159e6312bbe779f3a9e2f7d4498b7585_s

ネット上に投稿するための動画を撮影する場合、多くの人は「なんだか難しそう」と考え、映像作りを躊躇してしまいます。とくにビジネスに使う動画の制作ともなれば、「敷居が高いのではないか」と感じてしまい、なかなか撮影に踏み切れない人が多いのではないかと思います。

しかし実際のところ、ビジネス用の動画を撮影する場合、そこまで難しく考える必要はありません。むしろ、難しく考えてしまえばしまうほど、動画の撮影を決断できなくなってしまいます。そこで、ビジネス目的の動画を撮影する場合の心構えについて解説していきます。

映像の質ではなく、内容を重視する

ビジネス用の動画の撮影を検討する場合、人によっては「できるだけきれいな画質で撮影しなければならない」と考えるかもしれません。そして場合によっては、撮影の専門家が扱うような高性能で高額なカメラの購入を考えてしまいます。

しかし実際のところ、ある程度はっきりと見えるくらいの画質であれば、全く問題ありません。つまり、ビジネス用の動画撮影において、テレビコマーシャルのようにきれいな画質を意識する必要はないのです。

そして現在では、家庭用のビデオカメラであってもかなり高画質な映像を撮ることができます。さらに言うと、専門家が扱うような高性能なカメラの場合、素人には難しくて使いこなすことができません。このことから、撮影機材に関しても、それほどお金をかける必要はありません。

そして、ビジネス用の動画の撮影において、最も重要視しなければならないのは、「視聴者にとって有益な情報をしっかりと伝えられるか」になります。

画質よりも動画の中身に着目すべき

実際のところ、どれだけきれいな画質の映像であったとしても、内容が有益なものでなかったり薄っぺらいものであったりする場合、視聴者はがっかりしてしまいます。そして、動画を見終える前に離脱してしまう可能性が高いです。

その一方で、家庭用のビデオカメラで撮った「それなりに良い画質」の映像であっても、動画内で視聴者にとって有益な情報をしっかりと伝えられていれば、視聴者は満足してくれます。そして、自社で撮ったそのほかの映像も見てくれる確率が高くなります。

納得できるまで何度でも撮り直し、撮影に慣れる

動画の撮影に慣れていない人の場合、緊張のあまり、撮影に入った瞬間に頭が真っ白になってしまうことがあります。あるいは、たどたどしい日本語を話してしまい、途中で何を言っているのかわからなくなってしまう場合があるかもしれません。

しかし、最初はこのような状態であったとしても全く問題ありません。納得いくまで何度も撮影の練習をくり返し、自分自身が撮影に慣れるように仕向ければいいだけです。

これは、子供の頃に自転車に乗る練習をしたときと同じです。自転車に乗れるようになろうとしたとき、自転車に乗るための理論を徹底的に机で勉強した人はいないと思います。実際に自転車にまたがり、転んだり怪我をしたりしながらも、自転車に乗る感覚を体に覚えさせようと努力したはずです。

これと同じように、映像を撮影する場合にも、実際に動画撮影を行うこと自体が練習になります。そして、何度も映像の撮影を繰り返していけば、次第に緊張がほぐれていきます。そして、はっきりした口調で説明を行えるようになっていきます。この状態になることができれば、スムーズに動画撮影ができるようになります。

このように、ビジネス用の映像の場合、画質がある程度はっきりしており、なおかつ内容がしっかりとしたものであれば問題ありません。このような動画であれば、視聴者を満足させることができ、自社のブランディングが可能になります。

また、動画の撮影に慣れていない人の場合、納得がいく映像が撮れるようになるまで何度も撮影を繰り返すことが大切です。これによって、動画の撮影に慣れて緊張しなくなり、撮影を円滑に行えるようになります。

ウェブ動画は、起こさせたい行動を促すものを提供する

ただ、企業や事業者がウェブ動画を活用する場合、動画を撮ってウェブサイトやソーシャルメディア上に配信しただけで満足してはいけません。それではどうしなければならないかというと、視聴者がこちらの意図する行動を取りたくなるような導線を動画内に仕込んでおく必要があります。

