リアルでのマーケティングでもネットビジネスでも、全員が学ぶべき技術としてコピーライティングがあります。セールスライティングの専門家であるコピーライターを目指す人でなくても、どのようなコピー文章を書けば人が購買するのか理解する必要があるのです。

このときコピーライティング初心者であるほど、最適な勉強方法を理解しなければいけません。

しかし、多くの人はコピーライティングの勉強法を間違えます。セールスライティングのセミナーに出席したり、たくさんの本を読んだりするのです。ただ、こうしたことを実践してもコピーライターとしての技術はまったく向上しません。

そこで、「具体的に、どのようにして本物のコピーライティング技術を勉強すればいいのか」について解説していきます。

世の中に存在するコピー教材やセミナーは無意味

セールスライティングを勉強するとき、残念ながら教材を買ったりセミナーに出たりすることを考える人が大多数です。ここに、どれだけ頑張ってもコピーライターとして実力が伸びない理由が隠されています。

まず、大前提としてあなたが学ぼうとしているセミナー講師(先生)の実力は本物でしょうか。「1日で〇億円の売上!」「わずか30分で2,000個を売り上げた」などの講師から学んでもいいですが、その実績が本物だと100%断言できるでしょうか。

いまも昔もビジネスの世界ではウソが大半です。これはネットビジネスを眺めてみればよく分かりますが、以下のような誇大コピー(ウソのコピーライティング)が蔓延しているのが実情です。

考えなければいけないのは、「これから学ぼうとしているコピーライターの先生の実力が本物かどうか不明な段階で、その人のことを信じてもいいのか」ということです。

実際のところ、ウソの講師から学んでも得られるものはありません。そこで、正しい方法によってコピーライティングのスキルを学び、トレーニングを積む必要があります。

セールスライティングは毎回出ている広告から学ぶべき

それでは、具体的にどのような場所からコピーライティングを学べばいいのでしょうか。これについては決まっています。それは、広告です。例えば以下のようなものが該当します。

  • 新聞広告
  • 新聞の折込広告
  • 雑誌広告
  • テレビCM
  • 電車中吊り広告
  • ネット広告

あらゆる広告が「勉強するための題材」になります。つまり、何か教材や本を買うのではなく、これらの広告を片っぱしから集める作業をしなければいけません。以下のような広告を集中的に勉強していくのです。

多くの人は広告を無視します。ただ、コピーライターが自らの能力を磨くときに重要なポイントとして「どれだけ広告に着目するか」があげられるのです。

それでは、なぜ世の中に存在する広告を確認すべきなのでしょうか。これは、広告が非常に高額だからです。例えば雑誌広告は高くて見開き一回500万円です。また全国紙の新聞広告であれば、一面に出せば一回で2,000万円です。

しかも、複数回掲載されている広告が存在します。単発の広告ではなく、いつも見かける広告というのは「コピーライティングを学ぶ最高の教材」だといえます。

これについては、あなたが社長の立場で考えてみましょう。もし、広告の効果が200万円しかないにも関わらず、広告掲載費が500万円だった場合、あなたはその広告にお金を出したいと思うでしょうか。当然、費用対効果に見合わないのでお金を出すことはありません。

ただ、毎回広告が掲載されているということは「500万円という高額な広告費にも関わらず、それ以上の元が取れている」という証拠なのです。つまり、その広告によって多くの商品が売れています。この事実を考えたとき、毎回掲載されている広告は100%の確率で本物のセールスコピーが記載されているといえます。

実際、こうした広告を確認すれば、「どのように表示すれば商品が売れるのか」のヒントがすべて詰まっています。

  • 電話やメール、ネット検索など申し込み方法をいくつも提示している
  • 初回限定や送料無料のオファーがある
  • 「土日対応、365日24時間」と記している
  • カード払いやコンビニ振り込みなど、あらゆる支払方法に対応
  • お客様の声として実績を公開

売れているコピーというのは、実際のところどれも共通しています。そこで、毎回出ている本物の広告(コピーライティング)を注意深く観察するようにしましょう。

例えば、お客さんは広告を見たとき「土曜日なら電話できるのだが……」「支払方法はどうなのだろう?」と、いろいろ無意識のうちに考えるようになります。そうしたとき広告の中で、想定される問いに対し先に答えておくことで、疑問を潰しておくのです。

広告の一文だけでも非常に多くの重要ポイントを読み取れます。広告を観察すれば、下手なセールスコピーセミナーの何百倍も勉強になります。

怪しい広告はコピーライティングで反応を取る教材として重要

なお、このとき特に着目するべきポイントとして「通常では売れるはずのない怪しい商品を売っている広告」の存在があげられます。そうしたとき、例えば以下のような美容整形の広告は「怪しいことはなく普通」です。

しかし、世の中には「金運アップ」「パワーストーン」など、スピリチュアル系の広告もたくさん見かけます。こうした怪しい商品を購入する人は稀ですが、雑誌広告を眺めてみると必ずそうした広告の存在に気付きます。

例えば、以下のような広告です。

占いに関する広告ですが、普通に考えてこうした商品・サービスに応募する人などいるはずがありません。ただ、毎回同じ広告が出ている以上、確実に広告費の元を取れている広告だと認めるしかありません。

