「ビジネスで成功したいです」といって、周囲にやる気を示す人は大勢います。しかし、いくら口では大きいことがいえても、実際の行動が伴っているとは限りません。

「今はお金がないから」「仕事が忙しくて時間が取れないから」「もっとスキルアップしないと成功することはできないから」といって、いつまでたってもビジネスを始めない人たちが実際のところ大多数です。彼らの中には、本当に理由があってビジネスを始められない人もいるのでしょうが、たいていの場合は行動しない理由を後から探しているだけです。

これでは、いつまでたっても成功することはできません。あなたがそのような状況に陥ってしまわないように、人間の行動をビジネスの観点から3つに分類し、どのような行動を増やせば成功に近づくのかを解説します。

自分の普段の行動を3つに分ける

はじめに考えなければならないことは、「あなたの普段の行動が成功するための行動になっているかを検証する」ことです。いくら意識を高めても、行動が間違っている限り、どれだけ努力しても成功には近づけません。

当たり前の話ですが、プロ野球選手になりたい人がテレビでのバラエティ番組ばかり観ていても野球は上達しません。また、彼がバスケットの練習ばかりしていると、基礎体力は身につきますが、やはり野球は上達しないでしょう。

そのような「意味のないことをする人がいるわけない」とあなたは思うかもしれません。しかし、ビジネスで成功したいと公言する人間を注意深く観察すると、同じような失敗を重ねています。

例えば、会社員の通勤時間が片道1時間前後あれば、電車の中でビジネス書を読むことができます。しかし、そこで動画サイトの視聴やネットサーフィンで時間を消費してしまう人は多いです。

また、仮に通勤時間中に資格の勉強をしていたとすると、一見すると正しいことを実践しているようにも見えます。しかし、その人の将来の目標がビジネスで成功することなのに、「いつかビジネスで役に立つかもしれない」という理由で、行政書士や司法書士などの法律系の勉強をしていたらどうでしょう。

たしかに法律の知識はビジネスと無関係ではありません。しかし、そもそも自分一人ではできないことを専門家と連携することによって達成するのがビジネスです。この場合は法律を学ぶより、独立後すぐに優良顧客を引き寄せるために販売(営業)やマーケティングのスキルを磨いたほうが起業に役立ちます。

例えば、会社員時代に「独立後、自分のビジネスにとってプラスとなる集客サイト」を作っておけば、独立後すぐに集客や販売で活用することができます。こうした考えのできる人の方が「ビジネスセンスがある」といえます。

このように、普段の行動を見直すと、間違った行動を選択していることがよくあります。そうならないために、あなたの行動をこれから説明する3つの行動に分類して、成功するための行動になっているかどうかを確認しましょう。

モノやお金を生み出す「生産行動」

まず始めに意識しておきたい行動は、生産行動です。この世のすべての人間が「生産行動によってお金を儲けている」といっても過言ではありません。例えば、会社員は労働力を会社に提供することによって、対価として給与を得ています。

一つの例として、ここにIT企業があるとします。あなたがソフトウェア技術者なら、会社が販売するソフトウェアを開発することになります。また、あなたが営業であるとソフトウェア技術者が開発したソフトを顧客に販売することになります。

こうして商品を生産して顧客に提供するまでの中で、商品の売り上げの一部が給与としてあなたに還元されています。

また、ビジネスで大成功したいと考えたとき、たいていの場合であなたは会社を創業する(起業する)必要があります。自らが創業した会社を儲かる会社にするために「優秀な営業マンを雇う」「納期を守るために、技術者に適切な指示を出す」という行為も、生産行動だといえます。

より質の高い生産物を生み出すための「投資行動」

次に意識しておきたい行動は、投資行動です。あなたが生産を始めたとき、すぐに質の高い生産物を生み出すことができる可能性は低いからです。

例えばソフトウェア技術者の世界では、スキルが低いときはバグだらけのソフトウェアを生み出してしまいます。まともに使用できないソフトウェアを納品していると、いずれは顧客からの信頼を失ってしまいます。

そこで、書籍やソフトウェア開発者のコミュニティからプログラミング技術を学び、完成度の高いソフトウェアを開発できるように自己投資を行う必要があります。

また、あなたがソフトウェア会社の経営者の立場でも、投資行動を意識する必要があります。なぜなら、自社のソフトウェア技術者のスキルが高まるよう、技術者セミナーや勉強会に参加させることを検討しなければならないからです。

独学で学んだことを組み合わせている限りは、狭い知識で完結してしまいます。そこで、自社のソフトウェア技術者を他社の有能なエンジニアと交流させることによって、自分たちの位置づけを意識させたりスキルを磨かせたりするのです。

