ウェブサイトやブログを作成する上で、サイトのテーマを決めることは必須です。「何のサイトを作っていくのか?」ということを明確にしないままサイトを作り始めても、サイトを通じて伝えたいことがブレてしまいます。その結果、全くアクセスが集まらないサイトになるのです。

そうしたことを避けるためにも、最初にサイトのテーマをきっちりと決めておくことが大切です。

サイトのテーマを設定するときに、サイトのターゲットとなるユーザー(ペルソナ)を詳細に決めておくことが重要です。ペルソナに向けてサイトやコンテンツを作成していくことで、自然とアクセスが集まるだけでなく、商品が売れるようなサイトになるからです。

そこで今回は、「ウェブサイトにおけるテーマ設定の具体的な手法」について解説します。

サイトのテーマ設定の基本

ウェブサイトやブログを運営していく上で、前述の通り最初にサイトのテーマを設定しておくことが必須です。サイトテーマとは、簡単にいうと、あなたが構築するウェブサイトやブログの主題です。つまり、「そのサイトを通じて誰に対して何が言いたいのか?」ということになります。

テーマ設定が必須

ウェブサイトのテーマ設定が重要なことは、これまでにインターネットビジネスを行った経験がない人でも納得できると思います。これから構築していくウェブサイトやブログのテーマが決まっていないと、どのようなコンテンツを作れば良いかが全くわからないためです。

例えば、あなたが「アフィリエイト」のサイトを作ると決めたとします。アフィリエイトとは、作成したウェブサイトやブログに広告を貼り付けて、その広告から商品が売れたときに、サイト運営者(媒体主)であるあなたに仲介料(紹介料)が支払われるビジネスモデルです。

広告によって商品が売れたりサービス申し込みがあったりしたときだけ、あなたにお金が入る仕組み(完全成果報酬型の広告収入モデル)がアフィリエイトです。

このときに、広告主と仲介してくれる会社をASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)といいます。具体的には、以下のような仕組みになっています。

その際に、もしあなたが「アフィリエイトのサイトを運営していく」ということしか決めていなければ、当然ながらサイトを構築していくことはできません。紹介(アフィリエイト)する商品を決めて、それに沿ったコンテンツを作成しなければ、ビジネスにならないためです。

例えば、このときに「便秘を解消するための腸内細菌サプリメントを紹介する」というざっくりしたテーマを決めていれば、ある程度はサイトで紹介する商品や作成していくコンテンツが見えてきます。

ただ、こうしたテーマなしにサイトを作り始めると、便秘の情報に限らず「腰痛の治し方」「良い睡眠のとり方」などの健康情報まで詰め込んでしまい、何を伝えたいのかよくわからないサイトになってしまいます。

こうしたことを避けるため、ウェブサイトやブログを作成していく上では、テーマ決めが必須なのです。

誰に向けたサイトなのかを明確にする

ここまで述べたように、ウェブサイトやブログでテーマ決めが欠かせません。ただ、こうしたことをいうと、ウェブサイトやブログを運営している人のほとんどは「テーマは既に決めている」といいます。

確かに、ウェブサイトやブログを作成し始めた人のほとんどは、ある程度のテーマを設定しています。しかし、ほとんどの場合はそのテーマが適切でありません

例えば、先ほどの例で挙げたように「便秘を解消するための腸内細菌サプリメントを紹介する」というテーマでウェブサイトを作成しているとします。この場合、一見するとウェブサイトのテーマが適切に決められているように感じるかもしれません。

しかし実際には、このテーマは適切ではありません。なぜならば、ウェブサイトやブログのテーマは「特定の一人」へ向けたものでないといけないためです。

こうしたウェブサイトのターゲットとなる特定の人物を「ペルソナ」といいます。

ウェブサイトのテーマは、ペルソナを明確に決めた上で考えることが重要です。先ほどの「便秘を解消するための腸内細菌サプリメントを紹介する」というテーマは、ペルソナが決まっていないということがわかります。

