インターネットビジネスを実践する中でSEO(Search Engine Optimization)は重要です。SEO対策を行うことで、検索結果で上位表示されるようになると、多くのアクセスが集まるようになるからです。
ただ、一言でSEO対策といっても、そのやり方はさまざまです。正当な手段もあれば、Googleを騙すような裏技的な方法も存在します。このとき、長期的に稼ぎ続けるサイトを作り上げるためには、正当なSEO対策を実施することが重要です。
正しいSEO対策を行うことができれば、安定して検索結果の上位に表示され続けるようになります。
そこで、サイトやブログを運営するときに必要な、真っ当な手法によって検索結果で上位表示されるためのSEO対策について解説します。
外部SEOによる被リンクとは
ネットビジネスでのサイト運営では、SEO(Search Engine Optimization)について理解することが大切です。SEOとは、日本語で「検索エンジン最適化」といいます。簡単に説明すると「どのようにしたらGoogleの検索結果で上位に表示させることができるのか?」という方法です。
つまり、適切なSEO対策を実施すれば、Googleの検索結果で上位に表示されて、大量のアクセスを集めることにつながるのです。
基本的に専門サイトや特化型ブログを立ち上げてアクセスを増やすことを考えるとき、どのようにしてGoogleの検索エンジンで上位表示されるのかを考えるのが最重要となります。SNSなど他の手法はありますが、SEO対策を実施することが最重要になると考えましょう。
このとき、特に必須となるのが被リンク(外部リンク)です。外部SEOとも呼ばれますが、Googleの評価基準では「どれだけ外部のサイトからあなたのサイトにリンクが貼られるか」が重要になるのです。これは、質の高いサイトでなければ被リンクを得られないという考え方からきています。
つまり、どれだけ被リンクを得られるのかによってGoogleの検索エンジンで評価されるかどうかが違ってきます。
ただ、外部SEOといっても、大きく分けてブラックハットSEOとホワイトハットSEOの2つに分類されます。インターネットビジネスによって真っ当な方法で稼ぎたいのであれば、これら2つの違いを理解しておかなければいけません。
ブラックハットSEOのやり方はペナルティを食らう
ブラックハットSEOとは、簡単にいうと「Googleを騙して検索結果で上位表示させる方法」だといえます。いってしまえば裏技的な手法であり、スパム行為の一つです。ブラックハットSEOはGoogleの方針に反しているSEO対策です。
先ほど、GoogleがWebサイトやブログを評価する一つの基準として被リンクがあると述べましたが、このときは被リンクの数が重要になります。つまり、どれだけあなたのサイトに多くの被リンクが付いているのかが判断基準になります。
質が高く多くの人が参考になる記事を書いていれば、たくさんのブログやサイトで紹介される(リンクを貼り付けられる)可能性が高いです。
そのため、Googleは被リンクの数が多いサイトを「良質なサイト」と評価して検索結果の上位に表示します。
被リンクが自然に増えるのは非常に良い状態だといえます。ただ、アフィリエイトを含めほとんどの人が何をしているのかというと、こうした被リンクを自作自演でたくさん付けてGoogleの評価を上げようとします。
こうした、いわゆる自演リンクを使って検索結果で上位表示させる方法をブラックハットSEOといいます。当然、自演リンクを貼ることはスパム行為であるため、Googleの方針に反している行為です。そのため、自演リンクによるブラックハットSEOは不当なSEO対策だといえます。
実際のやり方としては、本命のサイト(ターゲットサイト)に被リンクを送るためのサテライトサイトを作ります。サテライトは衛星という意味がありますが、本命サイトの周りをうろつくサイトになります。
このとき、以下のように本命サイトにリンクを送ります。
このように、さまざまなサテライトサイトを自作自演で作り、スパム行為をすることで何とかして本命サイトを検索エンジンで上位表示させようとします。実際にはサテライトサイトから被リンクを貼るタイミングをズラしたり、多くのサーバーを運営したりしてGoogleを騙そうとするのです。