また、ソフトウェア開発が円滑に行われるよう、開発用のマシンや開発ソフトは高スペックのモノを用意する必要があります。なぜなら、表計算ソフトや開発ソフトを同時に起動するためには、高いマシンスペックが求められるからです。

また、ソフトウェア開発の際は、液晶ディスプレイが複数あるとエンジニアの生産性が向上することがわかっています。一つ2万円もしない液晶ディスプレイを節約してしまったために、スキルを磨いたエンジニアが本来の生産性を発揮できないこともあります。そこで経営者は、費用対効果を十分に検討したうえで、投資を行う必要があります。

これらの先行投資を行うことによって、質の高いソフトウェアを開発することができ、顧客を満足させることができるのです。

お金や時間を消費して心を豊かにする「消費行動」

最後に意識しておきたい行動は消費行動です。

生産物を生み出すことは素晴らしいことですし、より質の高い生産物を生み出すために自己投資を行うことは大事です。

しかしながら、人間はそれだけでは生きていけません。労働や勉強で溜めたストレスを発散するために、「漫画を読む」「家族や友人と美味しい食事を取る」などの行為が必要になってきます。一般的には、これらの行動がなければ体調に支障をきたすからです。

例えば、ソフトウェア技術者が一日中商品を開発していると、相当な肩こりが発生します。そこで、マッサージなどの施術を受ければ一日の疲れが癒せます。

しかし、肩こりを長い間放置してしまうと「頭痛」「手足のしびれ」「イライラ」などが起こり、日々の仕事に悪影響を与えます。一時的には無理やり働くことはできても、10~20年先のことを考えると、普段から消費行動によって心や体をリラックスさせる必要があるのです。

ビジネスで成功するために大事なのは生産行動

ここまで、人間の行動は大きく分類して「生産行動」「投資行動」「消費行動」の3つがあることがわかりました。あなたが普段取っている行動は、これらの3つのうちいずれかに分類されます。

そして、これらの3つの行動のうち「生産行動」を増やすことがビジネスの成功につながります。なぜなら、ビジネスとは「何かしらの有益な商品を生み出し、その商品を顧客に提供し、対価としてお金を受け取る」という行為だからです。

あなたが動画制作会社を経営しているのであれば、「動画制作」が有益な商品です。例えば、顧客から自社をアピールするための動画を作ってほしいと依頼を受け、顧客の要望に応える動画を作ったとします。すると、顧客は素晴らしい動画を自分たちの代わりに制作してくれた対価として、動画制作会社に料金を支払います。

このとき、有益な動画を顧客に提供することが生産行動に当たります。

あなたがビジネスで成功したいのなら、人生の中で占める生産行動の割合を最大限増やし、無駄な消費行動を最小限に抑える必要があります。また、投資行動も生産に直結するように効率よく行わなければなりません。

そこで、次に生産行動を最大化させるコツをあなたにお伝えします。

私たちがストレスを感じる理由

あなたが平均的な会社員だとすると、普段の労働が生産行動です。そこでは多くの疲労やストレスが溜まります。

そして、労働で溜まった疲労やストレスを、あなたは消費によって発散していることが多いでしょう。例えば、恋愛映画を観ることによって仕事ばかりで恋愛できていない自分の心を満たしたり、漫画を読むことによって冒険心を満たしたりします。

もちろん消費によってストレスを発散することは間違いではありませんし、休日ぐらいは仕事のことを考えたくないという気持ちもわかります。

しかし、会社員は普段何にストレスを感じているのかと考えたとき、生産行動そのものにストレスを感じているというよりも「毎日決まった時間に出社する」「やりたくもない行動を取らされている」「人間関係を気にしなければならない」ことにストレスを感じているケースが多いです。

仮にあなたが、ソフトウェア開発の仕事にやりがいを見出していたとしましょう。「ソフトウェアのこの部分を改善すれば、もっとよい商品になるのではないか」と思い上司に相談したところ「与えられた業務だけやっておけばいい」といわれてしまうと、一気にやる気が削がれます。

また、開発の途中で作業を中断させるような会議が発生することに、ストレスを感じることがあるはずです。

仕事以外でも生産できる

しかし、当たり前の話ですが、仕事以外でも生産行動を取ることはできます。例えば、あなたが普段読書をしていて得た知識や経験した内容を、インターネットを使用して世界中の人に公開する行為は生産行動です。

仮にあなたが証券会社に勤めていた場合、仕事を通じて「正しい株式投資の方法や株式の買い方」という知識を得たとします。その知識を、自分が運営するウェブサイトに自分の言葉で公開していると、ときには読者から「そのような知識は今まで知らなかった。教えて頂いてありがとうございました」という感謝のメールが届くことがあります。

