副業・アフィリエイト

アフィリエイトで特別単価(特単)や固定費をもらう交渉術

サイトアフィリエイトやブログアフィリエイトを行うとき、アクセス数に重きを置いている人は多いです。ただ、特にアクセス数が増えなかったとしても、アフィリエイトでは一瞬にして収益額を2~3倍ほどに増やせる手法があります。それが、特別単価(特単)です。

別に悪いことをするわけではありません。普通にメールを送るだけで、自動的に報酬が倍以上になるのはアフィリエイトでは普通なのです。

また、案件によっては固定費として定額収益をもらえることもあります。アフィリエイト報酬とは別に収益が発生するのです。

それでは、どのようにすればこうした特別単価や固定費をもらうことができるのでしょうか。実はまったく難しくありません。ここでは、特別単価(特単)を得る具体的な手法について公開していきます。

ASPのデフォルト単価は意味がない

サイトやブログを活用してアフィリエイトをする場合、必ず利用するものとしてASPがあります。ASPとは、アフィリエイト広告を束ねている会社のことです。ASPへ登録することにより、広告を選んであなたのサイトやブログに貼り付けることができるようになります。

ASPとしては、A8.netやafb(アフィB)、アクセストレード、バリューコマースなどが有名です。

このとき、多くの人はデフォルト単価(最初に記載されている金額)に着目しがちです。例えば、以下の育毛剤であれば商品が一つ売れるごとに7,000円の報酬が入るようになります。

しかし、このときのデフォルト単価はあまり意味がありません。実際にアフィリエイトで稼いでいる人ほど、ASPが提示している最初の報酬額を無視します。

それでは、何に着目するかというと特別単価になります。どれだけ特単を出してくれるのかが重要になるのです。

例えば、以下はマイナビ薬剤師の案件になります。ASPの一つであるA8.netの管理画面ですが、転職したい薬剤師が一人登録するごとに10,000円の報酬になります。

一方で私の場合はどうかというと、薬剤師が一人登録してくれるごとにマイナビ薬剤師から60,000円の報酬をもらっています。先ほどのA8.netとは異なる、別のASPで特別単価をもらっているわけです。

私の場合、特単によって報酬額が一気に6倍になりました。

さすがに、同じようにデフォルト単価が6倍以上になる案件は少ないです。ただ、特単をもらうことで最初に提示されている報酬額の2~3倍になるのは普通だと考えてください。

例えば、以下は私が某ASPからもらったエクセル表になります。

デフォルト単価(成果単価)と特別単価を見ると、どれも2倍以上の報酬が出ることが分かります。極秘資料なので、案件内容を明かすことはできません。ヒントは「健康系のサプリメント」の案件ですが、いずれにしても特単が出ることで2~3倍ほどの収益になると考えてください。

アフィリエイトは特別単価で考える

サイトやブログのアフィリエイトで成果を出している人がどのように考えるかというと、すべては特別単価になります。デフォルト単価に意味はなく、どれだけ特単が出るのかが重要になるのです。

例えば、アフィリエイトで非常に儲かる分野として株が知られています。株サイトを作り、証券口座開設のアフィリエイトをするのです。

ただ、証券口座開設のデフォルト単価は異常なほど安いです。以下のように、一つの口座開設につき500円しか支払われません。

こうした現状を見て、アフィリエイト初心者は株サイトを諦めます。しかし、アフィリエイト上級者はそのようには考えません。

実は、株の証券口座は月に20~30件ほど獲得できるようになると、すぐに特単を提供してくれます。その額、4,000円ほどです。案件によって多少は前後しますが、基本的に証券口座開設につき1件4,000円だと考えてください。つまり、特別単価が出れば報酬額は8倍になります。

一件につき500円の成果なのであれば、当然ながら誰もやる気が起こりません。しかし、「特単によって一件につき4,000円になる」という事実を知っていれば、やる気をもって株サイトの構築をすることができます。

