副業であれ起業であれ事業を行うとき、必ず儲かるビジネスを実践しなければいけません。つまり、適切なビジネスモデルを構築することが重要になります。まったく同じように作業をしたとしても、参入分野やビジネスモデルが違うだけでその後の収益に何十倍もの差がでることはよくあります。

ビジネスでは参入分野が重要になるため、ビジネスを開始する前は起業アイディアを出し、必死で考える作業が必要です。

しかし、副業や起業を考えているビジネス初心者では何をすればいいのか分かりません。また、既にビジネスが軌道に乗っている経営者であっても新規ビジネスのときはアイディアに悩みます。

そこで、新たな事業を行うときにどのような分野を攻め、ビジネスモデルを構築すればいいのかについて確認していきます。

どの時代でも通じる「資産」を構築するのがビジネスである

事業を実践することでお金儲けを考えるとき、「いま流行の手法に則ったビジネスを行う」「どの時代でも通用するビジネスを行う」ことの2つがビジネスアイディアとして思い浮かべられます。

どちらをしてもいいですが、ビジネスで重要なのは「目の前のお金を稼ぐよりも、将来にわたって何十年も続くビジネスだけを行う」ことです。将来は必ず消えてなくなる分野(いま流行の分野)が存在するため、こうした分野を攻めるのはおすすめしません。

例えば、以前に盛んだった分野に過払い金があります。これは、かつて存在したグレーゾーン金利によって払いすぎていたキャッシングでの手数料を返還してもらうというものになります。2006年に法改正され、グレーゾーン金利が撤廃されてから活況になりました。

ただ、この分野では「2006年より前にお金を借りていた人」が対象であり、新たな人が発生することはありません。お客さんの数が既に決まっており、100%の確率で廃れる分野だったのです。

また、技術革新によって廃れることも多いです。例えばSNSという概念がなくなることはないものの、その手法は変わっていきます。例えば、かつてはmixiと呼ばれるSNSが日本で流行っていました。ただ、現在はSNSとしてmixiを活用する人はほぼいません。その代わり、Facebookが台頭するようになりました。

それに伴い、mixiコンサルタントなど「mixiに関わるサービスでビジネスを展開していた周辺会社」は消えています。

このように流行りのサービスを活用してビジネスを実践してもいいですが、新たなサービスが出現することで1年後には稼げなくなっているリスクがあることを認識しなければいけません。流行に乗ったビジネスでは、いつまでも稼ぎ続けることは難しいのです。

ビジネスモデルの決め方:面白いアイディアは不要

たとえ副業であっても、お金を稼ぐ以上は全員がビジネスをすることになります。このとき、最新の技術を活用してビジネスモデルを組むのは非常に危険です。ここまで述べた通り、1年後に稼げなくなる可能性が高いからです。

そこで、その分野がずっと残り続けるかどうかを判断基準にして参入分野やビジネスモデルを決めるといいです。

実際、私の場合は流行りの分野には参入しないようにしています。その分野が儲かるかどうか未知数ですし、市場が成長するかどうかを含めて運任せである部分が大きいからです。

そうではなく、確実に儲かる分野だけに参入するようにしています。どのような分野かというと、100年前から存在するビジネスです。こうした分野では確実に稼げるようになります。

例えば、一般人にお金を貸すことで高額な利子をつける「金貸し」は江戸時代よりも前から存在します。それが現在ではキャッシングという名前になっています。

他にも、職業を変える「転職」はどの時代であっても行われています。現在は数多くの転職支援会社が存在しますが、転職はどの時代であっても消えることはありません。

同じように考えると、ビジネス、恋愛、英語、相続、不動産、化粧品など大昔から存在し、かなり稼げる分野が存在することに気がつきます。こうした分野だけに参入するのです。100%稼げることが分かっている状態で参入するため、結果として大きな収益を生み出せるようになります。

それでは、同じ目線で世の中にある大企業を思い浮かべてみてください。その会社も100年前から存在する、ライバルひしめく分野に参入していることに気が付きます。例えばリクルートであれば、転職という分野で存在感の大きい会社となります。

転職という、100%儲かる分野で戦っているわけです。画期的なアイディアでビジネスをしている会社など、大企業であってもほとんど存在しません。こうした現実を考えたとき、アイディアの出し方としては「既存のビジネスで何とか起業ネタを出すことはできないか」を考えることがあります。

既に競合ひしめくジャンルで戦うからこそ、大きなお金が動くようになるのです。

ビジネスモデルの学生コンテストで優勝するようなアイディアほど稼げないのは、当然ながら理由があります。本当に稼げる手法は既存のやり方であり、面白いように見える突拍子もないものであるほど市場性がなくお金が動かないからです。

