コピーライティング

成約率の高いランディングページ(LP)の作り方・書き方を理解する

商品購入やメルマガ登録などの行動を起こさせるように、訪れたお客様を導くためのウェブページのことをランディングページ(LP)といいます。

ランディングページの作成方法を正しく活用することで、商品の成約率やお問い合わせの件数などを高めることができます。その反対にLPがうまく作れていないと、思うような成果を出せなかったり、利益が出にくくなったりする恐れがあります。

効果の高いランディングページを完成させるためには、そのための正しい手法を理解した上でページ作成に取り組む必要があります。ここに、さらに物語(ストーリー)を取り入れるとお客さんを惹きつけられるようになります。

それでは、成果を出すLPの作り方としてはどのようになっているのでしょうか。ここでは、「申し込み率の高いランディングページの作成方法」について解説していきます。

ランディングページ(LP)に含まれる要素

効果的なランディングページを作成したい場合、「ランディングページ(LP)がどのような要素で構成されるのか」について、理解する必要があります。何も考えずに適当にLPを作ってしまうと、効果が薄いランディングページになってしまうからです。

ランディングページ(LP)を構成する主な要素としては、以下の7つがあります。

  1. キャッチコピー
  2. ブレット(ボレット)
  3. 商品説明
  4. プロフィール
  5. お客様の声
  6. よくある質問
  7. 起こして欲しい行動

これらすべての要素を適切に活用することで、効果の高いランディングページに仕上げることができます。またランディングページを作成する場合、先ほど記した順番で記載します。

申し込み率の高いLPほど、どれもこの順番を守っています。単純にそのほうが大きな成果を出せるからです。そこで、それぞれの要素について一つずつ説明していきます。

キャッチコピーで惹きつける

お客さんを強く惹き付けるための言葉をキャッチコピーといいます。より具体的にいうと、扱う商品のターゲットとなるお客さんに響くようなメリットを示す言葉になります。キャッチコピーはなるべく強烈な表現にしておく必要があります。その分だけお客さんが反応してくれる確率が高まるからです。

例えばダイエットに関する商品を売る場合には、「運動不要! 過酷な食事制限一切なし! 1週間で楽して痩せる究極のダイエット法!」のような形になります。このようなキャッチコピーを作り上げることで、「できるだけ楽にダイエットを成功させたい」と考えている人が反応します。

私の場合であれば、出版コンサルティングに関するWebサイトを保有しています。このサイトでは「商業出版したい人」と「出版コンサルタント」をくっつけるサービスを提供しているのですが、LPでのキャッチコピーを以下のように設定しています。

多くの人は「出版は難しいものだ」と考えています。そこで、「無名の人でも可能」「1年以内に出版によるブランドを手に入れる」などのような興味深い内容にしています。

私が実際に出版コンサルタントを利用し、何冊も商業出版しているため、起業家の中で出版を考えている人が反応する言葉を入れているのです。

ブレット(ボレット)でメリットの書き出しをする

その後、ブレット(ボレット)を入れます。ブレットとは、「提示したオファーを受けたとき、得られるメリットを箇条書きにしたもの」と考えましょう。例えば、ダイエットの商品を販売する場合、以下のようなブレットを作成します。

  • なぜ、運動せずに痩せられるのか?
  • ダイエットに失敗する人の共通点を、専門家の視点から解説
  • ストレスを感じずにダイエットを成功させる方法とは?
  • 無理な食事制限をせずに1週間で減量可能な禁断の手法を授けます
  • リバウンドを起こさない栄養の摂り方を伝授

このようなブレットを記載することで、お客さんの興味を惹き付けることです。

また重要なのは、それぞれのブレットについて細かく内容を説明することにあります。例えば商業出版に関するランディングページでは、以下のようなブレットに記して細かく書き出しています。

メリットだけを記載するだけでは不十分です。そうではなくどのようなメリットがあり、何に注意すればいいのか詳細に記すようにしましょう。

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商品説明を具体的に記す

次の商品説明に入ります。商品説明の部分では、商品の内容を具体的に説明します。さらに、商品に含まれるメリットを明確に示すようにします。

例えばダイエット器具を販売する場合には、具体的な使い方に加えて、「1日5分の運動でOKです」「コンパクトに収納できて場所をとりません」など、商品がもつメリットを惜しみなく伝えていきます。

細かく商品説明を記載することで、ランディングページ(LP)を読み進めていたお客さんは、「この商品が欲しい」と感じるようになってきます。例えば出版コンサルティングでは、以下のように実際の流れを含めて解説しています。

商業出版では初めての人が大多数であり、どのような流れになるのか見当が付きません。そこで、事前にどのような流れで進んでいくのか詳細に説明してあげます。

基本的には、商品内容を全公開するほど成約率が上昇します。ダメなLPだと商品内容を隠そうとしますが、売れるランディングページであるほど商品内容が明らかです。

プロフィールを掲載する。

またプロフィールでは、商品を扱う責任者の自己紹介や実績、理念を述べます。ただ、単にプロフィールを書いてもお客さんに読んでもらえないため、ストーリー調に仕上げるなど、読ませる工夫をする必要があります。