そこで、「ビジネスにウェブ動画を活用する際の考え方」と「行動を誘導する動画を作る場合の注意点」について確認していきます。

視聴者に起こして欲しい具体的な行動を決定する

ウェブ動画の撮影を始める前には、あらかじめ「視聴者に起こして欲しい行動を決めておく」ことが重要です。なぜなら、動画を見た人に起こさせたい行動が定まっていないと、視聴者にただウェブ動画を見せただけで、終わってしまうからです。これでは、時間と資金を割いて動画を作成した意味がありません。

動画を見た人に起こして欲しい行動は、その企業や業界によって異なります。例えば、ダイエットの個人指導サービスなどを行っている場合であれば、メールマガジン(メルマガ)に登録してもらうのが良いかもしれません。また、セミナーやイベントなどの企画・運営のビジネスであれば、問い合わせをしてもらうのが良いかもしれません。

そのほかにも、サプリメントや化粧品を販売する場合であれば、無料サンプルの申し込みや資料請求をしてもらうのが良いかもしれません。

このような形で、ウェブ動画の撮影に入る前に「視聴者に起こして欲しい行動」を決めておくことで、作成する動画の大まかな方向性を定めることができます。

行動を起こさせる動画を作るときのポイント

視聴者にどのような行動を起こして欲しいかが決定した場合、実際にウェブ動画の撮影に取り掛かります。このときのポイントとして、「テレビコマーシャル(テレビCM)のような動画にはなってはならない」ことがあげられます。なぜなら、世の中の多くの人は、テレビCMなども含めて広告を嫌う傾向にあるからです。

このことは、実際に自分が取っている行動や心理状況から考えれば分かりやすいです。テレビを見ている場合、NHKなどの国営放送を除き、必ずテレビCMが流れます。このとき、コマーシャルを見ることを楽しみにして、じっくり見るようなことはまずないと思います。

大抵の場合、飲み物を取りに行ったりトイレに行ったりするはずです。さらに言うと、テレビ番組を録画する場合であれば、CMを撮らないように設定するはずです。

このことから、ウェブ動画を撮影する場合には、商品やサービスの宣伝だけをするような動画を作ってはいけません。これを行ってしまうと、多くの視聴者をがっかりさせることにつながります。この場合、動画の途中で離脱されたり、こちらが意図する行動を起こしてくれなかったりする可能性が高いです。

メリットばかりの動画を視聴者へ提供する

そのため、ウェブ動画を作成する場合には、視聴者にとってメリットがある動画を作る必要があります。これによって、多くの視聴者が動画を最後まで見てくれるようになります。そして、こちらが意図する行動をとってくれる確率が高まります。

例えば、あなたがダイエットの個人指導サービスを行っていたと仮定します。そして、ウェブ動画をウェブサイトやソーシャルメディア上に投稿し、「視聴者を自身が発行するメルマガに登録させたい」と考えていたとします。

この場合、「簡単に痩せられる食事制限のポイント」「短時間の運動で無理せず痩せる方法」など、自社サービスのターゲットとなる人が有益だと感じる動画を撮ってSNSに投稿します。

そして、ウェブ動画の最後や説明欄に「私のメルマガでは、サイトやソーシャルメディアにはダイエットに関する完全非公開の情報を提供しています。興味のある方は、ぜひご登録お願いします」と述べておきます。このような形で動画を撮影してセットすることで、そのウェブ動画を視聴した多くの人が、メルマガに登録してくれるようになります。

このように、ウェブ動画を撮影する場合には、必ず「視聴者に起こして欲しい行動」を決めておく必要があります。そうして、視聴者が有益だと感じる動画を提供しつつ、起こして欲しい行動をオファーすることが重要です。これによって、動画の視聴者の何人かが、自社に対してお金を使ってくれるお客様になります。

