ウェブサイトでコンテンツを作るときに、「タイトル」を意識していない人は多いです。ただ、いい加減なタイトルを付けてしまうと、せっかく質が高いコンテンツ(記事)を作っても、誰からも見られないコンテンツになる可能性があります。タイトルが魅力的でないと、ユーザーにクリックしてもらえないためです。

そうしたことを避けるためにも、ユーザーにとって魅力的なタイトルを付けることが大切になります。また、ターゲットとなるユーザーが検索するであろうキーワードを意識すると、検索結果でも上位表示されるようになります。

このように、人気サイトを構築するためには、質の高いコンテンツだけでなく、タイトルに力を入れることも重要です。

そこで今回は、「ユーザーがクリックしてアクセスが集まる魅力的なタイトルの付け方」について解説します。

タイトルを意識すべき理由

アクセスが集まるコンテンツを作成するためには、タイトルを意識することが大切です。コンテンツのタイトルが魅力的でないと、どれだけ良いコンテンツを書いてもユーザーに読まれないためです。

人気サイトを構築するためにはコンテンツの質が高いことは必須です。ただ、検索に表示されるのは「タイトル」であるため、ユーザーが「読みたい」と思えるタイトルを付けなければクリックされません。つまり、ユーザーが読みたくなるようなタイトルにすることが重要です。

また、ユーザーはタイトルからある程度コンテンツの中身が推測できないとクリックしません。自分が求めている情報が載っていないコンテンツを開いて無駄な時間を過ごしたくないためです。

Google検索に表れる見出しがタイトル

基本的にインターネットを使って調べ物をするときには、Google(またはYahoo)の検索を利用します。Googleの検索窓に調べたいキーワードを入力することで、以下のようにキーワードに関連したウェブサイトのコンテンツが現れます。

基本的に、検索に対して1つのページ当たり10個のコンテンツが表示されます。そして、コンテンツの一番上に表示されている見出し部分がタイトルです。

つまり、ユーザーが何かを調べようとして検索したときに、最初に目に入ってくるのがコンテンツのタイトルだといます。

このように、Googleで検索したときに目立つように表示されているのがタイトルです。

タイトルが魅力的でないとクリックされない

あなたがGoogleを使って検索したときのことを想像してみてください。おそらく、どのウェブサイトのコンテンツをクリックするかは、タイトルを見て決めるのではないでしょうか。

もちろん、タイトルの下に書いてあるコンテンツの説明文を読んだ後、コンテンツを選ぶ人もいるでしょう。しかし、ほとんどの検索ユーザーはタイトルだけを見てクリックするコンテンツを選択するのです。

そのため、ユーザーにとってタイトルが魅力的でないと、コンテンツがクリックされません。

例えば、あなたが便秘の解消法について調べているとします。そのときに、Googleの検索結果に「便秘の原因と解消法」というタイトルのコンテンツと「今すぐ実践できる!確実に便秘を解消する5つの方法」というタイトルのコンテンツがあったとします。

そうした場合、あなたはどちらを最初にクリックするでしょうか。おそらく、ほとんどの人は後者の「今すぐ実践できる!確実に便秘を解消する5つの方法」を選択するはずです。これら2つのタイトルでは、後者のタイトルの方が明らかに魅力的であるためです。

もちろん、検索順位が上位である方を先にクリックする人は多いです。

実際に、検索順位が1位と2位では、クリックされる確率(クリック率)が2倍以上違うといわれています。具体的には、検索順位の1位に表示されれば、30パーセントの人がクリックするのに対して、2位では14パーセントの人しかクリックしないことが明らかになっているのです。

ただ、いくら検索順位が2位に表示されていても、タイトルが魅力的であれば、1位に表示されているコンテンツよりもクリックされるようになる可能性もあります。それほど、タイトルはユーザーのクリック率に関係しているのです。

このように、ユーザーにクリックしてもらうためには、ユーザーが「読みたい」と感じるような魅力的なタイトルを付けることが大切です。

コンテンツの中身を推測できないタイトルはクリックされない

ここまで述べたように、コンテンツのタイトルはユーザーにとって魅力的なタイトルにすることが重要です。

ただ、いくら魅力的で目に付くようなタイトルであっても、コンテンツの中身が全く推測できないようなタイトルであれば、ユーザーにクリックされません。ユーザーは効率的に情報を得たいと考えているため、自分にとって必要な情報が載っているか分からないタイトルのコンテンツをクリックしないのです。

