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売上の拡大や集客増など、ビジネス目的で動画を活用すると効果的です。ただ、商品映像を作成したり、インタビュー映像を撮ったりするとき、適切な方法で動画作成をしなければいけません。そうしなければ、売上に直結しない動画になってしまうからです。

また、動画作成時はエフェクトやテロップに注意しなければいけませんし、さらには静止画を組み合わせたスライドショーという形式を活用することがあります。これらのうち、効果的な活用法を理解したうえで動画を作ることによって、ビジネスが拡大していくようになります。

商品映像を作成するときのポイント

ビジネス用の動画を撮影する場合、人物だけでなく商品を撮るケースもあるかと思います。例えば、商品販促用の動画などです。

商品撮影を行う場合には、人を撮る場合とは異なる注意点があります。これを押さえずに映像を作ってしまうと、視聴者が満足できない動画に仕上がってしまいます。

商品映像の撮影では、視聴者の目線に意識を向ける

実際にスーパーや家電量販店などに行って商品を購入する場合、多くの人は商品を手に取ってよく確認した上で購入するかどうかを決めます。しかし、商品映像を見ている場合、視聴者は自分の意思で映っている商品を手に取って品定めすることはできません。

そのため、商品の動画を撮る場合、視聴者が「商品を手に取って確認しているような感覚」を持てる映像を加えると効果的です。

例えば、ペットショップであれば、犬や猫などが動いている様子などを撮影し、商品映像として残せばリアルな動物の様子を確認することができます。

また、不動産販売として家を撮る場合には、モデルルームの中のすみずみを、カメラを動かして撮影するのがいいかもしれません。さらに、家の外まで含めて撮影するのもいいでしょう。

このような形で、視聴者の目の代わりになるように商品をさまざまな方向から撮影して映像化することで、視聴者は映像の中にある商品であっても品定めをすることができます。

商品を人と一緒に撮影し、無機質さを消す

商品映像を作成する場合、商品だけが映された動画にしてしまうと、どうしても映像が無機質なものになってしまいます。これにより、視聴者によっては見続けることに不快感を抱き、途中で離脱してしまう場合があります。

例えば、夜の観光地の映像を撮ると仮定します。このとき、その観光地に旅行客が大勢いて活気に満ち溢れていれば、その動画に興味を抱いている視聴者は、特に苦痛を感じることはありません。

その反対に、人の気配がなくて真っ暗な観光地の映像であったらどうでしょうか。この場合、視聴者によっては「動画の内容が怖い」と感じ、途中で見るのをやめてしまうのではないかと思います。

これと同じように、商品だけが映されて人の気配がない映像を作ってしまうと、視聴者によっては見続けることに耐えきれず、途中で離脱してしまう恐れがあります。こうした事態を避けるため、商品映像を撮る場合には、人を登場させるようにしましょう。これによって、映像に無機質さが無くなり、多くの視聴者が最後まで動画を見続けてくれる可能性が高まります。

別撮りによってアピールポイントを際立たせる

人が商品を実際に手に取って確認しているとき、気になる部分が見つかれば、その部分を注意深く観察しようとします。その一方で、カメラで商品を撮影する場合、特定の部分に瞬時にズームしたとき、すばやくピントを合わせることはほぼ不可能です。

そのため、1台のカメラで商品を撮影し続けていると、視聴者は商品の気になるところをすばやく確認することができません。これにより、視聴者がストレスを感じてしまいます。

このような問題を解消するため、商品を撮影する場合には、「商品の別撮り」を行うことが重要です。つまり、あらかじめ「商品のアピールポイント」だけを撮影した映像をいくつか撮り、それらのカットをつなぎ合わせて一つの動画に編集するのです。

先ほどの不動産の例であれば、「リビングだけを撮った映像」「ベランダからの景色を撮影した動画」「庭で人が遊んでいる映像」といった形でいくつものシーンを撮影します。そして、動画編集の段階に入ったときに、それぞれのカットを組み合わせて一つの映像に仕上げます。