短い動画を撮影して拡散する

なお、ビジネスに活用するウェブ動画を作る場合の注意点の一つとして、「短めの動画を作成する」ことがあげられます。このポイントを外してしまうと、作ったウェブ動画が視聴してもらいにくかったり、見ている途中で離脱されたりする可能性があります。

ビジネスにおいて長めの動画を作らない方が良い理由と、短い動画を制作する意義について、それぞれ確認していきます。

長時間の動画では、視聴者の集中力が続かない

5~10分程度の短めの動画を作った方が良い理由の一つとして、「視聴者側の集中力がもたない」ことがあげられます。

基本的には、人はよほど興味があることでもない限り、集中力を長い間維持することができません。つまり、サイトやブログなどの自社メディアに強く惹き付けられている視聴者でもない限り、1時間などの長時間にわたって動画を見続けることはありません。

例えば、あなたがダイエットに効果的な運動を知りたいと考え、そのやり方を撮った映像をネット上で探していたと仮定します。このときヒットした映像を見ていたところ、「ダイエットに効果的な運動」について30分も解説した内容であるとどのように感じるでしょうか。

よほどそのことについて興味をもっている人なら問題ありませんが、ウェブ動画では多くの場合で「何となく探している」というケースがほとんどです。そのため、長すぎる動画は途中で離脱されやすくなります。

実際にウェブ動画をアップロードして計測している人なら分かりますが、動画再生して30秒から1分ほどで3割以上の人が離脱し、5~10分ほど経過するとだいたい半分以上の人が離脱していきます。このような事実を考えると、ウェブ動画では短くコンパクトにまとめた方が賢明です。

動画はななめ読みができず、見返すのに手間がかかる

その他にも、短めの動画を作成した方が良い理由の一つとして、「映像自体が文章のようにななめ読みできない」ことがあげられます。

記事などの文章であれば、ななめ読みをすることができます。自分にとって必要だと感じた場所まで読み飛ばすことができます。さらに、気になる部分があったときには、目線を動かすだけで何度でも読み直すこともできます。

その一方で、動画の場合、最初から最後まで全体を通して見ないとその内容を理解することができません。気になった部分をもう一度見直すにしても、操作などの手間がかかります。

とくに長い動画の場合、見ている途中で前半部分の内容の記憶があいまいになりがちです。このことから、長時間の動画を見ている視聴者は、「さっきのは、どういう意味だったのだろう。ただ、もう一度見直すのは面倒だ」という考えに陥りやすいといえます。

これらの理由から、動画の内容に強く惹き付けられている人でない場合、途中で映像を見るのが面倒くさくなって離脱してしまう可能性が高いです。

短い動画を作る意義を理解する

その一方で、5~10分程度の短い時間の映像であれば、さほど集中力を必要としません。そのため、視聴者側にとっての負担が軽減されます。このことにより、自社メディアに強く惹き付けられている人でなくても、最後まで視聴してくれる可能性が高くなります。

そして短めの動画であれば、長時間の映像に比べて短い時間で撮り終えることができます。さらに、撮り直しをしたい場合であっても、少ない負担で撮影できます。そのため、自分自身で納得がいく動画を作りやすいといえます。

また、短時間で終わる動画の場合、短い時間と少ない労力で、大量の映像コンテンツを製作することができます。そしてコンテンツの数が多いほど、自社の露出を増やすことができます。さらに、多くの視聴者から「この会社(事業者)は、たくさんの動画を公開している」と思ってもらうことができ、自社のブランディングに役立ちます。

このように、ビジネスに動画を活用する場合、5~10分などの短い動画を作成することが重要になります。これによって、自社メディアに惹き付けられている視聴者でなくても、動画を最後まで見てくれる可能性が高まります。また、少ない労力で大量の映像コンテンツを制作できるため、自社のブランディングに効果的です。

ビジネス用の動画では、適切なストーリーに従って制作する

さらに、ビジネス用の動画を作成する場合、動画をどのようなストーリーに沿って作っていくかが重要になります。このとき、適切な構成になっていなければ、映像の内容が視聴者に伝わりにくくなってしまいます。

