インターネットビジネスでコンテンツ(記事)を作成する際には、ユーザーに読まれるコンテンツを書くことが必須です。どれだけたくさんのコンテンツを作っても、ユーザーに読まれなければ意味がありません。

ただ、多くの人が書いたウェブコンテンツはユーザーに読まれていません。これは、単純に記事の内容が面白くないからです。ユーザーに読まれるようなコンテンツを作成するためには、いくつかのポイントを意識した上でコンテンツを書かなければいけないのです。

そこで今回は、「ユーザーに読まれるコンテンツを作成するために意識すべき6つのポイント」について解説します。6つのポイントとは「意見を述べる」「コンテンツの目的をはっきりする」「論点を定める」「ユーザーをイメージする」「自分の立ち位置を明確にする」「論拠を述べる」です。

意見を述べる

コンテンツを作成するときには、あなたの意見を入れた文章にしなければいけません。客観的な事実を述べただけのコンテンツは、何の面白味もないためです。また、はっきりと作成者の意見を主張していなければ、「結局何がいいたいのか」ということがわかりにくくなります

例えば、あなたがダイエットに関する情報を探していたとします。そのときに以下のようなコンテンツを見つけたらどう感じるでしょうか。

ダイエットを成功させるためには食事の内容を意識することが大切になります。例えば、食事によって糖質の摂取量を減らすことで肥満ホルモンである「インスリン」の分泌を抑えられるためです。

この文章は、事実を述べており内容も間違っていません。実際に書かれていることに従ってダイエットを実施すれば痩せる人も多いはずです。ただ、ここに書かれている情報は他のウェブサイトや雑誌、本などにも載ってあるありふれた情報であり、読んでいても面白くありません。

その一方で同じ内容であっても、以下の文章はどうでしょうか。

ダイエットを成功させるためには食事の内容を意識することが大切になります。例えば、食事によって糖質の摂取量を減らすことで肥満ホルモンである「インスリン」の分泌を抑えられるのです。

この場合、ご飯が主食である人が糖質を減らすことに、抵抗を感じる人は多いかもしれません。私も最初は抵抗感を覚えました。ただ、最初は夜にお米を食べないようにしてみると、思ったほど難しくなかったのです。しかも、夜の炭水化物を抜いて2週間程度で、これまでなかなか落ちなかった体重が3キロも減りました

こうしたことから、私はダイエットを成功させるためには糖質を減らした方が良いと考えています。

以上の例文では、コンテンツ作成者の体験談を含めた意見を述べています。

教科書的な文章は面白くありません。そこで、上記のようにコンテンツ作成者の意見をはっきりと述べると、ユーザーにとっても面白く、主張がわかりやすいコンテンツになります。

意見とは

それでは、そもそも意見とは何でしょうか。簡単にいうと、意見とは「あなた自身がもった疑問に対する答え」だといえます。

例えば、先ほどの例文を見てみましょう。

ダイエットを成功させるためには食事の内容を意識することが大切になります。例えば、食事によって糖質の摂取量を減らすことで肥満ホルモンである「インスリン」の分泌を抑えられるためです。

この一文でも「ダイエットを成功させるためには食事の内容を意識することが大切になります」という意見は述べられています。ただすでに述べたように、これは一般的に言われていることです。これを読んだ読者は、さらに「具体的にどのような食事が大切なのか?」という疑問が浮かびます。

そこで、先ほど挙げた2つ目のコンテンツ作成者の意見を入れた例文では「私はダイエットを成功させるためには糖質を減らした方が良いと考えています」という、疑問に対するあなたの答えを入れており、これが意見になります。

なお、文章に対して問いを立ててみると、その文章の主張(意見)が明らかになります。例えば、以下の文章を見てみましょう。

私はダイエットを成功させるためには糖質制限が必要だと考えていますし、ダイエットをしている人はみんな糖質の摂取量を制限すべきだと思います。

この例文の問いと答え(意見)はそれぞれ以下のようになります。

・ダイエットを成功させるために糖質制限が必要か?(問い)→糖質制限は必要である(意見)

