売り上げを出している広告を見たときに、その広告の文章に載っているフレーズをそのまま自分の広告に使ったとしても、多くのお客様を惹き付けられるようにはなりません。

ビジネスで成功できる人は、行動ではなく思考を真似しようとします。より具体的に言うと、「ビジネスの成功者がどういう思考のもとで、その行動を実践しているのか」を考えた上で、自身のビジネスに活かそうとします。

先ほどの広告の例でいえば、広告を確認したときに「なぜこの広告にこのようなフレーズが使われているのか」、「この広告では、なぜこのような文字の並び方になっているのか」などを考えます。

そして、広告を出している企業の意図を知った上で、自社に活かせる部分をビジネスに活用するようにします。このように行動を起こすことで、ビジネスで大きな成果を出すことが可能になります。

思考を真似することで、正しい努力ができる

ビジネスにおいて、実行動を無視して思考だけを真似していくことによって、ビジネスの成功に結びつけるための正しい努力をとれるようになります。

例えば、あるビジネスの成功者がダイエット情報を扱うブログで大量のお客様を集めて成功したとします。このことを知ったとき、ビジネスで成功できない人は「ブログをやればいいのか」と考え、行動を真似してブログを始めます。さらに、成功者と同じような内容のダイエットに関する情報を発信してしまいます。

「思考を真似する」とは、どういうことなのか

一方、ビジネスに成功できる人は、成功者の行動ではなく思考を真似します。つまり、「どういう思考に基づいて、この成功者はブログを始めたのだろう」と考えます。

そして、例えば「集客が可能な媒体を保有することが必要だ」という思考に行きつき、ウェブサイトなどの「集客ができる自社媒体」の作成に取り掛かります。

さらに、「なぜ成功者がダイエットの情報を発信しているのか」と考えます。そして、「多くの人にとって需要がある内容で、なおかつ自分が情熱のある分野の情報を発信するのが有効」という思考に行きつき、その条件にあてはまる分野の情報を自身の媒体で発信し始めます。

こうした正しい努力を行うことによって、自分が保有する媒体に大量のお客様を集めることができるようになります。その結果、自分が参考にした成功者と同じように、大きな成果を出すことが可能になります。

このように、ビジネスで行動だけを真似し続けていると、いつまで経っても成功者になることはできません。

そこで、成功者の行動ではなく思考だけを真似しようとする必要があります。これを行うことによって、「どうすれば成功者と同じような成果を出せるのか」が見えてくるようになります。

そして、成功者の思考を理解した場合には、その思考に従って正しい努力をひたすら続けていく必要があります。なぜなら、たとえ成功者の思考を明確に認識したとしても、実際に正しい努力に基づく行動を実践していかなければ成果が出ることはないからです。

ビジネスの成功者の思考を理解し、なおかつ正しい努力を愚直に続けていくことによって、ようやく成功者の仲間入りを果たすことができます。ビジネスで大きな成果を上げ、自社の業績を伸ばしたい場合には、ぜひとも今回の内容を実践するようにしてみてください。

少ない起業経験で詳細なビジネスモデルを組む思考法

そうして正しい努力をするための方向性が定まった後は、実際に行動してビジネスを動かすだけです。

特に起業して間もないころというのは、誰でもビジネス経験が少ないです。当たり前ではありますが、最初のビジネススキルは全員が乏しいです。ただ、起業して1年経てば、誰でも詳細なビジネスモデルを組んで実践しているレベルになります。

もちろん、何も考えずにビジネスに取り組んでいるだけでは、詳細なビジネスモデルを組むことはできません。したがって、どのような姿勢でビジネスに取り組むかによって、その人が組めるビジネスモデルは変わってきます。

「やると決める」ことが重要

当社はコンサルティング会社ですが、ビジネスの指導をしていると2パターンの人間がいることに気が付きます。一つは、行動する前に綿密な計画を練ったり、どのように実践すればいいか詳細に調べたりするパターンです。そして二つ目は、あまり考えずにまずは実行してみて、行動しながら軌道修正していくパターンです。

この中で、圧倒的に成功しやすいのは後者です。理由は簡単であり、ビジネスで計画を立ててもその通りにいくことはまずないからです。つまり、綿密な計画を立てるのは無意味だといえます。

