会社のお金で車を購入できるとすれば、これほど素晴らしいことはありません。ちまちました領収書の整理を行うよりも、車を一台購入した方がはるかにインパクトは大きいです。自分の車を持ちながら、節税を行う感覚を味わえます。

結論から言えば車を購入して経費で落とすのは簡単です。その理由について解説していきます。

会社経営者の多くは経費で車を購入している

大企業などは少し難しいですが、中小企業であれば会社のお金で経営者が自分の車を購入するのは珍しくありません。普通に行われている光景です。

会社で使われる車としては、さまざまな種類があります。営業マンが使う「営業車」や物流で荷物を運ぶ「配送車」などがあります。これらの車を会社のお金で購入することに誰も異議はありません。要は、これと同じ感覚で社長が車を購入するのです。

経費が認められるポイントは1つだけです。それは、「ビジネスと関係しているかどうか」という点です。これに関わっていれば、経費になります。

極端な話をすれば、年に一回しか使わない場合であっても「ビジネスで車を使っている」ということができます。さすがに年に一回では問題ですが、分かりやすく考えればそういうことになります。

中小企業や家族経営の会社であれば、社長が普段から使っている車を営業車として使うのは普通です。ちょっとした出張を行うときやビジネスで大事な人の送り迎えをするときなど、必ず社長の車を活用することでしょう。

そこで、会社のお金で社長の車を購入するのです。社長の個人車はビジネスで大活躍しているので、当然ながら経費として認められます。ただ、それ以外にプライベートでも使っている部分もありますが、これについては目を瞑りましょうということです。

もちろん、会社のお金で購入している以上は、業務時間内に社員が社長の車に乗って営業活動を行うことは許されます。なぜなら、社長の個人車ではなく、会社の車だからです。ただし、会社の業務が終わった後は、社長が使うプライベートの車へと早変わりします。

実質的には社長の車であるものの、名義上は会社の車であるということです。また、通常の業務中は会社の車であるため、誰でも使用可能です。

社員の車を会社が購入する

社長の車を経費で落とせるため、当然ながら社員の車も会社が支給しても良いです。会社が従業員の車を購入する場合、平日は営業車として活躍し、休日は社員のプライベートに使う車として利用できます。ビジネスと関係しているのであれば、社長だけでなく社員であっても同じ恩恵を得られます。

ただ、これは税制上は可能だということです。実際は会社の方針がありますし、社員に車を支給する会社は少ないです。

しかしながら、考え方によっては高い給料を支払うよりも、車を支給する方が圧倒的に節税できます。ボーナスなどで給料を支払うと、その分だけ税金がかかるからです。

例えば、ボーナスで100万円を支給するとします。このときの税率(社会保険料など)が10%だとすると、会社は合計で「100万円(ボーナス)+10万円(社会保険料など)=110万円」を支払わなければいけません。しかし、100万円の車を支給する場合、必要なお金は100万円で済みます。

また、名義上は社用車であるため、転職などで社員が会社を去れば車を没収できます。そのため、従業員は会社のために頑張って働くことでしょう。

社員にとってもメリットは大きいです。先ほどの例と同じように、所得税率10%で考えると、会社がボーナス100万円を支払った場合、社員の手元に残るお金は「100万円(ボーナス)-10万円(所得税)=90万円」です。この場合、100万円の車を買うには10万円足りません。

しかし、車の支給であれば100万円の自動車を独占的に使用することができます。このように考えると、会社から車を支給するのは大きなメリットがあります。

・100万のボーナス支給 → 90万円が手元に残る(100万円の車は買えない)

・100万円の車を支給 → 100万円の車を独占的に使用

もちろん、条件はあります。この場合、「会社が車を貸している」という建前が必要です。ビジネスで使っているからこそ、会社から車の支給が可能なのです。

そのため、運転をあまり必要としない事務員に対して会社が車を買い与え、自由に使わせている状態は好ましくありません。税務署に見つかれば否認されることでしょう。

経費は無条件で認められるわけではありません。ただ、ある一定の基準を踏まえれば、何でも認められます。どのようにすれば節税できるかを考え、適切にお金を手元に残してください。

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