インターネットビジネスで成功するためには、質の高いコンテンツを作成することが重要になります。質の高いコンテンツが詰まったウェブサイトを作って、はじめて集客ができるためです。

どれだけたくさんのコンテンツを作成しても、低品質なコンテンツばかりのサイトではアクセスが集まりません。インターネットでアクセスがないということは「お客様がいない」ということです。つまり、アクセスが集まらないサイトでは、どれだけ良い商品を販売していても売れないのです。

こうしたことから、インターネットビジネスで成功するためには、質の高いコンテンツを作成することが重要になります。そのため、まずは「質の高いコンテンツとは何か?」ということを理解した上で、コンテンツを作っていくことが大切です。

そこで今回は、「ウェブ集客のために質が高いコンテンツを作成する方法」について解説します。

質が高いコンテンツの8つの要素

アクセスが集まるような質が高いコンテンツを作成するためには、まずは「質が高いコンテンツとはどのようなものか?」ということを理解しておく必要があります。質が高いコンテンツの基準を知っておけば、それを満たすようなコンテンツを作成することによって、自然と集客ができるようになるためです。

そして、質が高いコンテンツとは、簡単にいうと「インターネットユーザーに役立つコンテンツ」だといえます。さらに、ユーザーの役立つコンテンツには、主に8つの要素が備わっているのです。

そこで以下に、質が高いコンテンツが備えている8つの要素について記します。

検索意図を満たし、解決策を提示するコンテンツ

ユーザーがインターネットを使って検索をする場合、主に「何かを知りたい」「悩みを解消したい」という2つの目的(検索意図)があります。つまり、自分の役に立つ情報を得たいと考えて検索をするのです。

そのときに、ユーザーに役立つコンテンツとは「検索意図を満たしている」「解決策を提示している」という2つの要素を備えたコンテンツだといえます。

例えば、「美味しいラーメンを食べたい」と思った人は「○○(地域名) ラーメン おすすめ」などと検索する人が多いはずです。このときのユーザーの検索意図は、「○○地区で美味しいラーメンを食べられるお店を知りたい」というものだと予測できます。

そのため、「○○地区でおすすめのラーメン10選」「○○地区人気ラーメン店ランキング」などのコンテンツだと、ユーザーの検索意図を満たしたコンテンツである可能性が高いです。

そして、なおかつ「営業日時」や「アクセス方法」「混雑する時間帯」などの情報が掲載されていれば、実際にユーザーの行動を促すことにつながります。

当然ながら、検索意図を満たしていないようなコンテンツであると、ユーザーはすぐに離脱(サイトから離れる)してしまうのです

このような、ユーザーの検索意図を満たし、解決策を提示する内容であることが、ユーザーに役立つコンテンツとして最も欠かせない要素だといえます。

専門性の高い情報が載っているコンテンツ

コンテンツを作成する上で「専門性の高い情報を掲載する」ということも、質が高いコンテンツの要素となります。専門的な内容ということは、情報の信頼性が高いということにつながるためです。

例えば、あなたが便秘の治し方について調べているときに、以下のような2つの情報であればどちらの情報が信頼できるでしょうか。

便秘を治すためには、食物繊維をとることが大切です。それは、食物繊維が便を形成する材料となるためです。

例えば、野菜には食物繊維がたくさん含まれています。そのため、野菜をたくさん食べるように意識することで、便が形成されやすくなり、便秘が解消されることになります。

便秘を治すためには、便秘の原因を知ることが大切です。一言で便秘といっても、便秘には「腸の運動不全タイプ」「直腸・肛門タイプ」「ストレスタイプ」3つの型が存在しており、それぞれで対処法が異なるためです。

例えば、腸の運動不全タイプとは、便を形成して排便するために必要な腸の活動が悪くなっているために便秘となっているパターンになります。

便の材料となる食物繊維の摂取量が不足したり、ストレスなどによって腸の運動が悪くなったりすることで腸の運動が妨げられることで、便秘となるのです。

そのため、腸の運動不全タイプの人は、便秘解消のために食物繊維を摂取することが有効である可能性が高いといえます。

おそらく、多くの人が2つ目の文章の方が信頼できると感じたはずです。その一つの要素として、1つ目の文章は「一般的に知られている内容である」ということが挙げられます。