もちろん、何も考えずに無計画で実行するのではありません。大まかにでもいいので、「こうすれば確実に大きく稼げる」というビジネスモデルさえ構築すれば問題ありません。

具体的にどのようにしてその目標を達成するのかについては、詳細な計画を練るよりも、まずは行動する方が適切だということです。

行動すれば、正解が見えてくるようになる

行動すれば、自分が考えていたことの多くが間違っていたことに気づきます。そこで方向性を変えたり、代替案を出したりして答えを探っていきます。そうして小さい成功を積み重ねていくことが、後の大きな成功に繋がります。

ビジネスでは、目標を達成するためにノウハウを集めたりやり方を探ったりする人がほとんどです。ただ、そのような行為はすべて無意味です。そうではなく、まずは行動しなければいけません。言い換えれば、「やると決める」ことだといえます。

やると決めればすべてが動き始める

なぜ、やると決めることが重要なのでしょうか。これは、過去に偉大な発見をした人を紐解けば容易に理解できます。今回は、例として世界初のアルツハイマー治療薬を開発した杉本八郎さんにスポットを当てます。

彼は八人目の子供として生まれたため、八郎と名付けられました。家は貧しかったですが、戦後の苦しい時代を母親によって育てられました。そして彼は、高校卒業後に製薬企業へ勤めるようになります。その会社で、彼は研究者として従事するようになりました。

そのような中、母親がアルツハイマー病を発症しました。そのとき母は、彼に向って次のように言います。「あんたさん……、誰ですか?」

八郎さんは驚き、「あなたの息子の八郎ですよ」と返します。すると、母親は「私にも八郎という息子がいるんですよ」と返答したといいます。

この事実に八郎さんはショックを受けました。ようやく社会的にも認められるようになり、これから親孝行できると思っていた矢先に母親が自分を認識してくれなくなったのです。このくやしさを何とかしたいと思い、彼はそれまで誰も開発したことのなかったアルツハイマー病治療薬の開発を決意しました。

彼は、新薬開発について「やると決めた」のです。

ただ、薬を開発しようと思っても、誰もアルツハイマー病治療薬の開発を行ったことがないのでどのようにすればいいのか分かりません。作用メカニズムや動物モデルの作成など、分からないことだらけです。

しかし、既にやると決めているため、アルツハイマーについてどこまで分かっているのか論文で調べました。そうすれば、ある程度の仮説を立てることができます。そうした検証を開始して、何年も経ってようやく彼は世界初のアルツハイマー病治療薬の開発に成功したのです。これは、彼の母親が他界して5年後のことでした。

今回は研究開発での出来事ですが、考え方はビジネスでも同じです。ビジネスというのは、研究開発と同じようにまったく分からない未来に対して仮説を立て、検証していきます。このとき、「どのように行えばいいか」などを綿密に考えても意味がありません。それよりも、実際に行ってみることの方が重要です。

「やると決める」というのは、「覚悟を決める」ことだといえます。どのような困難なことが起こったとしても、覚悟さえあればいくらでも解決策を見いだせるようになります。

そういう意味では、ビジネスを開始するときに起業塾に行ったりセミナーへたくさん通ったりするのはあまり意味をなしません。それよりも、行動を通して学んだことの方が大きな経験値になります。このように、実際に動きながら詳細なビジネスモデルを組んでいくのです。

成長する会社は他社や環境ではなく、自社に失敗理由をつける

ただ、このときビジネスを動かしていると多くの障壁がでてきます。起業段階に限らず、ビジネスを動かしている会社であればどの企業も壁が表れるようになるのです。このとき、どのような考え方でビジネスを動かすのかが重要になります。

会社が成長していくかどうかは、社長の発言を聞けば分かります。

大企業であれば社長が多少は無能であったとしても、何とかやっていくことができます。ただ、中小企業では社長がどのようなかじ取りをするのかによって、業績がまったく違うものになります。

そして業績が伸びる企業であるほど、失敗したときや思うようにいかなかったときに「失敗した原因はすべて自分にある」と考えます。決して、他社や周りの環境のせいにはしません。このように戒めるだけで、その会社の成長度合いが格段に違ってきます。この理由について確認していきます。

