人の発する言葉によって、自分の行動が変わってしまうことはよくあります。その中でも、繰り返し言われ続けると本当にその通りに行動してしまいます。これをラベリング・テクニックと呼びます。

このラベリング・テクニックは使い方によって良い方向にも悪い方向にも行くため、注意して使用する必要があります。

人を注意する時、褒める時

もしあなたが他人から「周りに気配りができる人だね」と言われたらどうでしょうか。「う~ん、そうなのかなぁ」と思うでしょうが、何人もの人から同じようなことを言われたら、そのように認識するしかありません。

その結果、より周りに気配りができる人のように振舞い始めます。このように、他人から言われ続けられると本当にそうなってしまうのです。

言葉によって「意識付け」と言うラベルを貼ることで人の意識を変える手法であるため、ラベリング・テクニックと呼ばれています。そしてこれは、悪い方向にも働きます。

例えば、親が勉強しない子供を叱る時であっても「あなたはいつも遊んでばかりで、成績も上がらず何でそんなにダメなの」と多くの人が言うと思います。

このように言うと、結果として子供はより勉強しなくなります。ラベリング・テクニックに沿うと、子供は「自分は遊んでばかりのダメな子なんだ」と思ってしまうのです。そして、また成績が下がるという悪循環に陥ります。

これを認識すれば、多くの人は間違った叱り方をしていることが分かります。「あなたはダメな人だ」という言葉のラベルを貼ることにより、本当にその通りに行動してしまうのです。

自分が思っているように相手を行動させたいのであれば、まずは自分の言動から見直さなければいけません。

家族想いのあなたへ

店で買い物をした時に、店員さんの言葉につられて気持ちよく買い物をしたことがあると思います。この時にもラベリング・テクニックが使われています。

例えば、ある男の人が「娘の誕生日に」という事で買い物に行けば、店員さんから「家族想いのお父さんさんですね」と言われます。これによって、「自分は家族想いのお父さんだ」と思ってしまうのです。

そこで、「子育てに熱心なお父さんはこれやあれもプレゼントする人がほとんどですよ」という店員さんの話術に連れられて、思っていたよりも多くの買い物をしてしまいます。しかし、この時は「娘のために」と思っているので満足して家に帰っていきます。

これはラベリング・テクニックを上手く活用している例となります。このようにして顧客単価を上げることが出来てしまうのです。

社会的証明とラベリング・テクニック

ラベリング・テクニックはあらゆる場面で応用できます。その中でも、社会的証明を組み合わした例がとても有効です。

例えば、ネットビジネスでメルマガ読者に呼びかける場合であっても、「私のメルマガ読者はみんな常識的な人が多いので……」と敢えて言葉にして発信するのです。そうすると、突拍子のない事を言ってくる人が実際に減ります。

また、国民を選挙に行かせるときもこの方法を利用します。要は「善良で考えがしっかりしている人はみんな選挙に行っている。あなたも選挙で政治に参加する意識の高い人だ」と伝えることで、投票率が上昇したケースがいくつもあります。

他にも、プラチナ会員やゴールド会員と敢えて分けることで、普通の人より上級にある特殊な会員であるかのように振る舞わせようとするカード会社はいくらでもあります。これがラベリング・テクニックとなります。

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