このように、問いと主張(意見)はセットで考えることができます。

こうしたことから、「このコンテンツの内容に対して私がもった疑問は何か(問いは何か)」「その疑問に対する答えを述べているか(主張はあるか)」という2点を確認することで、コンテンツ内にあなたの意見が入っているかをチェックできます。

「問い」をもつ

世の中には「自分の意見がない」という悩みを抱えている人が多く存在します。ただ、意見を述べるという能力は、何気なく身に付けていけるものではありません。常に意見をもつ練習をすることで、はじめて自分の意見を述べられるようになるのです。

そのために重要になるのが「常に問いをもつ」ということです。

意見とは、問いに対する答えになります。そのため、常に自分で問いを立てて、自分なりの答えを出すように心がけていれば、自然と意見を述べられるようになるのです。

例えば、あなたがパートナーと喧嘩をしたとします。あなたはパートナーに対してむやみに文句を言うのではなく、論理的に意見をしようと考えるのですが、上手い言葉が見つかりません。このときに、問いを立てることであなたの意見を明確に表現することができます。

具体的には、「結局、私はどうなれば満足なのか?」という問いを立てたとします。その問いに対して「パートナーと仲直りをしたい」という答えを導きます。また、「どうしたら怒りが収まるのか?」という問いに対して「しっかりと謝って欲しい」という答えが出たとします。

以上の結果から、あなたの意見は「仲直りしたいから、しっかりと謝って欲しい」ということになります。

このように、日常のちょっとした出来事に対して問いをもって、その問いに答える習慣を付けると、自分の意見が出やすくなります。

コンテンツの目的をはっきりする

記事に自分の意見を述べることは必須だとして、それ以外に「コンテンツを書く目的を明確にする」ことが大切になります。書く前にコンテンツを読んでもらうことで「どうなって欲しいのか?」という結果を想像した上でコンテンツを書けば、スジの通った文章が書けるようになるためです。

コンテンツの目的を考えるときには、「何のために書くのか?」「ユーザー(読者)に何を感じて欲しいのか?」という2点を考えることが重要になります。

何のために書くのか?

コンテンツを書くとき、その文章の目的を明確にしておくようにしましょう。目的が明確でないまま文章を書き出すと、ユーザーが望む情報から遠い内容のコンテンツを作ってしまうことになりかねません

例えば、あなたがダイエットの食事に関するコンテンツを作成していたとします。ターゲットなるユーザーは、痩せるための食事について知りたいと考えている人です。このとき、以下のようにとにかく食事の栄養に関する情報を詰め込んだコンテンツを作成したと仮定します。

ダイエットで成功するためには、炭水化物とタンパク質、脂質といった三大栄養素だけでなく、ビタミン・ミネラルという微量栄養素についても知っておく必要があります。

ビタミン・ミネラルとは、脂肪の燃焼といったような代謝をスムーズにするために必要な栄養素です。例えば、ビタミンにはビタミンCがあります。ビタミンCは代謝だけでなく、美肌や老化防止の効果があります。

ビタミンCは「壊血病」と呼ばれる出血性の生死に関わる病気を治療するための栄養素として発見されたビタミンです。ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見の航海においては、180人の船員のうち100人が壊血病にかかって死亡した病気です。症状としては…

以上の例文だと「ダイエットに必要な栄養の話」から「ビタミン・ミネラルの話」「壊血病の話」というように、どんどん話がズレていっていることがわかります

もちろん、ターゲットとするユーザーが「壊血病の歴史や症状などについて知りたいと考えている人」であれば、さらに壊血病に関する情報を書いていっても問題ありません。ただ、このコンテンツのターゲットとなる人が知りたいことは「痩せるための食事」のはずです。

つまり、コンテンツの目的は「ユーザーが文章を読むことでダイエットに役立つ食事について理解すること」だといえます。そのため、以下のような文章の方が適しています。

ダイエットを成功させるためには、炭水化物とタンパク質、脂質といった三大栄養素だけでなく、ビタミン・ミネラルという微量栄養素についても知っておく必要があります。ビタミン・ミネラルとは、脂肪の燃焼といったような代謝をスムーズにするために必要な栄養素です。

例えば、肉類やレバーには、脂肪の燃焼を促すビタミンB群が豊富に含まれています。また、レバーには脂肪燃焼に欠かせない鉄分もたくさん入っているのです。

そのため、レバーはダイエットに適した食品だといえます。

この文章であれば、「ダイエット中にはレバーを食べたら良いのか!」とユーザーは必要な情報を得られます。その結果、「ダイエットに役立つ食事についてユーザーに理解してもらう」というあなたの目的も達成できることになるのです。

このように、コンテンツを作成する際には、まず「何のために書くのか?」という書く目的を明確にしましょう。

ユーザーに何を感じて欲しいのか?