他社や環境はコントロールできない

多くの人は失敗した理由として他人を挙げます。例えば、「ライバル企業が機能性に優れた商品開発をしたため、自社のシェアが減った」などです。

ただ、これでは解決策は何も思い浮かびません。あるとすれば、原因が他社であるため、「ライバル企業の商品開発を妨害する」などになります。もちろん、これを実行するのは現実的ではありません。

他社をコントロールすることはできません。当然ながら、ライバル企業に対して「自分の会社の利益を確保するため、商品開発を停止してくれ」と懇願しても聞き入れてくれるはずがないのです。

同じように、環境を理由に上げる人も多いです。「不景気なので、業績が伸びないのは仕方がない」などと考えます。ただ、こうした理由を上げる場合、解決策は「景気が回復するまで待つ」になります。これについても、何の解決にもなっていないことがわかります。

他社(他人)や環境を理由に挙げた時点で、完全なる思考停止状態に陥ります。そこからいくら解決策を考えたとしても、効果的な策を打ち出すことはできません。そこで、成功できない理由は自社(自分)にあると考えなければいけません。

失敗理由を自分に向ける重要性

「失敗した理由」が自社にあるとすればどうでしょうか。例えば、「多くの新卒を採用した結果、お客様からのクレームが増えたためにリピート客への定着が減った」という理由であればどうでしょうか。こうなると、いくらでも有効な解決策を提示できるようになります。例えば、以下のようなものがあります。

・次回は少人数を採用して、しっかり教育をする

・経験が浅くても、お客様満足度が高くなるような仕組みを構築する

他社(他人)や環境を変えることはできません。どれだけコントロールしようとしても、無意味におわります。一方、自社(自分)であれば容易に変えることができます。意識を少し変化させるだけでいいからです。

上手くいかない原因をどこに置くのかは重要です。ほとんどの人は他社や環境など、コントロールできないものへ焦点を当てます。それに対して、業績を大きく伸ばす会社の社長であれば、必ず自社に失敗した原因があると考えます。わずかな変化ですが、これが後になって大きな差となって返ってくるようになります。

成功法則は100年前から変わらない

さて、ここで述べたことは100年前から変わらない普遍的な成功法則ですが、11世紀のイギリスで建造された世界遺産「ウェストミンスター寺院」の墓石には以下のような言葉が刻まれています。

私が若く、自由で、まだ創造力が豊かだったころ、世界を変えることを夢見ていた。

しかし歳をとり、知恵がつくにしたがって、世界はどうしても変わらないことに気づいた。そこで、多少視野を狭め、私の国だけは変えようと決意した。ただ、国もまた動くようには見えなかった。

晩年になり、最後の試みとして自分に最も近い家族を変えることにした。しかし、家族も思うように変えることができなかった。

いま、死の床に伏し、突然私は気がついたのだ。もし、最初に自分自身を変えることができていれば、私の変化を見た家族の反応が変わっただろう。

このときの家族に勇気をもらい、後押しをもらうことで自分の国を変えることができたはずだ。そうすれば、ひょっとすると私は世界を変えることができたのかもしれない。

ウェストミンスター寺院:英国国教会大主教の墓石に刻まれた言葉

結局のところ、どのようにすれば成功するのかについては、いつの時代であっても普遍的です。

成功する方法は何百年も前から共通です。この事実を認識した上で他人や環境を変えようとするのはやめ、自分を変えることだけを考えましょう。そうすれば、結果として周囲が変化していきます。

コントロールできるものに焦点を当てる

ちなみに、大企業であるほど「円高により輸出事業がうまくいかないため、国へ円安圧力をかける」「株価を上げるために、政治家を利用する」など、環境を変えようとします。ただ、環境を変えようと思ってもうまくはいきません。

このような対策を行おうとするのは、大企業の社長の多くが無能であるためです。彼らはゼロから起業したことのない人がほとんどであり、サラリーマン気質なのでどのように対処すればいいのか分からないのです。大企業だから優れているというわけではありません。

これらを踏まえたうえで、あなたは失敗の原因をどこに置いているでしょうか。

他社や外部環境に要因があると思っているのであれば、それ以上の成長は見込めません。一方、自社に原因があると考えるのであれば、解決策は無数に浮かび上がってきます。

業績を伸ばす企業というのは、どれも共通点があります。たとえ業種業態が違っていたとしても、どの社長も似た考えをもっているものなのです。その中の一つとして、「失敗理由をどこに置くか」があります。

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