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インターネット上で商品販売を行うためのウェブサイトのことを、「ECサイト(Electronic Commerce site)」といいます。

そして、ECサイトを作成する場合、どのような情報やページが必要なのかを理解した上で、適切な構成で作り上げる必要があります。なぜなら、正しい構成でECサイトを作っておかないと、利用するお客様がほとんどいない残念なサイトになる恐れがあるからです。

そこで、ECサイトの利点や適切な構成、さらには運営での注意点について解説していきます。

実店舗よりもECサイトのビジネスの方が優れている点とは

世の中にはスーパーやコンビニなどのように、実店舗を構えて行うビジネスが数多く存在します。その一方で、実店舗をもつのではなく、ネット上の店舗としてECサイトを使って商品を売っている会社もあります。

そして、実店舗を運営する場合と、ECサイトでビジネスを行う場合とでは、必要になる資金や労力などに大きな差があります。実店舗によるビジネスとECサイトによるビジネスとの違いとしては、どのようなものがあるのでしょうか。

実店舗の運営と商売には、多大なコストとリスクがかかる

実店舗で商品販売を行うとなると、膨大な初期費用が必要になります。その具体的な例としては、実店舗をもつための家賃や敷金礼金などです。これらのお金は、決して安いものではありません。実際に店舗を建築・リフォームするとなると、あっという間に資金が無くなっていきます。

また、店舗が老朽化してきた場合には、それを直すための修繕費が発生してしまいます。例えば、店の外観が悪くなってきたら、塗装するなどして改善する必要があります。また、地震などの災害によって店舗が大きく破損したとき、被害状況によっては、店舗自体を新しく建て直さなければならなくなります。

そのため、実店舗をもつ場合、店舗そのもののメンテナンスに多額の費用を投下しなければならないケースが発生します。

さらに実店舗の場合、基本的には1人のお客様に対して1人のスタッフが対応することになります(家族連れなどは除きます)。この事実により、ほぼ必ずと言って良いほど、店舗スタッフを雇う必要性が出てきます。そのため、従業員に支払う給料などの人件費が発生してしまいます。

また、店舗スタッフを雇用する場合、最初から完璧な顧客対応ができる人を雇える可能性はとても低いです。そのため、従業員を雇用した後は、お客様への接し方や商品の扱い方などを教育していく必要があります。

このことから、店舗スタッフを雇った後にも、多大な労力がかかることになります。

このように、実店舗を使って商品販売を行うことには、多大なコストがかかる上にリスクも非常に大きいといえます。また、従業員を雇う場合、その店舗スタッフがミスをして会社に損害を出してしまったり、体を壊して仕事を休んだりしてしまう可能性もあります。

こうしたことを考えると、実店舗でビジネスを成功させるのは、とても困難なことであるといえます。

ECサイトは少ない資金と労力で運営できる

実店舗を持たず、ECサイトでのビジネスを行う場合、実店舗の代わりにサイトの運営費がかかります。具体的に言うと、ECサイトの店舗そのものに当たる「サーバー」と、ECサイトの住所に相当する「ドメイン(サイトURL)」を借りる必要があります。そして、これらをレンタルする場合、当然ながらいくらかの資金が必要になります。

そうはいっても、実店舗を構える場合に比べて、ECサイトのサーバー代とドメイン代は非常に少ない金額です。そのため、ECサイトを使ったビジネスでは、実店舗を運営するようなコストが発生しない分だけ、商品開発などの別の分野に資金を投下できます。

さらに、ECサイトを運営する場合、実店舗を持つケースのように、店舗の修繕費がかかることはありません。サイトのデザインなどを変えることはあるかもしれませんが、それでも実店舗に比べると少ない労力と経費ですみます。

また、ECサイトの運営では、実店舗を運営する場合と異なり、メール対応などの方法を採ることで、最初は自分一人だけであっても複数のお客様に対応することができます。そのため、ECサイトで商品販売を行う場合には、店舗スタッフを雇わなくても十分にビジネスを動かすことができます。