このテーマでは、「便秘に悩んでいる人に対してサプリメントを紹介したい」ということまでは読み取れます。ただ、サイトのターゲットが「便秘に悩んでいる人」と特定の一人ではなく、不特定多数の人になっています。

つまり、「何の情報を発信するのか?」ということは大まかに決まっていますが、「誰に向けて情報発信するのか?」ということが曖昧なのです。

多くの人は、このようにペルソナがあいまいな状態でテーマを決めて、ウェブサイトを作り始めます。ただ、ウェブサイトやブログを作るときには、こうしたペルソナを明確に特定した上でテーマを決める必要があります。

メッセージを用意する

ウェブサイトやブログのターゲットであるペルソナを決めた後は、ペルソナに向けたメッセージを用意します。

例えば、あなたが「婚活サイト」をアフィリエイトで紹介するウェブサイトを作成したとします。その場合、あなたのウェブサイトに訪れたユーザーが作成したサイトを経由して、紹介している婚活サイト(恋愛アプリ)へ登録して、はじめてあなたはアフィリエイト報酬を受け取ることができます。

つまり、あなたはウェブサイト上で、ターゲットとなるペルソナに対して「結婚したいのであれば、ここで紹介している婚活サイトに登録しましょう」というメッセージを用意しなければいけないのです。

もし、こうしたメッセージを用意していないと、訪れたユーザーがあなたのサイトを経由して婚活サイトに登録することはありません。

ユーザーの悩みを解決する方法(ここでは婚活サイトへ登録すること)へ誘導するようなメッセージを記してしなければ、あなたに報酬が発生しないだけでなく、サイトを訪れたユーザーが「どう行動すれば良いのか?」ということに悩んでしまいます

また、テーマとしてペルソナに対するメッセージを用意しておくことで、コンテンツを作成していく上で、サイト全体の方向性がブレにくくなります。メッセージを明確にしておくことで、メッセージからズレたコンテンツを作らなくなるためです。

このように、ペルソナを決めた後は、ペルソナに対するメッセージを用意することが重要になります。

メッセージを絞る重要性

ここまで述べたように、ウェブサイトやブログを構築していく上では、ペルソナを決めてテーマを設定した上で、ペルソナに対してメッセージを用意することが大切です。

ただ、ペルソナに対するメッセージを作るときに、ビジネス初心者の多くは、ペルソナに対して複数のメッセージを作ってしまいます

例えば、先ほどの婚活サイトでいうと、「結婚したい人は婚活サイト(恋愛アプリ)に登録した方が良い」というメッセージだけでなく、「結婚相談所に行くのもお勧めです」「お見合いをするのも有りです」というように、さまざまなメッセージを投げかけるのです。

確かに、発信している情報は間違ってはいないのですが、これだとユーザーは「結局どうすればいいのか?」というように悩みます。

その結果、あなたのサイトから婚活サイトに登録することなく、他のサイトに情報を探しにいくようになるのです。

そうしたことを避けるためにも、ペルソナに向けたメッセージは絞ることが重要になります。

先ほどの婚活サイトであれば、「恋愛アプリへ登録する」ことだけにメッセージを絞ります。

もちろん、サイト上には結婚相談所や街コンなどの記事があってもいいですが、基本的なスタンスは「結婚相談所や街コンよりも、婚活サイト(恋愛アプリ)へ登録するのが最も効果的」という内容に設定する必要があります。これにより、サイトのメッセージが統一されます。

ペルソナに向けたメッセージは一つ

このように、ペルソナに向けたメッセージは一つに絞ることが大切です。

ウェブサイトを運営する上では、全体のテーマだけでなく、各コンテンツ(記事)の内容も全てメッセージを統一しておく必要があります。ウェブサイト上にはさまざまな情報のコンテンツを載せるのですが、どのコンテンツであってもユーザーに向けたメッセージは、サイト全体で共通した一つに定めておくことが重要です。

