サイトやブログを運営してアクセスが集まるコンテンツ(記事)を作成するためには、質の高い文章を書くことが欠かせません。ユーザーにとって、読みやすく理解しやすい文章を書ければ、自然とアクセスが集まるコンテンツとなります。
また、コンテンツの質を高めるために画像やテーブル(表)を活用することは有効です。画像・テーブルを上手く使うことができれば、コンテンツの内容がさらに理解しやすくなります。
こうしたことから、ウェブサイトやブログを運営する上では、画像やテーブルに関する知識をもっていることが必須だといえます。
そこで今回は、「コンテンツの質を高める画像・テーブルの活用法」について解説します。
コンテンツ作成に画像・テーブルが必要である理由
ウェブサイトやブログに掲載するコンテンツ(記事)では、基本的には文章が中心になります。質の高い文章を書くことができれば、それだけで人気サイトを構築することが可能です。
ただ、コンテンツ内には文章だけではなく、画像やテーブルを入れることも必要になります。以下のように、コンテンツ内に挿入されているのが画像です。
また、テーブルとは、以下のような表を指します。
こうした画像やテーブルを活用することで、さらに質が高いコンテンツとなるのです。
文章だけでは理解できないことがある
人気のウェブサイトを構築するためには、質が高い文章のコンテンツが欠かせません。ただ、どれだけ読みやすく理解しやすい文章であっても、文章だけではユーザーが理解しにくいことは多々あります。
例えば、健康系のサイトを作る場合であれば、機序やメカニズムなどの説明は複雑になるため、画像を活用することは必須です。
他にも株・FXなど金融系のサイトやブログを構築する場合であっても、チャートの見方を含めて図が必ず必要です。
いずれにしても、質の高いコンテンツには図や表が欠かせません。例えば、以下の文章を見てみましょう。
ダイエットで成功するためには、糖質(炭水化物)の摂取量を減らすことが大切になります。糖質を摂ることで「インスリン」と呼ばれるホルモンが分泌されるためです。
インスリンは、すい臓で作られるホルモンであり、血糖値(血液中の糖分量)を下げる働きをもっています。そのため、食事でご飯などの糖質を多く含む食品をとって血糖値が高くなると、血糖値を落ち着かせるためにインスリンが分泌されるのです。 ただ、インスリンには血糖値を下げるだけでなく、脂肪を蓄積する作用があります。つまり、インスリンがたくさん分泌されるほど太りやすくなるのです。 こうしたことから、ダイエットで成功するためには、糖質の摂取量を制限してインスリンの分泌量を抑えることが重要になります。 |
もちろん、文章だけ見ても理解できる人もいます。ただ、特にこうした体のメカニズムなどについては文章だけでは「理解しにくい」と感じる人も多いです。
そこで、以下のようにコンテンツの中に画像を挿入することで、さらに内容を理解できるようになります。
ダイエットで成功するためには、糖質(炭水化物)の摂取量を減らすことが大切になります。糖質を摂ることで「インスリン」と呼ばれるホルモンが分泌されるためです。
インスリンは、すい臓で作られるホルモンであり、血糖値(血液中の糖分量)を下げる働きをもっています。そのため、食事でご飯などの糖質を多く含む食品を摂って血糖値が高くなると、血糖値を落ち着かせるためにインスリンが分泌されるのです。 ただ、インスリンには血糖値を下げるだけでなく、脂肪を蓄積する作用があります。つまり、インスリンがたくさん分泌されるほど太りやすくなるのです。 こうしたことから、ダイエットで成功するためには、糖質の摂取量を制限してインスリンの分泌量を抑えることが重要になります。 |
このように画像を上手く活用することで、ユーザーがよりコンテンツを理解できるようになります。
テーブルを活用することでコンテンツが整理される
コンテンツに記載する情報が多く、ゴチャゴチャしていて見にくい場合には、テーブル(表)を活用することで、コンテンツをスッキリと整理できます。
例えば、以下の文章を見てみましょう。
ダイエットを成功させるために必要なのは、カロリー制限ではなくホルモンコントロールになります。体重の増減をコントロールしているのは、カロリーではなくホルモンであるためです。