コンテンツを書く目的を定めるためには「コンテンツを読んでユーザーに何を感じて欲しいのか?」ということを意識すると良いです。もっと具体的にいうと、「コンテンツを読んだ人に、その感想をどのような言葉で表現してほしいのか?」について考えます。

例えば、ダイエットに関するコンテンツであれば「こんな簡単なダイエット方法が知りたかった」「一般人の私でも理解でき、明日から実践してみようと思いました」といった感想などです。

こうしたユーザーの反応をイメージして書けば、「誰でもできる簡単なダイエット方法について書こう」「一般人でも理解できるような文章で、明日から実践できるような内容のコンテンツにしよう」など、コンテンツの目的からズレない文章を書けるようになります。

そのため、「ユーザーに何を感じて欲しいのか?」ということを明確にした上でコンテンツを書くことが大切です。

論点を定める

さらに、コンテンツ(記事)を作成していく上で、「論点」を定めることが必要不可欠です。論点が定まっていないと、何を伝えたいのかがわからない文章になってしまうためです。また、ユーザーとの論点がズレてしまうと、ユーザーは文章の意味を理解できません。

インターネット上のコンテンツを書くときには、あなたが一人で話している(書いている)ように感じるかもしれません。しかし実際には、コンテンツにはユーザー(読者)という相手がいます。あなたとユーザーの論点がズレてしまうと、読んでいるユーザーは、自分が考えていること(論点)と話がかみ合わないため、違和感を覚えてしまうのです

こうした理由から、コンテンツを書く際には論点を定めておくことが重要になります。

論点とは

論点とは、簡単にいうと「どのような問題を、どのような視点から述べているか?」ということです。会話をしている場合でも、相手と論点がズレていると、まったくかみ合わない会話になります。

例えば、あなたと友人が以下のような会話をしていたとします。

あなた:最近ダイエットはじめたんだけど、なかなか痩せないんだよね…

友人:ダイエットねぇ……、私も最近仕事が上手くいかないんだよね

あなた:仕事は上手くいかないときもあるよ。私なんか、太りすぎて血圧が高過ぎて、いつ心臓発作を起こすかわからないって医者から注意されているんだよ。痩せるように運動頑張れって言われている

友人:私も仕事頑張らないとなぁ。やっぱり自分の頑張りが足りないんだなぁ

以上の2人の会話がかみ合っていないことは明らかです。これは、2人の論点がズレているために起こっているのです。

あなたは「どうしたら痩せられるのか?」という話をしている一方で、友人は「仕事がどうしたら上手くいくのか?」という論点で話をしています。以上の例文のようにお互いの論点がズレていると、話がまったくかみ合わなくなるのです。

このように論点とは、話し手がもっている問題・関心のことをいいます。

テーマと論点の違い

論点というと、「テーマ」と同じ扱いをする人が多く存在します。ただ、論点とテーマはまったく違います。テーマが話の大きな枠組みであるのに対して、論点はさらにテーマに対する問題意識になります。

例えば、ダイエットに関するコンテンツを作成するとします。このとき「ダイエット」はテーマであり、テーマだけを頼りにコンテンツを書いていくと、かなりぼやけた文章になります。その一方で「ダイエットに運動は必要か?」「ダイエットに食事制限は必要か?」といったように、テーマから問題・関心を絞り込んだものが論点です。

つまり、論点はあなた独自の見方・考え方だといえます。あなた独自の論点があるコンテンツを作成して、初めてユーザーは「面白い」と感じてくれるのです。

そのためコンテンツを書く際には、論点を明確にしておくことが重要になります。

論点を定めるポイント

論点を定める際には、いくつか押さえておくべきポイントがあります。ポイントを理解した上でコンテンツの論点を考えると、論点がズレないようになります。

論点を定めるポイントは、主に「論点と意見を対応させる」「問いの形にする」という2つです。

意見と論点を対応させる

コンテンツを書く際に、意見と論点は対応させておく必要があります。論点が「問い」であるため、問いの答えである意見を一致させておかなければ、話がかみ合わなくなってしまうためです。