実際に私はビジネス系のサイトを運営していますが、そのサイトの中には「マインドセット」「マーケティング」「コピーライティング」など、さまざまな情報を載せています。

ただ、サイト全体を通してペルソナに投げかけているメッセージは「インターネットビジネス(ポータルサイトビジネス)について知りたいのであれば、メールマガジン(メルマガ)に登録してください」という一つだけなのです。

既に述べたように、「メルマガに登録してほしい」というメッセージ以外にも、「サイト上で商品を買ってほしい」「セミナーに来てほしい」などのようにメッセージが複数あり、コンテンツ内で伝えていることがブレてしまうとユーザーは混乱するようになります。そうなると、最終的には全く商品が売れないサイトになってしまうのです。

こうしたことを避けるためにも、ウェブサイトやブログでペルソナに投げかけるメッセージは一つに絞るようにしましょう。

メッセージを絞った例

それでは、ここからは実際のメッセージを絞ることに関して、例を挙げながら解説します。

例えば、あなたが花粉症になって病院を探していたとします。そうした際に、家の近所に「総合内科」と「花粉症専門のクリニック」があった場合、あなたはどちらの病院を受診するでしょうか。

このケースでは、前者(総合内科)は「誰でも受け入れています」と広い人にメッセージを投げかけています。その一方で、花粉症専門のクリニックでは「花粉症の専門クリニックであるため、花粉症の人だけが来てください」という、特定の人物に絞ったメッセージとなっているのです。

おそらく、ほとんどの人が花粉症クリニックを受診するでしょう。花粉症専門クリニックの方が、明らかに自分一人に向けられたメッセージだと感じるためです。

ウェブサイトやブログでメッセージを決める際も同じです。ペルソナを決めた後は、ペルソナに対してたった一つの鋭いメッセージを投げかけることが、ユーザーの心に刺さることにつながるのです。

鋭いメッセージを投げる重要性

ここまで述べたように、ペルソナに対して鋭い絞ったメッセージを投げることは非常に重要です。対象を広げすぎて幅広いメッセージを投げかけると、ウェブサイトやブログから商品が売れたり、登録されたりすることがなくなります。

幅広い人にメッセージを投げかけると、サイトやブログを訪れたユーザーが「誰に発信しているのか?」「結局どうすればいいのか?」という疑問をもちます。その結果、「このサイトは自分(ユーザー)が欲している情報を載せているサイトではない」と判断して他のサイトに情報を探しにいくのです

その一方で、先ほどの花粉症における例で挙げたように、ペルソナもメッセージも明確であれば、ウェブサイト上で紹介している商品は売れます。

万人向けに発信されているメッセージというのは、「誰からも選ばれない」という結果に陥ります。一方でターゲットを絞ってメッセージを鋭くすれば、結果として多くの人に選ばれるようになります。

なぜ、メッセージを絞ったりペルソナを用意したりする必要があるのかというと、単純にその方がビジネスをしたときの売上額が格段に大きくなるからです。

実際に、ビジネスの世界では「メッセージの対象(ターゲット顧客)を半分にしたら、売り上げが倍増する」といわれているほどです。

ただ、ビジネスの初心者であるほど「メッセージを絞ったら対象者が少なくなるから商品が売れない」と考えます。しかし実際には、メッセージを絞っても対象者は多く存在するのです。

例えば、先ほどの例のように花粉症専門医は、花粉症の人にターゲットを絞ってメッセージを発信しています。

この場合、一見すると花粉症の人だけでは、来院する患者数は限られているように感じます。しかし、一般的に認識されているように、花粉症の人は数千万人存在するのです。実際、2008年の厚生労働省の報告によると、日本人全体の約30パーセントの人が花粉症をもっていると報告されています。

どのような悩みであっても、人間が抱えている悩みは似通っています。そのため、どれだけメッセージを絞って対象が狭くなっても、実際には大多数の人に刺さるメッセージとなっているのです