例えば、先ほどと同じように便秘の解消法について調べているとします。そのときに「今すぐ実践できる!確実に便秘を解消する5つの方法」というタイトルであれば、「便秘を解消するための方法について書いてあるコンテンツ」ということが想像できます。

その一方で「便秘に関する基礎知識」といったタイトルであればどうでしょうか。「便秘に関することが書いてある」という程度は想像できますが、具体的なコンテンツの内容は推測できません。

「便秘に関する基礎知識」というタイトルであると、「便秘の有病率(どれくらいの人が便秘にかかっているかを示す値)について書いてあるのか?」「便秘の原因について書いてあるのか?」「便秘の解消法について書いてあるのか?」といった疑問をもちます。

こうしてコンテンツの中身を漠然としか推測しかできなかった結果、ユーザーはコンテンツをクリックしません。欲しい情報が書いてあるかわからないコンテンツはクリックしないのです。

このように、タイトルはコンテンツの中身を推測できるようにすることが大切になります。

魅力的なタイトルを付けるポイント

ここまで述べたように、いくら良いコンテンツを書いても、魅力的なタイトルでなければユーザーにクリックしてもらえません。ただ、ほとんどの人は意識しても魅力的なタイトルを付けることができません。

ユーザーが読みたくなるような魅力的なタイトルを付けるためには、いくつか意識すべきポイントがあります。それらを意識することで、自然と魅力的なタイトルを付けることができるようになります。

以下に、魅力的なタイトルを付けるポイントについて記します。

ターゲットペルソナを意識する

タイトルを付けるときに最も意識すべきことは、コンテンツのターゲットとなるユーザー(ターゲットペルソナ)を意識することです。ターゲットペルソナとは、記事を読んで欲しい人のことを指します。

ターゲットペルソナはできるだけ具体的かつ詳細に決めるといいです。

例えば、あなたが便秘に関するウェブサイトに「便秘の解消法」に関するコンテンツを書くとします。このときに、大まかなターゲットとして「便秘に悩む人」ということは決まっています。ただ、これだけでは魅力的なコンテンツやタイトルを作るためには不十分です。

質が高いコンテンツやタイトルを作るためには、以下のようにターゲットペルソナをもっと具体的かつ詳細に決めなければいけません。例えば、以下のようになります。

・30代の女性

・2人の小学生を子どもにもつ専業主婦

・2人目の子どもを出産した後から便秘が出現する

・現在は下剤を飲んでいて、週に3回は排便が認められる

・排便後のすっきり感はなく、常にお腹に張り感が残っている

・薬を使わずにどうにかしてお腹の張り感を改善したいと考えている

このように、性別や年齢だけでなく、生活状況、悩みの程度、望みなど、できるだけ詳細にペルソナを設定します。そして、ペルソナだけに向けた文章を書くことで、ペルソナの心に刺さるコンテンツを作成することができるのです。

これは、タイトルでも同じです。もし、以上に挙げたような具体的なペルソナ像を立てずにタイトルを付けるとしたら、おそらく「便秘の解消法」「便秘を改善するために有効な方法」といったタイトルになります。

その一方で、先に挙げたようにペルソナ像を明確にし、ペルソナに向けたタイトルを付けると、以下のようなタイトルになります。

「産後の便秘を下剤に頼らず解消する5つの方法」

「便秘によるお腹の張りを今すぐに解消する7つのポイント」

「薬に頼らず便秘によるお腹の張り感を改善する方法」

このように、詳細かつ具体的にペルソナをイメージしてタイトルを付けると、先ほど挙げたようなペルソナが具体的になっていないときと比較すると、明らかにペルソナの心に刺さるタイトルになっています

もしあなたが30代の主婦で産後の便秘に困っている状況であり、Googleの検索結果に「便秘の解消法」と「産後の便秘を下剤に頼らず解消する5つの方法」という2つのタイトルが並んでいた場合、どちらをクリックしたくなるでしょうか。おそらく、大半の人が「これは自分に向けたコンテンツだ」と感じて、後者のタイトルの方を選ぶはずです。

