インターネットビジネスで成功するためには、文章(記事)を書くことが大切になります。優良な記事を作成して、たくさんの人に読まれる人気のサイトを作り上げることが集客につながるためです。

ただ、多くの人は記事を書くときに「何を書けばいいのかわからない……」という悩みにぶつかります。その結果、サイトを立ち上げたのはいいものの、記事を書くことができずにインターネットビジネスを諦めてしまうのです。

そうしたことを避けるためにも、ウェブ上で書くべき内容を理解しておくことが大切になります。

そこで今回は、「ウェブで書くべき文章を理解する方法」について解説します。

ユーザーが検索する意図、目的

ウェブサイト上に書く記事の内容を考えるときには、まずは検索するユーザーのことを理解しなければいけません。ウェブサイトでのお客様は検索ユーザーであるからです。

そして、ウェブユーザーがインターネットで検索する意図・目的は、主に「何かを知りたい」「悩みを解消したい」という2つになります。

何かを知りたい

ユーザーがウェブを使って検索する目的の一つは前述の通り、「何かを知りたい」ということです。

つまり、「店までの行き方を知りたい」という目的のためにインターネットで検索するのです。例えば、友人と食事をする約束をしたとき、予約したお店の場所がわからなかったとします。そうした際には、インターネットでお店の名前を検索して、お店までのアクセス方法を調べるはずです。

他にも東京に住んでいる人が新宿で合コンを企画する場合、「新宿 合コン」などで検索するはずです。こうして、検索して引っかかってきた中で良さそうな店へ予約するようになるのです。

このように、インターネットのユーザーは何かを知るためにウェブで検索します。

悩みを解消したい

また、ユーザーが検索する目的には「悩みを解消したい」という意図もあります。

例えば、あなたが便秘で悩んだとします。そうした際には、インターネットで「便秘 解消法」などのキーワードで情報を探すはずです。

つまり、「便秘という悩みを解消する」という目的のためにインターネットを活用するのです。

より深く便秘の悩みを解消したい場合、「便秘 断食 デトックス」などで検索するかもしれません。また、自分ではなく子供の便秘を治したい場合、「便秘 子供」などで検索します。

このように、ユーザーには「何かを知りたい」だけでなく、「悩みを解消したい」という目的でインターネット検索を利用する人もいます。

知りたいこと、悩みを理解することが大切

ここまで述べたように、インターネットユーザーが検索する目的は「何かを知りたい」「悩みを解消したい」という2つです。

そして、ウェブサイト上に書くべき記事の内容は「ユーザーが知りたいこと」「悩んでいること」のどちらかを満たしている必要があります。お客様であるユーザーが求めていることが載っているサイトを作成すれば、自然と読者が集まるためです。

そのため、ウェブで人気サイトを構築するためには、まずはユーザーが「知りたいこと」と「悩み」の2つを理解することが大切になります。

意図は言葉に表れる

インターネットで人気サイトを作り上げるためには、ユーザーの検索意図を満たしたコンテンツ(文章)を作成することが重要です。そして、ユーザーの意図は「言葉」として表れるため、その言葉を確認することでユーザーの検索意図を推測することができます。

検索 = 言葉、キーワード

「何かを知りたい」「悩みを解消したい」と考えたとき、ほとんどの人はインターネットを使って調べます。インターネットでの検索は無料である上に、手軽に利用できるためです。

例えば、「肌荒れを良くする方法を知りたい」というときには、Googleの検索枠に「肌荒れ 解消法」などの言葉を入れるはずです。そして、検索結果として現れたブログやサイトを読んで情報を得ます。

つまり、ユーザーの意図は言葉、キーワードとして表現されるのです。

こうしたことから、ユーザーの意図・目的を理解するためには、言葉やキーワードを知ることが大切になります。

ちなみに、「肌荒れ 解消法」で検索するユーザーのキーワードを調査すると、さらに以下のキーワードが掘り出されます。

・肌荒れ 解消法

・肌荒れ 解消方法

・肌荒れ ストレス 解消法

・生理前 肌荒れ 解消法

これらのキーワードから、「どのような人が肌荒れの解消法を知りたいと考えているのかを想像し、それらの内容の記事をどのように構築すればいいのか」について、ザックリ理解できるはずです。