例えば、すい臓で作られる「インスリン」と呼ばれるホルモンは、脂肪細胞の蓄積を促すことで肥満を招きます。また、ストレスを感じると「副腎(ふくじん:腎臓の上に存在する臓器)」からコルチゾールというホルモンが分泌されます。コルチゾールはインスリンの分泌を促すため、体重の増加を促すホルモンだといえます。 それに対して、脂肪細胞で作られる「レプチン」は、食欲を抑えたり、新陳代謝を高めたりすることで体重減少を促進します。 こうしたことから、ダイエットで成功するためには、こうしたホルモンの役割や特徴について理解しておくことが大切です。 |
以上の文章では、3つのホルモンについて説明されています。もちろん、文章だけでもそれぞれのホルモンについて理解することはできますが、以下のようなテーブルを挿入すると、さらに情報が整理されます。
ホルモン名 | 作られる場所 | 役割 | 体重に対する影響 |
インスリン | すい臓 | 脂肪細胞に脂肪を蓄積する | 肥満を促す |
コルチゾール | 副腎 | インスリンの分泌を促す | 肥満を促す |
レプチン | 脂肪細胞 | 食欲の抑制、新陳代謝の促進 | 肥満を防ぐ |
以上のようなテーブル画像を挿入することで、情報が整理されてコンテンツがスッキリします。
記事の冒頭にアイキャッチ画像を入れる
また、コンテンツ内に挿入する画像とは別に「アイキャッチ画像」を挿入するようにしましょう。
具体的には、今回のコンテンツ(コンテンツの質をさらに高める「画像・テーブル」の活用法)でいうと以下のようにタイトルの次に現れている画像がアイキャッチ画像です。
このようなアイキャッチ画像は、必ず必要なわけではありません。ただ、入れておいた方がユーザーにコンテンツを読み進めてもらえる可能性が高くなります。
アイキャッチ画像の役割
アイキャッチとは、「目(アイ)を捕まえる(キャッチ)」という意味をもっている言葉です。簡単にいうと、アイキャッチ画像には「ユーザーの目を引き付ける」という役割があります。
ユーザーがコンテンツにたどり着いたときに、最初に目に入るのがアイキャッチ画像です。アイキャッチ画像を載せる方が、ユーザーはコンテンツを読み進めてくれます。画像によって視覚が刺激されることで、ユーザーは「コンテンツを読もう」と感じるのです。
想像してみるとわかると思いますが、文字ばかりのコンテンツよりも画像が使われているコンテンツの方が、読みたいという気持ちが沸くはずです。
これと同じように、最初にアイキャッチ画像を挿入することで、コンテンツを読み進めてもらえるようになります。
このように、アイキャッチ画像には「ユーザーがコンテンツを読み進める気持ちを刺激する」という役割があります。
アイキャッチ画像挿入時の注意点
ここまで述べたように、アイキャッチ画像にはユーザーを引き付ける役割があります。そのため、基本的にはアイキャッチ画像は挿入するようにしましょう。
ただ、アイキャッチ画像を使用するときには、注意しなければいけないことがあります。不適切なアイキャッチ画像を挿入してしまうと、逆にユーザーからコンテンツを読んでもらえないようになるのです。
例えば、大きすぎるアイキャッチ画像はいけません。あまりに画像が大きすぎると、本文が画像によって下に押しやられるため、本文を読み始めるまでに時間がかかるためです。つまり、ユーザーがコンテンツを読みにくくなります。
具体的には、「450 × 300pxや450 × 250px」程度のサイズにすれば、コンテンツの邪魔になることはありません。
また大きな画像は、スマホ(スマートフォン)やパソコンなどで読み込むときの負担が大きくなります。その結果、コンテンツが表示されるまでに余計な時間がかかってしまうのです。
その他にも、コンテンツの内容と全く関係のない画像は使用しないようにしましょう。
例えば、ダイエットに関するコンテンツのアイキャッチ画像として、花を使用するなどです。コンテンツの内容とかけ離れた画像であると、頭の中にギャップが生まれてしまい、ユーザーを混乱させることにつながります。
このように、アイキャッチ画像を挿入する際には「大きすぎる画像を使用しない」「コンテンツと無関係の画像を使わない」という2点に注意するようにしましょう。
コンテンツ内の画像
アイキャッチ画像と同じように、コンテンツ(記事)内に画像を挿入するときにも意識すべきことがあります。画像を挿入するタイミングや注意点を把握しておくことで、画像をより有効に活用できるようになります。
画像を使うべきタイミング
コンテンツ内で画像を利用するタイミングは主に「言葉だけでの説明が難しいとき」「画像を入れるとコンテンツが理解しやすくなるとき」「画像を入れることでコンテンツがスッキリするとき」の3つです。
これら3つのタイミングで画像を挿入することで、コンテンツの質を高めることができます。
