インターネットビジネスで成功するためには、ユーザーの心を掴むコンテンツ(記事)を作成することが欠かせません。ユーザーを感動させる文章を提供して、初めて人気のブログやウェブサイトとなるのです。

ユーザーを感動させるコンテンツを書く手法の一つに「ペルソナライティング」があります。コンテンツのターゲットとなる人物(ペルソナ)を設定して、ペルソナに向けてコンテンツを作成するのです。ペルソナライティングを意識すると、それだけで人気のあるアクセスが集まるコンテンツが書けるようになります。

そこで今回は、「ペルソナライティングの具体的な方法」について解説します。

コンテンツ作成時に読者をイメージすべき理由

ブログやウェブサイトでコンテンツ(文章)を作成するときには、必ずコンテンツを読んでくれるユーザー(読者)を意識することが大切です。コンテンツには必ず読者が存在しますし、コンテンツの良し悪しを評価するのはユーザーです。

いってしまえば、どれだけ時間をかけて作ったコンテンツであっても、ユーザーにとって有益でなければ、良いコンテンツとはいえません。

そのため、ユーザーの立場に立ってコンテンツを作成することが必要不可欠になります。

コンテンツには必ず読者が存在する

誰かと対面や電話で会話をするときには、目の前に相手がいるため、相手のことを考えながら話をします。

例えば、自分が発したある一言で相手の表情が曇れば「この話題は避けた方が良い」と判断して話の内容を変えるはずです。

一方でブログやウェブサイトに掲載するコンテンツを書くときには、会話とは違って誰も相手がいないように思えるかもしれません。しかし実際には、コンテンツを作成する際にも対面で会話するときと同じように、コンテンツを読んでくれる相手(ユーザー)が存在するのです。

コンテンツを作成するときには、このことを頭に入れておくことが重要になります。

読者の立場でコンテンツを書く

コンテンツを作成するときに絶対に欠かせないことが「ユーザー(読者)の立場に立って文章を書く」ということです。コンテンツを読むのはユーザーであるためです。

例えば、あなたが一般人に向けたダイエットに関するコンテンツを書いており、医療関係者であったとします。このとき、医療関連の専門用語をコンテンツの中で使用してはいけません。「運動強度」「プリン体」「LDLコレステロール」など、専門家では当たり前に使っている言葉であっても、ユーザーは理解できないためです。

専門用語を多用した結果、ユーザーはコンテンツを読まないか、もしくは読んでも理解できません。

ユーザーの立場に立って考えると、コンテンツ内ではできるだけ専門的な用語は使用しないはずです。そうすれば、ユーザーはコンテンツを読んで理解できるようになります。

このようにコンテンツを作成するときには、読者をイメージして、ユーザーの立場に立つことが大切です。

読者をイメージする具体的な方法

それでは、コンテンツ作成時に目の前にいない読者(ユーザー)をどのようにしてイメージすれば良いのでしょうか。また、コンテンツを読むユーザーが複数存在する状況で、どのユーザーに向けてコンテンツを作成すればいいのでしょうか。

ここからは、コンテンツ作成時にユーザーをイメージする具体的な方法について記します。

ペルソナライティングとは

コンテンツを作成するときに有効なテクニックの一つに「ペルソナライティング」があります。ペルソナとは、あなたが作成したコンテンツを読んで欲しいたった一人のユーザーのことであり、いわゆる「ターゲット」だといえます。

ペルソナライティングとは、ペルソナ一人に向けてコンテンツを書く方法です。そして、ペルソナはできるだけ細かく設定することがポイントになります。

例えば、あなたがダイエットの記事(コンテンツ)を書くとします。このとき、「50代の女性」というペルソナでは不十分です。そうではなく、以下のようにできるだけ詳細な情報を設定することが大切になります。

年齢:54歳

性別:女性

仕事:週3回の介護職のパート

身長:152㎝

体重:50㎏

目標体重:45㎏

その他:夫と次男との3人暮らし。昨年長男が就職して一人暮らしを始めた。そのため、金銭的にも時間的にも余裕ができた状況。

そんな中、健康診断でメタボリックシンドローム(メタボ)を指摘されてダイエットを決意。これまで本格的にダイエットに取り組んだことはなく、ダイエットに関する情報を模索している状況