それに対して2つ目の文章は、ある程度便秘について詳しい人でないと知らない情報が記載されています。つまり、専門性が高い内容だといえます。

このように、専門性が高い情報が載っているということも、ユーザーに役立つ質の高いコンテンツには欠かせない要因の一つです。訪問者に対して高度な内容を伝えるためには、事前にしっかりと調べる作業が必要になります。

内容が深いコンテンツ

さらに、専門性が高いコンテンツと似ていますが「内容が深い」ということも、質が高いコンテンツを作成する上では大切になります。

また、先ほどの文章を例に挙げて、2つの文章を比較します。

便秘を治すためには、便秘の原因を知ることが大切です。一言で便秘といっても、便秘には「腸の運動不全タイプ」「直腸・肛門タイプ」「ストレスタイプ」3つの型が存在しており、それぞれで対処法が異なるためです。

……

そのため、腸の運動不全タイプの人は、便秘解消のために食物繊維を摂取することが有効である可能性が高いといえます。

便秘を治すためには、便秘の原因を知ることが大切です。一言で便秘といっても、便秘には「腸の運動不全タイプ」「直腸・肛門タイプ」「ストレスタイプ」3つの型が存在しており、それぞれで対処法が異なるためです。

……

そのため、腸の運動不全タイプの人は、便秘解消のために食物繊維を摂取することが有効である可能性が高いといえます。

ただ、一言で食物繊維といっても、食物繊維には「水溶性食物繊維」「不溶性食物繊維」の2つのタイプが存在するのです。そして、便秘のタイプによって、摂取すべき食物繊維は違います。

具体的には……。

2つの文章を見比べてわかる通り、2つ目の文章の方が、より深い内容まで記載したコンテンツとなります。内容が深いコンテンツの方が、ユーザーにとって有益かつ、行動に移しやすいことが理解できます。

このように、できるだけ深い内容の情報を載せることも、質が高いコンテンツを作成する上では重要になります。

ただ、「専門性が高い情報」と「内容が深い」という2つを意識する場合には、ユーザーにわかりにくいコンテンツとなりがちです。あまりにも難しい内容となってしまい、一般のユーザーには理解できないコンテンツとなってしまいます。

そうならないためにも、専門的かつ内容が深いコンテンツを作成するときには、特に「例え」や「具体例」などを豊富に使用して、わかりやすさを意識することが重要です。

根拠のあるデータを元に作成しているコンテンツ

さらに、専門性が高い情報でも「何を根拠に述べているのか?」ということが大切です。例えば、以下の2つの文章を見比べて見ましょう。

便秘の改善には、運動をすることが大切になります。運動は「腸のぜんどう運動(便を形成して肛門まで送り出す、腸の自発的な運動)」を促すためです。
便秘の改善には、運動をすることが大切になります。運動は「腸のぜんどう運動(便を形成して肛門まで送り出す、腸の自発的な運動)」を促すためです。

実際に、2013年に○○大学で便秘の人を対象に行われた研究から「毎日運動を10分したグループと全く運動しないグループでは、運動を実施したグループの方が便秘解消の割合が高かった」ということが報告されています。

2つ目の文章のように、「○○大学で実施された研究」や「厚生労働省の報告」など、信頼性が高いと思われるデータを元にした内容は、質が高いコンテンツとして判断されます。

このように、根拠となるデータを元にコンテンツを作成してその根拠を示すことも、コンテンツの質を高める一つの要素になります。

一次情報が掲載されているコンテンツ

コンテンツとして掲載する情報は、主に「一次情報」「二次情報」「三次情報」の3つに分類されます。

・一次情報

コンテンツを作成する人自身が経験・体験した情報

・二次情報

知人が体験したことを聞いた情報

・三次情報

友達の友達が体験したことを又聞きした情報や、インターネット上から拾ってきたような情報

情報の信頼性は「一次情報 > 二次情報 > 三次情報」というように、情報源から遠ざかるほど低くなります。そして当然ながら、三次情報になるほど、根拠もなく内容が薄いコンテンツとなります。自分が経験していないことは詳しく書けないためです。