例えば、論点が「ダイエットに食事制限は必要か?」であれば、「ダイエットに食事制限は必要」「ダイエットに食事制限は不必要」といった意見にならなければいけません。

一方で、「ダイエットに食事制限は必要か?」という論点に対して、意見が「ダイエットでは運動と食事が大切」であると、論点と意見が対応していないことは明らかです。「こんな馬鹿げたことはしない」と感じる人が多いと思いますが、実際にコンテンツを書いてみると、論点と意見が一致しない文章を書く人は驚くほど多いです

上の例であれば、「ダイエットに食事制限が必要な3つの理由」などのようなタイトルの記事であるにも関わらず、コンテンツの中で「運動をする意義」についても詳細に述べてしまうと、論点と意見が一致しなくなります。しかし、こうした間違いは多くの人が犯します。

既に述べたように、文章を書く際には意見を述べることが重要になります。その意見をはっきりさせるために、論点を明確にしておく必要があるのです。

コンテンツを書き始める前に論点と意見を明らかにしておけば、スジの通ったユーザーの心に響く文章を書けるようになります。

問いの形にする

ここまで述べたように、論点と意見は「問い」と「答え」の関係性にあります。そのため、基本的に論点は「問い」の形にすることが大切です。

例えば、ダイエットの食事に関してコンテンツを書くのであれば、「ダイエットに有効な食事法について」ではなく、「ダイエットに有効な食事法は存在するのか?」もしくは「ダイエットに食事は有効であるのか?」というように疑問系にします。

論点を問いにすることで意見が明確になるため、スジが通った文章を書くことができるようになります。また、コンテンツのスジが通っていれば、文章の方向性もズレにくくなるのです。

例えば、「ダイエットに有効な食事法について」という論点にしてしまうと、有効な食事法として「○○法」「××ダイエット」「△△制限」といったように、結論が複数になる可能性があります。つまり、結論(意見)がまとまりにくくなるのです。イメージしてもらうとわかると思いますが、結論(意見)が定まっていないと、コンテンツの途中で脱線して関係のない話を書いてしまう可能性が高くなります。

そうなると、コンテンツを読んでいるユーザーは「結局何が言いたいのかわからない」という状態になるのです。

そこで、このように論点を「問い」の形にすれば、論点に対する意見が明確になる(意見が一つに統一される)ため、スジの通った文章を書けるようになります。

ユーザーをイメージする

既に述べたように、コンテンツには読み手であるユーザーが存在します。そのため、コンテンツを書く際には、相手(ユーザー)をイメージして書くことが必要不可欠です。

初めて話をする人と対話することを想像してみてください。対面で顔を見て話をするのと電話で話をするのでは、実際に会ってから話す方が、相手のイメージに合わせて中身の濃い内容を話せるはずです。逆に電話だけでまったく相手の顔や姿がイメージできない場合には、慎重になって表面上の話だけをしがちになります。

コンテンツを書く際には、ユーザーの気持ちに響く文章を書くことが重要です。ユーザーの心に刺さって、初めてユーザーの役立つコンテンツだといえます。

こうしたことから、コンテンツを書くときにはユーザーをイメージすることが大切です。

ターゲットを明確にする

ユーザーをイメージするときには、あなたがコンテンツを読んで欲しい具体的な「ターゲット」を決めましょう。そしてターゲットは、できるだけ詳細に設定するようにしてください

例えば、「ダイエットに食事制限は必要か?」という論点でコンテンツを作成するとします。そのときには、「ダイエットに悩んでいる人」というターゲット像では不十分です。そうではなく、以下のように詳細にターゲット像を設定する必要があります。

年齢:32歳

性別:女性

仕事:デスクワーク

趣味:読書

その他:未婚

これまで10代の頃からいくつものダイエット方法に取り組むも、いくどとなく失敗。現在、新たなダイエット法を探しているが、最近「ダイエットに食事制限が必要なのか?」ということに悩んでいる。

