自社製品を売る方法の一つとして「値下げ」を考える人は多いです。ただし、この考えは小学生でも思いつくことができるとても浅はかなアイディアです。確たる戦略の上で値下げがあるなら良いですが、何も考えずに値下げを行うのは得策ではありません。

値段が高くても商品を売る方法はいくらでもあります。いわゆる「付加価値を付ける」という意味になりますが、どのように付加価値を付ければ良いかを学ばなければいけません。これについて、以下に動画で解説しています。

100円のジュースを1万円で売る方法

缶ジュースを買う場合、自動販売機では110円で買うと思います。それでは、このジュースが110円の価値しかないかと言うとそうではありません。全く同じ商品であっても、分野や見方を変えるといくらでも付加価値を与えることができます。

前述の通り、缶ジュースを自動販売機で買えば110円です。しかし、これをディスカウントショップで買えば70円程度になります。

それでは、これを高級ホテルで出せばどうでしょうか。中身は全く同じ缶ジュースですが、その値段が1000円でも売れてしまいます。これは「高級ホテル」という立地と雰囲気による付加価値を付け加えています。

今度はこの缶ジュースを1万円で売りたいと思います。ある場所に行けば、ただの缶ジュースが1万円以上の値段で感謝されながら売ることができます。

その場所が砂漠です。

さすがにぼったくりかもしれませんが、それでも周りに飲み物がなくて瀕死の人に対してはそのジュースの価値が1万円どころの話ではなくなります。このように、対象を変えれば商品の価値は大きく変わります。

対象を変えるとはどう言うことか

私もこれと全く同じ思考でビジネスを行っています。例えば、私は薬学系サイトを運営していますが、そこで教材販売を行っていました。

今ではこの教材のほとんどを無料で提供していますが、この薬学系教材の値段は10万円でした。これが月に5~6件程度売れていきます。

この時の対象は医師や薬剤師ではありません。これら専門家に対してアプローチしてもそこまで効果がありません。そこで、これを初心者に売ります。具体的には看護師や医療系翻訳の人たちです。

これらの人は薬に関する学術知識が必須になりますが、実際のところ薬学の勉強をする機会がないです。専門書も難解な言葉で埋められており、初心者を対象にした薬学系の教科書はこの世に私が作成したものしかありません。

そのため、これらの人に対しては普通に売れていきます。

前述の通り、対象を変えれば商品の値段が違ってきます。100円のジュースが人によって1万円になるのと同じように、私の薬学系教材も人によれば10万円を払ってでも欲しい教材だったのです。

このように考えれば、商品の値段はそこまで重要でないことが分かります。それまでにない付加価値のある商品であれば、値段が高くても欲しい人には売ることができます。

落差を付ける

付加価値を付ける基準としては「落差」を考えてください。この落差が大きいほど強力な付加価値として商品を売ることができます。

例えば、薬学に関して言えば難解な教科書を読み解いて頭を使いながら何年も勉強しなければいけません。ゼロベースの人はこれが多大なるストレスになります。

このような薬学を私は何年もかけて勉強してきましたが、それを初心者でも学べるように翻訳して教材化しました。そして、次のようなメッセージを送ります。

「自分で勉強しても良いですが、大きなストレスの中で何十年も頭を抱えながら勉強しなければいけません。しかし、私の教材であれば10万円はかかりますが、初心者でも半年で理解できるようにしています」

このように、「ストレスを受けながら何十年も勉強を続ける」という状態を半年間に縮めました。このような落差があるから売ることができます。もしこの落差が小さければ売るのは難しくなります。

その商品を買うことによって「お客様の未来をどのように変えることができるのか」を考え始めると、ようやく付加価値の意味が理解できるようになります。

利益率95%を超すポータルサイトビジネス:無料メルマガ登録

書籍出版の案内:出版キャンペーン中

Twitterでビジネス情報を確認