当然、このとき顔写真は必須です。プロフィールでサービス提供者の顔が出ていないのはあり得ないと考えましょう。自ら顔を出していないLPというのは、その時点で失敗しているといえます。

例えば、以下は出版サイトのランディングページにあるプロフィール部分です。

実際に提携している出版コンサルタントの生のプロフィールをこのように掲載しています。実際のところ、誰がサービスを提供するのか分からなければお客さんは大きな不安を感じます。そのため、プロフィールは必須となります。

お客様の声で商品を売る

ランディングページ(LP)において最も強力な要素に相当するのが、お客様の声になります。どのくらい強力かというと、お客様の声だけで商品が爆発的に売れてしまうほどです。そのため事前にお客様の声を集めていた場合には、必ず活用するようにしましょう。

お客様の声を記載するときのポイントとしては、「リアルさを追求する」ことがあげられます。例えば文字入力した文章だけでなく、LPにはお客様直筆のメモを載せます。また、お客さんの顔写真を載せる際にもプロが撮った写真ではなく、素人が撮ったような写真を使用します。

これらのポイントを押さえてお客様の声を載せれば、それを見たお客さんが「これは本物のお客様の声だ」と信じてくれるようになります。

もちろんお客様の声を載せる場合には、本物のお客様の声でなければなりません。

ウソのお客様の声を載せてしまうと、お客さんとの信頼関係が崩壊するばかりか、場合によっては法に触れることになってしまいます。

参考までに、先ほどの出版サイトの場合は「本を出すこと」が目的なので、お客様の声としては「実際に出版コンサルによるサービス利用により、ベストセラーになった実際の書籍」を以下のように掲載しています。

これにより、実績がウソではないと証明できます。いずれにしても、できるだけリアルなお客様の声を掲載すれば申込率が大幅に上昇します。

よくある質問で先に疑問に答える

その後、よくある質問を掲載します。よくある質問というのは、要は「お客さんが思い浮かべる疑問に対して、先に答えておく」ことを意味します。これにより、お客さんが商品を買わない理由をつぶしていくことができます。

どれだけ優れた商品・サービスが目の前にあったとしても、多くの人は心の中で言い訳をします。「お金が足りない」「時間がない」などは代表例です。

例えば先ほどの商業出版であれば、以下のような疑問を思い浮かべます。

  • 確実に商業出版できるのか
  • 文章を書く自信がない
  • 全国の主要書店に本が置かれるのか

これらについて記しておくのです。実際、ランディングページでは以下のようによくある質問を記しています。

思い浮かぶ質問については、すべてQ&Aで記しましょう。また、実際にサービスを開始するとお客さんからいろいろ質問をされることになるため、新たな質問を受けたらLPをそのつど修正していくようにします。

そうすれば、ランディングページの精度が高まっていきます。当然、よくある質問は数が多くなってしまいますがそれでも問題ありません。

起こして欲しい行動は記す

ランディングページ(LP)の最後には、お客さんに起こして欲しい行動を必ず記載します。商品を買ってほしい場合には「商品のご購入はこちらから」と書き込み、商品購入ページへと誘導します。またメルマガに登録してほしい場合には「ご登録はこちらから」と記載し、メルマガの登録フォームへ誘導します。

これによって、既にオファーに惹き付けられていたお客さんが商品購入やメルマガ登録などの行動を起こしてくれるようになります。

当然、私が運営する出版サイトのLPについても最後に申し込みボタンを設置しています。

このように、ランディングページ(LP)を構成する主な要素には7つの要素があります。それぞれを適切なものに作り上げることで、成約率の高いランディングページ(LP)に仕上げることができます。

商品販売に物語(ストーリー)を取り入れて、お客様を引き込む

ただこのとき、ランディングページの商品紹介やプロフィールの部分では物語(ストーリー)を取り入れることを意識してみてください。

世の中にいる多くの人は、子どものころに昔話やファンタジーなどのさまざまな物語に触れます。そのため、そういった経験をもつ人のほとんどは、たとえ大人になったとしても幼少期に聞いたストーリーの大部分を記憶しています。

私たちにとって物語(ストーリー)というものは、とても身近な存在となっています。ビジネスで物語をうまく活用することで、多くの人をこちらに惹き付けることができるのです

例えばこれから販売する化粧品に物語を加えた場合、商品の広告やCMに以下のようなストーリーを添えます。

私は20代の頃、化粧をすることによる肌のダメージに対してほとんど意識していませんでした。しかし、年齢が30代を過ぎたあたりから、皮膚が乾燥しがちになり、次第に自分の肌のことで悩むようになりました。