こうしたことからも、鋭いメッセージを投げかけることは、ビジネスで成功するためには必須だといえます。

もちろん、メッセージを絞るとはいっても、メッセージを絞りすぎて市場性のない分野を攻めては意味がありません。例えば、「60歳以上の老人婚活サイトを作る」「TOEIC900点以上の人に向けた高度な英語サイトを作る」などです。

どれだけ市場性の大きい分野であっても、「60歳以上の婚活」「TOEIC900点以上の人」などのように絞りすぎて対象人数が極端に少なくなるとビジネスが破たんしやすいです。したがって、メッセージを絞りつつも、多くの対象者が存在する市場で勝負する必要があります。

メッセージを広げるべきでない理由

それでは、メッセージを絞らず「広いメッセージを発信することで多くの人に商品を買ってもらいたい」と考えてしまうとどうなるのでしょうか。

確かに、ペルソナの人物像やメッセージを広げると、多くの人がサイトに訪れてアクセス数が上がる可能性はあります。ただ、このようにしてアクセスを集めたとしても、訪問者が商品を購入することにつながらないため、売上げが上がらないのです

例えば、あなたが便秘に関する商品を紹介するサイトを作っているとします。

このときに、便秘に悩む人だけでなく、頭痛や関節痛、ダイエットなど、健康全般に関して興味をもつ人に向けて情報を発信していたとします。

その場合、確かに便秘に関するコンテンツだけを掲載したサイトよりも、アクセスが集まる可能性は高いです。コンテンツに興味をもってくれる人(対象)が多い(広い)ためです。

ただ、どれだけアクセスが集まっても、そのアクセス増に伴って売上が上がることはありません。

例えば、あなたが肌荒れを解消したと考えて情報を探しているときに、肌荒れの治し方について詳しく書いてあるコンテンツを見つけたときを考えてみましょう。そのサイトには、肌荒れだけでなく、さまざまな健康に関する情報が載っています。ただ、そのサイトで紹介されているのは、便秘を解消するためのサプリメントばかりです。

こうした場合、当然ながらあなたがそのサイトから商品を購入することはありません。欲しい商品は便秘解消サプリではなく、肌荒れを解消する商品だからです。

このように、ターゲットやメッセージを広く発信することで、多くのアクセスが集まるようになる可能性はあります。しかし、基本的にはアクセス数の増加に伴って売上が上がることはないのです。

また最悪の場合には、便秘に悩んでいるユーザーであっても「このサイトには便秘以外の情報があり、何を伝えたいのかわからない」と捉えられる可能性が高いです。アクセスは集まって多くの人に閲覧はされるものの、最終的に誰からも選ばれないサイト(商品が売れないため、儲からないサイト)になるのです

これは、先ほどの「花粉症患者は専門の病院を受診し、総合病院を選ばない」のと同じ理論です。便秘以外の情報を詰め込むと、総合病院のような何でも屋に映ってしまい、結果として商品購入には至りません。

このような理由から、ウェブサイトやブログで発するメッセージは、広げるべきではないといえます。

ペルソナマーケティング

ここまで述べたように、ウェブサイトやブログを構築していくときには、ターゲットを一人に絞って、なおかつ鋭いメッセージを投げかけることが重要です。

このようにターゲットを絞って集客する方法は「ペルソナマーケティング」として知られており、実際に多くの企業が活用しています。

ペルソナマーケティングとは、簡単にいうと、商品やサービスを使ってくれるであろうモデルユーザー(ペルソナ)を作り出して、そのユーザーのニーズを満たすように商品やサービスを作ったり、販売したりするマーケティング手法です。