言葉からユーザーのニーズを把握する

ただ、言葉を何となく見ていても、ユーザーの検索意図(ニーズ)は理解できません。言葉やキーワードから、「その人が何を欲しているのか?」ということを推測して、初めてユーザーのニーズを知ることができるのです。

例えば、「札幌 2月 天気」というキーワードであれば、単純に考えると「札幌の2月の気温、天気が知りたい」という目的のように思えます。そうなると、札幌における2月の気温や天候などについての記事を書くことになります。

ただ、これはユーザーのニーズではありません。ユーザーのニーズは、さらにその裏に存在するのです。

例えば、「札幌 2月 天気」で検索したユーザーは、気温や天候だけを知りたくて検索したわけではなく「2月に札幌へ旅行に行くから、そのときに適した服装を知りたい」というニーズが隠れているかもしれません。

さらに、深く考えると「寒いのはイヤ」「雪で滑って転びたくない」というニーズをもっている可能性があるのです。

その場合、ウェブで書くべき記事の内容は「2月の札幌でも寒くない服装」や「札幌でも転ばない靴」などということになります。

あなたが実際に札幌へ2月に行ったことがある場合、ユーザーが考えている裏の心理を理解しやすいです。なぜなら、既にあなた自身が 2 月の札幌で雪が降るかどうか気にした経験があるため、ユーザーがどのような情報を欲しているのか体験談から情報発信できるからです。

そのため、質の高いウェブサイトを構築しようと思ったとき、あなたが過去に経験したことや実体験を踏まえた記事を構築すれば、読者が知りたいと考えていたピッタリの情報を提供することができます。

ユーザーの意図は言葉として表れます。ただ、ウェブでの文章を書くためには、検索ユーザーが使用した言葉の裏側にある真のニーズを推測することが重要になるのです。

そのため、一次情報(その人が実際に見たり聞いたりした実体験)が重宝されます。

文章に書くべき内容

ここまで述べたように、ウェブで記事を作成する際には、言葉からユーザーのニーズを推測しなければいけません。そして、ユーザーのニーズを予測した後は、検索目的を満たし、なおかつ具体的な解決策を提示した文章を書くことが大切です。

検索目的を満たす

検索目的を満たすとは、ユーザーの検索目的である「知りたいこと」「悩み」を満たすことになります。

例えば、先ほどの「札幌 2月 天気」というキーワードで検索したユーザーを例に挙げると、ユーザーの検索目的は「旅行に行ったときに寒くない服装を知りたい」「滑らない靴を知りたい」ということになります。

そのため、記事を作成する際には「2月の札幌で寒くない服装」「札幌で転ばない靴」という記事内容を満たすことが必要になるのです。

具体的な解決策を提示する

ただ、寒くない服装や転ばない靴について抽象的に書くだけでは、ユーザーは満足しません。それだけでは「実際にどうすればいいのか?」という疑問が残るためです。

そのため、検索目的を満たす文章の後には、必ず具体的な解決策を記すことが重要になります。

例えば、2月の札幌で転ばないための靴についての記事を書いたとします。その場合には、最後に「△△というショップで○○社の××という靴を購入すれば良いですよ」という具体的な解決策を提示するのです。

このように、具体的な解決策まで提示して、初めて検索ユーザーを満足させる記事となります。

検索意図を理解する方法

それでは、ここからは実際にユーザーの検索意図を理解する方法について解説していきます。

先に述べたとおり、最も良いのは過去の体験を踏まえて情報提供することです。ただ、全ての情報発信について一次情報を提供するのは現実的ではありません。

そこで、ユーザーの検索意図を理解するためには「調査する」「Q&Aサイトを活用する」「語感を高める」という3つが大切になります。これら3つのことを意識すれば、ユーザーの検索意図を理解することができるようになります。