中には「ここまで細かく設定しなければいけないのか?」と感じる人がいると思います。しかし実際には、ペルソナを細かく設定するほど、ユーザーの心に刺さる文章になります

コンテンツは、ユーザーが読むことで「役立つ情報を得られた」と感じて、初めて価値が生まれます。さらにいうと、質が高いコンテンツとは、ユーザーが「まさに自分のために書かれているコンテンツだ」と感じるようなコンテンツだといえます。

例えば、あなたが49歳の女性でダイエットをしていたとします。そのときに、以下に記す2つの文章であれば、どちらが「自分のために書かれたコンテンツだ」思うでしょうか。

女性は40代になると、体重が増えやすくなります。40歳を超えるとホルモンバランスが崩れやすくなるためです。

そこで今回は、「40代女性におけるダイエットのポイント」について解説します。

女性は40歳を超えると、ホルモンバランスが崩れて体重が増えやすくなります。中国においては、49歳は閉経の年齢であり、体の不調が起こりやすくなる歳だといわれています。

そこで今回は、「49歳からのダイエットにおけるポイント」について解説します。

明らかに、1つ目の40代女性に向けて書いた文章よりも、2つ目の49歳女性に向けて書いたコンテンツの方が、49歳の人の心には刺さるはずです。

確かに「40代女性」のようにペルソナを絞り過ぎない方が、大勢の人に読んでもらえるように思えるかもしれません。49歳の女性よりも、40代の女性という条件に当てはまる人の方が圧倒的に多いです。しかし実際には、ターゲットであるペルソナがぼんやりした文章は、逆に誰にも読まれないのです。

ただ、「49歳からのダイエット」であれば、50代女性を含め閉経後(=更年期)の女性であってもたくさん読んでくれます。ターゲットとして絞ったとしても、実は意外と該当する人は多いのです。

ユーザーは「自分に関係ないコンテンツだ」と思った瞬間に、コンテンツを読むのを止めます。

そうしたことを避けるためにも、コンテンツを作成する際には、ペルソナを詳細に設定することで、特定の人物に刺さる文章を書くことが重要です。

ペルソナになり得る人

ただ、ペルソナライティングを実施したことない人のほとんどは「どうやってペルソナを決めれば良いのか?」ということに悩みます。

この場合、ペルソナは「過去の自分」もしくは「特定の人」に設定すると良いです。

過去の自分

コンテンツ化する情報の多くは、過去のあなたにとって有益だった情報であると思います。

例えば、あなたが「ダイエットを成功させるための食事法」に関するコンテンツを作成し始めたとします。当然、コンテンツに載せる情報は今のあなたが知っている情報です。ただ、今は知っていても過去には知らなかった情報であるはずです。

さらに、コンテンツ化する情報はあなた自身が「もっと早く知っていたら良かったのに」と感じた情報であると思います。そこで、まだ情報を得ていなかった過去の自分をペルソナに設定してコンテンツを書くのです。過去の自分であれば、人物像をかなり詳細に設定できます。

そして、「過去の自分であればどのような言葉が響くか? また、どのように伝えれば納得するか?」ということを考えてコンテンツを書きます。つまり、過去の自分に語りかけるように記事を作成するのです。

あなたが過去に悩んでいたことと同じ悩みをもっている人は必ず存在します。

そのため、ペルソナに悩んだときには、まず過去の自分をペルソナに設定すると良いです。

特定の人

ペルソナを設定するときに、過去の自分をペルソナとすることは有効です。ただ、コンテンツの内容が全くもって過去の自分と無関係のときには、別のペルソナを設定する必要があります。

例えば、あなたがダイエットトレーナーであり、一般人向けにダイエットに関するコンテンツを作成するとします。ただ、あなた自身は体重の増加に悩まされたことがなく、ダイエット経験もありません。こうしたケースでは、過去の自分をペルソナにするのは不可能です。

過去の自分をペルソナにできない場合は、コンテンツの対象となりえる「特定の人」をペルソナに設定しましょう。

例えば、30代の女性に向けたダイエットの記事を書くのであれば、知人の30代女性の中でダイエットをしている人を探します。そして、その人をペルソナに設定してコンテンツを作成するのです。

