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事業としてビジネスを動かすためには、お金がまわるようにしなければいけません。そのためには儲かるビジネスを考える必要がありますし、旬のアイディアを取りいれなければいけません。

それでは、どのようにすれば儲かるビジネスを見極めることができるのでしょうか。この方法は単純であり、それは書店に行けば実現できます。本屋を見渡せば、そこにはビジネスで必要なアイディアのすべてが詰め込まれていると考えてください。

また、こうして儲かるビジネスモデルを構築した後は、売上を分析することによって「何をしなければいけないのか」まで考えるようにしましょう。要は、最優先課題を発見するのです。こうしたビジネスを改善していうことによって、何をすればいいのか見えるようになります。

稼げる分野は決まっている

ビジネスを行うとき、画期的なアイディアというのは存在しません。どのビジネスモデルであっても、ほとんどは誰かが既に行ったことの使いまわしです。そして、実際に多くの競合がひしめき合う分野でなければ、ビジネスで大きく稼げるようになることはありません。

例えば、ビジネス(マーケティング、営業など)、美容、健康など、レッドオーシャンと呼ばれる分野が存在します。この分野は100年前から存在しており、多くの人が参入しています。そして、ビジネスではこうした分野に参入しなければいけません。本当の意味で誰もが行っていないことをすると、そもそも市場が少ないので稼げないのです。

そのために儲かる分野を見定める必要があります。そのときに必要なのが、「大型書店へ行ってリサーチをする」という考え方です。書店というのは、世の中のビジネスの縮図だと考えてください。あらゆるビジネスアイディアが書店に詰め込められているのです。

例えば、スポーツでビジネスをしたいと考えるとします。このとき、野球やサッカーであれば、日本である程度の需要があることを誰でも想像できます。それでは、スポーツで他にはどのような分野が優れているかわかるでしょうか。

バスケットボールやバレーボールであれば、大型書店であっても隅に少しだけスペースが割かれていることがほとんどです。これは単純に「ほとんど売れない」からです。そうした本を欲している人の数が少ないからこそ、書店のスペースがわずかなのです。

一方で「ロードバイク」は意外と多くの販売スペース(売り場面積)が確保されています。これは、そうした本が売れるからです。そのような視点で見ると、ロードバイクは他のスポーツをしている人や、そもそも運動をしていない人であっても乗っている人が多いです。つまり、多くの需要があるのです。

同じように考えると、日本で中国語のビジネスをしてもあまり儲かりません。書店で中国語に関する販売スペースはわずかであり、ほとんどが英語本です。そのため、語学では英語を攻めなければいけません。

このように考えると、書店を見渡せばそこにはビジネスのヒントがいくらでも転がっていることがわかります。行うべきビジネスというのは、そのヒントが書店の中にゴロゴロ転がっています。小規模な書店ではなく、大型書店で分野ごとにどれだけのスペースが確保されているのかを見極めれば、狙うべきビジネスが見えてきます。

旬なアイディアを書店から探す

また、書店では旬なビジネスアイディアを探すことができます。これについては、本屋での販売スペースではなくて「ベストセラー本に何があるか」を見極めるようにしてください。

ベストセラーというのは、いまの世の中の時流に乗っている本だといえます。例えば、中東アジアで戦争が勃発したりテロがニュースになったりすると、必ずと言っていいほど「中東情勢に関する本」が売れます。また、オリンピックが近くなるとスポーツに関する本が売れ始めます。このように、世間で話題となる本が売れるようになるのです。

そのように考えると、ベストセラーを見極めることができれば、世の中での旬なアイディアを推測することができます。自分の頭でいくら必死に考えても旬なアイディアは出てきませんが、書店にいけば答えが目の前に広がっているのです。

ただ、実際にビジネスを行うときはベストセラーを参考にしても無意味です。先ほどの例であれば、「中東アジアの情勢」に関するビジネスを始めたとしてもまったく稼ぐことができません。これについては、ビジネス初心者であっても理解できるはずです。

ベストセラーというのは、世の中の動向を確認するのに向いていますが、ビジネスの参考にはあまりならないのです。

ベストセラーではなく、ロングセラーからビジネスを生み出す

そこで、ベストセラーではなくロングセラーに目を向けましょう。ロングセラーであれば、どの時代であっても普遍的に売れていることを意味します。これはつまり、いつの時代であっても需要があるという意味でもあります。長く売れ続けている本というのは、それだけ需要のある分野なのです。

ビジネスを考えるとき、ベストセラーから考えると稼げないジャンルを選んでしまう恐れがあります。そこで、必ずロングセラーから選ぶようにしましょう。

なお、ここまで大型書店からビジネスアイディアを発見する手法を述べましたが、たまに勘違いする人がいます。例えば、「歴史に関する本は長く売れている本がはたくさんあるため、この分野は儲かる」と判断してしまうのです。

ただ、歴史の分野は儲かりません。これは、ロングセラーとはいってもどの程度の規模なのかを比べると分かりやすいです。例えばビジネス書や英語本であれば、何十万部ものロングセラーがいくつも存在します。それに対して、歴史はどうでしょうか。ビジネス書や英語本に比べると、売り上げ規模が非常に小さいです。また、売り場面積も少ないです。