重要なのは特単です。アフィリエイトで稼げる人は特単の額を常に見ています。デフォルト単価はどうでもよく、特別単価がいくら支払われるのかの方が重要になります。

月10件以上の成果で特単交渉に入る

それでは、実際に特単交渉をするようにしましょう。特別単価をもらうことで、収益額を一瞬にして増やすのです。

ただ、特単交渉は「ある程度の成果を出している」ことが大前提です。まったくサイトやブログから成約していないにも関わらず、特別単価の交渉はできません。

どれほどの成約が出ていればいいのかというと、その案件で月10件でも成約が出ていれば問題なく交渉する余地があります。別に20~30件などでなくても問題ありません。月10件ほどで十分なのです。実際、私はこれくらいの獲得件数で図々しく特単交渉をしています。

もちろん、案件にもよります。例えば、先ほどの薬剤師転職であれば、月2~3件でも獲得していれば特単を提示してくれます。一方で株の証券口座開設だと月10~15件は成約が欲しいです。引越しサイトになると、月30件あたりから交渉スタートの土台が出来上がります。

案件ごとに異なるため、どれくらいの成約数があれば特単が出るのかは不明です。ただ、聞くのは無料です。「特別単価をもらえたらラッキー」くらいの気持ちで、月10件ほど獲得できるようになったら積極的にASPへアプローチするようにしましょう。

特別単価をもらうのはメールを送るだけ

それでは、どのようにして特別単価を獲得すればいいのでしょうか。ある程度、成果の出ている人ならASPの担当者が付きます。あなたのサイトやブログの収益を最大にするため、いろいろと施策を頑張ってくれるのです。

しかしアフィリエイト初心者であれば、そうした担当者などいません。その場合、どのようにすればいいのでしょうか。

これについては、方法は簡単です。多くの場合、ASPの管理画面からメッセージを送れるようになっています。そこから、メールを送るだけです。そこで、「お問い合わせ」の画面へ行くようにしましょう。例えば、以下はASPの一つであるアクセルトレードの管理画面からアクセスできる、お問い合わせの画面です。

ASPに登録しているアフィリエイターであれば、ほとんどのASPで問い合わせ画面に行くことができるようになっています。そこで、以下のようなメールを送るようにしましょう。

お世話になっております。

ビジネス思考への転換(https://pharm-kusuri.com/)を運営している深井良祐と申します。

現在、「〇〇〇〇」の案件で月10件ほど獲得しているため、特別単価の交渉をしていただくことは可能でしょうか。

【月のアクセス数】

・月△△PV

【上記表示キーワード例】

・〇〇〇〇

・〇〇〇〇

よろしくお願いします。

これをあなたのサイトやブログ用にアレンジして送ってください。たったこれだけです。難しいことは何もなく、わずか5分の作業で特単交渉が可能です。

・特単をもらえないこともある

なお、当然ですがメールを送ったからといって必ずしも特別単価をもらえるわけではありません。「この案件は特別単価がない」「まだ獲得件数が少ないから、もっと成果が出てからにしてほしい」といわれることもあります。

例えば、以下はある案件で私がASPの担当者に送ったときのメールになります。

「月35件くらい獲得しているため、特単が出ないか?」というメール内容です。このとき、ASPからは以下のような返信が来ました。

メール内容としては、「この案件では最初から単価ギリギリの価格を出しているため、特別単価は出ない。他サイトで月50~80件ほどの成約がある媒体でも特別単価は出ていない」という回答をもらいました。

このように、必ず特単が出るわけではありません。ただ、尋ねるのは問題ないので案件をそれなりに獲得できるようになったら、積極的に聞いてみるといいです。

担当者が付けば、案件の表をもらうべき

なお、こうしたメールを送って問題なく特別単価が出ると、ASPの担当者からメールが返ってきます。メールを返信してくれたASPの人が「あなたのサイトの担当者」になります。そのため、できるだけ仲良くするようにしましょう。