具体的には、ペルソナにした人の「家族構成」「職業」「生活状況」「ダイエット暦」など、できるだけ細かい情報をペルソナ像として設定します。もし可能であれば、ペルソナに設定した人物にインタビューして話を聞くと、ペルソナ像がより明確になります。

このように、過去の自分をペルソナにするのが難しい場合には、特定の人物をペルソナに設定しましょう。

多数に向けた文章は誰にも響かない

コンテンツを作成するとき、多くの人がはまってしまう落とし穴があります。それは、「たくさんの人に読んでもらいたい」という考えです。

インターネットビジネスでは、ウェブサイトやブログにアクセスを集めることが重要になります。アクセス数がお客様の数になるため、ウェブサイトやブログにアクセスが全く集まらないとビジネスにならないのです。

そのため、ほとんどの人は「できるだけ多くのアクセスを集めるため、多数の人がターゲットとなるようなコンテンツを作ろう」と考えます。

例えば、ダイエットのコンテンツを作成するとします。そのとき、ペルソナを「45歳 女性 デスクワーク」と設定するよりも、「40代 女性」だけにした方が、対象となる人が多いといった具合です。具体的には、コンテンツのタイトルが「40代からの痩せにくい体質を改善する7つの方法」といったように40代の人全員に向けたものになります。

確かに、「45歳 女性 デスクワーク」といったペルソナにすると、コンテンツの対象となる人の数がかなり限られてくるように思えるかもしれません。

しかし実際には、既に述べたように多数に向けたコンテンツは、結局誰にも読まれないのです

ターゲットであるペルソナを絞らずに多数の人に向けたコンテンツは、いってしまえば「八方美人」なコンテンツだといえます。八方美人であれば、誰からも嫌われることはないため、コンテンツを読んで批判されることはないでしょう。

ただ、人気があるブログやウェブサイトをみてください。ほとんどは、運営者のはっきりとした主張があり、誰からも批判されないような当たり障りのない話を展開しているコンテンツは存在しません。逆に、ある程度は批判コメントのあるケースが多いのではないでしょうか。

このように、人気のコンテンツとするためには、八方美人的なコンテンツを避けることが大切です。ペルソナをできる限り詳細に設定することが、八方美人で当たり障りのないコンテンツ作成を避けることにつながります。

誰にでもわかる言葉を使うべき理由

ただ、ペルソナに向けたコンテンツであるからといって、「その人(ペルソナ)だけが理解できる文章にすれば良い」という考えは間違えています。

例えば、ペルソナが29歳の女性で医療従事者だったとします。このときに、ペルソナだけに向けた文章であれば、ある程度の医学用語を用いても問題ないと考えがちです。ペルソナが医療従事者であるため、医学用語を知っているはずだからです。さらにこうしたケースでは、内容も専門的な話が中心となってしまいます。

つまり、マニアックな内容のコンテンツとなってしまうのです。

確かに、医療用語に慣れている人であれば、そうしたコンテンツは理解できるでしょう。ただ、いくらペルソナが医療従事者だからといって、専門用語を多用したり、あまりに専門的な内容であったりするコンテンツは避けるべきです。

ターゲットは絞るが文章は誰にでもわかるように書くべき

既に述べたように、ペルソナはできる限り細かく設定してください。つまり、コンテンツのターゲットは絞らなければいけません。ただターゲットは絞っても、文章は誰でも理解できるように意識して書くことが重要になります。

専門用語や専門的な内容に偏ってしまうと、文章が雑になってしまうためです。読者の知識に頼ってしまい、説明すべきことを説明しないようになってしまいがちになります。

例えば、以下の文章は専門用語を利用して、説明すべきところを説明していない文章です。

ダイエットに成功するためには、炭水化物の摂取を控えることが大切です。炭水化物を摂ると、インスリンが分泌されるためです。

以上の文章は、「炭水化物」と「インスリン」を理解していることが前提となっています。ただユーザーの中には、炭水化物やインスリンを理解できない人もいます。また、炭水化物とインスリンを何となく知っている程度の人は、一度止まって考えなければいけません。つまり、読みづらい文章となっているのです。

