ブログやサイトを運営するとき、できるだけ成約率を上げなければいけません。そうしたとき、コンバージョン率に大きく関係するものにCTAがあります。

Web上で人を購買へとうまく導くものとして、CTAが存在すると考えましょう。当然、CTAのデザインを考えなければいけませんし、配置や使い方について事前に理解する必要があります。これにより、クリック率や成約率がまったく違ったものになります。

それでは、どのように考えてブログやサイトでの成約率を上昇させればいいのでしょうか。

コピーライティングで非常に重要になる要素がCTAです。ここではCTAの考え方について解説していきます。

成約率に直結するCTAとは何か

まず、CTAとは何かについて理解しなければいけません。CTAは「Call to Action:コール・トゥ・アクション」の頭文字を取ったものであり、日本語に訳すと「行動喚起」になります。文字通り、行動に移させるための導線になります。

ブログやサイト運営を「趣味で行う」のであれば関係ありませんが、そうではなくビジネス目的でネットビジネスを実践する場合、読者をお金に変えなければいけません。

「読者がお金になる」というのは、言い換えれば「Web上で何かしらの行動をさせる」ことを意味しています。例えば、以下のような行動になります。

  • 商品を購入させる
  • 資料請求させる
  • メルマガに登録させる
  • 電話をかけさせる

こうした行動を起こさせなければお金は生まれません。サイトに無料で有益な情報を発信し、読者に「いい内容の記事を読んだ!」と満足してもらい、ページを閉じられてはいけません。その後、読者を行動に移させるからこそネットビジネスでお金が発生するようになるのです。

例えば、以下は看護師の転職サイトになります。

こうしたWebサイトの場合、サイト上で「看護師専門の転職エージェント」に登録してもらうことが最終目的になります。「転職エージェントに登録してもらう」という行動を起こしてもらうことで、ようやくお金が発生するからです。

そこでブログやサイトでは有益な記事を提供していくことになりますが、記事を読んでもらった読者に対して次の行動(先ほどの例であれば転職エージェントに登録してもらうこと)に移すための導線を作る必要があります。この役割を果たすのがCTAになります。

CTAの場所は必ず記事下にする

それでは、CTA(Call to Action)はどこに設置すればいいのでしょうか。設置場所としては、いくつもの候補があります。例えば、以下になります。

  • コンテンツ記事の途中
  • コンテンツ記事の最後
  • サイドバー
  • ポップアップで表示

この中でCTAとして重視すべきなるのは「コンテンツ記事の最後にCTAを置く」ことだけです。それ以外は無視しても問題ありません。

そこでCTAでは、以下のように配置しましょう。

上図について、先ほどと同じように転職エージェントに登録させるためのCTAになっています。

コンテンツ記事を読み終わった読者に対して、そのすぐ下に「薬剤師転職で失敗しないために必要な理想の求人・転職先の探し方とは!」という見出しのバナーを配置し、最終的に「転職エージェント登録のページへ」と促しています。CTAはこうした配置にしましょう。

このとき、記事内でしつこく「転職エージェントへの登録はこちら!」と促せばどうでしょうか。ブログやサイト運営者としては、そうしなければお金にならないのは分かります。ただ、読者からすれば無駄に売り込みされているので「うっとうしい」と感じるようになります。

こうしてページから離脱していき、結果として売り上げが下がったり、Googleの検索エンジンで悪評価を受けたりするようになります。

ポップアップ表示のCTAはさらに最悪

さらにいうと、文章を読んでいる途中で、勝手にポップアップを出して登録を促そうとしてくるサイトもあります。以下のような感じです。

出典:イエウール

こうしたサイトの場合、もっと最悪だといえます。読者のユーザビリティ(サイトの使いやすさ)のことを無視して、自分の利益のことだけ考えているといえます。その結果、サイトの滞在時間が悪くなってページの評価が下がるようになります。

ブログやサイトを運営するとき、SEO(Googleの検索エンジンで上位表示されること)も考えなければいけません。そうしたとき、ポップアップ表示は読者に不快感を与えて長期的にみるとアクセス数が下がって売り上げが大幅に減ります。

「どれだけページが読まれているのか(=滞在時間はどれくらいか)」はそのページが有益かどうかを判定するときに重視されます。記事中にCTAを何度も出したり、ポップアップを表示したりすると、その瞬間にページが閉じられて滞在時間が減り、結果としてSEOに悪影響が出るのです。

CTAでポップアップを出せば、もしかすれば一時的に売り上げが上がるかもしれません。ただ、長期的には損をするので、ユーザビリティの観点でも実施してはいけない方法になります。

記事下の直後は行動喚起のボタン以外にあり得ない

こうしたことを理解したうえで、CTAの設置は必ず記事下だけにしましょう。読者に行動喚起を促すとき、それ以外の場所に設置するのは明らかな間違いだといえます。

なお、このときの記事下というのは、文字どおり「記事の直後」になります。

このルールを意外と守れていない人は多いです。例えば、以下のような状況になっていないでしょうか。

  • 記事下にSNSボタンが大きく設置されている
  • 記事下に関連記事を掲載し、その後にCTAがある

これだとCTAが遠い場所にあるため、ランディングページ(LP)まで飛んでくれる読者は非常に少なくなります。また守れていない場合、改善するだけで一瞬にしてコンバージョン率が倍以上に跳ね上がります。最もクリックされる場所はコンテンツ記事の直後であるため、ここに設置するのはCTA以外にあり得ないと考えましょう。

読みたくなるCTAのデザインにする

また、CTAは単に設置すればいいわけではありません。デザインに注意するようにしましょう。コピーライティングの分野にもなりますが、CTAがしょぼいためにコンバージョン率が低くなっているケースはよくあります。