しかし、当然ながら現在はブラックハットSEOによるやり方は禁止されています。そのため、こうした行為をするとGoogleからペナルティを食らうようになります。
つまり、ある日を境にしてサイトへのアクセスがゼロになり、どのキーワードで検索しても圏外となります。
被リンク対策として、自作自演でリンク付けをする人は非常に多いです。ただ、そうした手法に頼るからペナルティを食らい、いつまで経っても文章力が磨かれないわけです。そのため、下手なテクニックに頼るのではなく、読者のことだけを考えて特化型ブログの構築を考えた方がいいです。
ホワイトハットSEOが検索順位に最も効果的
スパム判定を食らってペナルティを受けるため、ブラックハットSEOに手を出すべきではありません。確かに被リンクによる効果は非常に高いですが、最終的的に売上がゼロになるのでは意味がないのです。
それに対して、自然に被リンクが付けられることでGoogleからの評価が高くなり、上位表示されるSEOをホワイトハットSEOと呼びます。ブラックハットSEOとは違い、ホワイトハットSEOではGoogleの方針に従った結果として、高評価を受けるような対策を実施することになります。
自然な被リンクの獲得がホワイトハットSEOです。もっといえば、一つのコンテンツ(記事)の質を高めたり、高品質なコンテンツの数を増やしたりすることも、ホワイトハットSEOとなります。
また、ユーザーがウェブサイトを使いやすいような構成に変更することもホワイトハットSEOです。
例えば、いわゆるブログのように、トップページに「更新した記事が新しく更新された順番」に並べられているとします。そのようなブログでは、ユーザーは必要な情報を探しにくいです。欲しい情報を得るために、わざわざ過去の記事をさかのぼってコンテンツを探さないといけないためです。
その一方で、以下のように3層構造のサイト形式に調整していると、ユーザーは必要な情報をすぐに見つけられるようになります。
具体的には、トップページに以下のようなカテゴリーページの目次を設置します。
さらに、カテゴリーページの中には、以下のように各コンテンツへのリンクを貼り付けたページを用意するのです。
このように3層構造にすることは、ユーザーの利便性を高めるだけでなく、結果的にGoogleから高い評価を受けることになります。つまり、ホワイトハットSEOになるのです。
ホワイトハットSEOで被リンク(外部リンク)を集める方法
ここまで述べたように、ウェブサイトをGoogleの検索結果で上位表示させるためには、ブラックハットSEOとホワイトハットSEOという2つの手法があります。上手く行えば、どちらもGoogleの検索結果で上位表示されることにつながります。
ただ、あなたがインターネットビジネスで稼ぎたいのであれば、ブラックハットSEOではなく、真っ当な方法を使ったホワイトハットSEOに取り組むべきです。GoogleにブラックハットSEOの行為が見つかると、その瞬間にウェブサイトの評価は一気に悪くなるからです。
しかも、年々GoogleのブラックハットSEOに対する取り締まりは厳しくなっています。以前と比較して、ブラックハットSEOを行っているサイトの評価は下がってきているといえます。つまり、ブラックハットSEOは、アクセスと売上が激減するリスクが高いだけでなく、そもそも評価されにくくなっているのです。
それでは、ホワイトハットSEOによって検索順位を上げたり、被リンク獲得したりするにはどのように行動すればいいのでしょうか。これには、以下のことを意識するといいです。
被リンクなしでも記事の質が高ければSEO対策になる
まず、Webサイトを運営するうえで被リンクの数が重要なのは間違いありませんが、基本的には被リンクなしでも、記事の質が高ければ問題なく検索エンジンで上位表示されます。外部リンクのことを考える意味はなく、記事の質を高めれば問題なくアクセスを集められることを考えると、そもそもスパム行為に手を染める必要はないのです。
