インターネットビジネスを行うとき、どのような収益構造になるのかというと、基本は広告業を営むことにより稼ぐようになります。広告(他の第三者が販売しているもの)を自分のWeb媒体に貼り付け、広告主の代わりに宣伝する広告ビジネスとなるのです。

新卒学生が就職先として希望する中で必ず上位にくる業界の一つとして広告業あります。いわゆる情報を主体としてビジネス展開している会社になるのですが、ネットビジネスも基本的には広告ビジネスとなります。

ただ、広告にもいくつか種類があります。そうした広告業の中でも、ネットビジネスは非常に優秀な広告業として位置付けられています。そのため、個人運営であっても月100万円以上の収益を得られるようになるのです。

ここでは、ネットビジネスでのWeb広告としてどのような種類があるのかを確認したうえで、その中でもアフィリエイト広告の種類や仕組みについて解説していきます。

広告には3つの種類がある

大きく分けてWeb広告は3つに分類されます。この種類としては以下のようになります。

  • 掲載型
  • クリック型(クリック報酬型)
  • 成果報酬型

広告の中でも、それぞれの効果は大きく異なります。実際にネットビジネスで広告を取り扱う場合、それぞれがどのような仕組みになっているのか理解しなければいけません。

掲載型の広告は圧倒的に稼げない

掲載型の広告とは、例えば「自ら保有するWebページの中のある部分に一ヶ月の間、広告を掲載する」などのような形態になります。世の中に存在する一般的なWeb広告がこれに当たります。

例えば、Yahooのトップページに掲載型の広告が載せてあります。ここに掲載するためには200万以上のお金がかかります。

これは別にネットだけに限らず、あらゆる媒体で掲載型の広告が活用されています。テレビCMや新聞広告、雑誌広告、電車の中刷り広告など、さまざまな場面で掲載型の広告が見受けられます。

いわゆる純広告と呼ばれており、「ここに広告を掲載する代わりとして、一回につき〇万円をもらう」という種類の広告です。

しかし、個人や中小企業が同じビジネスモデルを実行する場合、まったくおすすめできません。ほぼ確実に失敗するからです。

このような掲載型の広告はお客様にとって見れば、「本当に効果があるのかどうか分かりにくい」という欠点があります。「多分効果があるだろう」という推測のもとで行わざるを得ません。広告として最も不確実性を伴う方法が掲載型の広告となります。

こうした特徴があるため、残念ながら純広告を集めようとしても掲載してくれる人は現れません。また、純広告で成功している会社はどれも大企業であったり、何億円もの資金調達に成功していたりする会社ばかりです。

これらの実情を考えると、副業・起業を行う個人事業主や中小企業が純広告のビジネスモデルに取り組むのはおすすめできないのです。

クリック保証型(クリック報酬型)の報酬相場

そこで登場した広告として「クリック保証型」という形態があります。クリック型の広告はインターネットに特徴的なものであり、PPC広告とも呼ばれます。

掲載型の広告(純広告)では、ただ掲載されているだけなので「そこからどれだけ広告がクリックされたか」「どれだけ商品が売れていったか」などは関係ありません。そこで、「広告がクリックされることに関しては収益を保証します」と改善したのがクリック保証型の広告です。

この広告では、クリック単価として「その広告が1回クリックされるごとに課金する」という方式を取っています。それまで、リアル媒体でしか広告が存在しなかった時代では、効果があるのか分からない状況で広告を出すのが基本でした。それに比べて、クリックされることで詳細な広告が表示されるので成果に直結しやすく、広告主はお金を出しやすくなります。

クリック報酬型の仕組みを活用して稼ぐことを考える場合、Googleアドセンスというシステムを利用します。ネットビジネスでは「クリック報酬型の広告 = Googleアドセンス」と考えればいいです。

例えば、以下のサイトに貼られている広告がGoogleアドセンスになります。

あなたがサイトやブログを運営してアフィリエイトを実践することを考える場合、一つの選択肢としてこうしたクリック報酬型の広告を取り扱うことがあげられます。

参考までに、報酬単価がいくらくらいかというと、1クリックあたり20~50円ほどが目安になります。1クリックで50円の報酬が出れば相当良い方であり、基本はそこまでいかず20~30円のクリック単価が一般的な相場となります。