ストーリーに従ってビジネス動画を作成すれば、それだけ売上が増大したり集客出来たりするようになります。そこで、ビジネスでの動画制作において、どのようなストーリーで映像を作ればよいのかについて以下で解説していきます。

視聴者に伝わりやすいストーリーの型にあてはめる

事業用の動画を作成する場合、視聴者にとって分かりやすいストーリーにすることが重要です。そして、視聴者が「分かりやすい」と感じるストーリーは、すでに世の中にそのテンプレートが存在します。そのストーリーのおおよその流れとしては、以下のようなものになります。

1.オープニング:問題提起

2.中間部:メインコンテンツ

3.エンディング:結論、まとめ

世の中に出回っている映画やマンガ、小説などは、すべてこのようなストーリー構成で作られています。そして、このストーリーにあてはめるように映像を作成することで、視聴者に伝わりやすい動画に仕上げることができます。

ここからは、それぞれの項目ごとに分けて解説していきます。

1.オープニング:問題提起

ストーリーの最初の段階では、必ず何らかの問題が提起されるところから始まります。そうでなければ、ストーリーが進まないからです。よくあるアクション映画であれば、悪い組織が悪だくみをしているところが映し出されます。また、SF映画であれば、巨大な隕石が地球に迫ってくるのかもしれません。

これをビジネス動画に例えると、ダイエットに関するコンテンツであれば、「ダイエットで重要なのは糖質制限です」などのように、問題を投げかけます。また、美肌についてのコンテンツであれば、「『間違った皮膚のケア』を行うと、かえって肌を痛めてしまいます」といった形で、視聴者に問題提起します。

このような形でオープニングが始まった後は、メインコンテンツへとストーリーが進んでいきます。

2.中間部:メインコンテンツ

中間部は、ストーリーの流れを大きく動かす場面になります。アクション映画であれば、主人公が悪の組織と戦うために仲間を集めたり、実際に悪の組織と戦ったりします。また、SF映画であれば、地球への隕石衝突を回避するため、数多くの科学者や技術者たちが研究や試行錯誤を行います。

これをビジネス動画に例えると、ダイエットのコンテンツであれば、「なぜダイエットのために糖質制限を行う必要があるのか」について、視聴者が納得できるように説明していきます。また、美肌のコンテンツであれば、「正しい皮膚の手入れの仕方とその効果」について、しっかりと視聴者に伝えられるように述べていきます。

メインコンテンツが終わった場合、今度はストーリーにおける最後の段階に入ります。

3.エンディング:結論、まとめ

エンディングでは、ここまでのストーリーの結論を示します。アクション映画であれば、主人公が悪の組織を壊滅させます。SF映画であれば、隕石の地球衝突が回避されます。こうして、ストーリーは終わりを迎えます。

これをビジネス動画に例えると、ダイエットのコンテンツであれば、「糖質は脂肪として蓄えられやすい上に、糖質を摂ると体脂肪が燃焼されにくくなります。そのため、糖質はなるべく減らすべきです」などのような形でストーリーをまとめます。

また、美肌のコンテンツであれば、「間違ったスキンケアをするのはやめ、正しい方法で若々しい肌を保ちましょう」といった形で結論を述べます。

このようなストーリーに従って動画を作成すると、多くの視聴者にとって伝わりやすい映像に仕上げることができます。そして、動画の内容が視聴者にとって有益であり、なおかつ収益化の導線がしっかりと組み込まれていれば、動画を通して利益を出せるようになります。

ビジネス動画では、適切な作成手法が存在します。何も考えずに動画を作ればいいのではなく、ここまで述べてきたことを理解したうえで動画を作らなければいけません。そうして有益な動画を作り、ウェブ上に公開していくことでブランディングできるようになります。

利益率95%を超すポータルサイトビジネス:無料メルマガ登録

書籍出版の案内:出版キャンペーン中

Twitterでビジネス情報を確認