食べることが好きであるため、できれば食事制限をせずにダイエットを成功させたいと考えている。

ターゲット像が明確であるほど、ユーザーの心に響く文章を書けるようになります。いってしまえば、ユーザーが「まさに自分のことが書かれている文章だ」と感じるようなコンテンツほど、質が高いコンテンツだといえます。そして、ユーザーにそのように感じさせるためには、ターゲット像をできる限り詳細に設定しなければいけないのです。

このように、コンテンツを書く際にはターゲットとなるユーザーを明確に設定するようにしましょう。

ユーザーの立場に立つ

当然ですが、コンテンツを書く際にはターゲットとなるユーザーの立場に立つことが大切です。そうでなければ、ユーザーの心に響く文章は書けません。

例えば、あなたのターゲットユーザーが、非常に忙しくゆっくり記事(コンテンツ)を読む時間がないような人だったとします。そうした際に、1万文字を超えるような長文のコンテンツを書いても、ターゲットユーザーは読んでくれません。

そのためこうした場合には「文章をもっと端的に書く」、もしくは「コンテンツの最初にまとめを書く」などの工夫が必要です。このような工夫は、ユーザーの立場を意識して初めてできるようになります。

こうしたことから、ターゲットユーザーを設定した後には、そのターゲットユーザーの立場に立ってコンテンツを書き出すようにしましょう。

自分と他者は感覚が違うことを理解する

コンテンツを書く際に、どうしても自分の感覚で物事を判断してしまいがちです。ただユーザーの立場に立っても、他者との感覚の違いを認識していなければ、ユーザーの心に響くコンテンツは書けません

例えば、先ほどの例で挙げたように、忙しい人をターゲットとしているのであれば、文章を短めにしたり、最初にまとめを書いたりするような工夫が必要です。ただ、どれくらいの文字数が短めと感じるかは、人によって大きく異なります。

具体的には、あなたは5000文字のコンテンツを短いと感じるかもしれません。それに対して、3000文字の文章でも長いと感じる人はたくさん存在します。

その他にも、文章メインのコンテンツが好きな人もいれば、画像がふんだんに使われているコンテンツを好む人もいます。

自分と他者では、まったく感覚が違うのです。そのためコンテンツを書く際には、できる限り自分の感覚ではなく、ターゲットユーザーの感覚を意識することが大切になります。

自分の立場を明確にする

コンテンツを書く際には、ユーザーとあなたの関係性を理解しておくことも重要です。ユーザーから見たあなたの立場を把握しておくことで、ユーザーの心に響く文章が書けるようになります。

例えば、ダイエットに関するコンテンツを書いているとき、あなたがダイエット指導者であれば、指導するような文章を書いても問題ありません。その一方で、あなたがユーザーと同じダイエット経験者という立場であれば「教える」のではなく、「経験を中心にコンテンツを書く」というスタンスの方が、ユーザーは共感してくれます。

逆に、同じダイエット実践者であるにも関わらず、指導者のように上から目線でコンテンツを書くと、ユーザーは「上から目線で述べている」と感じてコンテンツを読んでくれなくなります。

こうしたことからも、コンテンツを作成する際には、ユーザーに対するあなた自身の立場を明確にしておきましょう。

論拠を述べる

コンテンツを書く上で、意見に対する「論拠(ろんきょ)」を述べることは必要不可欠です。論拠とは、あなたの意見の根拠となる情報になります。つまり、「なぜそのような意見を述べているのか?」ということです。

論拠を述べることで、ユーザーはコンテンツの内容に納得してくれるようになります。逆に、論拠が全くないコンテンツだと、コンテンツに対するユーザーからの信用は一気に低くなるのです。そうしたことを避けるためにも、コンテンツ内では論拠を述べることが必須になります。

例えば、以下の文章を見てみましょう。

ダイエットで成功するためには、糖質の摂取量を減らすことが大切です。そのため、痩せたいのであれば、甘いものを控えましょう。

この文章は、言っていることは間違っていません。ただ、「糖質を減らすと痩せるから糖質を減らしましょう」という意見に対する論拠がまったく書かれていないため、ユーザーの頭には「なぜ糖質を減らすと痩せるのか?」という疑問が浮かびます