そのため、コンテンツの質を維持するためには、できるだけ一次情報(少なくとも二次情報)を元にした内容であることが大切です。

情報発信をするとき、実際のところネット上にある情報をまとめただけの人が多いです。そのため、薄っぺらい記事になってしまいます。こうしたことを避けるため、必ず自分自身で経験したり、取材したりすることを忘れてはいけません。

情報が整理されているコンテンツ

また、情報が整理されているコンテンツとそうでないコンテンツでは、情報が整理されている方がユーザーに役立つコンテンツだといえます。当然、さまざまな情報がバラバラに書かれているコンテンツよりも、関連性のある情報がまとまって書かれている方が見やすいです。

例えば、以下の2つの文章を見比べてみましょう。

便秘を解消するためには、運動や食事を意識することが大切です。運動や食事が、腸の運動に深くかかわっているためです。そして、ストレスを解消することも便秘には深くかかわっています。

さらに、下剤を服用しているかどうかも、便秘の治りやすさには大きく関与しているのです。

例えば、運動は「腸のぜんどう運動(便を形成して、肛門まで送り出す、腸の自発的な運動)」を促すことで、便秘を解消します。また、食事での食物繊維の摂取量が少なくなると、便を形成する材料が足りなくなります。

そして、ストレスや下剤は、腸の運動を悪くするため、便秘の発症・悪化につながります。

このように、便秘を改善するためには、さまざまなことに注意しなければいけないのです。

便秘を解消するためには、さまざまなことに注意することが大切です。特に「運動」と「食事」「ストレス」「下剤」の4つは、便秘の改善に深く関わってきます。

・運動と便秘の関係性

運動は……。

・食事と便秘の関係性

食事は……。

・ストレスと便秘の関係性

ストレスは……。

・下剤と便秘の関係性

下剤は……。

このように、便秘を解消するためには、さまざまなことに注意しなければいけないのです。

一つ目の文章では、1センテンス(1文)にバラバラの情報が詰め込まれているため、非常に見にくい上に内容も薄いです。その一方で、2つ目の文章のように「小見出し」を使って情報を整理すると、見やすい上に一つ一つの情報も深くなります。

このように、情報を整理して書くことも、ユーザーの役立つコンテンツを作成するためには重要です。

裏欲求まで言及しているコンテンツ

裏欲求とは、ユーザーの心の奥底に隠れている欲求です。

例えば、「沖縄 11月 気温」というキーワードで検索しているユーザーがいるとします。その場合、単純に考えるとユーザーが知りたい情報は「沖縄の11月の気温」ということになります。ただ、もう少しユーザーの心理を深く考えると、さらにユーザーが求めていることがわかるようになるのです。

具体的には、「沖縄 11月 気温」と検索した人は、11月に沖縄に旅行に行く予定であり、そのときの服装について知りたいのかもしれません。

そして、11月の沖縄に適した服装に関する情報を求めているとしたら、このユーザーの裏欲求は「11月の沖縄旅行を快適に過ごしたい」ということになります。

そうなると、ただ単に11月の沖縄の気温だけが書いてあるコンテンツよりも、気温に加えて「11月はジャケットを羽織った方が良いですよ」や「トレーナーだけでは肌寒い日があります」といった情報が載っていた方が、ユーザーにとっては有益です。

このように、検索キーワードから表面に見える欲求だけでなく、さらに深いところにある裏欲求に言及した内容に仕上げることができれば、非常に質が高いコンテンツになります

わかりやすい文章と図表を使ったコンテンツ

コンテンツ作成の基本になりますが、ユーザーにとって「わかりやすい文章」に作り上げることは重要です。

例えば、医療従事者が健康に関するコンテンツを作成する際には、「作用機序」「合成される」「抑制される」などの専門用語を使用しがちです。こうした用語が多い文章は、馴染みのない人にとっては非常に読みにくい文章になります。