このように、商品映像を撮影する場合には、「視聴者が商品を手に取ったり、実際に見たりしているような感覚になる動画」を作ることが重要です。それに加えて、商品を紹介する出演者を映像内に加えることで、動画に活気を持たせることができます。

こうしたポイントに気をつけることで、多くの視聴者に見られる商品映像に仕上げられるようになります。

ビジネス用にインタビュー映像を撮る場合の注意点

それでは、お客様の声を撮る場合はどのようにすればいいのでしょうか。ビジネス内容によっては、自社の商品やサービスを使ったお客様にインタビューをすることがあるのです。

お客様の許可を得た上で、インタビューの様子を自社サイトなどで公開すれば、その動画はビジネスにおける強力な武器になります。どのくらい強力かというと、お客様の声を示しただけで商品が勝手に売れてしまうほどです。

しかし、インタビュー映像を作るにしても、いくつかの注意点を押さえた上で撮影しなければ、自社のブランディングや販売促進の効果は期待できません。そこで、ビジネス用のインタビュー動画を作成する場合のポイントについて解説していきます。

インタビュー動画の撮影における質問の注意点

インタビュー動画を撮影する場合、答える側に対して「どのような質問を投げかけていくか」が重要になります。具体的に言うと、答える側の回答に対してさらに質問をして掘り下げていき、このときのインタビュー動画でしか提供できないような情報を視聴者に伝えるのです。

よくあるダメなパターンとしては、「どうでしたか?」といった単調すぎる質問で終わってしまうことです。これでは、質問をされた方も「良かったです」などの単純な回答しかできません。そこで、単調な質問から入るにしても、「なぜ?」とさらに質問を繰り返していく必要があります。これによって、インタビュー動画の質を高めていけるようになります。

例えば、あなたがダイエットの個人指導ビジネスを行っていたとします。そして、あなたのサービスによってダイエットに成功したお客様の許可をもらい、インタビュー動画を撮影すると仮定します。

このとき、お客様に対して「当社のサービスを受けてみていかがでしたか?」と聞き、お客様から「目標の体重にまで落とすことができて良かったです」と答えが返ってきたとします。この場合には、お客様に対して、さらに「目標の体重に落とすために、個人的に気をつけていたことはありますか?」といった質問を投げかけます。

このような形でお客様の回答に対して、より関連性の高い質問を返していくことで、会話の内容をさらに深められるようになります。このことが結果として、視聴者に有益な情報を伝えられることにつながります。

インタビュー動画の撮影方法における注意点

他人と会話をする場合、ずっと目を合わせたままの状態では、人によっては委縮してしまいます。これは、動画であっても同様です。

インタビュー動画の場合、インタビューを受ける人の目線がずっとカメラ目線のままであると、視聴者によっては委縮してしまいます。そして場合によっては、動画を見るのをやめてしまいます。これでは、動画の内容がどれだけ有益なものであったとしても意味がありません。

また、一般のお客様にインタビューをする場合、人によっては、カメラに向かって話すのに抵抗を感じるかもしれません。これによって、質問に答える側が緊張してうまく話せなくなってしまったら、動画の質を落としてしまうことになります。

こうした事態を防ぐため、インタビュー動画を撮影する場合には、「答える側がカメラ目線で話す」ようにするのは避けましょう。

具体的な方法としては、カメラの側にインタビュアーが立ち、そのインタビュアーに向かって答える側が話すような形にします。この場合であれば、映像の視聴者が委縮することを避けられます。さらに、答える側は緊張しづらくなり、スムーズに話ができるようになります。

このように、インタビュー動画を撮影する場合には、答える側の回答にさらに質問をしていき、やり取りの内容を深く掘り下げることが重要です。これによって、作成しているインタビュー動画からしか得られないような有益な情報を視聴者に提供できるようになります。その結果、視聴者の満足度を大きく高めることができます。

ビジネス用の動画における、エフェクトとテロップの考え方

こうして動画を作っていくとき、必ず編集する場面が訪れます。動画の編集には、さまざまなテクニックが存在します。そして、ビジネス用の動画に適切なテクニックを活かすことで、映像をさらに良いものに仕上げることができます。

