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時間について、多くの人は無駄に使っています。目的がないまま時間が過ぎていくため、結局のところ何も成し遂げることができずに一生を終えるのです。

ただ、本来はどのように時間を活用すべきなのかを考えなければいけません。時間は誰にとっても平等ですが、時間を効果的に用いて目標を立てれば大きな成果を出せるようになります。

しかしながら、何でもいいので目標を立てればいいわけではありません。適切な目標を設定することによって、ようやく成功できるようになります。

タイム・イズ・マネーの概念

道を歩いているとき、例えば一万円を捨てながら歩いている人がいたとき、あなたはどのように感じるでしょうか。多分、この人はなんてことをしているのだろうと思うことでしょう。しかしながら、気が付いていないだけであなたも一万円を捨てて歩いているのと同じような行動をしています。

例えば、夜ご飯を食べた後にテレビをダラダラと見て過ごすことはないでしょうか。または、飲み会の後に何件もハシゴをすることはないでしょうか。

一流の人が集まるような、情報交換の場としての飲み会であれば有意義です。ただ、ほとんどの飲み会はそのようなものではなく、単に時間が過ぎていくだけの会です。

これはつまり、時間を浪費しているといえます。

サラリーマンであれば、年収500万円の人は経費などまで考えると時給3000円を軽く超えます。それでは、このような人が無駄なテレビ番組を2時間見るとすると、6000円以上を損していることになります。

普段は何も考えていないかもしれませんが、生産性のないことに時間を使うのは、実は大きな損失を生んでいます。そのように考えると、実はお金を捨てながら歩くのと同じ行為をしている人が大多数だと気が付きます。

まず、自分の時給を考えることをしましょう。経営者や個人事業主(フリーランス)など、自分がブレインとして働く場合は特にこうした意識は重要です。

例えば、時給1万円の人が時給5000円の仕事を受けるのは、お金を捨てていることと同じです。古くからの付き合いという理由だけで仕事を受け、新たな仕事を断っているのであれば、大きな無駄をしているといえます。受けるべき仕事を選ばなければいけません。

目的をもつことの重要性

また、前述のとおり、多くの人はダラダラとテレビを見るなどして、時間を無駄に過ごすことが多いです。

なぜ、多くの人は時間を浪費するのでしょうか。その答えは単純であり、それは明確な目標をもっていないからです。つまり、「今後5~10年で何を成し遂げたいのか」という問いに対して、答えることができないのです。

誰もが認める成果を出している人は、全員が大きな目標を掲げています。そのような人は、時間の使い方が普通の人とは違います。時間を活用する判断基準は「目標達成のために必要かどうか」というだけで決めているのです。

例えば、アテネ五輪で金メダルを取った元体操選手の中で、講演依頼をすべて断っている人がいます。講演をすれば数時間で何十万円ものお金が入ってくるにも関わらず、なぜ断っているのかと聞くと、「将来、日本で金メダリストを育てるため」という答えが返ってきました。

その人にとっての最重要事項は「金メダリストを輩出すること」であるため、自分が地方で講演するのは、掲げた目標と関係ないとのことです。

そのため、できるだけ自分の体操クラブの指導に当たることで、後継者を育てることだけに注力しているのです。

自分の目指すべき未来を明確に設定する意義

これと同じことを、あなたも行わなければいけません。つまり、「自分が本当に達成したいことは何か」を本気で考え、それと異なる行動はすべて排除しなければいけません。

「飲み会のハシゴ」「付き合いの旅行」など、時間を無駄に過ごす誘惑はたくさんあります。ただ、大きな目標を掲げていれば、「二日酔いで倒れていた時間は大目標の達成から大きくずれている」「テレビを見ていた2時間は、自分の目標達成に関係ない時間だった」と気づくことができます。

多くの人は、この事実すら認識していません。そこで、まずは時間の浪費に関して理解し、「達成したいこと以外の時間」をできるだけ排除するようにしましょう。これを意識するだけで、時間の使い方が大きく変わるようになるはずです。

高すぎる目標や低い達成感では、人間的な成長を見込めない

それでは、実際のところどのように目標設定をすればいいのでしょうか。

人が成長するためには、適切な目標設定が必要です。正しい目的・目標を定めることにより、それを達成していくのです。ただ、世の中には間違った目標を設定する人が多いです。

そのため、途中で挫折したり低い達成感で満足したりと、人間的に成長せずに成功を手にできない人がほとんどです。

本来、適切な目標を設定しなければいけません。人が成果を出したり成長したりするためには、目標は高すぎても低すぎてもいけません。このことを理解しなければ、いつまでたっても大きな実績を残すことができなくなります。

高すぎたり低すぎたりする目標は無意味である

勉強やスポーツ、ビジネスを含め、最初に目標設定が必要です。綿密な行動計画を設定する必要はなく、ザックリでもいいので「自分はここを目指す」というものを設定しなければいけません。

ただ、このときよくやりがちな間違いとして、高すぎる目標を設定してしまうことがあります。例えばビジネスであれば、「一ヶ月後に月収100万円にする」などです。既に実績のある人なら話は別ですが、これからビジネスをスタートしようとする人がそうした目標を達成するのは、人を騙さない限りほぼ不可能です。そのため、無理が大きいです。

このような高すぎる目標を設定すると、最初はやる気が起こるかもしれませんが、途中で挫折します。どれだけ頑張っても、目標に到達する自分を想像できないからです。そうではなく、もっと現実的な目標を設定しなければいけません。

現実的な目標を立てないと達成できない

例えば営業職の人であれば、「1000万円の商談をまとめる」という目標を立ててはいけません。

そうではなく、「この一週間で10件は人と会って商談する」「額は少なくてもいいので、週に2件の成約を取る」などにする必要があります。こうした現実的な目標にするのです。

ただし、低すぎる目標を設定する人が中にはいます。これでは、人としての成長がありません。簡単に到達できる目標というのは、達成感も少ないです。わずかな労力で達成できてしまうため、大きな成果が上がることはありません。

そこで、最も適切な目標としては、「いまの自分の実力よりも130%の成果」に定めることが考えられます。つまり、月1000万円の売り上げがある会社であれば、1年後に月1300万円の売り上げが出るように目標を立てるのです。これはスポーツや芸術、学問であっても同様です。いまよりも130%の成果ができるように目標値を合わせるようにします。

小さな達成が大きな自信を構築する

こうして小さな達成を積み上げていけば、大きな自信につながります。いきなり高すぎる目標を掲げては、どう考えても達成できないので自信を無くしてしまいます。その反対に低すぎる目標では、容易に達成できるので最初から何も感じとることができません。

ただ、ギリギリのラインで目標設定を行い、そこに到達することができれば、大きな達成感を得ることができます。

このような小さな成功を重ねることで、努力すれば何でも達成できることに気づけます。要は、成果というのは何でも自分の思い通りになることを実感できるようにする必要があります。

もちろん、このときの成果は他の人の協力を得ながらの実績になります。

すべてを自分一人だけで行うのは現実的ではありません。他人の力を借りることで、大きな実績を残せるようになります。こうした中で「いまの自分のレベルよりも少し上」の目標を設定し、達成することで、1年後にはそれまでの自分では考えられないほどの成果を残せるようになります。

このように、どのような将来を見定めるのかはかなり重要です。設定する目標が高すぎると挫折しますし、低すぎると人間的に成長しません。

そこで、現在の実力や実績の130%に当たる部分に的を絞り、周囲の協力も得ながら時間をかけて達成するようにしてください。そうすれば、大きな成果が後から付いてくるようになります。

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