そのため、「作用機序 → そのようになる理由」や「合成される → 作られる」「抑制される → 抑えられる、弱められる」といったように、簡便な言葉を使用することが大切です。

具体的には、中学生が呼んでもわかるような文章になるように意識しましょう。

以上に挙げたように、8つの要素を意識することで、質の高いコンテンツを作成することができるようになります。

質が高いコンテンツを作成するための2ステップ

ここまで「質が高いコンテンツとは何か?」ということについて述べてきました。ただ、質が高いコンテンツの基準を理解していても、意識するだけで高品質のコンテンツが作成できるわけではありません。

質が高いコンテンツを書くためには、「専門家になる(インプットする)」「自分のフィルターを通す」という2ステップを踏む必要があるのです。

専門家になる(インプットする)

どれだけユーザーが求めている情報を理解できても、それに対して的確な答えが返せなければ、良質なコンテンツとはいえません。そのため、まずはあなた自身が勉強(インプット)して専門家になることが大切です。

ただ、専門家といっても大学などに通って本格的に勉強する必要はありません。そこまで本格的にするのではなく、一般のユーザーよりも一歩でも詳しくなれば良いのです

そこで以下に、ゼロからの分野でも専門家になるための方法を記します。

・書籍、雑誌を読む

専門家になるためには、何よりもまず、関係のある書籍や雑誌を読むようにすることをお勧めします。書籍や雑誌は、良質な情報を安く手に入れられるためです。

例えば、便秘についてのコンテンツを作成するのであれば、便秘に関連する本を少なくとも10冊は購入するようにしましょう。2~3冊では、知識が不十分な上に、特定の著者の見解に偏ってしまいます。

そうならないようにするためにも、作成するサイトに関連する書籍や雑誌は、ありったけ読むことが大切です。

また、書籍や雑誌を読むことは、既に専門的な知識を有している人でも必須になります。

例えば、サプリメントのサイトを作る場合、栄養士の資格を持っていれば、サプリメントのコンテンツを作成するために必要な栄養学的な知識は既にもっています。そうなると、一般的に販売されている書籍や雑誌などを読む必要はないように感じるかもしれません。

しかし実際には、そうした専門的な知識を持っている場合でも、一般向けの書籍や雑誌を読むことは大切です。それは、書籍や雑誌を読むことで、一般人に好まれやすい内容や表現方法などを知ることができるためです。

例えば、栄養の専門家にとって「酸化」という言葉は共通言語であるため、わざわざコンテンツ内で酸化を説明する文章は必要ないように思えます。

しかし、一般の人にとっては「酸化」という言葉は、馴染みがないものです。そのため、ほとんどの一般向け書籍には、以下のように酸化という単語を使った後には、酸化に関する説明が記されています。

ビタミンCは、体内での酸化を抑制することで、体の健康を維持することに役立つ栄養素になります。酸化とは、細胞に酸素がくっつくことで、細胞の正常な働きを妨げる反応です。そして、酸化は細胞の老化を促す反応だといえます。

一般向けの雑誌には、一般人がわかりやすいような工夫がなされています。そのため、専門家であっても一般向けの書籍や雑誌を読むことは、ユーザーの役立つコンテンツ作りには欠かせないのです。

このように、コンテンツを作成する前には、必ず関連する書籍や雑誌をありったけ読むようにしましょう。

・政府や官公庁が発表している統計資料

基本的に、コンテンツを作成するために、インターネット上の情報を使用することは避けるべきだといえます。インターネット上に存在する情報のほとんどは三次情報であり、信頼性が低い情報であるためです。

ただ、その中でも政府や官公庁が発表している統計資料は、コンテンツを作成するための有効な情報源となります。政府や官公庁が使用しているデータは、信頼性が高いためです。