その一方で、間違ったテクニックを使ってしまうと、視聴者にストレスを与えてしまう動画になる恐れがあります。そのため、ビジネス用の映像を作成する場合には、そのための正しい編集方法を理解し、実践することが重要です。

映像の編集では、過剰なエフェクトは使わない

動画編集に慣れてきた人の場合、なかには「いろいろなエフェクト(映像加工)を活用してみよう」と考えることがあります。そして、たくさんのエフェクトを使おうとする傾向にあります。

映像編集のエフェクトには、実にさまざまなものがあります。例えば、映像やシーンが切り替わるときに、ページをめくるような形で画面が切り替わるエフェクトや、横方向にスライドするように切り替わるエフェクトなどがあります。

しかし、こうしたエフェクトを加えたところで、視聴者の心に響くことはありません。それどころか、エフェクトを使えば使うほど、動画が見づらいものになったり、視聴者にとって内容が分かりづらい映像になったりします。これにより、視聴者に対して大きなストレスを与えてしまいます。

その結果、せっかく制作した動画を、途中で見てもらえなくなってしまいます。したがって、ビジネス用の動画を編集する場合、できるだけエフェクトを使わないように気を付けましょう。

テロップを有効活用し、動画を良いものに仕上げる

ビジネス用の動画においては、テロップ(字幕)を上手に活用することで、視聴者に内容が伝わりやすくなったり、視聴者のニーズに応えられるようになったりします。そのため、ビジネス用の映像を編集する場合には、エフェクトではなくテロップに注目するのが良いです。

ビジネス用の動画にテロップを活用する場合、次の2点のいずれかを目的として、それを使用します。

1.動画の内容のうち、一部を強調させる

2.テロップを読むだけで、動画の内容がわかるようにする

「1.動画の内容のうち、一部(特に重要な部分)を強調する」の場合には、強調する必要がある箇所や、重要な部分だけにテロップを活用するようにします。これによって、あなたが「特に伝えたい」と考えている部分を、視聴者に伝達しやすくなります。

その一方で、過剰にテロップを入れ過ぎてしまうと、本当に重要な箇所が他のテロップによって埋もれてしまいます。この場合、視聴者に伝えたい内容を伝達できない映像になってしまいます。そのため、テロップを多用するのは避けなければなりません。

また、「2.テロップを読むだけで、動画の内容がわかるようにする」の場合には、動画で話している言葉に合わせて、その内容を要約したテロップを表示させるようにします。このようにすることで、無音状態で動画を視聴した場合であっても、動画の内容が視聴者に伝わるようになります。

テロップの文字は要約し、見やすくさせる

実際のところ、電車内など無音状態で動画を視聴する人は多いです。つまり、無音状態で見られる動画にはニーズがあります。そこで、海外映画に表示される字幕を読んで、登場人物同士の会話が分かるのと同じように、テロップを読むだけで内容が視聴者に伝わるようにします。

ただ、テロップを使う場合、話している言葉をすべてテロップで表示させてはいけません。この場合、文字数が多すぎてしまい、視聴者の目を疲れさせることになってしまいます。そこで、話している言葉を要約し、端的に示したものをテロップとして活用します。この場合であれば、視聴者に疲れを感じさせることなく、動画を見てもらえるようになります。

また、テロップを表示させる場合には、文字の色や大きさ、表示時間にも気を配る必要があります。画面の端に文字がかかっていたり、文字のサイズが小さすぎたりすると、とても見づらいテロップになってしまいます。

また、テロップを表示させたときに、すぐに次の文字に切り替わってしまうと、視聴者がテロップを読み終える前に文字が切り替わることになってしまいます。

これらのことが1つでもあると、視聴者は大きなストレスを感じてしまいます。そのため、視聴者のことを第一に考えて、テロップを活用することが大切です。

このように、動画の編集では、なるべくエフェクトを使わないことが重要です。その一方で、強調したい箇所や無音状態での視聴用にテロップを有効活用することで、視聴者にとって内容が伝わりやすい動画にすることができます。