それでは、通常では売れるはずのない商品を売っている広告はコピーライターにとって学ぶべき教材といえないでしょうか。雑誌広告に限らず、新聞広告やネット広告を含めて何年経ってもこうした怪しい広告が存在します。ただ、お客さんからの反応を取れている証拠でもあるため、非常に優れた教材のひとつだといえるのです。

いずれにしてもコピーライティングを勉強するとき、あなたが最初に行うべき行動は以下のような広告を集めることになります。

その後、これらの広告を教材として「文字配列がどうなっているのか」「オファーは何を投げかけているのか」「写真はどうなっているのか」などを読み解くことがあげられます。

大企業のイメージ広告は無視するべき

ただ、毎回掲載されている広告の中でも大企業が出しているようなイメージ広告は無視する必要があります。イメージ広告はその企業自体のイメージを認知させ、次第に売れるようになるだろうという推測の元に成り立っています。

例えば、以下のような広告がこれに該当します。

特にページ内で何かを販売しているわけではなく、商品イメージ(または企業イメージ)が掲載されているだけです。商品販売という面では、何がいいたいのか不明な広告です。こうした広告は無視しなければいけません。

そうではなく、ダイエットサプリや健康食品など、そのページだけで何とかして商品を売り込もうとする広告を見続けなければいけません。本当に学ぶべきところは「知名度も信頼もない状態から、どのようにして商品を売れば良いか」について、頭を振り絞りながら試行錯誤を繰り返している企業の広告です。

その答えが広告の中に凝縮されています。 売れている広告だけを注意深く見ていけば、「なぜお客様の声があるのか」「なぜ申し込みの文字が右下にあるのか」「なぜ定期購入を促す構成になっているのか」を学び取ることができます。これには全て意味があるのです。

コピーライティングを上達させる「文章を書く媒体」の重要性

こうした教材(売れている広告)を集めた後、実際にトレーニングをしなければいけません。実行にコピー文章を書くからこそ上達するわけです。

スポーツでも、書籍だけ読んでスポーツが上達することはありません。練習や試合を経験するからこそ、スポーツが上達していきます。これはセールスコピーライティングでも同様です。

そこで、アウトプットするための媒体を保有しましょう。現在では、コピーを上達させるアウトプットの場は特別な理由がない限りインターネットになります。このときの媒体は人によって違います。ブログかもしれませんし、メルマガかもしれません。SNSを利用する人もいます。

例えば私の場合であれば、最初の媒体としてWebサイトから始めました。サイトの良いところは「放置でアクセスが増えていく」という点にあります。ブログは更新し続けないとアクセスが急速に減っていきますし、メルマガも発行し続けなければ忘れ去られてしまいます。そのためサイト運営を選択したわけです。

サイト上でコピー文章を考え、どのように文章やデザインを変えれば反応率が上昇するのかテストを繰り返していきました。そうして実地経験を重ね、セールスコピーの技術を上げるようにしました。

何はともあれ、まずは自分の情報を発信する媒体がないと話が前に進みません。実際に文章を書き、試行錯誤をするからこそ上達していきます。

トレーニングで全員が通るべき写経

このとき、コピーライティング能力を大幅に向上させる方法として「写経」が有名です。写経とは、文章を書き写す作業を指します。「なぜこの文字がこの配置になるのか」などを考えながら、良いコピー文章を一字一句そのまま書き写すのです。

売れる文章には必ず理由があります。そこで、この文章を書いた人の思考を理解しながら書き写します。これを一ヶ月でも継続すれば、人を動かすための文章がすぐに書けるようになります。

ネット上に自分の媒体(サイト・ブログやメルマガ、SNSなど)を保有して大量の文章をアウトプットし続けることも重要ですが、明らかに売れている文章を写経することでもコピーライティングのスキルが大幅に向上します。

ただ、写経を行う上で最大の問題点があります。それは、「辛い」ということです。

少なくとも、写経が楽しくて仕方がない人はいません。しかし、「写経を行うことで売れる文章の型や思考を身に付け、将来大きく稼ぐための知識となる」と考えれば耐えることができます。これを実践した上で自分が持つ媒体にアウトプットしていき、さらにはコピーライティングの能力を上げていくのです。

心の奥底に眠る「根本思想」を学ぶ文章術

なお、このときは優れたコピー文章であるほど言葉が短いです。ダラダラと文章を書くのではなく、できるだけ短く端的な言葉で記すのです。そこで、コピー能力を上昇させるトレーニングとして、お客さんが心の奥底で考えている声(根本思想)を端的に表すことも意識してみましょう。

こうした根本思想を意識すれば、本当に重要なポイントが見えてきます。このとき重要になるのが「一言で要約する」という考え方です。

例えば、以下のように友達と会話している場面を考えましょう。

A:最近、彼女ができたんだ。だけど、1時間おきにメールがくるんだよ。それに返信しないと怒られるし、毎週遊びに付き合わないといけない。これもいいけど、本当はもっと男友達と気楽に遊べる時間が欲しいのだけど……。