このとき、特別単価をもらったのであれば、さらに踏み込むようにしましょう。要は、特単交渉をして報酬額を上げてもらったのと同時に、そのASPが保有している他案件の特別単価についての情報も教えてもらうのです。

どのASPでも、自社保有の案件を記載した一覧表をデータとして保有しています。ASPによってフォーマットは違いますが、例えば以下は看護師の転職エージェント一覧になります。

ここには通常単価(デフォルト単価)に限らず、「特別単価は出るのか」「特別単価の上限額はいくらか」「月に何件ほど獲得すれば特単交渉できるのか」「案件獲得したとき、承認率はいくらか」などを含め、細かい特徴が案件ごとに記載されています。

特単交渉に成功したら、すぐにこの表も貰うようにしましょう。例えば、あなたが株サイトを作っているのであれば、「御社が保有している証券口座に関する案件一覧が欲しいのですが送ってもらえないでしょうか」などのように聞けば問題ありません。

または、他ジャンルのサイトを保有しているのであれば、そのジャンルの一覧表をもらってもいいです。「実は脱毛サイト(http://〇〇〇〇)も保有しているのですが、脱毛案件の一覧表を送っていただけないでしょうか」などのようにメールをするだけです。

こうした表があれば、特単交渉や将来の収益額、どのような案件が存在するのかを含めてアフィリエイトを行いやすくなります。

特単交渉に成功したと独自に一覧表までもらうようにしましょう。

一覧表にはクローズド案件が載っている

なお、なぜ案件リストをもらうのがいいのでしょうか。それは、ほとんどのASPでクローズド案件が存在するからです。

案件によっては、いくらASPの管理画面で検索しても出てこないものが存在します。これをクローズド案件といいます。例えば、サプリメントは薬機法(旧薬事法)の関係があるため、下手にいろんなサイトで紹介してもらっては困ります。そのため、信頼できるアフィリエイターだけに案件を流し、広告として紹介してもらうようにしているのです。

もちろん健康食品・サプリメントに限らずクレジットカードやキャッシング、化粧品に至るまで多くの商品でクローズド案件が存在します。

案件一覧表には、クローズド案件も含めて掲載されています。そのため、あなたがサイトアフィリエイトやブログアフィリエイトをするとき、紹介できる商品の幅が広がります。クローズド案件まで取り扱えるようになるため、必ず商品一覧表を送ってもらうといいです。

案件によっては固定費がつく

また、アフィリエイトで収益額を増やすのは特単だけではありません。案件の数は少ないですが、固定費をもらうこともできます。つまり、通常の報酬とは別に固定費という収入が増えるようになるのです。

一般的には、クレジットカードやキャッシングなど金融系のジャンルだと固定費をもらえる確率が高いです。

固定費をもらえるかどうかは、取り扱うジャンルによって異なります。また、あなたのサイトに担当者がつき、頑張って交渉してもらう必要があります。実際にどのように固定費をもらうのかについては、ASPの担当者から打診があったときになります。例えば、以下のような感じです。

つまり、「あなたのランキングページの5位に広告を貼り付けてくれたら、毎月5万円をあげます」という内容のメールになります。当然、私はこのメールを受け取って5位に広告を貼り付けることにしました。

なお、広告によっては月の獲得件数によって固定額が変動する案件もあります。つまり、「月0~5件は固定費ゼロ、月6~10件の獲得で5万円、月11~15件の獲得で10万円……」という具合になります。あなたのサイト経由で申し込みがあった成約とは別に、成約数に応じてプラスで報酬が入るようになるのです。

ASPから連絡がくるときはチャンス

このようにして、特単交渉や固定費の交渉を行っていきます。ここまで、既にアクセスのあるサイトやブログを運営しており、ある程度の獲得件数があることを想定して話を進めてきました。

ただ、方法によってはまったく成果が出ていない状況であっても特単交渉できることがあります。どのようなときに可能かというと、それは「ASPから連絡が来たとき」になります。