ECサイトでは、お客様に信頼してもらうことが重要

このように、ECサイトのビジネスは、実店舗を構える場合に比べて、はるかに少ないコストで動かすことができます。

そのため、商品の販売を考える場合には、実店舗を持つことだけに意識を向けるのではなく、ぜひともECサイトの活用を検討するようにしてみてください。これにより、商品の開発や販売などに資金を投じやすくなり、なおかつビジネスで破たんするリスクを引き下げることができるようになります。

ただ、何でもいいからECサイトを運営すればいいわけではありません。ECサイトを作る場合、お客様の信頼を得られるような情報を載せることが大切です。

なぜなら、ECサイトでの商品販売では、買った商品が送られてこない、あるいは買った商品と届いた品物が違うなどのトラブルが発生しやすいからです。そのため、お客さまが安心して利用できるようにするためのECサイト作りを心がけることが重要になります。

運営者プロフィールやお客様の声を出すべき理由

具体的な例としては、ECサイトの運営者の名前と顔写真や、サイトを利用したお客様の声、さらには他のお客様が購入した品物の名前などを記載しておきます。

また、トラブルが発生した場合の保証について記載しておくと、ECサイトを利用するときのハードルを下げることができます。これにより、さらに多くのお客様に利用してもらえる可能性が高まります。

ECサイトを運営する場合、サイト内に「特定商取引法に基づく表記」を載せたページを作成しておく必要があります。これを忘れずに作っておかないと、法に触れてしまう恐れがあります。そうならないためにも、「特定商取引法に基づく表記」を必ず記載しておき、法律違反にならないように気を付けましょう。そうして、お客様から得た信頼を失わないように注意しましょう。

商品紹介ページにオリジナルの情報を載せる

商品紹介ページに掲載されている情報が、商品名と商品の写真だけである場合、検索エンジンからペナルティーを受ける可能性があります。なぜなら、サイト内にほとんど同じ情報が書かれているページが複数存在すると、検索エンジンが禁止する「重複コンテンツ」に当てはまる恐れがあるからです。

もし、検索エンジンに「禁止行為を行っている」と判断されると、検索エンジンを保有する会社から警告が来ます。その後、適切な構成に直さない場合、検索エンジンからのペナルティーを受け、ECサイトが圏外に飛ばされてしまう恐れがあります。

この場合、お客様がほとんど来ない残念なECサイトになってしまいます。その結果、ECサイトで利益を出すことが極めて難しくなります。

このようなことにならないためにも、それぞれの商品紹介ページにオリジナルの文章を書き込むようにしましょう。これにより、検索エンジンからの警告やペナルティーを受けずにすむようになります。

また、オリジナルの言葉を商品紹介ページに記載する場合には、お客様にとってメリットのある情報を書き込むのが望ましいです。その具体的な例としては、「ECサイト運営者自身が考えた、商品の効果的な活用方法」などがあげられます。

こうした有益なオリジナル情報を商品紹介ページに記載しておくことで、その分だけお客様の満足度が高められます。それにより、ECサイトの利用客の増加が期待できるようになります。

ECサイトでの販売で重要な自社商品と少額でのテスト

このように、ECサイトを構築する場合には、お客様の信頼を得られるような構成に注力することが大切です。これにより、お客様がECサイトを利用する際のハードルを低くすることができます。

また、ECサイトの各商品の紹介ページには、お客様にとって有益なオリジナル情報を書き込むことが重要です。これによって、検索エンジンからのペナルティーを受けずにすむようになります。さらに、お客様の満足度が上がり、さらなるサイト利用が期待できます。

それでは、どのように考えてECサイトを活用すればいいのでしょうか。ECサイトを運営して商品を販売する場合、どのような行動を実行するかによって成功するかどうかが変わってきます。

正しい方法でECサイトを運用しないと、多額の負債を出して撤退せざるを得なくなってしまいます。そうならないためには、適切な方法でECサイトを活用する必要があります。