言葉だけでの説明が難しいとき
コンテンツの基本は文章です。ただ、文章だけでは説明が難しい場合は多々あります。
例えば、以下の文章をみてみましょう。
ウェブサイトを構築する上で、「トップページ」「カテゴリーページ」「個別(コンテンツ)ページ」の3階層に分けることは大切です。このように3階層の構造にすることで、ユーザーが情報を得やすくなるためです。
トップページとは、いわゆるウェブサイトのメインページになります。そして、メインページにカテゴリーページへのリンクを貼って、カテゴリーページへ移動できるようにします。 さらに、カテゴリーページ内では各コンテンツページへのリンクを貼り付けることで、3階層構造のウェブサイトになるのです。 |
この文章だけだと、ウェブサイトやブログを作ったことがない人は、全くイメージができません。その一方で、以下のように画像を挿入すれば、ウェブサイトを初めて作成する人でもイメージができるようになります。
ウェブサイトを構築する上で、「トップページ」「カテゴリーページ」「個別(コンテンツ)ページ」の3階層に分けることは大切です。このように3階層の構造にすることで、ユーザーが情報を得やすくなるためです。
トップページとは、いわゆるウェブサイトのメインページになります。そして、メインページにカテゴリーページへのリンクを貼って、カテゴリーページへ移動できるようにします。 さらに、カテゴリーページ内では各コンテンツページへのリンクを貼り付けることで、3階層構造のウェブサイトになるのです。 具体的には、以下のようなイメージになります。 |
以上のように画像が入るだけ、文章がとても理解しやすくなります。
このように文章をイメージしやすくする画像を挿入することで、コンテンツの内容が理解しやすくなるのです。
画像を入れるとそれだけで理解しやすくなるとき
コンテンツを書いていると、文章で説明すると長い上にわかりにくくなるようなものでも、画像を入れるだけで理解できるようになる場合が多々あります。
例えば、以下の文章を見てみましょう。
人間の体には、さまざまな臓器が存在しています。例えば、心臓や肺、胃、肝臓、腸などがあります。そして、これらの臓器が体内に収まっているのです。
具体的には、胸には左右それぞれに肺があります。2つの肺の間には心臓が位置しています。心臓と肺が収まっている部位を「胸腔」といいます。 また、肺の下には「横隔膜」と呼ばれる筋肉があり、横隔膜に沿うような形で肝臓と胃があります。さらに、胃の下には腸が位置しているのです。こうした、肝臓や胃、腸が収まっている部位は「腹腔(ふくくう)」と呼ばれます。 つまり、横隔膜は胸郭と腹腔を隔てている筋肉だといえます。 |
これだけでは、実際に臓器がどのような位置関係にあるのかがイメージしにくいです。つまり、文章だけではイメージしにくいといえます。こうした場合には、文章ではなく以下のように画像を活用することで、簡単にイメージしやすくなります。
人間の体には、さまざまな臓器が存在しています。例えば、心臓や肺、胃、肝臓、腸などがあります。そして、これらの臓器が以下のように体内に収まっているのです。
そして、横隔膜より上に位置する肺や心臓が収まっている部位を「胸腔(きょうくう)」、胃と肝臓、腸が収まっている部位を「腹腔(ふくくう)」といいます。 つまり、横隔膜は胸腔と腹腔を分ける筋肉になります。 |
このように、難しい文章で説明するよりも一つの画像を入れることで理解できるような場合には、画像を活用するようにしましょう。
画像を挿入する際の注意点
ここまで述べたように、コンテンツ内に画像を上手く活用することは、コンテンツの質を高めることにつながります。ただ、コンテンツ内に画像を挿入するときにも注意しなければいけないことがあります。特に「無意味なイメージ画像を入れる」ということは、避けるべきです。
例えば、以下の文章をみてみましょう。
ダイエットで成功するためには、適切な運動をすることが大切です。運動は、基礎代謝を高めるだけでなく、痩せやすくするホルモンの分泌を促すためです。
具体的には、有酸素運動をすることで全てのホルモンバランスが整います。そうなると、脂肪の燃焼を促すホルモンと脂肪の蓄積を招くホルモンのバランスも良くなり、太りにくくなるのです。 |
文章中の画像は、コンテンツに書かれている文章と全く関連性がありません。
中には、「こんな無関係な画像なんて入れる人いるのか?」と感じる人もいるはずです。しかし実際には、意外に多くの人が、コンテンツの内容とは全く関係が無い画像を文章内に挿入します。