例えば、「○○白書」「厚生労働省調べによる統計資料」などは、非常に利用価値が高い情報になります。

そして、こうした政府や官公庁が発表したデータを根拠にしているコンテンツは、読者からの信頼を得ることにもつながるのです。例えば、以下のような情報が記載されていた場合、どちらの方が信頼できるでしょうか。

平成27年における日本人の正規職員における平均年収は、3,211,000円です。
厚生労働省が実施した「平成27年賃金構造基本統計調査」によると、平成27年における日本人の正規職員における平均年収は3,211,000円です。

以上の2つを見比べたときに、2つ目の「厚生労働省が実施した~」という一文が入っていた方が、明らかに信頼性は増します。

このように、政府や官公庁が発表しているデータは、信頼性が高い情報源であるだけでなく、ユーザーからのコンテンツの信頼性を得ることにもつながるのです。

・2ちゃんねる

また、同じインターネット上の情報でも「2ちゃんねる」は、非常に利用価値が高い情報です。2ちゃんねるは、匿名で書き込める掲示板であるため、インターネットユーザーの本音(リアルな意見)が載っていることが多いのです。

例えば、Facebookなどの本名を明かさなければいけない場所であれば、周りの目を気にして本音を述べられない人が多い傾向にあります。良いことだけを言って、周りの人から好感を得られようとするのです。

その一方で、匿名である2ちゃんねるには、周りの目を気にせずにリアルな意見を述べている人が多い傾向にあります。

もちろん、2ちゃんねるに載っている「悩みに対する解答」は、信頼性が低い情報です。ただ、2ちゃんねるに書かれている悩みは、コンテンツを作成するための重要な情報源になります。

そのため、2ちゃんねるを見ることで、ユーザーが本当に悩んでいることを知ることができるようになるのです。

こうしたことから、2ちゃんねるはコンテンツを作成するための有益な情報源になるといえます。ただ、デマも非常に多いのですべてを信用するのではなく、本当にその情報が正しいかどうかを見極められる知識が付いたうえで 2ちゃんねるの情報を参考にする必要があります。

・調査する

さらに、ユーザーの悩みを知るためには、インターネット上にある「Q&Aサイト」などを利用することも有効です。

例えば、「Yahoo!知恵袋」や「教えてGoo!」「発言小町」といったQ&Aサイトでは、2ちゃんねると同じように、インターネットユーザーのリアルな悩み相談が行われています。

そのため、こうしたQ&Aサイトを調査することで、ユーザーの悩みを知ることができるようになるのです。

・体験者への取材

既に述べたように、コンテンツを作成する際には、一次情報に近い情報を掲載することが大切です。ただ、全てのコンテンツをあなた自身が体験して書くことは現実的ではありません。

そうした場合には、体験者に取材をして二次情報を得ることが必要です。体験者に話を聞くことができれば、よりリアルな情報を得ることができます。

例えば、化粧品のコンテンツを作成するのであれば、体験者から使用感として「ザラザラ」や「ツルツル」「ねっとり」といったように、リアルな表現を聞くことができます。そして、そうしたリアルな表現を使ってコンテンツを作成すれば、より信頼性の高いコンテンツとなるのです。

このように、あなた自身が体験できないことは、体験者に取材をすることで、情報を得るようにしましょう。

・広告主への取材

また、他社の商品を紹介するようなビジネス(アフィリエイトなど)であれば、体験者だけでなく広告主に対して取材をすることも有効です。広告主にインタビューをすることで、ユーザーがもつであろう悩みを解消してコンテンツ化するのです。

例えば、便秘に対するサプリメントを紹介するサイトを作成するとします。このサイトの目的は「コンテンツ内でサプリメントを紹介してユーザーに購入してもらう」ことです。

つまり、ユーザーに「紹介されているサプリメントを買いたい」と思わせなければいけません。

そのため、ユーザーが疑問に思うことは、全てコンテンツ化して、サイト内で解消できるようにしておくことが大切です。サプリメントに疑問を持ったユーザーは、疑問を解決するために他のサイトに移って(離脱して)しまうためです。そうなると、あなたのサイトから商品が売れなくなります。