ダメなCTAとしてよくあるのは、小さいバナーを掲載しているだけのケースです。しかも、そういうバナーの多くには売り込もうとする商品・サービスのメリット・特徴が記されていません。例えば、以下のようなバナーです。

出典:LeadPlus

コンテンツ記事のすぐ下にCTAとしてバナーを掲載しているのは問題ありません。ただ、バナーにある説明の字が小さくて読めませんし、「インバウンドマーケティング?」と読者は疑問が残ります。しかも、無料ダウンロードすることでどういう情報を得られるのかも記されていません。

それに対して、私のサイト(当ビジネスサイト)のCTAは以下のようになっています。

このように、CTAとしてバナーを提示するにしても「どのような人に登録してもらいたいのか」「何を得られるのか」を端的に記しています。そのため、ゼロからサイト運営を始めたい人には響くようになり、クリックしてもらえるようになります。

・安っぽいデザインは不可

なお、当然ながらこのときは安っぽいデザインを掲載するのはやめましょう。例えば、以下のようなバナーになります。

わざとダメなバナーにしましたが、同じ文字であっても以下のように設定すれば読者はCTAを認識して読んでくれるようになります。

どれだけ優れたコンテンツ記事を記したとしても、CTAのバナーやボタンがダメなだけでクリックされなくなり、成約率は著しく落ちます。そのためコピーライティングを学び、読者が自然と読んでくれるバナーを仕上げなければいけません。

CTAボタンの内容はすべて共通で問題ない

ちなみに、このときネットビジネスについて知識のない人だと、「ブログやサイトに表示させるCTAボタンについて、すべて同じになるのか?」と考えることがあります。これについては、全記事については同じで問題ありません。

売れるサイトというのは、メッセージを一つだけに絞ります。例えば、以下のようになります。

  • メルマガに登録してほしい
  • 転職エージェントに登録してほしい
  • 事務所に電話をしてほしい
  • 資料請求をしてほしい

「1サイト、1メッセージ」はネットビジネスの鉄則です。いろんなメッセージを読者に投げかけるのではなく、たった一つのメッセージを提示しなければいけません。

そうしたとき、サイトのゴール(読者に行動してほしいメッセージ)は共通しています。その共通したメッセージについて、ブログ・サイト内にあるすべての記事下で掲載すれば問題ありません。

もちろんコンテンツ記事については、キーワードを調べながら読者ごとに伝える内容を変える必要があります。例えば、「看護師 転職 いじめ」「看護師 転職 年収600万円」では書くべき記事の内容は異なります。

ただ、サイトのメッセージとしては「転職エージェントに登録してほしい」で共通しています。そのため、同一のCTAで問題ないのです。

Call to Actionがないとクリック・成約率が下がる理由

それでは、なぜこうしたCTA(Call to Action)としてバナーやボタンを作成しなければいけないのでしょうか。これは、そのように作成・設置しないとまったく成約しないからです。

サイト運営者側になると、「本当に優れた商品・サービスを提供していれば、勝手に読者が調べてくれて登録してくれる」と考えてしまいがちです。ただ、そうしたことはあり得ません。読者は「どこから申し込みをすればいいのか分からない」と考え、結果としてサイトから離脱していきます。

そこで、分かりやすい場所(記事下)に販売ページへのリンクを設置する必要があります。

ただ、何の説明もなしに販売ページに飛ばしても商品・サービスに申し込まれることはありません。そこで、CTAを活用します。コンテンツ記事とランディングページ(販売ページ)をスムーズにつなげなければならず、そのための役割を担うのがCTAなのです。

テストを重ね、成約率を改善していく

なお、当然ながらCTAは一度作って終わりではありません。そこから成約率を上げていく必要があります。バナーやボタンの文字を変え、デザインを変更し、コピーライティングとしての内容を考えるのです。

そうして、成約率を上昇させていくように仕向けましょう。

このときはツールを活用しても問題ありません。例えば、ヒートマップというツールを利用すれば、読者がどこを見ているのか視覚的に確認できます。以下のような感じです。

上図は私が保有する節税サイトのCTAについて、ヒートマップによって視覚化した結果になります。無料で利用できるヒートマップも存在するため、導入して検証するだけで「CTAで目的の場所に注目が集まっているか」「そもそも記事が読まれているか」を含めて確認できます。

多くの人は一度作って終わります。そのため、コンバージョン率はいつまで経っても上昇しません。そこで、コピーライティングを学びながらもテストを重ねていき、いろんなパターンでバナーやボタン、文字配置を工夫しながら改善していく必要があります。

ネットビジネスでのCTAを工夫し、クリック率を上げる

ブログやサイトを運営するうえで、どれだけアクセス数があっても意味はないです。アクセス数が非常に多いものの、ほとんど稼げていないサイトは腐るほどあります。その反対に、アクセス数は少ないが大きく稼げているサイトもあります。

この違いはコピーライティングを理解しているかどうかにありますが、コピーライティングで重要な要素の一つがCTAです。

記事のすぐ下にCTAを導入することになりますが、この使い方を少しでも間違えるとクリック率が著しく低下し、LP(ランディングページ)に読者を集められなくなります。つまり、成約率が非常に悪くなります。

そこでCTAを正しく配置し、デザインに気を付け、改善を繰り返しながらネットビジネスをしていくようにしましょう。コンバージョン率を改善するだけで売上2倍以上になるのはネットビジネスで普通です。そのため成約率に注意して、どのようにCTAを考えればいいのか理解するといいです。

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