そうではなく、イメージ画像を入れる場合であっても、以下のようにコンテンツの内容に適した画像を入れてください。
![]() ダイエットで成功するためには、食事制限をすることが大切になります。その中でも痩せるためには、糖質(炭水化物、砂糖)を制限することが欠かせません。糖質は、脂肪の蓄積を促すホルモンの分泌を促して、肥満を招くためです。 |
この文章であれば、糖質制限の話をしているため、糖質をイメージさせる砂糖の画像はコンテンツの内容と関連があるといえます。
このように、コンテンツ内には、関係の無い画像を入れないようにしましょう。
コンテンツ内のテーブルを入れるべきタイミング
画像と同じように、コンテンツ内にテーブル(表)を入れる場合にも、適切なタイミングがあります。特に、「テーブルを使用することで情報が整理される」「比較検討する」「文章の内容を最後にテーブルでまとめる」という3つは、テーブルを活用すべきタイミングだといえます。
情報が整理されるとき
テーブルを挿入することで、文章の情報が整理されるときは、テーブルを活用します。
例えば、以下のような場合です。
ダイエット中には、いくつかのビタミンを摂ることが大切になります。ビタミンが代謝を促進したり、脂肪の燃焼を促したりするためです。
例えば、ビタミンB2(リホフラビン)とビタミンB12には、脂肪の燃焼を促す働きがあります。また、ビタミンB3(ナイアシン)は、代謝を高める作用があるのです。
その他にも、以下に記すように、さまざまなビタミンにダイエット効果があります。
ビタミンB1(チアミン) | 肥満ホルモン(インスリン)の分泌を抑える |
ビタミンB2(リホフラビン) | 脂肪の燃焼を促す |
ビタミンB3(ナイアシン) | 代謝を高める |
ビタミンB6 | 筋肉をつけて代謝を高める |
ビタミンB12 | 脂肪の燃焼を促す |
ビオチン(ビタミンH) | 血糖値を安定させて、インスリンの分泌を抑える |
ビタミンD | 血糖値を安定させて、インスリンの分泌を抑える |
ビタミンA、C、E | 食欲を抑える |
以上に記したビタミンはダイエットに関係しているため、ダイエット中には積極的に摂るようにしましょう。
このように、テーブルを使うことで、コンテンツの内容が整理される場合には、テーブルを活用するようにしましょう。
比較検討するとき
また、複数の事項を比較検討するときにも、テーブルは有効です。
例えば、以下の文章を見てみましょう。
腸内環境を整えるためには、腸内細菌のバランスが大切になります。腸内に腸内細菌がバランス良く生息していれば、腸内環境が良好になるためです。
具体的には、腸内細菌は「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3つに分類されます。そして、それぞれには以下のような特徴があります。
善玉菌 | 悪玉菌 | 日和見菌 | |
健康な腸内における割合 | 20% | 10% | 70% |
役割 | 腸内環境を整える | 腸内環境を乱す | 善玉菌と悪玉菌の割合に応じて、それぞれの役割に加担する
例えば、善玉菌が増えると、腸内環境を整える働きをする |
細菌名 | 乳酸菌(乳酸桿菌)、ビフィズス菌 | ウェルシュ菌、緑膿菌、ブドウ球菌 | バクテロイデス菌、ユウバクテリウム菌、嫌気性連鎖球菌 |
腸内細菌には、表に記したように善玉菌と悪玉菌、日和見菌のそれぞれに違った特徴があります。
このように、いくつかの事柄を比較検討するときにも、テーブルはとても有効です。
文章の内容をテーブルでまとめて最後に載せる
さらに、文章で伝えた後に、同じ内容をテーブルで再度記すことで、ユーザーの理解を深めることもできます。
例えば、以下のようにテーブルを活用します。
タイトル:ダイエット中に不足しがちな3つの栄養素
ダイエット中には、栄養不足になることを避ける必要があります。特に、「脂質」「タンパク質」「鉄分」の3つは、ダイエット中に不足しがちな栄養素です。
脂質:
脂質は、体を動かすためのエネルギーとなります。1グラム当たりに含まれているカロリー量が高いため、ダイエット中に不足する人は多いです。ただ、脂質の摂取量が不足すると、ダイエットが失敗することになります。
例えば、脂質が不足すると、エネルギー不足となってしまうため、冷え症や倦怠感、脱力感などの不調が出現しやすくなります。その結果、ダイエットを断念することになるのです。
そうしたことを防ぐためにも、ダイエット中には脂質が不足しないように、脂質が豊富な食品を摂取することが大切になります。