専門書などが読みづらいと感じるのは、このように読者の有する専門知識に頼って説明すべきことを省略している点にあります。そのため、先ほどの例文であれば、以下のように加筆すると良いでしょう。

ダイエットに成功するためには、炭水化物の摂取を控えることが大切です。炭水化物とは、ご飯やパン、めん類といった主食に多く含まれている栄養素になります。炭水化物を摂ると、体に脂肪を付きやすくするホルモンである「インスリン」が分泌されるためです。

以上のように、言葉に対する説明(赤字の部分)を一言付け加えるだけで、専門用語がわからない人にも理解できる文章になります。イメージとしては、中学生でもわかるように説明を加えます。

このように、コンテンツは誰にでも理解できるような文章で書くことが必須になります。

簡単な言葉で書けないのは理解していない証拠

また、中学生に理解できるように意識して文章を書いていると、あなた自身の理解が深まります。簡単な言葉で書けないということは、あなた自身が理解していない証拠であるためです。

例えば、炭水化物という言葉は、誰もが日常的に何となく使っている言葉だと思います。ただ、いざ炭水化物について簡単な言葉で説明するとなると、難しいと感じる人が多いのではないでしょうか。その他にも、「トレーナー」「整骨院」なども、平坦な言葉で説明できる人は少ないはずです。

これは、あなた自身が「言葉の意味を本当には理解できていない」という証拠だといえます。そのため、誰にでも理解できるような文章を意識して書いていると、自分自身の知識が再確認できるようになるのです。

そして、「第三者をイメージして書く」「読みにくい本から学ぶ」という2つを意識すると、さらにわかりやすい文章を書けるようになります。

第三者をイメージして書く

コンテンツを作成するときに、あなた自身とペルソナとは別の第三者をイメージすると良いでしょう。第三者は、コンテンツの分野に関する素人である人を選ぶようにしてください。

例えば、ペルソナが前述の「29歳の女性で医療従事者」であった場合、記事に専門用語を羅列してしまいます。そこで、ペルソナとは別の第三者(まったくその分野の知識がない素人)であっても理解できる記事作成を心がけるのです。

第三者とは、結婚している人であればパートナーでも良いです。もし結婚していないのであれば、両親や兄弟、親戚でも問題ありません。とにかく、専門的な知識がない第三者をイメージして、その人が理解できる文章であるかを考えるのです。

コンテンツを書くときには、ペルソナだけを意識して書いて問題ありません。ただ、書いたコンテンツを見直すときに、第三者目線で文章を確認するようにしましょう。そうして文章を修正することで、誰にでも理解できるコンテンツに仕上げることができます。

また、第三者が思いつかない人は、先に述べた通り中学生に説明するイメージで書くと良いでしょう。知識ゼロの中学生が理解できる文章であれば、大半の人は「難しい」と感じずに、スムーズにコンテンツを読み進めることができます。

読みにくい本から学ぶ

さらに、あなた自身が「読みにくい」と感じた本を思い出してみてください。誰でも「何となく途中で読むのを止めてしまった」「読んでいて好きになれなかった」という本に出会った経験はあるはずです。

あなたが「読みにくい」と思った本は、他者にとっても理解できないと考えてください。

さらに、その本の中には、あなたに読みにくさを感じさせる原因が隠れています。例えば、先ほど述べたような「専門用語が使われているのに説明がない」や、「難しい漢字が使われている」といったことが原因であるケースが多いです。

読みにくさの原因が見つけたら、それを反面教師と捉え、あなたがコンテンツを書くときに、そうならないように意識してください。

あなたが読みにくいと感じる本から学ぶことで、わかりやすい文章を書くヒントを得ることができるのです。

さらにユーザーを深くイメージする

ここまで述べたように、コンテンツを作成するときには、ペルソナを意識してコンテンツを書き、第三者目線で文章を見直すようにしましょう。また、さらにユーザーを深くイメージすることで、コンテンツの質を高めることができます。

ユーザーはどのような状況で読んでいるか?