調査する

ユーザーの検索意図を知るためには、まずは調査が大切です。具体的には「Googleの検索結果」を確認することで、ユーザーの検索意図を推測することができます。Googleは、検索意図を満たしたサイトを上位表示するため、このようなユーザーの検索意図の推測が可能になるのです。

例えば、Googleで「便秘 解消法」と検索すると、最初のページに10の検索結果が現れます。ここで上位に表示されたサイトは、Googleが「便秘 解消法」と検索したユーザーの検索意図を満たしていると判断したサイトだということです。

そのため、上位に表示されているサイトに書かれている内容を調べることが、検索意図を知ることにつながるのです。

このように、目的とする言葉で実際に検索することで、ユーザーの検索意図を調査することができます。

Q&Aサイトを活用する

また、Q&Aサイトを活用することも、ユーザーの検索意図を知るためには有効です。

例えば、「Yahoo知恵袋」「教えてGoo!」「発言小町」といったサイトには、ユーザーのリアルな悩みが記されています。そのため、これらのQ&Aサイトを隅々まで読むことで、ユーザーの悩みを知ることができるのです。

ただ、このときは質問内容だけに注目し、回答は参考程度にするようにしてください。質問に対する回答は、情報が正しいかわからないためです。

このように、検索意図を知るためには、Q&Aサイトを使って調査することが大切になります。

語感を高める

さらに、「語感」を高めることも、検索意図を予測するためには重要です。語感とは、言葉に対する感覚になります。つまり、言葉の裏に隠れた真の意味(検索意図)を理解する力です。

例えば、便秘に悩んでいる人は「どのような人で」「何を知りたくて」「どのようなキーワードで検索しているのだろうか?」ということを想像する力になります。

こうした語感は、常にあなた自身が行う検索を俯瞰(ふかん)することで、高めることができます。

あなた自身が「どのような人で」「何を知りたくて」「どのようなキーワードで検索するか?」ということを意識すれば、自然と語感が高まり、ユーザーの検索意図を理解できるようになるのです。

例えば、これから女性をデートに誘おうと考えている男性であれば、予約する店を調べるためにどのような行動をとるでしょうか。

このとき、まさか「焼肉店」「食べ放題の店」「ファミリーレストラン」などは調べないはずです。これらは男同士で行くときには有効であるものの、デートに適していません。

それよりも、「カップルシートのある店はどこか」「オシャレな内装・外観の店がいい」「駅チカのレストランはどこか」などを考えます。飲食店を調べるときであっても、ターゲットが違えば検索ワードや考えていることはまったく違ってくるのです。

このように、語感を高めることも、ユーザーの検索意図を把握するためには大切になります。

語感を高めるとは、言い換えれば「想像力(妄想力)を働かせ、ユーザーが知りたいことは何かを必死で考える」ことだといえます。

情報発信の分野は自分の強みを活かすべき

ウェブサイトを活用して何か情報発信を行うとき、基本的には「自分が興味関心のある分野」「既に強みをもっている分野」を攻めることが重要です。そうした分野でなければ、どれだけ調査しても検索意図や検索ワードを探ることができないからです。

例えば、アトピーのサイトを構築するとき、「アトピー 腸内細菌」「アトピー水」などの言葉を見たとき、どのように思うでしょうか。

既にアトピー経験のある人であれば、これらの言葉が何を意図するのか理解できます。アトピーには腸内環境が関わっているため、乳酸菌など腸内細菌を整えることで症状が改善することがあります。

また、水も重要なので、摂取する水によってアトピー症状が快方に向かうことがあります。さらに、単なるミネラルウオーターを紹介するのではなく、「純水にした水に対して、ミネラルを付加した人工水のほうが良い」など、いろいろ注意点があります。

ただ、アトピー経験のない人であればここまで分からないため、ユーザーの知りたい情報を提供するのが難しいです。そのため、過去に経験した内容や興味のあったことを記事にした方が圧倒的に優れた内容になります。

未知の分野を攻めるときは徹底的な調査が必要

それでは、未知の分野を攻めるのはダメなのかというと、必ずしもそうではありません。文章作成に慣れていない段階では自分の強みを活かすべきですが、ある程度慣れた後はそれまで知らない未知の分野を攻めることがあります。