書店に行けば儲かる新規ビジネスを把握できる

それでは、具体的にどのようにすれば儲かるジャンルを発見できるのでしょうか。このときは書店に行きましょう。大型書店に出向くことにより、どのようなジャンルが優れているのか見極められるようになります。

いま、本が売れない時代です。そうした時代に多くの販売スペースを取っている分野というのは、確実に需要があると分かります。例えば語学の分野であれば、英語本ばかりです。TOEICやスピーキング、留学など種類はありますが、いずれにしても英語です。

一方でフランス語やドイツ語、韓国語などはほぼ販売スペースがありません。ここから、語学は英語以外の市場性がないと判断できます。

注意点として、ベストセラーではなくロングセラーに着目することがあります。

ベストセラーというのは、いまの世の中の時流に乗っている本だといえます。例えば、中東アジアで戦争が勃発したりテロがニュースになったりすると、必ずと言っていいほど「中東情勢に関する本」が売れます。また、オリンピックが近くなるとスポーツに関する本が売れ始めます。このように、世間で話題となる本が売れるようになるのです。

ただ、当然ながら中東情勢やオリンピックの分野は稼げません。これは、そうしたビジネスをしている会社が存在しないことからも明らかです。

そこで、ベストセラーではなくロングセラーに目を向けましょう。ロングセラーであれば、どの時代であっても普遍的に売れていることを意味します。これはつまり、いつの時代であっても需要があるという意味でもあります。長く売れ続けている本というのは、それだけ需要のある分野なのです。

広告から稼げる分野を見分ける

このように、儲かるビジネスモデルや旬のアイディアは大型書店でリサーチをすれば発見できます。ただ、中には例外もあります。書店での売り場面積が少なかったり、大きなロングセラー本がなかったとしても儲かるジャンルであることがあるのです。

例えば、転職の分野はビジネスで非常に稼げる分野です。また、クレジットカードも大きく稼げるジャンルだといえます。ただ、転職やクレジットカードに関する本を確認したとき、ビジネス書や英語本ほどの規模で売れている書籍は見当たりません。それでも、ビジネスの分野では儲かるのです。

それでは、書店のロングセラー(売り場面積)に加えてこうした儲かるジャンルまで含めて把握するにはどのようにすればいいのでしょうか。これは、広告を見るようにしましょう。テレビ広告や新聞広告、新聞折り込みチラシ、電車中づり広告、ネット広告など、あらゆる広告が対象です。

例えば、週刊誌の見開きで広告を掲載するには一回で300万円です。ただ、週刊誌を見ると同じ広告が何回も出ていることに気が付きます。なぜ、毎回広告を出しているかというと、300万円の広告を出せばそれ以上のリターンを売られることが分かっているからです。

200万円しか儲からないのに、300万円の広告を出すバカな経営者はいません。それ以上のリターンが見込めるからこそ、広告が出されているのです。

そうした視点でみると、転職や脱毛、サプリメント、相続、不動産、学習塾など出ている広告はどれも同じであることに気が付きます。これらは、高額な広告費を出しても元を取れる業界だといえます。そのため、ビジネスモデルを考えるときはこうした儲かる業界を考えなければいけません。

アイディアを思い浮かばないとき、どこにあるかというと広告です。多くの人は広告を避けますが、アイディア発想のヒントは広告にあるのです。

あらゆるビジネスは仲介ビジネス(マッチングビジネス)

このとき、どのようにして稼げばいいのかというと、特別な理由がない限りは仲介ビジネスを考えるようにしましょう。

ビジネスをするとき、多くの人が目指すのはメーカーです。つまり、自分でオリジナル商品を作って販売しようとするのです。そのため、借金だけが残って倒産するようになります。また、売れない商品を作るようになります。

そこで、仲介ビジネスを考えましょう。要は、他人の商品を代わりに販売するのです。例えば、家電量販店は自分で商品をもっていません。家電メーカーの商品を販売代行しているだけです。同じように書店も自分で本を作っておらず、出版社の本を販売しているにすぎません。

大手建設会社も同じです。注文を受注した後、下請けの工務店に仕事を丸投げしているだけです。自社で施工するわけではありません。

このような視点で考えると、世の中に存在する90%以上のビジネスが仲介ビジネスだと気が付きます。特別な理由がない限り、仲介ビジネスを行うべき理由がこれに当たります。単純に仲介ビジネスの方がリスクなく、大きく稼げるからです。