その一方で以下の文章であれば、論拠が述べてあるため、ユーザーは文章の内容に納得してくれるのです。

ダイエットで成功するためには、糖質の摂取量を減らすことが大切です。糖質を摂取すると、「インスリン」と呼ばれる脂肪の蓄積を促すホルモンが分泌されます。つまり、糖質を摂取するほど、体には脂肪がどんどん蓄積されていくのです。そのため、痩せたいのであれば、甘いものを控えるようにしましょう。

このように、意見を述べた後に意見に対する根拠(理由)を記すことで、コンテンツの信頼度は一気に高くなります。

一般的な事実・自分の理由を考える

コンテンツで主張する意見に対する論拠を考える際には、まずは「一般的な事実」「あなた自身がその意見を主張する理由」を明確にすることが重要です。当たり前のようですが、自分自身が「なぜその意見を主張しているのか?」という論拠すら考えられていないコンテンツは多く存在しています。

そこで、以下の文章のように「意見」「一般的事実」「主張」を並べる必要があります。

痩せるためには運動が必要になります。運動によってカロリーを消費すれば、その分だけ痩せるためです。私自身も、いくら食事制限をしても減らなかった体重が、運動をし始めてみるみるうちに落ちていきました。

そのため、もしあなたが痩せたいのであれば運動を始めるようにしましょう。

この例文では、「痩せるためには運動が必要」が意見であり、それに対する論拠として、一般的な事実である「運動によってカロリーを消費すれば痩せる」とあります。その後、自分の体験談である「食事制限をしても減らなかった体重が、運動をし始めて落ちた」ということを書いています。

まずは、こうした一般的な事実やあなた自身の経験を元にした論拠を考えるようにしましょう。

ユーザーの都合から起こりえる反対理由を考慮した論拠を考える

ただ、一般的な事実やあなた自身の経験を元にした論拠だけでは、ユーザーを納得させるためには不十分です。既に述べたように、コンテンツを書く際はユーザーの立場に立って物事を考えることが重要になります。論拠を述べる際にも、ユーザーの立場に立って、相手の都合から起こりえる反対理由を考えなければいけません

中には、コンテンツで正論だけを述べる人がいますが、正論だけではユーザーは納得しません。ユーザーの立場に立ってユーザーの都合から考える反対理由を考慮した論拠を述べて、初めてユーザーは納得するのです。

例えば、先ほどの例のように、あなたが「痩せるためには運動が必要です」という意見を述べたコンテンツを作成するとします。

ただ、ユーザーの立場からすると「運動した方が良いのはわかっているけど時間がない」「運動する場所がない」「運動が苦手」といった、あなたの意見に対する反対理由(運動をしない理由)がたくさん挙がります。ユーザーを納得させるためには、その反対意見を考慮した論拠を述べなければいけないのです。

例えば、時間がないという反対意見に対してであれば、以下のような論拠を述べます。

ダイエットで成功するためには運動が必要になります。運動によってカロリーを消費すれば…(中略)…運動をし始めるとみるみる落ちていきました。

中には、運動する時間がないという人も多いはずです。しかし、痩せるために必要な運動は、ジムに行ったり、1時間のウォーキングをしたりと、わざわざ時間を作る必要はありません。

例えば、寝る前に5分間ストレッチをしたり、食後に30回スクワットをしたりするだけで良いのです。実際に私も、こうした1日数分の運動を1ヶ月続けるだけで、体重がどんどん減っていきました。

以上の例文では「運動といっても1日数分しかかからないこと」「実際に自分が行った運動の具体例」「実施して体重が減り始めた期間」を述べることで、「運動をする時間がない人でも運動ができる」という論拠を示しています。

このように、「ユーザーが抱くであろう反対意見」に合わせた論拠を述べることで、よりユーザーを納得させるウェブコンテンツを書くことができるようになります。

今回述べたように、ユーザーに読まれるコンテンツを作成する際には、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。以上に挙げた6つのポイントを意識してコンテンツを作成すれば、ユーザーから読まれる質の高いコンテンツを書けるようになります。こうして、ブログやサイトにアクセスを集める人気サイトを構築しくことができるようになるのです。

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