実際、私はこれまでホワイトハットSEOしか実践しておらず、当然ながら新規サイト場合は被リンクがゼロです。それでも、問題なくアクセスが集まっています。
もちろん、記事の質が高いとはいっても10記事や20記事ほどのサイトではダメです。どれだけ少なくても、50記事以上はなければいけません。
そこで、一つの記事の質を担保すると同時に、できるだけサイト内にたくさんの記事数を詰め込むことを意識しましょう。記事の数が多くなれば、相対的にすべての記事がSEOで評価され、検索順位が上がってくるようになります。
実際のところ、私が作るサイトはどれも最初の1年以上は被リンクゼロです。ただ、こうした被リンクなしの状態であっても、問題なくアクセスを集めているという現実があります。
一次情報を入れ、画像や図をたくさんいれる
ただ、やはり被リンクを一本でもいいので獲得できると効果は大きいです。被リンク効果が反映される期間としては、強力な被リンクを得て3ヵ月後くらいから徐々に検索エンジンでの評価が上がってくると考えるようにしてください。
このとき、私が実施している被リンクを得る対策として、できるだけ画像や図を入れることがあげられます。プロが撮影した素材写真に価値はないため、私が独自で撮影した素人写真を入れるようにしているのです。
例えば、以下の通りです。
私は薬剤師であるため、薬剤師の転職サイトを作るときに薬局内を撮影させてもらったり、知り合いに頼んで医療現場の写真をもらったりしました。上の写真は在宅医療のときの写真です。
また、他にも独自の図を作成することで掲載することも多いです。例えば、以下は私の薬学サイトで作成した図になります。
こうした独自の写真や図を掲載すれば、他サイトに引用される可能性があります。引用されるということは、つまり自分のサイトに被リンクが付くことを意味しています。
私がサイトやブログを構築するとき、自分独自の写真や図にこだわっています。これには理由があり、ホワイトハットSEOによる被リンク獲得を促すためでもあるのです。
多くの人は自分で写真を撮らず、図も作りません。そうした状態で被リンクを獲得するなど、ほぼ無理です。そこで、できるだけ独自の写真や図を掲載しましょう。この手間を入れれば、被リンクを増やすことができます。
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SNS(Twitterなど)で情報発信する
被リンクの集め方としては、SNSを利用するのも効果的です。具体的には、Twitterになります。FacebookやYouTubeをしても意味ないですが、唯一Twitterであれば被リンク獲得に大きな効果を発揮します。
私もTwitterを活用していますが、基本的にはホームページを運営するうえで有益な情報だけを提供するようにしています。
こうした情報発信をしていくと、同じようにサイトやブログを運営している人と情報交換することがあります。また、記事更新したときはTwitter上にURLを掲載し、情報を流すこともあります。
そうしたとき、他の人が記事を作るときに「この記事内容が有益だったのでリンクを付けてもいいですか?」「自分のブログで紹介させてもらってもいいですか」と連絡をもらうことが、わりと増えるようになります。
このようにして獲得したリンクは当然ながら、自作自演ではなく他人からもらったホワイトリンクになります。また、そうしたサイト運営者は強力なWebサイトを運営していることが多く、被リンク対策にとって非常に効果的です。
Facebookは友人との交流に活用されるため、ビジネス目的での効果は非常に弱いです。そのため、Twitterになるのです。
知り合いのサイト運営者に頼む
ただ、当然ながら相当に優れた記事コンテンツでなければ被リンクをもらうことはありません。また、写真や図が存在しない限り被リンクをもらうのは難しいと考えるようにしましょう。
しかし、そうしたことをしなくても自然の被リンクを獲得できる方法があります。どのような集め方かというと、友人のサイト運営者に頼み込むことがあります。