実際、私はインターネットビジネスを実践して法人化していますが、やっていることは仲介ビジネスばかりです。例えば、以下は商業出版に関するWebサイトです。

サイトには出版したい人が集まってくるため、そうした人にこのサイトでは「優良な出版コンサルタントを紹介します」というメッセージを投げかけています。もし、私のWebサイト経由で出版コンサルが決まった場合、私に紹介料が入る仕組みになっています。

出版という100年前から存在する儲かる業界に参入し、さらには仲介ビジネス(マッチングビジネス)を実践しているからこそ収益が生まれています。

頑張って商品化して、メーカーになろうとしているから稼げないわけです。そうではなく、マッチングビジネスによって仲介するビジネスアイディアにすれば儲かるようになります。これは、世の中のほとんどの会社が仲介ビジネスで成り立っていることからも分かります。

特にサイトやブログ運営を基本とするITビジネスでは、99%以上が仲介ビジネスです。リアルビジネスではメーカーでもまだ成り立ちますが、ネットビジネスでは仲介ビジネスがほとんどになるのです。

100万円以下で実現できるスモールビジネスが優れる

それでは、なぜそもそも仲介ビジネスがほとんどなのでしょうか。これは、独立起業したときの経営リスクを最小限にできるからです。

副業であれ独立起業であれ、もっともダメなビジネスほどスタートアップ から高額なお金を投資しなければいけません。ただ、それだけ外れたときに衝撃が大きいです。むしろ、ビジネスでは外れることの方が大きいため、初期投資の額が大きいほど失敗しやすいです。

一方で仲介ビジネスであれば、他人の商品を取り扱うので「自分で商品を作る手間を省ける(商品開発の費用が不要)」「売れなくなれば、他の商品に変えればいい」「自ら頑張ってアフターフォローする必要がない(人件費・固定を削減できる)」ようになります。

つまり、お金の先出を少なくすることで経営でのリスクをできるだけ少なくできるのです。

例えば私であれば、先に述べた通りWebサイトやブログの運営によるITビジネスをしています。これらは固定費がなく、月の維持費は1,000円ほどです。収益性の高いサイトを持っているだけで勝手にお金が発生する仕組みを構築しているため、ほぼ0円でビジネスを動かせます。

また、仲介ビジネスばかりなので自由に商品を取り換えることができます。例えば、以下は私が保有している薬剤師の転職サイトです。

転職という儲かるジャンルの中でも、薬剤師に特化させています。そのため、非常に儲かるジャンルで仲介ビジネスをしています。

このサイトでは、私は薬剤師の転職エージェントへの登録を促しています。転職サイトへお客さん(転職したい薬剤師)を紹介することにより、紹介料を得るビジネスモデルです。ネットビジネスの世界では、これをアフィリエイトと呼びます。

こうしたアフィリエイトだと従業員を雇う必要がなく、固定費がほとんどなくリスクは少ないです。先ほどの出版コンサルタントのマッチングサイトと同様に、お金のリスクがない仲介ビジネスとなっているのです。

強みのあるジャンルを攻めるべき

アイディアの探し方としては、このようにできるだけお金がかからないビジネスが最適です。そしてもう一つ、起業アイディアの見つけ方としては強みのあるジャンルで勝負するのをおすすめします。

ビジネスでは、「何でもいいから儲かるので行う」「情熱や強みのあるジャンルを攻める」という2つの考え方があります。これらはどちらも正解です。ただ、私が実際にサラリーマンから独立起業してある程度の成功をおさめ、周囲を見ると強みのあるジャンルで成功している人の方が圧倒的に多いです。

私も薬剤師経験があったため、薬剤師の転職サイトを保有しました。また、出版経験があるので商業出版のサイトを作りました。私にしか発信できない情報を詰めた結果、人気サイトになって大きな収益を生み出しています。やはり、情熱をもてるテーマであるほどビジネスはうまくいきやすいです。

なお、このときの強みは何でもいいです。例えば女性起業なら、それだけで脱毛やエステなどに興味がある場合、これらのジャンルを攻めることができます。男性だと微妙ですが、女性なら可能です。要は、何でもいいわけです。

・成功者でも道を踏み外すことがある

ただ、ビジネスの世界になると、なぜか多くの人は自分の強みではないジャンルで勝負しようとします。これはつまり、「王者の剣を捨て去り、素手で戦おうとする」ことと同じ意味です

しかも、こうした過ちはビジネス成功者であっても犯します。例えば、私の知り合いにそば屋で成功した人がいました。ただ、その人が2店舗目の出した店はそば屋ではなく、居酒屋でした。