例えば、自社のオーガニック化粧品を販売するビジネスを行っているとします。その際に、ペルソナを以下のように細かく設定して、商品の開発や集客を行っていきます。

ペルソナの名前:松本弥生

年齢:65歳

性別:女性

・大学卒業後から大手企業に勤め、昨年退職したときには部長の役職に付いていた。

・24歳で結婚して2人の子ども(長男、長女)を授かるものの、30歳のときに離婚。一人で子どもを育ててきた。

・3年前に長男、昨年に長女が結婚

・これまで、仕事と子育てに忙しくたいした趣味はない

・40代から目元のシミに悩んでいるが、時間が無かったため放置している

・蓄えは十分にあり、退職後は美容や旅行など、自分のために時間とお金を使おうと計画している

このように、ターゲット像となるペルソナを詳細に決めて、ペルソナを満足させるような商品や売り方を考えて実践していくのです。

ウェブサイトやブログを作っていくときでも、同じようにペルソナを絞って、ペルソナだけに刺さるようなメッセージを投げかけていきます。ペルソナが決まっていない、もしくはあいまいであると、全く稼げないサイトを作ることになるからです。

例えば、先ほどのオーガニック化粧品が、「シミだけでなく、アトピーにも効果がある」とします。そうした際に、ペルソナを決めていないと「この化粧品はシミに効きます。また、シミだけでなくアトピーにも効果があります」というように、ぼんやりしたメッセージを発信してしまうことになります。

そうなると、既に述べたように、アクセスは集まるものの誰からも選ばれず、商品が売れないサイトとなります。

こうしたことを避けるためにも、ペルソナマーケティングを実践することが大切です。

ちなみに、もしアトピーの人に対してオーガニック化粧品を紹介したいのであれば、別サイトで紹介します。つまり、別のペルソナ(アトピーに悩む人)を作って、そのペルソナに向けて新たにサイトを作成して、同じオーガニック化粧品を紹介すれば良いのです。

シミに悩む人に対してオーガニック化粧品を売りたい場合は「シミに特化したサイト」を構築し、アトピーの人にオーガニック化粧品を売るときは「アトピーに特化したサイト」を作る必要があるのです。

このように、ウェブサイトを作成する上でも、ペルソナマーケティングは役立ちます。

関連性がある分野は問題ない

ウェブサイトやブログを作る際には、ペルソナを決めてペルソナだけの心に刺さるようなメッセージを投げかけていきます。当然ながら、各コンテンツもペルソナとなる人が欲している情報に絞った内容の記事を作成します。

ただ、こうした話をすると「ペルソナだけに向けたコンテンツを作っていると、作成できるコンテンツ数に限りがある」という人が多く見かけられます。

確かに、ペルソナが悩みを解消するためだけのコンテンツだけであれば、数十記事で全てを網羅してしまうかもしれません。しかし、サイトに載せるコンテンツは、ペルソナがもつ悩みに関連性がある分野の情報であれば、載せても問題ないのです。

例えば、私のビジネスサイトであれば、「お金はないけど時間があるため、借金なしで利益率98%以上の利益を生み出すネットビジネスで稼ぐ方法を知りたい」という、過去の自分をペルソナにしてサイトを作っています。

そのためビジネスサイトでは、「ウェブサイトを使ったお金の儲け方」を教えています。

このときに、「お金を稼ぐ」という意味では、一見すると投資や不動産なども関連性があるように思えるかもしれません。ただ、ペルソナは「借金はしたくないが、時間はかかってもいいので高利益率のネットビジネスをしたい」という過去の自分であることを考えると、投資や不動産の情報(ネットビジネスに関係ない内容)を載せるとサイトのメッセージがブレます。投資や不動産は、ある程度の資金(お金)がないとできないためです。

そのため、ビジネスサイトには、投資や不動産に関するコンテンツを載せてはいけませんし、実際に作っていません。

その一方で、書籍出版やセミナービジネスなどは、一見するとウェブサイトを使ったお金の稼ぎ方とは関係ないように感じるかもしれません。しかし、人気のウェブサイトを作った後には、書籍出版やセミナーなどを開催することで、ブランディングや収益化の増大を図ることができます。実際に私は、書籍出版もしていますし、セミナーも開催して収益を大きく拡大させています。

そのため、私のビジネスサイトに書籍出版やセミナービジネスのコンテンツを載せても問題ないのです。

このように、いくらペルソナやメッセージを絞ってウェブサイトを作成していくといっても、「関連性がある分野でメッセージがブレないようなコンテンツ」であれば作成しても問題ありません。