もちろん、同じようにサイトやブログの運営者が集まる場に顔を出したり、Twitter上で仲良くなった後にリアルで会ったりするなどは必要です。ただ、信頼関係を築いた後にお願いするようになれば、問題なく頼みを聞いてくれる確率が高くなります。
自然リンクを獲得するのが非常に難しいのは確かですが、友人の力を借りることを考えると、意外と強力なリンクを得られるようになります。
・相互リンクは意味がない
なお、かつて有効だった手法に相互リンクがあります。相互に被リンクを貼りあう手法であり、昔は頻繁に行われていました。
ただ、現在は相互リンクによる効果はほとんどありません。そのため、相互リンクではなく一方的な発リンクを依頼することを考えなければいけません。ただ、赤の他人がそうした一方的な発リンク(相手から発せられるリンク)の依頼を承諾してくれることはないため、必ず頼むのは仲の良い友人である必要があります。
記事広告を依頼し、被リンクを買う
また、記事広告を依頼するという方法もあります。これは、5万円や10万円などであなたのサイトに関する記事を書いてもらうことを指します。もちろん、記事を書いてもらった後はあなたのサイトに対して被リンクを入れてもらいます。
これはつまり、記事広告という形で被リンクを買うことを意味しています。人気の個人ブログの中には、こうした記事広告を募集しているケースがあります。そうした人に依頼することで記事を書いてもらい、被リンクを増やすようにしましょう。
たとえ5万円の記事広告だったとしても、有益サイトからの被リンクをもらうことで効果的なSEO対策ができることを考えると、意外と費用対効果は良いです。
被リンクが増えないとき、あらゆる方法が存在します。その中にはお金で解決できるものがあり、それによってアクセスが増えて収益が増加するのであれば、被リンクの購入は安い投資だといえます。
・業者からリンクを買うのはおすすめしない
ただ、被リンクを集める方法を考えるとき、個人ブログではなく業者からリンクを購入するのは絶対にやめましょう。理由は単純であり、リンクの質が非常に悪いからです。
業者からリンクを買う場合、効果がないどころか、スパム判定を受けます。ブラックハットSEOがなぜペナルティを食らうかというと、単純にゴミサイトを量産してそこから発リンクを実施するからです。そうしたゴミリンクをGoogleはスパムと判定し、ペナルティを与えるようにしています。
こうしたことを考えると、リンクを購入するときはあくまでも有益な情報提供を基本としている個人のサイト運営者からでなければいけません。
有料リンクを販売しているSEO業者はすべて詐欺です。業者へ無駄なお金を支払い、スパムリンクを貼ってもらっている場合ではないのです。
被リンクが必要かというと、絶対に必要です。「被リンクがいらない」ということはないものの、例外として「SEO業者が販売しているゴミリンク(有料リンク)」については不必要だといえます。
ホワイトハットの外部SEO対策であれば順位は変動しない
なお、Googleのアルゴリズムが更新されると、検索結果の順位が大きく変わる可能性があります。ただ、基本的にはホワイトハットSEOだけを実施していれば、アルゴリズムの変更によって検索結果が変動することは少ないです。
アルゴリズムの更新は、Googleの方針に反しているブラックハットSEOを行っているウェブサイトを排除するために実施されるためです。
自演リンクなどのブラックハットSEOを実施しているサイトには、ユーザーの役に立たない質が低いサイトが多く存在します。
例えば、数ページの商品紹介だけのコンテンツサイトであったり、たくさんのコンテンツがあっても、内容が薄い記事ばかりであったりするホームページなどです。ブラックハットSEOを実施すると、こうしたユーザーの役に立たないサイトであっても、検索結果の上位に表示されます。
Googleはユーザーの利便性を優先しているため、こうした低品質なWebサイトが検索結果の上位に表示されることを嫌います。
そうしたことを避けるために、定期的にアルゴリズムを更新することでブラックハットSEOを実践しているサイトを取り締まっているのです。