静止画を組み合わせてスライドショーを作り、ビジネスに用いる

ここまで、映像作成での場面について解説してきました。ビジネスで動画の活用を考える場合、多くの人はカメラで映像を撮影することに注目します。しかし、動画にあてはまるものはほかにも存在します。その一つとして、静止画を組み合わせて作ったスライドショーがあげられます。

そこで、ビジネス用の動画として、スライドショーを作成する場合のポイントについて確認していきます。

スライドショーを作るには、そのための素材が必要

ビジネス用にスライドショーを作成したい場合、写真などの素材が必要になります。そして、複数の資料をうまく組み合わせることによって、スライドショーとしての土台が完成されます。

例えば、あなたがエアコンの販売会社を経営していたとします。そして、「自社のエアコンの掃除方法をスライドショーにし、お客様に提供したい」と考えていたと仮定します。

この場合、エアコン清掃に使用する器具の写真が必要になります。そのほかにも、エアコンのフィルターを外している場面や、実際に清掃を行っている場面などをいろいろな角度から撮影するのが良いかもしれません。このような形で、スライドショーに使えそうなシーンを大量に撮影していきます。

スライドショーでは、視聴者に分かりやすいストーリーを採り入れる

実際にスライドショー用の写真などの資料を集めた場合には、それらを「視聴者にとって分かりやすいストーリー」に沿って組み合わせていきます。

「視聴者にとって分かりやすいストーリー」とは、「問題提起 → 主要コンテンツ → 結論」の順番で進むストーリーを指します。これをよくある刑事ドラマに例えると、「事件発生(問題提起) → 刑事たちの捜査(主要コンテンツ)→ 犯人逮捕(結論)」となります。このようなストーリーは、映画や小説などのあらゆる作品に使われているため、多くの視聴者にとってなじみ深いです。

先ほどのエアコン清掃の例であれば、まずは問題提起として、「エアコン清掃を怠ったことで、エアコン内にカビが発生した写真」「エアコン清掃をせずにエアコンを使い続けたことで、エアコンが故障した場面」などを取り上げます。

その次に主要コンテンツとして、「エアコン清掃に必要な器具の写真」「エアコン清掃を行っている場面」「エアコン清掃を行う際の服装の画像」などを取り上げます。そして最後に、結論として、「清掃が終わってきれいになったエアコンの写真」などを表示させます。

このようなストーリーに沿ってスライドを並べ替えることで、多くの視聴者にとって伝わりやすくなります。

また、画像を組み合わせてスライドショーを作る場合には、画面が切り替わるときに余分なエフェクトを入れないようにしましょう。これを行ってしまうと、画面がスムーズに切り替わらないことで、視聴者が大きなストレスを感じてしまいます。そのため、必ず視聴者の気持ちを考えた上で、視聴者に喜ばれるようなスライドショーを作るようにしましょう。

スライドショーに音声やテロップを加える

画像をストーリー通りに並べ替えてスライドショーを作った場合、今度はそこに音声やテロップを加えることが重要です。なぜなら、どれだけ分かりやすいストーリーに沿って画像を並べ替えたとしても、音声やテロップがなければ何をしているのかが分かりづらいからです。

先ほどのエアコン清掃の例であれば、問題提起の場面で、エアコン清掃を怠るとカビが生えてしまうことなどを音声で説明します。そして、説明内容を端的に示したテロップをスライド上に表示させます。

主要コンテンツの場面では、「エアコン清掃の具体的なやり方」「エアコン清掃に必要な器具の紹介」などを音声で説明します。さらに、エアコンの器具の使い方や器具の名前などを分かりやすく示したテロップをスライドに加えます。

最後の結論の場面では、「エアコン清掃が終わった後の片付け」などについて音声で説明します。そして、説明内容を簡略化したものをテロップにし、スライド上に表示させます。

このように、ストーリーに沿って組み合わされたスライドショーに音声やテロップを加えることで、さらに視聴者に伝わりやすいスライドショーになります。そして、スライドショーの内容が視聴者にとって有益であれば、多くの視聴者が自社のファンになってくれるようになります。

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