ビジネスの基本概念としてフロントエンドバックエンドという考えが重要になります。また、アップセル・クロスセルも存在します。

フロントエンドと言うのは、簡単に考えれば「最初に見せる商品」の事を指します。バックエンドとは、「フロントエンドを買ってくれた人に対して、さらに売り込みをかける商品」となります。

例えば、あなたが旅行をする時を考えてください。国内旅行でも海外旅行でも良いです。この時、旅行に申し込むこと自体が旅行会社のフロントエンドになります。

しかし実際のところ、あなたに旅行ツアーへ参加してもらうだけではそこまで旅行会社は稼ぐことができません。そのほとんどが経費などで消えていってしまいます。

そこで何を行うかと言うと、旅行ツアーで旅をしている途中に「オプショナルツアー」が必ずと言っていいほど出てくると思います。

しかも、どれも高額です。高額ですが、内容はしっかりしているのでほとんどの人が参加してしまいます。これによって、旅行会社は大きな利益を出すことができます。この時のオプショナルツアーが旅行会社にとってのバックエンドとなります。

・旅行会社にとってのフロントエンド:あなたに旅行へ参加してもらうこと
・旅行会社にとってのバックエンド:旅行時に提案されるオプショナルツアー

なぜバックエンドを行うのか

このように考えると、バックエンドを売り込むのは悪いことのように思う人がいるかもしれません。しかし、そうではありません。

むしろ、バックエンドを考えることのできない方が「お客様の事を考えていない」という事になります。

先ほどの例であれば、既に旅行での日程や時間割は決まっています。中には自由時間が欲しいためにバックエンドとしてのオプショナルツアーに興味のない人もいます。

そのため、そのような人は最初から相手をしなければ良いのです。

ただし、中には旅行を楽しんでいるうちに「高いお金を出してでも、もっと良い景色が見えるツアーやオプションに申し込みたい」と思う人が必ず出てきます。

つまり、旅行会社はこのようなお客様の望みを何としてでも解決すべきなのです。そのためにバックエンドが考えられています。このように考えると、バックエンドを考えられないことがいかにお客様の事を思っていないかを理解できます。

ネットビジネスでのフロントエンドとバックエンド

それでは、ネットビジネスでのフロントエンドとバックエンドはどのように考えれば良いでしょうか。商品を細切れにして無理やりフロントエンドとバックエンドを作っても良いですが、その場合の多くはクレームになります。

バックエンドまで購入することでようやく完成する商品では、「フロントエンドの商品は不完全なものを売っている」と思われて商品自体が売れなくなってしまいます。

それではどうするかと言うと、一番分かりやすい例として次のような流れがあります。

1. 商品を売る(フロントエンド)

2. セミナーを行う(バックエンド)

3. 個別コンサルを行う(バックエンド)

お客様があなたの商品を購入し、その商品が素晴らしくお客様が感動したとします。すると、このお客様は次に何を実現させたいと思うでしょうか。

それは、多くの場合であなたに直接会って話を聞きたいと思うはずです。このようなお客様のフラストレーションをあなたは解決すべきなのです。

そこで、商品を売った後のバックエンドとして「セミナーを開く」という事があります。セミナーに呼び寄せて、あなたと直接会う機会を設けるのです。

フラストレーションを解決する

しかし、中にはあなたのセミナーに参加しただけでは満足しない人がいます。それでは、このお客様はどのようなフラストレーションがあるでしょうか。

それは、「あなたに直接指導をしてもらいたい」ということです。つまり、個別コンサルです。セミナーが終盤に差し掛かったとき、あなたが行うべき事として個別コンサルをバックエンドで売らなければいけないのです。

これでようやく、お客様の不満を解消させることができます。もっと欲をいえば、あなたとジョイントさせるなどでさらに高額なバックエンドを売ることもできます。

このように、「お客様はどのような不満を持っているか」を考え出すと、バックエンドとして売るものが見えてきます。もしバックエンドを売らなければ、あなたは稼げませんしお客様もフラストレーションだけが溜まるばかりです。だからこそ、必ずバックエンドを考える必要があるのです。