こうしたことから、ユーザーがクリックしたくなる魅力的なタイトルを付けるためには、まずはターゲットペルソナを明確に設定しましょう。

多くの人に向けたタイトルではなく、一人に向けたタイトルであるほどクリックされるようになります。

メリットを明確にする

ターゲットペルソナに向けてタイトルを付けるときには「コンテンツを読むことで得られるメリット」を明確に示すことも大切です。既に述べたように、ユーザーは「自分が求めている情報が書かれてある」と感じたタイトルのコンテンツをクリックするためです。

タイトルからメリットを読み取れないと、コンテンツを読む気持ちが弱まります

例えば、先ほどの例で挙げたペルソナについて考えてみます。ペルソナ像を以下に再度記します。

・30代の女性

・2人の小学生を子どもにもつ専業主婦

・2人目の子どもを出産した後から便秘が出現する

・現在は下剤を飲んで週に3回は排便が認められる

・排便後もすっきり感はなく、常にお腹に張り感が残っている

・薬を使わずにどうにかしてお腹の張り感をどうにかしたいと考えている

このときに、「30代の女性における便秘について」というタイトルを見て、コンテンツを読むメリットを感じるでしょうか。

確かに、同じ年齢の女性に起こりやすい便秘について知ることができるかもしれません。ただ、わざわざ時間をかけてコンテンツを読んで「30代の女性に起こりやすい便秘」について知ったからといって、悩みが解消する可能性は低いと感じるはずです。

そうではなく、「便秘によるお腹の張りを今すぐに解消する7つのポイント」というように「コンテンツを読み進めることであなたの悩みを解消できる」というメリットがタイトルに入っていれば、コンテンツを読みたいと思ってくれます。

このように、タイトルにはユーザーがコンテンツを読むことで得られるメリットを明確に記すことが大切です。

キーワードを意識する

あなたのウェブサイトやブログに訪れるユーザーは、Googleなどの検索エンジンに検索キーワードを入力することで、知りたい情報を調べます。そして、検索エンジンに表示された結果から、「欲しい情報が載ってそうなタイトル」のコンテンツを選択(クリック)して、そのウェブサイトから情報を得ます。

そうした際に、「タイトルに検索キーワードが入っているかどうか」ということは、ユーザーからのクリック率に大きく影響します。

タイトルにキーワードを入れるべき理由

例えば、あなたが便秘の解消法について調べていたとします。その場合、ほとんどの人は「便秘 解消法」「便秘 治し方」「便秘 良くする」といったキーワードで検索するはずです。

そのときに、検索結果として表示された結果の中に「何ヶ月も続く便秘を数日で解消する5つの方法」や「医者が教える頑固な便秘の治し方」といったように、検索したキーワードが含まれていた方が、間違いなくクリックされるようになります。タイトルに検索キーワードが含まれていた方が、「自分が欲しい情報が載っているコンテンツだ」と感じるためです。

当然、便秘の解消法を探している人が、「便秘の原因について」というタイトルのコンテンツをクリックすることはありません。キーワードが含まれておらず、タイトルを読んだとき、どのようなコンテンツが書かれた記事なのか分からないためです。

さらに、タイトルに検索キーワードを入れることは、ユーザーだけでなくGoogleからも高評価を受けることにつながります。つまり、検索結果の上位に表示されやすくなるのです。

タイトルに入れるキーワードの調べ方

タイトルに入れるキーワードは、「Googleサジェスト」もしくは「関連キーワード取得ツール(仮名・β版)」といったツールを使って、事前に調査します。コンテンツを作成する前には、こうしたツールを使って必ずユーザーの検索意図を推測しておきましょう。

Googleサジェストなどのツールを使うことで、実際にユーザーが検索時に入力する複合キーワード(2語、3語といったようなキーワードの組み合わせ)を抽出できます。

例えば、Googleサジェストで便秘というキーワードを調べると、以下のような複合キーワードが抽出されます。

基本的に、ユーザーは一つの単語ではなく、こうした複数のキーワードを組み合わせて検索します

さらに、調べたいことや悩みが詳細かつ明確な場合には、2語ではなく「便秘 解消法 食事」「便秘 産後 治し方」「便秘 良くする 簡単」といったように3語以上のキーワードで検索するのです。