サイトやブログを運営していると、問い合わせフォームから必ずASPによる連絡が来るようになります。以下のような感じです。

このような文面と共に、掲載してもらいたい広告案件が記載されたメールが届きます。そこまでアクセスがなかったとしてもこうした連絡が来ます。それだけ、多くのASP担当者がネット検索して広告を掲載してくれる媒体を探しているのです。

特に複数のサイトやブログをもっていると、毎日のようにASPからこうしたメールが届くようになります。そのため、私を含め多くのサイト運営者はASPから機械的に送られてくるメールの99%は無視します。ただ、中には自分が欲している案件を送ってくることもあるため、そのときは返信するようにしましょう。

そうすれば、最初から特別単価を設定してくれるようになります。例えば私の場合、別案件でASPから連絡をもらったのですが、同時に「〇〇というジャンルのサイトを構築中で、まだアクセスはないのだが、御社はこのジャンルの商品で特単を出せないか」とダメ元で聞いてみたことがありました。

すると、以下のような返信がありました。

このジャンルで「私がサイト上で紹介したいと考えていた商品」のデフォルト単価は700円ほどだったのですが、5倍以上の報酬額を最初から提示してくれることになりました。まったく成果が出ていない状態だったとしても、ASPから連絡が来たときにダメ元で聞いてみたら、意外と特単設定してくれることはよくあります。

もちろん、このときは同時にそのジャンルの商品案件リストをもらったのはいうまでもありません。

商標サイトは特単がほぼ出ない

きちんとサイトやブログを作れば、問題なく特別単価を出してくれるようになります。ただ、唯一の例外があります。どれだけ成約数が多かったとしても、ほぼ特単を出してくれないケースがあるのです。それが、商標サイトや商標ブログになります。

商標とは、特定の商品名のことを指します。例えばクレジットカードのサイトであれば、楽天カードやライフカードなど、さまざまな種類の商品名があります。これら商品名を狙ったサイトを商標サイト(商標ブログ)といいます。

例えば、「楽天カードに特化したサイト」を作ります。そうすれば、楽天カードの商標サイトが完成されます。

ただ、こうした商標サイトは圧倒的に成約率がいいものの、残念ながら特別単価は非常に出にくいです。これは当然であり、広告主からすれば「自分の商品名で検索してくる人については、既に自分のサービスに興味をもっている人だ」と考えます。

商標は広告主が取りたいと考えるキーワードであるため、アフィリエイターが商標キーワードによって多くの件数を獲得したとしても、広告主は良い顔をしません。そのため、商標サイトは特単が非常に出にくいと考えましょう。

なお、「一般的な記事を網羅するものの、その中のいくつかに商標記事がある」という状態であるなら、問題なく特単交渉しやすいです。特定の商標だけを狙うのではなく、一般記事も書くことで特別単価が出るようになると考えましょう。

アフィリエイトの単価は簡単に倍以上になる

これからアフィリエイトをするとき、特別単価の概念は非常に重要になります。ASPの管理画面に表示されている最初の報酬単価に意味はありません。そうではなく、できるだけ特別単価に着目するようにしましょう。

特単交渉自体はそこまで難しくありません。ある程度、件数を獲得できているのであれば、ASP管理画面の「お問い合わせ」からメールを送るだけです。問い合わせするのは普通なので、積極的にメールを送って尋ねてみましょう。

必ず特単交渉が成立するわけではありません。ただ、そこまで気にせず聞いてみることをおすすめします。

もし、特単交渉が成功したら担当者が付くことになります。そのとき、案件一覧をもらうようにしましょう。場合によっては固定費をもらえることもあるため、メールを一通送るだけで翌月から報酬額が何倍にもなるのは普通です。

どれだけ特別単価を出せるのかがアフィリエイトをするときのポイントになります。ここでは特単交渉するときのコツや方法についてすべて公開しました。特にサイト・ブログからある程度の成約がある場合、いますぐメールを送ってみてください。特単交渉に成功すれば、すぐに報酬額が上がるはずです。

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