今回はネットビジネスで行うフロントエンドとバックエンドの典型的な型を記しましたが、もちろんこの型だけが全てではありません。

月額課金の会員制システムをバックエンドとするかもしれませんし、コミュニティへの参加権がバックエンドかもしれません。アイディアの数だけバックエンドがあります。

これを知れば企業へのコンサルは簡単

実は、フロントエンドとバックエンドの概念を知っているだけでも企業にコンサルティングが出来てしまいます。

特に中小企業の場合、「バックエンドって何?」、「リストって何?」というレベルです。もし、あなたが一人で稼げる能力を身に着けた場合には、これらの企業に対して自信をもってコンサルができるはずです。

早い話、これら企業が販売している商品を使っているお客様の声に耳を傾ければ良いのです。お客様が「その企業の商品を使った上で、どのようなフラストレーションが溜まっているか」を考え出します。

その次に、そのフラストレーションを解決するような商品を、既に購入してくれたお客様に対して売り込めば良いのです。

これによって、売上は簡単に上がります。

まずは自分でビジネスを始めてフロントエンドとバックエンドの概念を実践してみてください。そうすれば、どのようなシステムで行えば良いかを加速的に理解できるようになります。これを行った上で、今度は自分が行ってきたことを他人に教えることができるようになってください。

アップセルとクロスセルの概念

ビジネスで重要となる概念としてフロントエンドとバックエンドがありますが、アップセルやクロスセルという考えも必要になります。

厳密に言えば、アップセルとクロスセルは若干違います。ただし、ビジネスを行う上で重要なのは言葉の意味ではなく概念なので、「アップセルとクロスセルは同じ意味」と考えてもそこまで問題はありません。

あなたが行うのは学者のように知識をひけらかすのではなく、稼ぐことです。稼ぐために言葉の意味を覚える必要はありません。

以下にそれぞれの言葉の意味を記載します。

・アップセルの意味

商品の注文を受けた時、より上位の商品や似たサービスを勧めることをアップセルと言います。その商品と似た製品を売り込むことによって、売上を上げます。

・クロスセル

商品を売った時に、その商品とは別の製品をついでに売ることをクロスセルと言います。たとえ商品とは関係なかったとしても、理由をつければ簡単に売れます。

アップセルやクロスセルで重要なこと

これらアップセルやクロスセルで理解しなければいけない事として、「お客様の財布が開いた瞬間が最も商品を買ってくれる」という事実があります。

フロントエンドやバックエンドも重要ですが、バックエンドでは既に日にちが経っているのでお客様の財布の紐が元通り堅くなっています。

それに対して、その商品を購入した瞬間はまさに財布の紐を開いた状態となります。そこで、ここにさらなる商品を売ることで売上を上げるのです。

例えば、車を購入した後はカーナビなどのオプションが勧められます。そして、多くの人はディーラーに勧められるがままにこれを購入します。また、保険などで新しい契約をした後に「家族プラン」など、新たなプランが登場して「こちらもどうですか」と言われます。

この場合、同じ似たような商品の売り込みをするのでアップセルとなります。

また、マクドナルドなどでハンバーガーを購入すると、「ポテトはいかがですか」と言われます。これは別の製品を売ろうとしているのでクロスセルとなります。

ちなみに、同じマクドナルドでも「MサイズのポテトをLサイズのポテトにしませんか」という提案はアップセルとなります。

別にこのような違いを覚える必要はありませんが、いずれにしても「お客様が財布を開いた時が一番売りやすい」という事を覚えておく必要があります。

ただし、世の中にはこの方法を間違えて使っているために嫌われてしまうケースも多いです。そのため、きちんとお客様が考えていることを認識する必要があります。

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