ただ、この場合に必ず行うべきものとして「取材」があります。取材とは、実際に悩んだことがある人に対して聞き取り調査を行うことを指します。

例えば先ほどのアトピーの例であれば、私はアトピー性皮膚炎に罹ったことがないため、アトピー患者の悩みを知りません。

ただ、私は実際にアトピー患者と話す機会があり、そのときに「アトピーでは腸内細菌が重要」「ウォーターサーバーを変えたらアトピー症状が改善した」などの話を聞いたことがあります。

これらは「実際にアトピーに悩み、さまざまなことを実践した人」から聞いた生の声であるため、当然ながらその情報を記事化すれば同じようにアトピーに悩んでいる人にとって有益な内容になります。

こうした取材を何人も行っていくことで、ようやく読者が抱える悩みや検索意図が見えてくるようになります。

自分の想像力を活かして語感を高めるとはいっても、それは「読者の悩みを知っている」ことが大前提です。まったく取材をしない状態でライバルサイトを調査し、質問サイトを閲覧し、語感を高めようとしても、他と似たり寄ったりの価値のないウェブサイトになります

こうしたことを避けるため、取材は必須です。取材をすれば本にも載っていないオリジナルの内容を聞き出すことができるため、そうした生の情報を記事化することで、ようやくサイトやブログにアクセスが集まるようになります。

アクセスの集まる人気サイトでは取材が必須

ちなみに、自分の強みを活かしてウェブサイトを作る場合であっても、取材は必要です。

例えば婚活サイトを作ろうと思うとき、あなたがこれまで女性に困ったことがないのであれば、「何年も彼女を作れない男性」の気持ちは分かりません。そのため、人気サイトになることはありません。

既に女性にモテている男性の場合、婚活サイトを必要としません。そうではなく、彼女がいなくて本気で困っている男性が「彼女 欲しい」「デート 誘い方」などで検索するわけです。

ただ、女性に困ったことのない人であれば、女性を喜ばせる会話や好かれる方法は情報発信できたとしても、より重要な「モテない男性」向けの情報は提供できないのでユーザーの要望を満たすことができないのです。

モテない男性の場合、「そもそもデートに誘えないため、そのような会話テクニックといった記事ではなく、もっと基本的で重要な他のことが知りたい」と考えることがほとんどです。

そこで取材をすれば、「デートでの店の選び方が分からない」「そもそも、新規の女性との出会いがない」「どのようなメールを送ればいいか分からない」などの悩みが明確になっていきます。

そうすれば、女性との会話の方法(=女性と会った後の対処法)も重要だが、女性との出会いを広げたり、効果的にデートに誘ったりする方法を情報発信すれば良いことが分かります。

モテる男性がこうした調査をせずに出会いを増やす方法を記事化するとなると、「街に出てナンパすれば、いくらでもかわいい女性との出会いを実現できる」という記事になりかねません。

ただ、実際にモテなくて困っている男性に取材した後に出会いを増やす方法の記事を書くとなると、「友達がいなくても一人で参加できる街コンに行く」「恋愛アプリを利用すれば、誰にもバレずに一人で出会いを広げられる」という、よりユーザーが知りたい情報を提供できるようになります。

これは婚活サイトに限らず、あらゆるサイト・ブログで情報発信するときに共通する事柄です。アクセスを増やしたいと考えるとき、ユーザーの心理を理解することは重要ですが、このように「実際に悩んでいる人に対して取材をする」ことは必ず実施するようにしましょう。

取材をするとなると、これは非常に面倒な作業になります。ただ、多くの人はこれを実践しません。そのため結果的に薄っぺらい内容になってしまうのです。手間暇をかけて質の高い記事を作り半永久的にアクセスを集めたい場合は、取材まで視野に入れてユーザーの検索意図を理解するようにしましょう。

今回述べたように、ユーザーの検索意図を知ることで、ウェブサイトに書くべき文章がはっきりします。常にユーザーの検索意図を意識して記事を作成することが、人気サイトを構築するためには重要なのです。

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