何か問題を解決するとき、「全ての原因は自分にある」と認識しなければいけません。マインドセットでも重要となる考えですが、これはマーケティングでも同じです。問題が起こる原因を他人のせいにした時点で思考停止の状態に陥ってしまいます。

理由は簡単であり、「原因が自分にある」と思わない限り、その問題を解決できないからです。

問題解決を行うためには

問題解決は主に3つの要素で成り立っています。この3つとしては、

・問題:どのような困ったことが起こっているか

・原因:なぜその問題が発生しているのか

・解決策:どのように原因を取り除けば問題を解決できるか

があります。

例えば、「売上が下がっている」という問題があったとします。この問題を解決するため、その原因と解決策を考えます。この時、原因が他人にあるとしたらどうなるかを考えていきます。

多分、以下のようになると思います。

・問題:売上が下がっている

・原因:他社の商品開発力が高い

・解決策:他社の商品開発を妨害する

このように意味不明な解決策しか思いつくことができません。実際には実現不可能であり、何の解決にもなっていません。

それでは、もう1つ他人を原因とした例を考えていきます。

・問題:売上が下がっている

・原因:お客様が商品を買わない

・解決策:無理やり商品を買わせる

問題の原因が「お客様」になっているため、解決のしようがありません。他人が原因だと考えると、問題解決を行うことができなくなってしまいます。

そこで、問題の発生源が自分にあると考えます。他社が素晴らしい商品を開発したり、お客様の様子が変わったとき、「あなただったらどうするか」を必死で考えなければいけません。これを理解すると、ようやく頭が回転し始めます。例えば、次のような感じになります。

・問題:売上が下がっている

・原因:急な人員増のためにサービスがバラつき、リピート客が離れていった

・解決策:先輩社員を割り当てて、新人社員の教育を3ヶ月は徹底するこれからの人員増は徐々に行う

このように、先ほどの例とは違ってかなりまともな内容になったと思います。要は、「問題発生の原因が自分にある」と思わない限り、解決策は一生思い浮かばないことを理解できたと思います。

こう考えると、「景気が悪いから」や「新しい建物や道路が作られてお客様が流れていった」と言って嘆いている経営者は「脳が無い」ことが分かります。原因を他人に求めているため、当然ながらそのまま衰退して潰れていくだけです。

原因を考えずに問題解決を行ってはいけない

問題が起こるには必ず原因があります。この原因がどこにあるかを考えずに問題を解決しようとすると悲惨な事になります。「売上が下がっている」という問題がある場合、原因なしにいきなり解決策を考えてはいけません。

例えば、次のような感じです。

・問題:売上が下がっている

・原因:???

・解決策:気合で売上を上げる

まさに何の策略も無しに「よく分からないけど頑張ってこい」と言っているのと同じです。当たり前のように思いますが、多くの企業は「売上を上げろ」とただ指示を出しているだけです。これは、マーケティングで言えば0点の状態です。

気合で売上が上がるほどビジネスは簡単ではありません。多くの人は無意味な指示を部下に出し、それにも関わらず「なんで成果が上がらないのだ」と嘆きます。決して、諸悪の根源が「自分の指示」にあるとは思いません。

問題の原因を他人のせいにしたり、「売上を上げろ」と無意味な指示を出すのは簡単ですし、何も考えなくて良いので楽です。しかし、本当に問題を解決したいのであれば、「自分の何に問題があるのか」を考えなければいけません。

この思考ができてから、初めてスタートラインに立つことができます。多くの人はスタートにも立っていません。そのため、売上も上がりません。何か壁があってもすぐに諦めてしまいます。

他人や環境を変えるのは不可能に近いですが、自分が原因であるならいくらでも対策を打てます。これが問題解決の一番根本となる考え方です。

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