全く知らない相手に商品を売りたい場合、絶対に行わないといけないこととして「『商品を売らない』という思考ができるかどうか」があります。

一見すると矛盾していますが、商品の売り込みを行わない方が最終的に売れるようになります。

なぜ詐欺師が凄いのか

ビジネスを学ぶ上で大企業のマーケティングほど当てにならないものはありません。ネームバリューや信頼など何もない中小企業がこれら大企業を真似した所で全く意味がないのです。

実はこの世の中で大企業とは比べ物にならないくらいマーケティングが発達している分野があります。それが、世の中で言う詐欺などのブラック産業です。

例えば振り込め詐欺を考えた場合はどうでしょうか。警察や弁護士などが登場して権威性を付け、不安を煽ることで信じ込ませるように誘導していきます。心理学のあらゆる要素が盛り込まれています。

しかも、1時間もしないうちに全く信用していなかった状況から100万円以上の大金を振り込ませるように感情を持っていきます。そのため、どれだけ自分は騙されないと思っていても騙されてしまいます。

これらの人はマーケティングの技術を悪いことに使用しています。しかし、実はこの技術を良いことに頭を使い始めれば、もの凄く日本のマーケティングが発展していきます。

上記の振り込め詐欺の場合は1時間で大金を振り込ませますが、多くの詐欺師が行っている手法として「信頼関係を作ることに特化する」という事があります。つまり、何日もの時間をかけて信用させていくのです。

この時に売り込みは全く行いません。このようにすることで、「まさかこの人が!!」と思わせる状況にするのです。「この人の言うことは絶対に信頼できる」と思わせたら勝ちです。

その後、大金を振り込ませます。

詐欺の手法をビジネスに活かす

当たり前ですが、詐欺を行って欲しい訳ではありません。これを「ビジネスとして良いことに使いましょう」ということです。

多くの人は商品を売る時に商品説明から入ります。だから商品が売れませんし、相手に嫌われてしまいます。いきなり知らない人から売り込まれたら嫌悪感しか示されません。なぜ訪問販売や電話営業がきついかと言うと、基本的に嫌われる仕事だからです。

しかし、同じように訪問営業をしたり電話をかけたりしているにも関わらず、なぜ詐欺を行っている人たちは大金を払わせることができるのかを考えなければいけません。

つまりお客様にアプローチする最初のステップなどを含めてマーケティングの部分だけを真似します。商品はきちんとした物を売れば良いのです。

例えば、工事系の詐欺を行う人は「無料で点検します」と言って家に入っていきます。その後、点検をした後に「耐震構造やシロアリがどうの……」と言って不安を煽ります。これによって高額の工事が決まります。

それに対して、まともに商売をしている企業の多くは最初に「工事をしませんか」とアプローチします。だから嫌われますし、稼ぐこともできません。

これはネットビジネスでも同じです。プロダクトローンチがなぜ効果的かと言うと、売り込みの要素を完全に消して有料級の情報を与え続けることで信頼してもらう期間を設けるからこそ爆発的に売れるのです。

そのため、実はブラック産業でのマーケティングを少しでも取り入れて良いことに活かすようになると、売上を伸ばすことは簡単です。なぜ詐欺師は最初に売り込みの要素を消しているのかを学ばなければいけません。

他にも、ねずみ講と口コミを引き起こすバズマーケティングの考えは同じです。ねずみ講として商品を売れば犯罪になりますが、この原理を応用して情報を伝えていけば口コミを意図的に起こすことができるようになります。

実際に私も薬学系サイトでは口コミを意図的に引き起こすための仕掛けを行っています。これらの手法を良いことに使うことが前提となりますが、ブラック産業にはビジネスで稼ぐためにヒントがいくらでも転がっています。

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