具体的には、アボカドやバター、チーズには脂質が豊富に含まれています。そのため、ダイエット中に脂質不足が疑われるような症状が出現した場合には、これらの食品を摂るようにしましょう。
タンパク質:
タンパク質は……
鉄分:
鉄分は……
最後に、ダイエット中に不足しがちな栄養素と不足したときに出現する症状、豊富に含まれている食品についてまとめます。
栄養素 | 不足したときに現れる症状 | 豊富に含まれている食品 |
脂質 | 冷え症、倦怠感…… | アボカド、バター…… |
タンパク質 | ||
鉄分 |
このように、文章で伝えたことを再度テーブルにして記すことで、ユーザーがよりコンテンツの内容を理解できるようになります。
画像の作り方
ここまで述べたように、アイキャッチ画像やコンテンツ内へ画像を入れることで、コンテンツの質を高めることができます。
このようなコンテンツの中に挿入する画像は、インターネット上にある「無料素材」もしくは「有料素材」を活用することで、手に入れることができます。ただ、このときには「商用利用OK」である素材を使用するようにしてください。
例えば、無料で商用利用できる画像を手に入れられるウェブサイトとしては「Photo AC」「ぱくたそ」「Pixabay」などが有名です。
こうしたウェブサイトから画像をダウンロードすることで、コンテンツ内に挿入する画像を手に入れられます。
ただ、当然ながらダウンロードした画像を「加工して使用したい」と考えるケースもあります。つまり、商用利用OKの素材を活用してオリジナルの画像を作るということです。そして、画像をあなた自身で作成する場合には、主に「画像に文字・矢印を入れる」「フローチャートを使用する」という2つのパターンに集約されます。
画像に文字・矢印を入れる
画像に文字を入れるというのは、無料素材や有料素材からダウンロードした画像に、新たに文字や矢印を付け加えるということです。
例えば、以下の画像は無料素材でダウンロードした画像に「取り扱い注意」という文字を挿入しました。
このように、ダウンロードした画像に文字や矢印を入れてオリジナル画像にすることは、コンテンツを作成する上でよく利用する方法です。
フローチャート(流れ図)を使用する
また、コンテンツを作成するときには、写真ではなく「フローチャート(流れ図)」を利用することも多々あります。フローチャートとは、「ステップ」や「過程」などを、矢印を用いてわかりやすく記した図です。
例えば、先ほど利用した以下の画像はフローチャートになります。
こうしたフローチャートは、文章をよりわかりやすくするときに有効です。特にウェブサイトやブログを構築していて、順序立てた説明をしたらわかりやすくなる箇所では上手く活用するようにしましょう。
画像の作成方法
それでは、こうしたオリジナル画像は、具体的にどのようにして作成するのでしょうか。画像の作成は一見すると難しく面倒な作業だと感じるかもしれません。しかし実際には、オリジナルの画像は簡単かつ手軽に作成することが可能です。
具体的には「Power point(パワーポイント)」「ペイント」というソフトを利用します。WindowsではなくMacの場合は、Power pointではなく「Keynote(キーノート)」など他のアプリで代用できます。
まず、無料素材や有料素材からダウンロードした画像を、保存したファイル上で右クリックしてコピーします。
その後、Power point(もしくはKeynote)を開いて左上にある「貼り付け」のボタンをクリックします。そうすれば、以下のようにPower point上にダウンロードした画像が現れます。
そして、Power pointの「挿入」などの機能を使って入れたい文字や矢印などを、画像に付け加えます。
最後に、Power pointで作成した画像をコピーしてペイントに貼り付けます。
ペイントに貼り付けた後は、「トリミング」「サイズ変更」などを活用して、画像のサイズを調整して保存します。
このように、パワーポイントとペイントを活用することで、簡単にオリジナル画像が作れるようになります。
今回述べたように、コンテンツの質を高めるために画像やテーブル(表)を活用することは有効です。コンテンツの内容をユーザーにわかりやすく伝えるためにも、必要なときに必要な画像とテーブル(表)を用意できるようにしておきましょう。
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