テーマ決定の後にコンテンツを網羅する

テーマを決めてペルソナを設定したら、ペルソナの悩みを解消するためのコンテンツを作成していきます。ペルソナが欲している情報を網羅するのです。

ただ既に述べたように、作成するコンテンツは、関連性がある分野かつメッセージがブレていない内容にしなければいけません。ウェブサイトに載せる情報を決めるときには、こうしたことに注意してコンテンツを網羅していく必要があります。

連想ゲームでコンテンツを網羅する

ウェブサイトに載せるコンテンツを網羅していくときに、多くの人は作成するコンテンツが思い浮かばずに悩みます。つまり、「何のことについ書けばいいのかわからない」「数十記事しかコンテンツが思い浮かばない」という状況に陥るのです。

こうしたときには、「連想ゲーム」を実践することで、必要なコンテンツを網羅できるようになります。

例えば、株式投資に関するウェブサイトを作っているとします。このときに、「株式投資」というキーワードだけで調査をすると、作成すべきコンテンツの数はかなり限られてきます。

実際に、株式投資に関連するキーワードを「関連キーワード取得ツール(仮名・β版)」というツールを使って調査すると、関連する用語は600前後しかありません。

関連キーワード取得ツール(仮名・β板)とは、「株式投資 セミナー」「株式投資 アプリ」のように特定のキーワードを入力することで、「その単語に関連して一緒に調べられているキーワード(サジェスト)」を抽出してくれるツールです。具体的には、以下のように関連キーワードを調べることができます。

ただ、抽出された用語に対して一つ一つコンテンツを作っていくわけではありません。つまり、関連キーワードが600個抽出されたといっても、600個のコンテンツが作成できるということではないのです。抽出されたキーワードの中には、内容が被っていたり、サイト作成に全く関連性がなかったりするキーワードも混じっているためです。

そのため、株式投資で関連ワードが600抽出されたといっても、この調査から作ることができるコンテンツは数十個になります(もちろん、内容が薄いコンテンツを量産するのであれば、いくらでもコンテンツを作成することは可能です)。

そうした際には、連想ゲームのように株式投資に関連するワードを挙げていきます。それらの単語についても、同じように調査していく必要があります。

例えば、株式投資であれば、「投資信託」「NISA」「株主優待」といったような、さまざまなキーワードが連想できます。そして、さらにそれぞれの単語に関する関連キーワード(投資信託、NISAなど)を、関連キーワード取得ツール(仮名・β版)を使って抽出するのです。

こうした作業を繰り返していくことで、ウェブサイトに載せるコンテンツを網羅することができるようになります。

また、どうしても関連するキーワードを連想できない場合には、同じような商品を紹介しているライバルサイトを調査することで、ヒントを見つけることができます。ライバルサイトは、あなたと同じようにターゲットを絞って、ターゲットに向けたウェブサイトを作っています。そのため、あなたのウェブサイトにも応用できるようなキーワードをたくさん使っています。

さらに、アフィリエイトであれば、広告主のサイトを確認することが有効です。例えば株式投資であれば、広告主のサイトを見れば「投資信託」「NISA」「株主優待」などの単語が必ずどこかに載ってあるはずです。

このように、コンテンツを網羅するためには、まずはメインのキーワードから連想ゲームを実践していくことが大切です。

他分野の情報を応用する

また、あなたのウェブサイトと関係ない分野の情報を応用することで、コンテンツの網羅性を高めることができます。

例えば、「影響力の武器」という心理学の本があります。この本の中では、「返報性の原理」という法則が紹介されています。返報性の原理とは「人間は何かをもらったら、相手に対して何かを返さなければいけないと感じる」という心理です。