そうしたユーザーの悩みを解消するために、広告主へ質問することは有効なのです。

例えば、「サプリメントを飲む際に起こりやすい問題」や「サプリメントの効果を高めるためのポイント」などは、広告主に聞いた方が詳細な情報を得ることができます。

こうした、ユーザーがもつであろう悩みについて広告主にインタビュー(もしくはお客様センターへの電話など)をしてコンテンツ化することが、ユーザーにとって有益なコンテンツを作ることにつながり、サイトからの離脱を防ぐことになるのです。

質の高い記事を作るうえで、体験者や広告主への取材は必須だと思ってください。私も良いコンテンツを作るために取材をしたことがこれまでに何度もあります。例えば、以下では薬剤師の転職サイトを作るため、実際に転職エージェント(転職支援会社)に取材したときの様子です。

「こうした疑問点や問題は、どうすれば実現できるかまたは解決できるか」を考えると、記事の内容が濃くなります。

・学術論文

さらに、専門的な情報を得るために「学術論文」を使用することも有効です。ただ、学術論文は記載されていることが難しいため、内容を理解する必要はありません。そうではなく、学術論文の中にコンテンツの根拠として使えるような情報を見つけることができるのです。

例えば、便秘のコンテンツで「善玉菌を増やすことが大切」という主張をしていたとします。そうした際に、「善玉菌は便秘を改善させる」という結論を出している論文があれば、それを元にしてコンテンツを作成するだけで、信頼性が高いコンテンツとなるのです。

論文の中身を理解するのではなく、コンテンツの根拠を見つけるために、学術論文は役立つのです。

・国民生活センター

国民生活センターの情報は、政府や官公庁などが公表しているデータと同様に、信頼度が高い情報になります。そのため、国民生活センターが報告しているデータは、コンテンツの情報源として有益です。

例えば、国民生活センターのサイトには、商品に対する苦情や製品販売に対する相談など、消費者トラブルに関わる情報が豊富にあります。

こうしたデータから、一般の人が持つ悩みを知ることができるのです。また、国民生活センターが公表しているデータを元にコンテンツを作成すれば、コンテンツの信頼性も高くなります。

一次情報にこだわる

書籍や雑誌、取材などでインプットをした後は、実際にコンテンツを作成していきます。ただ、このときに意識しなければいけないことは「できるだけ一次情報にこだわってコンテンツを作る」ということです。

既に述べたように、情報源が一次情報から離れる(三次情報に近づく)ほど、コンテンツの質は下がります。これは、いってしまえば「伝言ゲーム」のような状況になるためです。

伝言ゲームでは、数人から数十人に口伝えで情報を伝達していきます。ただ、最後に人が受け取った情報は、最初に伝えられた情報とは全然違うものになっていることがほとんどです。つまり、伝言する人の数が多くなるほど、真実とは違う情報が伝わってしまうことになります。

情報源に関しても同様で、自分自身が体験した一次情報は、ほとんど真実に近い情報です。

そして「友人の体験談」「友人の友人の体験談」「誰が体験したかわからないけどインターネット上に掲載されていた」というように、情報源から離れていくほど、情報の信憑性は低くなっていきます。

こうしたことから、コンテンツを作成する際には、集めた情報の中でも、可能な限り一次情報に近い情報を活用することが大切です。

また、実際の写真に勝る根拠はありません。あなたが体験した一次情報を、なおかつ写真で示すことができれば、さらに情報の信頼度は高くなるのです。

そのため、自分自身で体験できる場合には、可能な限り写真を撮影しておくようにしましょう。

一次情報を手に入れる方法

それでは、一次情報を手に入れるためにはどのようにすれば良いのでしょうか。ここからは、一次情報の入手方法について解説します。

・商品を買う、使う、試す

あなたのサイトが、商品を販売するようなサイトであれば、実際に商品を買って使用することで一次情報を得ることができます。

インターネットビジネスを行っている人の中には「自分が紹介している商品を使用したことがない」という人が存在するのも事実です。ただ、これでは良いコンテンツを作ることができません。