そば屋と居酒屋は同じ飲食店ではあっても、業態が大きく異なります。そば屋はメニューが基本的にそばだけであり、昼に多くのお客様が入る業態です。一方で居酒屋はメニューが多く、夜に稼ぐビジネスです。同じ飲食店であっても、ノウハウが違うのでゼロから勉強しなおさなければいけません。

実際、その人は居酒屋をいまは潰しました。現在はそば屋だけに集中しています。

既にビジネスで成功している人であっても、こうした失敗をしてしまいます。そのため、自分の強みを深く認識した上で参入分野を決めなければいけません。

自分の強みをしっかりと認識し、それ以外の分野には手を付けないようにしましょう。自分が得意とするジャンルだけで勝負し、さらには廃れない分野を手掛けることで、今後何十年にもわたって稼ぎ続けられるようになります。

ニッチであり、実現困難なビジネスがいいアイディア

しかし、競合が多くニーズがたくさんあるジャンルへ攻めるとはいっても、何の戦略もなしに参入しても既にその分野で活躍している会社には勝てません。そこで、できるだけ分野を絞ることでニッチなジャンルを選択するようにしましょう。

例えば、いまから薬剤師の転職分野を手掛けても遅いです。圧倒的な強者が腐るほどいるからです。私の場合、何年も前からその分野に参入していたため稼げたわけです。

そこで、分野を絞ります。例えば、以下は私のMR転職サイトです。

製薬会社の営業マンをMRといいますが、これに特化させています。転職市場の中でも、こうしたアフィリエイトサイトはほとんどなく、簡単に1位を取ることができました。非常に狭い分野で戦うスモールビジネスですが、こうした小規模サイトでも月30万円以上の利益が自動で発生しています。

大企業だと、このような小さいジャンルにわざわざ参入してきません。個人事業レベルのスモールビジネスだからこそ可能なのです。

同じように考えれば、分野や地域を絞れば非常に簡単にトップを取れます。例えば、整骨院を経営するとき普通の整体院は腐るほど存在します。ただ、妊活専門になると非常に数は限られます。

他にも、エステサロンはいくらでもあります。ただ、「ブラダルエステに特化し、さらには広島市に特化させる」となるとライバルは圧倒的少数です。

既に存在する大手に真っ向勝負を仕掛けても、値段やサービス内容を含めてすべて負けます。そこで、特定の分野に絞ることで独自路線を打ち出すようにしましょう。できるだけシンプルなビジネスであり、絞るようにするのがビジネスアイディアの発想法になります。

・海外や異分野のアイディアをもってくる

また、起業したいけどアイディアがないとき、他の場所で普通に行われていることを実施するだけでも斬新な内容になります。アメリカなど海外で普通のビジネスだったり、異分野で当たり前の手法を活用するのです。

例えば、私のクライアントで「エクステリア工事のマッチングビジネスを行い、成功者になった人」がいます。

仲介料10%なので、例えば200万円の工事を受注すれば20万円の仲介手数料になります。彼が私に起業時に相談してきたとき、エクステリア工事関係の仕事に就いていたのでこうしたWebサイト・ブログを作ることを提案しました。

いまでは、こうした工事関係の情報サイトはたくさんあります。ただ、このサイトを手掛けた当初はゼロでした。ネットビジネスの業界で当たり前の情報サイトをエクステリア工事で応用させただけで簡単にトップを取れた事例になります。

ビジネスで突拍子もない閃きは必要がありません。ビジネスの創出では、他の分野にもヒントが眠っています。

アイディアに特許・著作権はなく、実現困難なほどいい

ただ、もしあなたのビジネスがうまく行くとすぐに真似されます。しかし、アイディアに特許や著作権は存在しないため、これを防ぐことはできません。

このとき、考え方としては「真似されるビジネスモデルで勝負している人が悪い」といえます。アイディアは真似されることを前提として作らなければいけません。そして、実現困難なほどいいです。

実際、私は当サイトを運営していることから、稼ぐための手法や収益性の高いサイトを含めて全公開しています。しかし、それでもパクられることはありません。理由は単純であり、実現困難だからです。

例えば、商業出版のサイトを作るにしても「どうやって出版コンサルタントと提携するのか」「出版業とのコネを作るにはどうするのか」という大きな問題が起こります。実のところ、非常に参入障壁が高いので真似できないわけです。

このように誰でも思いつくシンプルなビジネスではあっても、簡単には実現できないビジネスが優れています。あなたの強みを活かすほど良いビジネスモデルになるのは、そうしたビジネスアイディアを実行に移しやすいことも関係しています。