例えば、「ユーザーがあなたのコンテンツをどのような状況で読んでいるか」について考えることは重要です。用事の合間に読まれているのと家でゆっくりしているときに読まれているのとでは、コンテンツ作成時に意識すべきことが大きく異なります。

ターゲットユーザーが用事の合間に読んでいる人であれば、最初(記事の冒頭)に文章全体をまとめた要約を載せると良いでしょう。要約だけで内容が理解できるようにしておけば、時間がない人にとって有益なコンテンツとなります。

また、スマホで読んでいるかパソコンで読んでいるかによっても、注意すべきことは異なります。

例えば、ユーザーがスマホで読んでいるのであれば、あまりに長い文章は読みにくい可能性があります。そのため、先ほどと同じように最初に要約を載せた方が良いです。

このように、ユーザーが読んでいる状況をイメージすると、さらに質が高いコンテンツを書けるようになります。

ユーザーは説得するのではなく納得させるべき

インターネットビジネスにおいてコンテンツの主な目的は、「ユーザーを行動させること」だといえます。例えば、コンテンツを読んでもらった後にメルマガに登録してもらったり、掲載している広告をクリックしてもらったりするなどです。

いってしまえば、コンテンツによってユーザーを口説かなければいけないのです。

コンテンツを作成するとき、どうにかして行動させようと、ユーザーを説得しにかかる人が多く存在します。つまり、無理やり行動させようとするのです。分かりやすくいえば、「以下の広告をクリックして商品を購入しましょう」と誘導しようとするのです。

ただ、コンテンツによってユーザーを行動させたいのであれば、説得をしてはいけません。逆の立場で考えてみてください。誰かから説得されたときに、その人の言うとおりに行動したいと思うでしょうか。

例えば、あなたがこれまで行ったことない洋服屋に洋服を買いに行ったとします。そのときに、店員が付きまとって商品の良さを説明し始められたらどう感じるでしょうか。ほとんどの人は、店員をうっとうしく感じて商品を買わないはずです。それどころか「二度と来店しないでおこう」と思う人もいるでしょう。

これについては、ブログやウェブサイトでも同じです。あまりにコンテンツでユーザーを説得するような文章を書いていると、ユーザーは行動しよう(メルマガ登録や広告クリックなど)としませんし、再度そのブログやウェブサイトを訪れようと思いません。

そのため、コンテンツではユーザーを説得しないようにしましょう。ユーザーを説得するのではなく、納得させることが大切です。説得と納得の違いは、簡単にいうと説得が「ユーザーを押しきる」というアプローチであるのに対して、説得は「ユーザーに共感してもらう」というアプローチになります。

ユーザーを説得するのではなく、納得させるようなコンテンツであれば、ユーザーは自然と行動するのです。

こうしたことから、コンテンツを作成するときには、説得するのではなく納得させることを意識して文章を書きましょう。要は、商品の売り込みを一切やめて、有益な情報提供だけを考えるようにすれば問題ありません。

ユーザーが抱くであろう反論を考える

また、ユーザーを納得させるためは「ユーザーが抱くであろう反論を考えて、それに対する解答を示す」という方法が有効です。コンテンツ内でユーザーがもつ疑問に全て答えていれば、ユーザーはあなたの意見に納得するようになります。

例えば、あなたが以下の文章を書いたとします。そのときには、()内にあるような、反論を考えます。

ダイエットを成功させるためには、糖質制限をすることが大切です。糖質が、肥満を促すホルモンである「インスリン」の分泌を促すためです。(糖質制限は危険ではないのか?

世の中には、糖質制限の危険性を心配する人も多くいます。しかし実際には、糖質制限は安全性が確率されているダイエット法です。

例えば……(糖質制限の安全性を述べる文章)

このように、一つ何か意見を主張した後には、常にユーザーがもつ可能性がある疑問(反論)を考えるようにしましょう。コンテンツ内でその疑問に対する答えを記すと、ユーザーはあなたの主張に納得してくれるようになります。

大きな嘘は許される理由

また、ユーザーを納得させるために重要なことの一つに「細部情報では嘘をつかない」ということが挙げられます。コンテンツでは、「大きな嘘は許される一方で、細かい嘘は許されない」のです。

例えば、あなたがダイエットに関する記事を書いていたとします。ダイエットというと、一般的には運動することが必須だと考えられています。そうした中で、「ダイエットに運動は必要ない」という主張をすることは、ここでいう大きな嘘になります。常識と反対のことを主張しているためです。