こうした人間の心理に関する情報は、一見すると心理学にしか応用できないと思いがちです。しかし実際には、返報性の原理はビジネスにも応用できます。

例えば、ウェブサイトを使ったビジネスは、ウェブ上に有益なコンテンツを情報発信することでアクセスを集めてビジネスを行います。ユーザーとしては、ウェブ上のコンテンツを閲覧することで「これだけ有益な情報を無料で提供してくれてありがとう」とサイト運営者に対し無意識のうちに感謝します。

有益な情報提供によるインターネットビジネスでは、ユーザーに対して返報性の原理が働くため、有料級の情報を提供する(相手に対して無償で提供する)ほど商品が売れるようになるのです。

返報性の原理でいうと、サイト上では無料で情報提供しているため、ユーザーはサイト運営者に恩を感じるようになります。その結果、「このサイト運営者から商品を購入したい」と思ってくれるようになります。

このように、一見すると関係ないように思える心理学に関する情報も、ビジネスに応用することができます。そのため私のビジネスサイトには、「心理学をどのようにビジネスへ応用するのか」に関するコンテンツを載せています。

同じように、恋愛サイトを構築するときも心理学が役に立ちます。男性向けに「どのように女性と接すればいいのか」に関するコンテンツを作るとき、心理学の内容を盛り込むと内容が深まります。

こうして他分野の情報を応用することが、コンテンツの網羅性を高めていくことにつながるのです。

網羅する必要がない情報

ここまで述べたように、連想ゲームやライバルサイトなどから関連するキーワードを探したり、他分野からの情報を応用したりすることで、ペルソナに必要なコンテンツを網羅することができるようになります。基本的には、ペルソナに関連する情報は全て載せるようにしましょう。

しかし、いくらペルソナに関連するといっても、載せる必要がない情報もあります。

例えば、関連する情報における「有名な人」などに関する情報はコンテンツ化する必要がありません。調査をしていると、大学教授などのその分野での第一人者の名前が必ず出てきます。

一見すると、こうした情報は検索ニーズがあってコンテンツ化すべきように思えます。しかし実際には、サイトテーマに関連する人物について、わざわざ名前で検索して調べる人はいません。

もし検索ニーズがあってアクセスが集まったとしても、人物に関するコンテンツへのアクセスはビジネスにつながらないのです

例えば、その人物を推奨するようなコンテンツを作成し、コンテンツにアクセスが集まったとします。ただ、そのコンテンツを読んだ人があなたのサイト内に紹介されている商品を購入したり、問い合わせしたりする可能性は低いです。

そもそも、人物名で検索しているような人は、悩みを抱えていて、それを解決するためにインターネットを使っているわけではないためです。「どのような人物であり、これまでの実績は何があるのか」を調べるために人物名を検索しています。そのためほとんどの場合、人物に関する情報を手に入れたらページをすぐに閉じることになります。

つまり、人物に関するコンテンツを読むような人は、ビジネスの対象となる可能性が低いのです。

その他にも、ビジネス初心者の中には、「まとめサイト」を作る人も多いです。しかし、こうした他人の情報をまとめたサイトやコンテンツに価値はありません。他人のコンテンツをコピペしたコンテンツは、ただの「パクリ」であるためコンテンツとして無意味なのです。

そうではなく、必ずまとめた情報に対して自分の意見をしっかりと述べるようにしましょう。そうすれば、パクリコンテンツではなく、あなたの主張が入った価値のあるオリジナルコンテンツとなるのです。

また、いくらコンテンツを網羅するといっても、関連する情報の中にも「コンテンツ化すべきもの」と「コンテンツ化すべきでないもの」が存在することを理解しておくことが大切です。

今回述べたように、ウェブサイトやブログを作成していく上で、ターゲットとなるペルソナを明確に決めることは、サイト全体のテーマだけでなく、各コンテンツを書く際にも重要です。ペルソナに向けてサイトの構成やコンテンツの内容を考えることで、ペルソナの心に刺さるウェブサイトになるのです。

こうしたことを意識することで、初めて稼げるサイトが作れるようになります。ウェブサイトを構築するときには、必ず意識するようにしてください。

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