ビジネスではキャラ作りや設定が重要だといわれています。特にコンサルタントやアドバイザーであると、この傾向は顕著です。「美の伝道師」や「やる気スイッチ」など、なぞの言葉を使いたがる人がほとんどです。

ただ、実際の姿と言っていることが違うため、矛盾してしまうことはよくあります。別にこれはビジネスの世界に限らず、あらゆる分野で共通することです。

不思議系のアイドル

アイドルの中には、不思議系と呼ばれる人たちがいます。「○○星からやってきました」など、不思議な発言を繰り返すことで周囲を惑わせる作戦で売り出すアイドルのことを指します。

私は芸能界に詳しいわけではありませんが、テレビ業界やモデル業界、出版業界の人と付き合いがあるのでさまざまな話を聞くことができます。例えば、モデルでも胸の小さいひとは「元気系」で売り出し、胸の大きい人は「エロ路線」で露出を増やすなどです。

こうして自分の意図とは別のところでキャラ設定され、そのようなキャラを演じるように仕向けられます。ただ、本当の自分とは違う姿であるため、ある程度の年齢になればボロが出てきます。

例えば、不思議系のアイドルはほぼ全員が30歳を超えたあたりから話し方が普通になり、昔の自分をネタにして「あのころは間違っていた」と暴露します。素の自分ではないため、そのままで突き通すには限界がきたのです。

それでは、こうしたアイドルの話は「自分には関係ない」とあなたは思うでしょうか。ただ、実際のところあなたが副業を含めてビジネスをしたいと考える場合、同じ過ちを多くの人が犯します。

典型例は情報商材を売りつけて稼ごうとする人やネットワークビジネスをしている人です。札束を机に広げ、高級車を乗り回している姿を見せ、高価な時計やアクセサリーを身に付けることで「いかにも金持ち」な姿を演じようとしています。

これが、ビジネスでのキャラ作りです。ただ、実力が伴っていない場合がほとんどであるため、1年後に消えていくケースがほとんどです。

ビジネスでのキャラ作り

ここまでいかなくても、どう見ても矛盾したビジネスをしている人はかなりいます。例えば、経営コンサルサントであるにも関わらず年収1000万円にも届いていない人がいます。美の伝道師とか言いながら、かなりブスな人がいます。

他にも、集客方法を教えている人がメルマガリスト1000人に到達していないことがあります。健康ウォーキングを教えるといいながら、自分は太っていて明らかに不健康な人がいます。

キャラ設定をすること自体は悪くありませんが、「それを語るだけの実力」を最初に身に付けなければいけません。ウソのキャラ設定では必ずボロが出ます。お客様から突っ込みを入れられ、二度と戻ってはこなくなります。

ただ、起業セミナーに行くとたいていは「まずは自分のキャラを作りましょう」「プロフィールをしっかり書きましょう」など、小手先のテクニック論に終始します。そうして実力のないままキャラを演じ、不思議系アイドルと同じように時間が経つにつれて精神的に厳しくなっていきます。

ビジネスにおいて、特別なキャラを演じる必要はありません。実際、私は起業の方法を教えている人の中ではかなり地味です。住んでいる場所は東京から遠く離れた地方の田舎ですし、いまだに車をもっていなければ時計もありません。日々の暮らしは質素倹約そのものです。

これは私が特別にキャラ設定しているわけではなく、そういう家庭に生まれ育ったので、ありのままの姿を見せているだけです。そのため、精神的にも穏やかにビジネスを進めることができています。

また、私は普段の生活で豪華な姿をまったく見せていない(行っていないので見せることができない)ためか、結果的にビジネスに対して真面目に取り組もうと考える人たちがたくさん集まるようになりました。

金儲けのことだけを考える情報弱者ではなく、ビジネスに対して真摯で誠実な人が多く集まるようになったため、私にとっては良い結果を生み出すようになったというわけです。

安いキャラ設定は無意味です。それどころか、変にキャラを作ると破たんしてしまいます。あなたが下手にビジネスキャラを演じているのであれば、いますぐ止めて方向転換するのが適切です。

自分の性格や経歴でウソをつくと、後であらゆる場面で矛盾が起こり、苦労することになります。既に取り返しのつかないところまでいっている人は、不思議系アイドルのように開き直って180度方向転換しましょう。まだ傷口の浅い人は、いますぐキャラ設定をやめて素の姿に戻ることを意識しましょう。

利益率95%を超すポータルサイトビジネス:無料メルマガ登録

書籍出版の案内:出版キャンペーン中