B:束縛されたくないんだね。

Bが放った言葉が、Aが考えている根本思想です。Aは「束縛」という言葉を使っていません。ただ、それを一言で要約すると「束縛されたくない」という一文が思いつきます。Aが考えている根本思想をBが言い表した形になっています。

根本思想のように一文で要約すると、すべてがダイレクトに伝わります。根本思想を理解して伝えるだけで、相手はすべてを悟ってくれるのです。どれだけ洗練された文章であっても、根本思想には勝てません。

何ページにもわたるラブレターを書いたとしても、そこに眠る根本思想は「あなたが好きです」という事実です。その物事の根幹を表すものが根本思想なのです。

そうした視点で世の中の広告を見てみると、一言だけで要約している優れたコピー文章を見かけることがあります。例えば、以下のような広告です。

電車にあった広告ですが、「夏に熱中症対策をするのが大切なのは分かるけど、基本的に熱中症対策の飲み物はおいしくない」というお客さんの心理を一言で要約しているコピー文章になります。

売れている広告であるほど、お客さんが心の奥底で考えている根本思想へ働き掛けます。同じように、あなたが書くコピー文章についても端的に表現してみてください。短い言葉でお客さんの心に刺さる文章を考えれば、それだけで反応率が大幅に変わってきます。

コピーライティングでの正直という戦略

ちなみに、こうしたコピーライティングを学ぶ上で大原則となる重要な考え方があります。それは、「何事にも正直になる」という戦略です。

コピーライティングとして文章を書くとき、「ウソの実績を並べ立て、キャッチーな内容にするべき」と勘違いする人は多いです。ただ、セールスライティングはそういうものではありません。虚偽の内容で塗り固めるのがコピーライティングではないのです。

それよりも、本当の意味で反応の取れるコピーライティングはラブレターと同じ形式です。要は、「あなたの親や恋人(配偶者)、子供を含め、あなたが書いたコピー文章を読ませても問題ないか」という視点で見ましょう。そう考えると、以下のようなウソばかりのコピー文章は微妙だといえます。

世の中には、「聞き流すだけで英語を話せる」「3ヵ月で月100万円の利益」など、どう考えてもウソのセールスコピーがまん延しています。ただ、こうした手法を真似してはいけないのです。

それよりも、情熱をもって書いたコピー文章が人を動かします。

例えば「寝る間も惜しんで勉強にはげみ、自力でTOEIC900点以上を取った人」であればどうでしょうか。そこに達するまでの戦略や勉強法、その後に目指すべきポイントなどを、熱意をもって語ることができます。こうした人物が書く英語教材のコピー文章に比べて、虚像で固めた人の文章では本物の人に勝てません。

そこで「正直という戦略」を取ります。あなたの根本思想に沿って正直に書き出していけば、比較的楽に人を動かす文章を書けるようになります。

例えば私であれば、当サイトで「ネットビジネスでの稼ぎ方」「ビジネスの本質」などを語っています。よくあるネットビジネス系のサイトのように「簡単に稼げます」「誰でも一瞬で現金を手にできます」とは一言も伝えていません。

それどころか、「ビジネスで重要なのは努力」「年単位の時間をかける必要がある」「人から感謝される真っ当なサイト運営(ネットビジネス)を実践するべき」と記しています。こうした正直な想いを述べています。

コピーライティングを勉強してトレーニングを積むとき、「いま書いているコピー文章は自分の気持ちに正直か」「本心からの意見か」「恋人や子供など、自分が最も大切だと思う人にも自信をもって見せられる内容か」を意識しましょう。

どれだけ優れた広告を集めたり、写経したりしても、こうした根本思想や正直な気持ちの概念を理解せずにトレーニングを積むと、まったくコピー技術が上昇しなくなります。売れる文章を書くには、こうした正しい考え方も含めてインストールしなければいけません。

売れるコピー文章は実社会にあふれている

セールスライティングを学べば、それだけで反応率が大きく変わってきます。一文を変えるだけで反応率が10倍になることは珍しくなく、それだけコピーライティングの威力は大きいのです。

しかし、コピーの勉強法で多くの人はミスを犯します。教材を買ったり、セミナーに出席したりするのです。教える講師が本物かどうか確かめる方法が存在しないにも関わらず、そのような勉強法を選択するのです。

ただ、広告を眺めてみれば100%の確率で売れているコピー文章を探し出せます。毎回掲載されている広告が最高の教材であり、そこにある広告の配置を見比べ、写経することでコピー能力が上昇していきます。当然、勉強した後は自分の媒体にアウトプットしてトレーニングを重ねていかなければいけません。

そうはいっても、中にはどれだけトレーニングを積んでも上達しない人がいます。その上達しない大多数の人は「ウソのコピー文章を書こう」としています。コピーというのは、情熱をもって本心で記すほうが大幅に反応を取れるようになります。お客さんの根本思想を読み取り、正直な戦略を選択しましょう。

こうしてセールスライティングを勉強していけば、ライバルよりも圧倒的に反応を取れるセールスコピーを書けるようになります。コピーライターとしての技術を学び、ビジネスを発展させるようにしましょう。

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