そのようなとき、友人からこの化粧品を勧められました。この化粧品を実際に使ってみると、以前に比べて肌が潤うようになり、今ではこの化粧品を手放せません。

このように簡単でもいいのでストーリーを広告やCMに盛り込むことで、広告・CMを見ていたお客さんをこちらの物語に惹き付けることができます。

惹き付けるストーリーの作り方

なお、「お客さんを惹き付けるストーリー」を作る場合には、「どういった内容にすれば、お客様の関心を引くことができるのか」について理解する必要があります。

見た人に興味関心を抱かせる物語を作る場合には、「その商品のターゲットとなる人に合わせた内容にする」ことが大切です。お客さんに対して、ありがちなシチュエーションを物語に取り入れる必要があるのです。

先ほどの化粧品の例では、前半が「20代の頃は自分の肌へのダメージを気にしていなかった主人公が、30代を過ぎたあたりで皮膚が乾燥しがちになり、それに不安を覚える」というストーリーになっていました。このストーリーの前半部分によって、化粧品のターゲットは「30代以降で、肌が乾燥しがちな女性」であることが明確になっています。

そうなると、ストーリーの主人公と同じ境遇の人がこの物語を見たときに「この話は私のことだ」と感じます。共感させれば、ターゲットは物語に惹き付けられ、紹介している化粧品に強い興味を抱くようになります。

・ストーリーが異なれば、ターゲットを変えることができる

また、先ほど述べた化粧品の物語の前半部分が変われば、商品のターゲットも異なります。

例えば、肌のしわが気になる女性を化粧品のターゲットにする場合、広告やCMに添えるストーリーの内容を「肌のしわに悩んでいたとき、この化粧品を使うことでしわが気にならなくなりました」といった内容にします。

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広告で商品の限定性(希少性)を示し、お客様を動かす

そしてさらに、ランディングページでは限定性(希少性)を打ち出すことを意識しましょう。

新しい商品やサービスを作成して売るとき、それを販売する会社に知名度や実績がない場合、商品(サービス)が多くのお客様に受け入れられて購入される可能性は低いです。ほとんどのお客さんが「よく分からない会社の商品・サービスは欲しくない」と考えるからです。

そのため、業績の乏しい無名の企業が商品やサービスを販売する場合、商品・サービスに対して積極的に限定性を付加しましょう。

例えば化粧品を開発して販売するとき、化粧品の広告に以下のような言葉が添えられていたとします。

この化粧品は、数々の貴重な原料をふんだんに使用しております。そのため、合計で100名様にしかお売りすることができません。

また肌に対する意識が高い人だけにお使いいただきたいと考えておりますので、この商品をお買い求めいただけるのは、真剣に肌に悩んでおり、さらに肌を良くするための努力を惜しまない方だけとさせていただきます。

この場合、広告を見たお客さんは「聞いたことのない会社の商品だけど、数に限りがあるから早く決断しなくては」と考えます。その結果、多くのお客様が化粧品を購入してくれることになります。

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限定性には種類がある

なお、商品・サービスの販売に効果的な限定性ですが、そのうちの主なものとして、以下の3種類があげられます。

  • 数の限定性
  • 期間の限定性
  • 特典の限定性

数の限定性は、商品(サービス)の販売数や、それを購入できるお客様の数を限定することを指します。先ほどの化粧品の例でいえば、「合計で100名様にしかお売りすることができません」という部分が、数の限定性に相当します。

これはリアルビジネスでも頻繁に取り入れられているコピーライティングであり、以下のような「展示品処分」なども数の限定性に該当します。

また期間の限定性は、商品・サービスの販売に一定の期間を設けることを指します。例えば、特定の商品の広告などで「この商品の申し込みは、本日のみ承ります」と添えることが、期間の限定性にあてはまります。

一方で特典の限定性は、販売する商品(サービス)に付く特典に対して、限定性を持たせることを指します。例えば、商品販売の広告に「この特典が付くのは、本日から2日以内とさせていただきます」という言葉を付けた場合、これが特典の限定性に相当します。

販売する商品・サービスを広告などで宣伝する場合、これらの限定性を積極的に活用していきましょう。それによって、より多くのお客さんが商品(サービス)の購入を決断してくれるようになります。

ただ、売る商品・サービスに限定性を持たせる場合には、必ず本当のことだけを述べるようにしましょう。そうでなければ多くのお客さんから信頼を失い、今後販売する商品・サービスまで売れなくなってしまいます。ウソの限定性ではなく、本当の限定性だけ付加させる必要があります。

コピーライティングでのLPの作り方・書き方を理解する

申込率の高いランディングページには共通点があります。成約を高める型があるため、必ず型に押し当てたうえで文章作成しなければいけません。

このとき、LP作成のコピーライティングでは記すべき順番があります。ここでは7つの要素について記しましたが、必ずここで述べた順番でLPを構築するようにしましょう。それだけでも、大幅に成約率が上昇します。

ただ、7つの要素について順番を守って記すだけでは申込率は上昇しません。

  • ストーリーを作り、物語形式で記す
  • 限定性を付け、いますぐ申し込ませるようにする

コピーライティングの基本となりますが、こうしたことを意識したうえでライティングを進めなければいけません。成約率の高いLPには決まったルールがあるため、これらを意識したうえで記すようにしましょう。

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