実際、歴史会社の中で大きな利益を出している会社がほとんどいません。こうした現状を冷静に見極めれば、歴史の分野を攻めてはいけないことが分かります。

書店だけでは分からない分野も存在する

このように、儲かるビジネスモデルや旬のアイディアは大型書店でリサーチをすれば発見できます。ただ、中には例外もあります。書店での売り場面積が少なかったり、大きなロングセラー本がなかったとしても儲かるジャンルであることがあるのです。

例えば、転職の分野はビジネスで非常に稼げる分野です。また、クレジットカードも大きく稼げるジャンルだといえます。ただ、転職やクレジットカードに関する本を確認したとき、ビジネス書や英語本ほどの規模で売れている書籍は見当たりません。それでも、ビジネスの分野では儲かるのです。

こうした例外はあるものの、基本的には書店にビジネスで必要なすべての答えがあると考えてください。ビジネスモデルや参入分野に悩んでいる場合は、本屋に出向いてください。そこから、打開策が見えてくるはずです。

売上の分析から、最優先課題を決定するには

なお、儲かるビジネスモデルを構築することができたら、次は行うべきことを決めるようにしましょう。

個人事業主であれ法人であれ、ビジネスを行う以上は売上を伸ばしていかなければいけません。ただ、どのようにして売上を上昇させていき、利益を出し続けるようになれるのかについて理解している人は少ないです。

実際のところ、いまよりも売上を伸ばすためには、自分にとって何が最優先課題なのかを見極める必要があります。そこから重視すべきものを見つめ、集中して労力を費やすことにより、収益性の改善を図るようにするのです。

これには、売上の分析が必要になります。そこで、どのように売上を分析し、最優先課題を決定するのかについて解説していきます。

最優先課題を決定することの重要性

そもそも、なぜ最優先課題を決定する必要があるのでしょうか。これは、「根本となるものは何か」を見極めることがビジネスを行う上で極めて重要になるからです。

事業を継続するうえで、重要なものとそうでないものがあります。例えば飲食店を経営しているとき、全体の売上のうち肉料理がメインであり、利益も大きいのであれば、肉料理の売上を伸ばすように対策を打たなければいけません。

当たり前のような話をしているようですが、残念ながら多くの人はこうした当たり前のことを実行しません。飲食店経営で肉料理の売上が大きいにも関わらず、例えば売上の1%にも満たないカレー料理に着目する人は多いです。そして、「カレーという新料理の売上を大きくすれば、さらに売上を拡大できる」と考えます。要は、売上の増大を考えるときに、新規事業を立ち上げようとするのです。

ビジネスを実行するとき、新規事業に着目するのは問題ないですが、本当に成功できるかどうか分かりませんしリスクが大きいです。事業が上手く回っている場合は問題ありませんが、本来ビジネスというのは既存事業を拡大させる方が圧倒的に楽です。そのため、重要な部分を見極めたうえで真の優先課題を決定する必要があります。

売上の分析から、最優先課題を決定する

このときは、売上を分析する必要があります。まず、どのようにして売上が構成されているのかを見極めるようにしましょう。売上の構成として、最も有名なのは以下のような式です。

・売上 = 単価 × 客数 × 頻度

「単価」というのは、商品の値段になります。1000円の商品ではなく、1万円の商品を売ると売上は10倍になります。そして、その商品をどれだけのお客様が購入したのかを示す「客数」が重要になります。どれだけ単価が高くても、客数が少なければ売上はむしろ減少します。

そして、一人のお客様がどれだけリピートしてくれるのかを示す「頻度」が重要になります。一回だけ購入するのではなく、月に何度も買ってくれればそれだけ収益性は向上します。

こうした売上の方程式は存在するものの、必ずしもこれに沿う必要はありません。例えば、営業マンであれば以下のように売上の式になります。

・売上 = 行動量 × スキル × マーケット

行動してアポを取らなければ、営業できません。また、商品を売るためのスキルが乏しければ、営業成績は向上しません。ただ、そもそも参入するマーケットが小さければ、お客様が存在しないので売上を向上させることはできません。このようにして、営業マンの売上が構成されます。

売上の分類は無数に存在する

それでは、他のパターンを考えてみましょう。ここにルールはなく、例えば「売上 = 男 + 女」という式でも問題ありません。売上を構成している人のうち、男と女のどちらの比重が大きいのかを考えるのです。

また、「売上 = AM(午前) + PM(午後)」という方程式も成り立ちます。あなたの売上のうち、午前が多いでしょうか。それとも、午後が多いでしょうか。そこから、どの時間帯に注力すべきかを把握できるようになります。

同じ思考で考えると、美容室であれば「売上 = カット + パーマ + カラー」などの式が成り立ちます。地域で見れば、「売上 = A地域 + B地域 + ……」という具合になります。業種業態によって売上の方程式は違うため、これらを分析することで、あなたのビジネスにとってどのような売上が重要なのかを見極めるようにするのです。

多くの場合、経営者は単に「売上を伸ばしたい」とだけ考えます。それでは、具体的にどの売上を伸ばしたいのかを問いただすと、答えられない人が大多数です。これは、自分の売上構成を理解していなかったり、何が重要なのかを認識していなかったりするからです。

売上というのは、実はさまざまな要素で成り立っています。そこで、こうした要素を自分の業態に置き換えて分析することにより、本当に重要な根本となるものがうっすらとでもいいので見えてくるようになります。

そこから最優先課題を決定し、多くの時間を割くことによって、格段に売上や利益が上昇していくようになります。

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