参考までに、以下は実際に私がGoogleアドセンスを活用して得た報酬データの一部です。

クリック型広告をサイト・ブログに掲載したとき、CPCが1クリックあたりの報酬額を示しています。上のデータでは26円となっています。

また、ページCTRがクリック率となります。上のデータでは、CTRが0.65%となっています。例えば1,000PV(ページビュー)があった場合、「1,000PV × 0.65% = 6.5回」の広告がクリックされたことが分かります。

1,000PVで6.5回がクリックされ、1クリックあたり26円だとすると、「6.5回 × 26円 = 169円」の報酬額になります。

このように考えると、たとえクリック型広告であったとしてもそこまで報酬額の相場が高くないことが分かります。たしかに純広告と比較するとはるかに儲かるものの、それでも非常に稼ぎにくいのがクリック報酬型の広告になります。

サイトやブログを用いた、成果報酬型広告であるアフィリエイト

広い意味でのアフィリエイトであると、クリック報酬型も含まれます。ただ、一般的にアフィリエイトというのは、完全成果報酬で収益を得ることを指します。

いくら広告がクリックされたとしても、その後に商品が売れるとは限りません。そこで、最もお客様から喜ばれる方式が成果報酬型の広告です。つまり、商品を代理で売る見返りとして、その商品代金の何割かを報酬として貰う仕組みの広告です。

集客代行であり、確実に商品が売れた分だけ報酬を支払えば良いので、販売者側としてはリスクがありません。例えば、以下は育毛剤に関するアフィリエイト広告になります。ここには、新規購入での成果報酬額7,000円と記載されています。

これはつまり、あなたのサイトやブログ経由で上記の育毛剤を販売した場合、成果報酬として7,000円が支払われることを意味しています。

アフィリエイト広告では、ASPという会社を必ず利用することになります。ASPとは、「アフィリエイト広告をたくさん保有している会社」だと考えてください。

もちろん、広告とはいっても特定の商品を対象としたものとは限りません。完全成果報酬のアフィリエイトを一般的に物販アフィリエイト(サイトアフィリエイト)と呼びますが、これにはサービスも広告対象として含まれるのが基本となっています。

例えば、私は以下のような薬剤師専門の転職サイトを運営しています。

私のサイト経由で転職希望者が転職エージェントに登録した場合、成果報酬でお金が支払われるようになっています。この場合、転職支援サービスが広告対象となります。

また、成果報酬型広告の大きな特徴として、クリックされて商品が売れたときの相場単価が他の種類の広告に比べて非常に高いことが挙げられます。例として、以下に私のアフィリエイト管理画面の一部を記しています。

この中のEPCというのが、広告1クリック当たりの報酬単価を記しています。ここにある通り、広告がクリックされて売れた場合の報酬は200円以上が基本であり、中には1クリックあたり1,000円以上の報酬単価になっている広告も存在します。

先ほど、クリック報酬型広告の1クリック当たりの相場単価を記しました。20~50円が一般的な目安であり、私のサイトではGoogleアドセンスでは1クリック26円となっていました。ただ、これを完全成果報酬による物販アフィリエイトにするだけで、報酬単価が簡単に10倍以上に跳ね上がるのです。

アフィリエイト広告の種類の中でも、最も稼げる仕組みが成果報酬型広告を用いたアフィリエイトだと考えてください。

リアル媒体でも成果報酬(集客代行)が稼げる

なお、成果報酬単価が非常に高いために、個人や中小企業であっても完全成果報酬の広告によって大きな売上を出せるのは、ネットビジネスに限りません。リアルの手法であっても同じことがいえます。

例えば、保険の代理店は自分で商品を保有していることはありません。そうではなく、生命保険やがん保険、自動車保険などを保険会社の代わりとして販売し、成果報酬で利益を得る集客代行ビジネスとなっています。成果報酬なのでバックマージンの額は非常に大きく、保険代理店業界は非常に儲かることで知られています。

これは、不動産も同様です。保有する不動産のすべてを自己管理・自己完結する「大家」の場合は別ですが、成果報酬ビジネスである「不動産売買や賃貸マンションの仲介会社」は非常にたくさん存在します。これらの会社は不動産を物件所有者の代わりに販売・仲介することにより、成果報酬としてバックマージンを得るようになっています。