ちないに、たまに面白いビジネスアイディア権の売買を考える人がいます。ビジネスアイディアの使用権利を販売するのです。ただ、売るにしても著作権が存在しない以上、売りようがありません。

ビジネスは行動して実現するからこそ意味があります。シンプルではあるが、実現な大変なビジネスを独立起業で成し遂げるからこそお金が生まれるようになるのです。

儲かりにくいジャンルには共通点がある

儲かるジャンルについて見つけ方を紹介しました。それでは、儲からないジャンルはどのようにして確認すればいいのでしょうか。これについても共通点があります。

まず、「痛みを伴わない分野」です。もっといえば旅行、映画、お笑い、お酒などのエンターテイメント分野や嗜好品です。こうした娯楽系は不況のときに一番先に切られる分野であり、生活の中になくても困ることはありません。

一方で痛みを伴うもの(病気、金欠、モテないなど)であれば、何としてでも解決しようとするため、大きなお金が動きやすく収益化につなげやすいです。医療業界が不況に強いのは、たとえ不況であっても「薬を飲まない」という選択をする人はほぼいないからです。病気という痛みから逃れるため、多くの人が薬を飲み続けます。

また、金額の安い分野も儲かりません。例えば、カウンセリングをビジネスとして行おうとする人は多いですが、単価が安いのでほぼ稼げません。お客様は喜んでくれるかもしれませんが、自分が忙しいだけで稼げない(=自分が不幸になる)のでお勧めできません。

専門的すぎるのも問題です。例えば、「大学課程の数学」「世界の歴史」などです。こうした分野について、需要はあるかもしれませんが売る商品がありません。そのため、ビジネスとして成り立たないのです。

実際、これらのジャンルは本屋でも売り場スペースはほぼないですし、広告も基本的に出されません。これらの分野でビジネスをしている会社があるものの、大企業は見かけません。そのため、参入してはいけないジャンルになります。

稼げる分野であってもニッチすぎてはいけない

なお、たとえ市場性の大きい稼げる分野を攻めたとしても、範囲を狭めすぎてニッチすぎると急に稼げなくなります。

例えば英語を教えるにしても、「TOEIC300点から600点になる方法」を教える場合、ビジネスとして成り立ちます。一方で「TOEIC800点から900点になる方法」であれば、ビジネスになりません。対象となる人が少なすぎるからです。

ビジネスでは初心者を相手にするのが大原則です。初心者の方が圧倒的に人数が多いからです。

例えば、これから自動車運転を習いたい人は毎年たくさん現れます。そのために自動車教習所が全国にあり、そこでたくさんの人が高いお金を支払って、運転免許を取得しようとするのです。

ただ、プロレーサーになりたいと考える人はほとんどいません。車を運転する人の中で、トップを目指すのはごく一部だけの人です。

これと同じことは、先ほどの英語にもいえます。「TOEIC800点から900点になる方法」を教えてもいいですが、既に英語レベルの高い人は非常に数が少なく、ビジネスとして成り立ちにくいのです。

どのジャンルについても、専門家を相手にすることで対象とする人が少ないと稼げないと考えてください。そこで、初心者を相手にすることを意識しましょう。

アイディアのフレームワークを理解した、出し方のコツを学ぶ

ここまで、どのように儲かる起業アイディアを創出すればいいのかに関するフレームワークを記しました。実際のところ、面白いアイディアはいらないのが現実です。むしろ、ビジネスを始めるときに突拍子もないことであるほど失敗します。

そうではありません。優れた起業アイディアであるほど、以下のフレームワークに沿っています。

  • 既に稼げることが分かっている競合の多い分野
  • 仲介ビジネスを実践している
  • 個人事業でも可能なニッチテーマに絞っている
  • 100万円以下で実現可能なビジネス

私が新規ビジネスをするとき、必ずこの基準を守っています。そのためアイディア自体は大したことがなく、ニートや大学生、主婦、サラリーマンであっても自宅で思いつくビジネスです。週末起業でも実現でき、さらには多額な出資が不要です。それでいて、多くの成功例があります。

ただ、私の場合は簡単には真似できない仕組みにしています。どのようにするのかについては、既に述べた通りです。

ビジネスで稼げるやり方を考えるにはコツがあります。ものすごい閃きは不要であり、必死になってノートに書きだす必要もありません。非常にシンプルなビジネスほど優れています。こうした事実を認識したうえで、自分の強みを活かしたうえで新たなビジネスを生み出すようにしましょう。

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