商品を紹介するためには、実際に購入して使用することが重要です。

例えば、化粧品を紹介するサイトを作っているのであれば、実際に紹介している化粧品を買って試します。そして、あなたが感じた「使用感」や「良かった点」「注意すべき点」などを体験談のコンテンツとして作成します

また、このときにはできる限り写真を撮って掲載するようにしましょう。あなたが使用している姿が写っている写真を載せることで、さらにユーザーからの信頼度は高くなるのです。

プロのような写真ではダメです。素人感あふれる写真を載せることで、ようやく読者から共感を得られるようになります。例えば、健康食品を紹介するときは以下のような写真を活用します。

当然、こうした写真を撮るためには実際に商品を購入しなければいけません。そのため面倒ですが、必ず実践するようにしましょう。そうしなければリアルな体験を載せることができず、結果として質の低い記事になってしまいます。

商品を紹介する場合には、あなた自身が実際に商品やサービスを利用することで、一次情報を得ることができます。

・サービスを体験する

商品を紹介するときと同じように、あるサービスをお勧めして、利用を促すようなサイトであれば、サービスを実際に利用することで一次情報を得ることができます。

例えば、脱毛サロンを紹介するサイトを作成したとします。そうした場合には、実際に紹介している脱毛サロンに通うのです。そして、「スタッフの対応」や「脱毛の効果」「不快に感じたこと」などをコンテンツ化します。

当然、画像も入手しましょう。「脱毛サロンの外観」「脱毛前と脱毛後の写真」など、自ら写真を撮ることでリアルな情報を載せていくといいです。

このように、サービスを自分自身で体験することで、一次情報に基づいたコンテンツを作成することができるのです。

・販売会社、業者に電話する

商品やサービスを紹介する場合には、販売会社、業者に対してお客のフリをして電話をすることで、販売会社の対応を体験することができます。

例えば、いくつかの商品を紹介しているとします。そうしたときに、実際にあなた自身が電話をしてその対応を比較したコンテンツを作成することで、リアルな情報をユーザーに届けることができるようになるのです。

このとき、当然ながら「サイトを構築したいため、対応がどうか確認するために電話している」などのようなことは絶対に伝えてはいけません。あくまでも、一人のお客様として電話をしましょう。

このように、他社の商品を紹介するサイトである場合には、販売会社や業者に電話をすることも一次情報を得る有効な方法になります。

・広告主へ取材する

既に述べたように、他社の商品やサービスを紹介する際には、電話をするのではなく直接取材することも、一次情報を得るための有効な手段の一つとなります。

そして、取材の内容をコンテンツ化するときのポイントは「取材している人(あなた)の写真を載せる」ということです。

例えば、広告主に対してあなたがインタビューしている姿を後ろから(2人が写るように)撮影して、コンテンツに掲載します。そうすると、コンテンツにリアル感が出るため、さらに読者からの信頼性が高まるのです。

広告主に取材することも、一次情報を元にしたコンテンツを作成するためには有効な方法だといえます。

二次情報を活用する

コンテンツを作成する上で、一次情報が得られないような場合も少なくありません。そもそも、全てのコンテンツを一次情報で作成することは困難です。

そうした場合には、より一次情報に近い二次情報を活用するようにしましょう。

そして、二次情報を得るためには前述の「体験者への取材」「2ちゃんねるを見る」という2つの方法があります。

・体験者への取材

既に述べたように、体験者に取材をすれば、二次情報を得ることができます。

そのため、家族や知人などを通じて、紹介する商品やサービスの体験者を見つけ出すことが大切です。そして、体験者が見つかった場合には、インタビューをさせてもらうようにしましょう。

質の高いコンテンツを作るとき、取材を有効に活用しなければいけません。例えば転職サイトを作るとき、自分が何度も転職をするわけにはいきません。そこで、例えば一般転職(総合転職)のサイトを構築するときは以下のような人たちに取材していきます。