このようにして、ウェブサイトに自分の知識を公開することで、感謝のメールが届くことに楽しみを見出すことができるのです。

そして最初は単なる情報発信を目的としていたウェブサイトも、数百記事を超える頃には、多くのアクセスを集めることに成功することがあります。そこでウェブサイトに広告を貼れば、感謝だけではなくお金を受け取ることが可能になります。

このようにして楽しみながらお金を稼ぐことも、不可能ではないのです。

生産に意味を見出す

自分が普段行っている生産に意味を見出すことも、生産行動を最大化するコツの一つです。例えば、あなたがセキュリティ関連のソフトウェアを開発しているとします。このときは、「自分はソフトウェアの一部を開発している」と考えている限りは、「このような作業にどれだけの意味があるのだろう」と感じてしまうことがあります。

しかし、仮にそのソフトウェアが銀行に納品されているとしましょう。すると、多くの消費者が銀行に安心してお金を預けることができるのは、自分が開発したソフトウェアの力だと気がつくことができます。

単なるソフトウェアを作っているのだと考えるのではなく、多くの消費者が安心して銀行を利用するための安全を作っているのだと考えられるようになるはずです。

また、あなたがウェブサイトで株式投資の知識を公開しているとしましょう。そのときも、単に知識を公開していると思うのではなく、「有益な情報に言葉の力を加えて読者の人生を良い方向に導いている」と考えればよいのです。

そうすると、自分が行っていることの社会的な使命を感じられるようになり、生産行動の最大化につながるようになるのです。

隙間時間で生産を行う

隙間時間で生産を行うことも、生産行動を最大化する秘訣です。具体的には、電車やタクシーなどの移動時間で10~30分ほどの時間が確保できた場合に、生産行動を始めるということです。

一般的にはミニゲームや動画サイトの視聴で多くの人は無意味な時間を過ごしてしまいます。ただ、意識の高い人では隙間時間を利用して読書やオーディオブックなどに時間を費やします。「人間の集中力が持続する限界は30分程度」といわれており、この時間を学習に費やすことが「効率的に知識を習得できる」と賢い人たちは知っているからです。

しかし、ここでさらに一歩踏み込み、生産行動を行うことも可能です。例えば、あなたがビジネスを行っているなら、自社の商品を多くの人に知ってもらうために広告案を練ったりウェブサイトの企画に時間を費やしたりすることができます。あなたがウェブサイトやメルマガを運営している場合、そこに掲載するための文章を携帯電話やモバイルPCで書き上げることも可能です。

また、実際に作業するのは自宅や職場であっても、その前準備として広告デザインや文章の論理構成だけでも考えておくことはできるはずです。隙間時間はこうした生産行動へあてましょう。

生産行動が娯楽になれば自己投資も娯楽になる

生産行動が楽しくなれば、自己投資にも楽しさを見出すことができるようになります。なぜなら、自己投資が生産の質や

量を向上させることに直結するようになるからです。

世の中には、学校の勉強には価値を見出すことができなかったという人がいます。ただ、じっくりと話を聞いてみると、「将来どういったところで学校の知識を使うかがイメージできなかった」という人が大多数を占めるのです。そのような人であっても、一度社会に出て生産行動の楽しさを実感すると、自分の働いている分野で自発的に学習するようになるのです。

例えば、あなたが健康商品を販売するためのウェブサイトを運営しているとしましょう。そこで、100アクセスにつき1つの商品が売れているとします。ここであなたがより多くの商品を売ろうとしたら「50アクセスにつき1つの商品を売る仕掛けを作るにはどうすればいいのか」を考えるようになります。そして実現のために、マーケティングやコピーライティングを学び始めるようになるのです。

例えば、商品販売テクニックの一つに「好意の返報性」といったものがあります。親切や贈り物を受けると、それを与えてくれた人に何かお返しをせずにはいられなくなる性質のことです。

その性質を利用し、見込み客である読者に対してあなたが先に健康商品の試供品を配布したとします。例えば、「いまだけ7日分をお試しで無料送付」などのようなオファーをするのです。このときの試供品が有益であるほどサイト読者は自然とあなたに感謝の気持ちを抱き、あなたから商品を購入するようになるのです。

これが生産行動を娯楽にしている人間の強みです。より価値のある生産物を生み出すことに楽しさを見出しているので、生産行動に直結するスキルをどんどん磨くようになります。

以上のように、生産行動と投資行動に楽しさを見出すようになると、自然と消費行動によるストレス発散は減少していきます。生産行動をすることに対して、「苦しい」という感情が「楽しい」に変われば、あなたは努力を努力と思わない人になれるでしょう。

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