このように考えると、ネットビジネスでのアフィリエイトに限らず、多くのリアル媒体でもアフィリエイトとまったく同じビジネスモデルが展開されていることに気が付きます。ネットビジネスだから特別なわけではなく、成果報酬方式(集客代行によるバックマージン)はどの業界でも取り入れられているのです。

成果報酬の低い楽天やAmazonのアフィリエイトは微妙

ただ、注意点があります。それは、「成果報酬型広告だからといって、必ずしも報酬相場が高いわけではない」ということです。例えばネットビジネスであれば、絶対に手を出してはいけないものとして楽天やAmazonの広告があります。理由は単純であり、報酬額が非常に少ないからです。

例えばAmazonの場合、売上の3%ほどが報酬になります。楽天も同じようなものだと考えてください。このとき、1万円の商品を売ってもわずか300円にしかなりません。そのため、まったく儲かりません。

例えば、以下は私が実際にAmazonのアフィリエイトプログラムを活用して商品を頑張って売ったときの結果です。

商品全体の売上額は54万2,321円です。これに対する報酬額はたったの1万7,319円であり、約3.2%の報酬割合となっています。これだけ大きな金額を販売したにも関わらず、手にできるお金は少額なのです。

それに対して一般的な物販アフィリエイトだと、例えば100万円の商品を売れば200~300万円の報酬をくれるのは普通です。例えば健康食品はリピートされるため、売った金額の何倍もの報酬を出しても問題ないのです。

こうした現状を考えたとき、楽天やAmazonのアフィリエイトを選択してはいけません。

・TwitterなどのSNSアフィリエイトも稼げない

なお、ネットビジネスで重要となるツールの一つとしてSNSがあります。TwitterやFacebook、YouTubeなどを駆使して自分のメディアを育てるのです。

しかし、SNSを利用してクリック報酬型広告や成果報酬型広告を取り扱ったとしても、ほぼ成果は表れません。こうしたSNSはあくまでも、サイトやブログのブランディングやアクセス流入、リスト取りなどのために利用するのが適切なのです。

情報商材はねずみ講なので微妙

また、ネットビジネスを開始する人の中には情報商材アフィリエイトに手を出す人もいます。むしろ、「アフィリエイト=情報商材」と考えている人もいるほどです。

ただ、情報商材によるネットビジネスはねずみ講となります。「自分が情報商材を売ってアフィリエイト報酬を得たのと同じように、あなたもこの情報商材を他の人に売りつけて稼ぎましょう」という理論で成り立っているからです。

当然ながら人から嫌われますし、少なくとも真っ当なビジネスとはいえません。情報商材も完全成果報酬なので稼いでいる人がいるのは事実ですが、人を騙すことを商売として行うようになり、いろんな場所で批判されるようになります。

ただ、アフィリエイトでも物販アフィリエイトであれば、有益な情報を提供するだけなので感謝メールばかり届くようになります。そのため、同じようにアフィリエイトを始めるのであれば、真っ当なネットビジネスを考えなければいけません。

アフィリエイトの相場を比較し、成果報酬ビジネスを行う

ネットビジネスを副業や起業として開始するとき、ほとんどの人が広告業としてビジネスの収益化を図ることになります。中にはサイトやブログを立ち上げて自分の保有する商品を販売する人もいますが、多くは広告を取り扱い、他人の商品・サービスを販売することになります。

このとき、インターネットビジネスでメインになるのがクリック報酬型と成果報酬型になります。ただ、アフィリエイトでの報酬単価の相場を比較したとき、圧倒的に成果報酬型広告の方が稼げます。

実際、ネットビジネスで稼いでいる人のランキングを見ると、ほぼ例外なく全員が成果報酬での広告を取り扱っています。当然、これには理由があるわけです。

もちろん副業としてゆるくビジネスを始めたい場合、クリック型の広告だけを考えても問題ありません。ただ、ビジネスとして本気で稼ぐことを考える場合、完全成果報酬の広告を利用することを考えましょう。これが、アフィリエイトで稼ぐコツになります。

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