ビジネス思考への転換 - ポータルサイト運営によるネットビジネス

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プレゼンでストーリーを語るための元ネタの探し方

 

効率よく聴衆を引きつけるテクニックとして、「ストーリー(物語)を語る」というものがあります。事実だけを述べるプレゼンテーションでは、まったく面白くありません。聞き手は飽きてしまうため、あなたの話に集中しなくなります。

 

そこで、ストーリーを活用するのです。ただ、他人が興味をもつストーリーを作るのは難しそうに思う人もいるでしょう。そもそも、話のネタすら思い浮かびません。どのように考えて物語のネタを探せば良いのでしょうか。

 

 話のネタを拾ってくる
小説のようなフィクションを語るのではなく、プレゼンではあなたの身の回りに起こった出来事を話さなければいけません。つまり、ノンフィクションをストーリー形式で語るのです。このときの元ネタは、次の5つを意識してみてください。

 

・初体験:最初の経験
・欠点、短所:あなたの意外な一面
・恐怖:ヒヤッとした経験
・失敗:どのような困難があったか
・不満:何に対して不服に思っているか

 

「何について話を行えば良いのか」に迷ったとき、上記の中から1つを選んでください。どれかを選べば、共感を呼ぶストーリーを構築できます。

 

最もダメなプレゼンは、「あなたがいかに素晴らしい実績を残したか」を話すことです。例えば、東大を出てハーバードに留学し、大手商社へ入社した人の話を他人は聞きたくありません。そのようなスーパーマンだから実現できたのであり、自分には不可能のように思ってしまいます。

 

だからこそ、先に挙げた5点の中から選ぶのです。私を含め、講師は何でもできてしまう天才であってはいけません。トップアスリートや著名な芸術家のようにブランドが既に出来上がっている人は別にしても、私たちは身近な存在であるべきなのです。

 

「私もあなたと同じ人間ですよ」という事実をアピールしたストーリーを作ることにより、ようやく共感を呼ぶようになるのです。以下に、各項目について解説をしています。

 

 初体験:最初の経験
誰でも、初めての経験があるはずです。例えば、私は現在でこそ薬剤師であり、莫大なアクセスの集まる薬学系サイトを運営しています。ただ、最初から薬の知識があったわけではありません。

 

そこで、「学生の頃は教授たちの講義がまったく分からなかった」ことを正直に話すと、同じ経験をしている大多数の人は共感してくれます。初めての経験というのは、ほぼ全員が同じようなことを思っています。これを話すことで、親近感を出すことができます。

 

 欠点、短所:あなたの意外な一面
自分の弱みを話すことは、相手に信頼してもらうための基本です。例えば、ベストセラーを連発している作家であっても、「実は中学・高校のときに最も苦手だった科目が国語です。毎回赤点だったので、現文の先生には悪い意味で大変お世話になりました」と話せばどうでしょうか。

 

多くの人は「ベストセラー作家でも、国語のテストができなかったのか」と驚くと共に、親しみを覚えるはずです。

 

 恐怖:ヒヤッとした経験
イメージしやすい恐怖体験を語ると、人は引き込まれます。例えば、「雪道の高速道路でスリップして、ガードレールへ正面衝突してしまいました。私は奇跡的にも無傷でしたが、車は廃車になりました」などの話があります。

 

車の保険に関するセミナーであれば、このストーリーはかなり有効です。プレゼン内容に沿った恐怖体験を話せば、興味をもって聞いてくれます。

 

また、「5年前、過去の私は今と比べて20kg以上も太っていました。血圧は高く、階段を上るとすぐに息切れを起こします」などを語るのも有効です。「こういう状態はダメです」ということを示し、想像させるのです。

 

この場合は、「これから話すダイエット法を実践すれば、今の私のように20kg以上もダイエットを行うことができます。血圧は下がり、階段の上り下りも楽になり、なにより異性からモテるようになります」と続けます。そうすると、違和感なくあなたの世界へと聞き手を連れ出すことができます。

 

 失敗:どのような困難があったか
今は成功者であっても、最初から成功できたわけではありません。多くの失敗を繰り返すことで、少しずつ成功へと近づいていったはずです。そこで、あなたがどのような失敗をこれまでに行ったのかを詳細に話すのです。

 

「この研究が上手くいったのは、試薬の量を1000倍にしたというミスから始まりました」「この商品を最初に売り込んだとき、124回も断られました。125回目に初めて商品が売れ、そこから人気商品への階段を上り始めました」などの話を行います。

 

単に成功体験だけをかいつまんで話す場合、自慢話にしか聞こえません。しかし、失敗談を語ると自慢ではなくなり、聞き手は「自分でもできそうだ」と思ってくれます。

 

 不満:何に対して不服に思っているか
あなたが不満に思っていることを話すと、同じようなことを思っている人の心は動きます。例えば、私は当サイト(ビジネス系サイト)で次のように言っています。

 

「ネットビジネスといっても、多くの人は情報商材系アフィリエイトのような、ねずみ講ビジネスをしています。そうではなく、まっとうな情報発信により、誰からも感謝される社会的意義の高いビジネスだけをしましょう」

 

まともな思考をもっている人であれば、私のメッセージが響きます。他にも、「上司に申し出ても断られたので、こっそり得意先をまわって市場調査を行い、このデータを元に自分のアイディアを実現させた」などの話も面白いです。

 

このように、ストーリーを作るために必要な5つの考え方を話しました。自分が天才であることをアピールするのではなく、物語形式で話すことで、聞き手との「心の距離」を縮めましょう。これができるようになれば、あなたのプレゼンに聴衆は共感してくれるようになります。

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