自社独自の商品を扱う

ECサイトを始める企業や事業者のなかには、「他社の製品を自社のECサイトで販売しよう」と考えることが多いです。しかしこのとき、同じ製品を別の企業がECサイトで販売していたらどうなるでしょうか。この場合、自社のECサイトと他社のECサイトで値段を比べられた場合、競合との価格競争に発展してしまう可能性が高いです。

こうした事態を避けるためにも、自社でECサイトを運営する場合には、他社のものではなく自社独自の製品を販売することが大切です。この場合であれば、自社製品と比べられるものがありません。これにより、他社との価格競争に巻き込まれずにすむようになります。

ただ、自社独自の製品といっても、他社製品と同じような見せ方をして販売していた場合には、値段を比較されることになり、競合との価格競争に陥る可能性があります。

こうした事態を避けるため、自社のECサイトで自社独自の商品を売る場合には、他社が行っていない見せ方で商品を販売するようにしましょう。

例えば、あなたがECサイトを使って、自社で開発した空気清浄機を販売しようと考えていたと仮定します。そして、他社メーカーが独自のECサイトを使って、ホコリや花粉の除去力などの性能面を推す形で空気清浄機を売っていたとします。

この場合、他社と同じように性能面で商品を売り出してしまうと、価格競争に発展してしまいます。さらにこのとき、他社の方が資金力や技術力などに優れていた場合、あなたの会社が先に力尽きてしまいます。

こうした事態に陥らないために、他社の製品と同じような見せ方で自社商品を売るのは避け、自社オリジナルの見せ方で商品を売ることが重要です。今回の空気清浄機の例で言えば、性能面で売るのは避け、「おしゃれな見た目の空気清浄機」といったデザイン面などでの商品販売を選択するようにします。

この方法であれば、競合との価格競争には発展せず、あなたの製品に興味を持ったお客様があなたのECサイトを訪れ、自社独自の商品を購入してくれるようになります。

少ない金額でテストしていく

ECサイトで商品を販売する場合に重要な行動として、「小さなテストを繰り返す」ことがあげられます。これを意識せずに多額の資金を投下してしまうと、ビジネスが続けられなくなってしまう恐れがあります。このようなことを起こさないためには、少額ずつ慎重にテストしていく必要があります。

例えば、「ECサイトを使えば商品が簡単に売れる」と安易に考え、商品をたくさん作り過ぎてはいけません。この場合、大量の在庫が発生し、その維持管理費がかかり過ぎてしまいます。さらにこのとき、扱っている製品が食品などのように賞味期限があるものの場合、せっかく作った商品を大量に処分することになってしまいます。

これらの結果、自社の運営資金が一気になくなり、経営破たんしてしまう恐れがあります。

最初に多くの広告を出してはいけない

また、自社のECサイトの露出を増やそうと考え、多額の広告費を投下してはいけません。この場合、もし商品がほとんど売れなければ、先ほどの例と同じようにビジネスが破たんしてしまいます。

こうした事態を避けるためには、先ほど述べたように少額ずつテストしていくことが重要です。例えば、大量の商品をいきなり作るのではなく、次の売り上げを確認しながら少量ずつ生産するようにします。また、莫大な広告費をいきなりつぎ込むのではなく、少ない費用で広告を出稿するようにします。

このような形で少しずつテストしていけば、大きな失敗を犯すリスクを小さくすることができます。そして、実際に良い成果が出たところで、初めてECサイトに多額の資金を投じれば、大きな成功を掴めるようになります。

このように、ECサイトで商品販売を行う場合には、自社オリジナルの製品を、独自の見せ方で販売することが重要です。これによって競合との価格競争を避けやすくなり、利益を出せるようになります。

また、ECサイトを運営する場合には、いきなり大金を投下せずに、少しずつテストしていくことが大切です。このような方法を採ることで、少ないリスクで大きな成果を出せるようになります。

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