・20 代での第二新卒で転職した人
・会社をリストラされ、そこから転職サイトを利用した人
・40 代で何とか頑張って転職した人
・出産後、正社員として復帰できた女性

このようにさまざまな人に取材をすれば、それだけ生の情報を仕入れるようになります。取材の内容をそのまま情報発信するだけで、「どのように転職活動を実践すれば、うまく転職できるようになるのか」に関するリアルな体験を述べられるため、他のコンテンツよりも質が高まります。

・2ちゃんねる

既に述べたように、2ちゃんねるには、非常にリアルな悩みや意見が掲載されています。そのため、2ちゃんねるを上手く活用することで、よりニ次情報に近い、リアルな情報を得ることができるのです。

ただ、このとき得た情報を精査する必要があります。さらに、取材や経験を通して既に専門家レベルの知識をもっている必要があります。

ネット上の情報を精査せずそのまま載せる人は多いですが、この場合はウソの情報で埋められた記事になってしまう可能性が高くなります。そうしたことを避けるため、前もって自分で体験し、さらに取材や調査を事前に実施しておくことが望ましいです。

自分フィルターを通してコンテンツを作成する

書籍や雑誌などでインプットをして、情報の選別(一次情報や二次情報を収集)した後は、あなた自身のフィルターを通してコンテンツを作成していきます、勉強したこと(事実だけ)をそのままコンテンツ化しても、ユーザーを惹きつけるようなコンテンツとはならないためです。

例えば、便秘に対するサプリメントの特徴について、取り扱い説明書を元に作成した、以下の2つのコンテンツを見比べてみましょう。

○○(商品名)は、飲みやすさを追求したサプリメントです。そのため、錠剤に抵抗がある人でも、スムーズに飲むことができます。
○○は、飲みやすさを追求したサプリメントです。例えば、私は薬などの錠剤を飲むときも、かなりの抵抗を感じます。そのため、錠剤の薬を飲むときは、必ずといっていいほどむせるのです。

しかし、このサプリメントは、こんにゃくのようにスルリと喉を通ったため、むせずに飲むことができました。

最初の文章は、ありきたりな文章であり、誰でも書けるような内容です。その一方で、2つ目の文章は、体験したあなただからこそ書くことができるような文になっています。

これら2つを読んだときに、2つ目の文章の方が、明らかにリアルかつオリジナリティがあります。また、ユーザーにとっても、体験者の意見が載っているため有益です。

そのため、例えば便秘のサイトを構築して「腸内細菌サプリメント」をアフィリエイトしたい場合、実際にサプリメントを購入して味や使用感をレポートするなどの作業は必須です。

読者は教科書的なことを知りたいわけではなく、「実際のところはどうなのか」というリアルな部分を知りたいわけです。そのため、あなた独自の意見を述べる必要があります。

このときは「味がマズかった」「思うように改善しなかった」「電話対応が悪かった」など、マイナスのことを述べても問題ありません。本心の意見を述べることにより、ようやく読者の心に刺さるようになります

ただ、これを行うためには実際に試したり取材したりする作業が必要になります。

一見すると面倒ですが、これらを行ったうえで生の情報を載せた方がウェブサイトやブログの運営で莫大なアクセスを集められるようになります。そのため、他の人が面倒だと思うことを積極的に行い、読者が求める情報を発信するようにしましょう。

勉強して得た情報をそのまま掲載するのではなく、あなた自身の意見を加えることで、ようやくオリジナルのコンテンツを作成することができます。

今回述べたように、ウェブ集客を成功させるためには、質の高いコンテンツを作成することが大切です。そのためには「質の高いコンテンツの基準」「質の高いコンテンツの作成方法」について理解しておかなければいけません。

以上に述べた内容を理解して実践することで、大量のアクセスが集まるようになります。そして、質の高いコンテンツによるサイトやブログが完成され、ウェブ集客が成功するようになります。

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