こうした常識に反した主張(大きな嘘)は問題ありません。コンテンツ内でその主張を裏付ける説明を記せば、ユーザーは「面白い」「新しい考えだ」と思うためです。

ユーザーは細部情報にこだわる

その一方で、コンテンツ内において細かい嘘をつくこと避けてください。ユーザーは細部情報にこだわるためです。

例えば、ダイエットに関する記事で以下のようなおかしな文章を書くと、ユーザーは不信感を抱くようになります。

ダイエットをするときには、頻回に体重を測定することが重要です。体重計は、安いもので2万円程度で売ってあります。そのため、ダイエットを始めるときには、体重計を購入するようにしましょう。

体重計は、安い商品で2000~3000円、高い商品でも2万円前後が妥当です。そのためユーザーはコンテンツを読んでいる途中で「そんなに体重計が高いわけがない」と感じます。

はっきりいって、コンテンツの内容と体重計の値段はほとんど関係ありません。ただ、コンテンツの内容とは関係のないこうした小さな嘘や間違いが、ユーザーからの信頼を無くすことにつながるのです

このようにユーザーは細かい情報にこだわるため、小さな嘘をつくと不信感をもたせることにつながります。一方で「ダイエットに運動は必要ない」「好きなだけ食べてもやせる」などの大きな嘘は「著者が主張しようとする仮説」であるため、それを裏付けるものを提示すれば納得してくれるのです。

理解が薄いと細部情報で嘘をつく

そうはいっても、コンテンツを書く人は意識して小さな嘘をつくわけではありません。気付かないうちに間違ったことを書いてしまうのです。特に先に述べたような小さな嘘(間違い)は、無意識で書いてしまうケースがほとんどだといえます。

こうした細部情報において間違いを書く主な原因は「その分野に対する理解が薄い」ということがほとんどです。コンテンツの内容を作成者自身が深く理解していないばかりに、細かいところで嘘を書いてしまうのです。

例えば、先ほど挙げた体重計の値段の例であれば、ダイエットするために体重計を買った経験があったり、電気屋で体重計の値段を見たことがあったりする人であれば、体重計の値段を間違うことはありません。体重計の妥当な値段について十分理解しているためです。

その一方で、体重計を買ったこともなく、体重計の値段について調べたこともない人であれば、体重計の妥当な値段はわかりません。そのため、想像で値段を書いてしまい、結果的に嘘の情報を掲載してしまうのです。

このように、コンテンツの情報に関する理解が薄いと、気付かない内にコンテンツ内で嘘をついてしまう可能性があります。

頭で理解していないことは書かない

ここまで述べたように、コンテンツの内容に対して理解が浅いと、細部情報で嘘を書いてしまいます。その結果、ユーザーからの信頼を失うことにつながり、ユーザーから読まれないコンテンツとなるのです。

そうしたことを避けるためにも、「頭で理解していないことは書かない」ということが重要です。

例えば、あなたがダイエットに関するコンテンツを作成するための情報を仕入れているときに、「ダイエットでは糖質を抑えることが大切」という情報を得たとします。このとき、あなたはこの情報に納得したとしても、まだコンテンツに書いてはいけません。納得しても、理解していない可能性が高いためです。

まず、「ダイエットでは糖質を抑えることが大切」という結論があったとしても、それに対する「なぜダイエットに糖質制限が必要であるのか?」という根拠を理解する必要があります。これらを他者に説明できる状態になって、初めて頭で理解しているといえます。

こうしたことから、結論という「ゴールまでの過程」を他者へ示すことができるようになってから、コンテンツを書き始めるようにしましょう。

今回述べたように、ユーザーの心を掴むコンテンツを書くためには、ペルソナを設定することが大切です。ペルソナを明確にした上で、「誰にでもわかる言葉を使用する」「ユーザーを深くイメージする」「細部で嘘をつかない」という3点に気をつけると、さらにユーザーの心に響く文章を書けるようになります。

利益率95%を超すポータルサイトビジネス:無料メルマガ登録

書籍出版の案内:出版キャンペーン中

Twitterでビジネス情報を確認