こうしたキーワードが入ったタイトルにすることで、検索結果に表示されたときにユーザーからクリックされやすくなります。

タイトルにキーワードを入れる際の注意点

ここまで述べたように、タイトルにはユーザーが検索時に入力するキーワードを入れることが重要です。ただ、あまりに意識してキーワードを詰め込みすぎるのは避けるようにしてください

例えば、あなたが看護師の転職に関するサイトを作っているとします。そして、ターゲットとするユーザーが検索するであろうキーワード、Googleサジェストによって以下のように抽出されたとします。

シングルマザー 看護師

シングルマザー 看護師 年収

シングルマザー 看護師 夜勤

シングルマザー 看護師 学校

シングルマザー 看護師 支援

シングルマザー 看護師になる

シングルマザー 看護師 目指す

シングルマザー 看護師 資格

シングルマザー 看護師になるには

シングルマザー 看護師 ブログ

このように、「シングルマザー 看護師」というキーワードで3語目のキーワードがこれだけ抽出されます。このとき、これら全てのキーワードをタイトルに入れることは困難です。また、できるだけ多くのキーワードを使おうとしても日本語が不自然となる可能性が高いです。

そもそも、サジェストで抽出されたキーワードには、ターゲットとなるペルソナに関係のない単語も含まれています。

そのため、Googleサジェストなどで抽出されたキーワードは、全て使用する必要はありません。ペルソナに関係のあるキーワードのみを抽出してタイトルへ使うようにしましょう。

例えば、「シングルマザーの人が年収の高い看護師になる方法」に関するコンテンツを作成するとします。Googleサジェストでは、以上のようなキーワードが抽出されました。

そうした際に、「年収」「学校」「支援」「目指す」「資格」といったキーワードは、ペルソナに関係する単語だといえます。その一方で、「ブログ」といったキーワードは、抽出されたキーワードの中でも、ペルソナが求めている情報とは関係ない単語だと考えられます。

そのため、このときには「ブログ」というキーワードをタイトルに入れる必要はないのです。

具体的には、「シングルマザー 看護師」に「年収」「資格」といったキーワードを組み合わせて、以下のようなタイトルにすればよいでしょう。

タイトル:シングルマザーが年収の高い看護師の資格を取得するには

タイトル:シングルマザーが年収の高い看護師になるには

このように、タイトルにキーワードを入れるときには、抽出された全てのキーワードを使うのではなく、ペルソナに関連のあるキーワードのみを選択して使用するようにしましょう。

文字数は30文字を目安にする

タイトルの文字数は、基本的に制限がありません。しかし実際には、タイトルの文字数は30文字前後(多くても35文字以下)に設定することが大切です。Googleの検索結果に表示されるタイトルの文字数が決まっているためです。

具体的な文字数は時期によって異なるのですが、検索結果にはおおよそ28~32文字のタイトルが表示されます。例えば、33文字以上になると以下のように、それ以後のタイトルは「‥」となるのです。

画像の2番目に表示されているタイトルは「便秘解消効果がある4つの食べ物の正しい選び方をご紹介!即効でる便秘解消法」というのが正式なタイトルです。ただ、タイトルの文字数が36文字あり、33文字以降は「‥」となって途中で消えています。

このように、タイトルは一定の文字数以上になると、検索結果に表示されなくなります。そうしたことを避けるためにも、タイトルは30文字を目安に付けるようにしましょう。

今回述べたように、ウェブサイトに掲載するコンテンツのタイトルは、ユーザーからクリックしてもらうために重要です。また、タイトルにキーワードを入れれば、Googleから評価されて検索結果に上位表示されることにつながります。

たとえ質が高いコンテンツを作っても、検索結果に上位表示されなければユーザーからクリックされることはありません。また、上位表示されても、ユーザーからクリックされなければサイトのアクセス数が増えることはありません。

そうした事態を避けるためにも、キーワードを意識しつつ、ユーザーがクリックしたくなるような魅力的なタイトルを付けるようにしましょう。

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