Googleによるアルゴリズムの更新は、基本的にブラックハットSEOを実施しているサイトの排除が目的です。そのため、ホワイトハットSEOを行っているサイトであれば、Googleのアルゴリズムが変動されても検索結果は変わりにくいのです。
外注ライターへの依頼など、記事の質が悪いとアクセスが下がる
ただ、被リンクなどを全く利用せずに、ホワイトハットSEOのみで作ったサイトの中にも、Googleのアルゴリズムの更新に伴って検索結果の順位が下がるケースが存在します。
ブラックハットSEOをしていないにも関わらず、Googleのアルゴリズム変更によって検索結果の順位が落ちたサイトには共通点があります。それは、記事の質が低いというものです。
先ほど、被リンクなしでも上位表示されることを解説しました。自分だけしか発信できない独自情報を入れ、写真や図まで作成すれば勝手に上位表示されます。ただ、これはつまり記事の質が悪いとSEOでの評価が悪くなるということを意味します。
特にある程度までネットビジネスで成果を出している人だと、コンテンツ作成を外注(アウトソージング)する人が多いです。
例えば、「ランサーズ」「クラウドワークス」といったサービスは、外注するライターを見つけるために有効なサービスです。ランサーズやクラウドワークスを活用し、作成して欲しいコンテンツや1文字当たりの報酬額などの条件を提示することで、条件を満たしたライターに仕事を依頼できるようになります。
インターネットビジネスを行っている人には、こうした外注のサービスを活用している人が多く存在します。外注を利用することで、効率的にコンテンツを作成できるためです。
ただ、ランサーズやクラウドワークスでコンテンツを作成してもらうと、高確率で低品質な記事が納品されます。
実際に私はランサーズを利用したことがありますが、ライターに外注して作成してもらった記事は、私が求めている質を遥かに下回っていました。
このとき、私はランサーズの中でも、人気が高いライター(高評価を受けているライター)にお願いしました。ただ、それでもコンテンツの質は低かったのです。以下が実際のランサーズでの管理画面になります。
質が高い記事であるほど、実体験が含まれていたり、写真があったりして読者を惹きつける内容になります。ただ、こうした外注ライターでは取材や調査をせずに記事を書き、ネットからの情報を寄せ集めた記事になるため、どうしても質が下がります。
外注ライターに依頼して作った質が低いコンテンツを掲載しているサイトは、ブラックハットSEOを実施していなくてもGoogleのアルゴリズム更新によって検索結果の順位が下がる可能性があります。
・記事の質を高める工夫がホワイハットSEOで不可欠
ただ、これは「外注を活用するとダメ」という意味ではありません。外注であっても使い方次第では問題ありません。実際に私は、複数のWebサイトをほとんど外注のライターに依頼した記事で作っていますが、Googleのアルゴリズム更新によって検索順位は変わっていません。
私が依頼しているライターは、ゼロから私自身が教育しています。具体的には、毎回ライターが作成した記事を添削して指導するのです。
例えば、初めて記事を書いたライターの場合は、以下のように修正で真っ赤な状態になります。
こうした添削を繰り返し行うことで、ライターが書き上げるコンテンツの質が高くなっていくのです。
また、私がライターに記事を依頼するときは、お願いするコンテンツの分野に関する本を10冊以上送ります。そして、本を読んで勉強した上で、コンテンツを作成してもらうのです。さらに、外注ライターが独自体験を掲載できる分野のサイト作成を依頼しています。
多くの人は外注を依頼するとき、参考資料なしに外注します。その結果、ネットからの寄せ集め記事になってしまうのです。こうしたことを避けるため、記事の依頼主から外注ライターへ書籍を送るのは必須です。
ライターを活用するときには徹底的に添削をするだけでなく、参考書を提供することで、質の高い記事を納品してもう必要があります。
・あなたが記事作成しても、記事内容が微妙だとアクセスは落ちる
今回は外注ライターで話をしましたが、当然ながらあなたが書くコンテンツ記事の内容が教科書的であったり、キーワードを考えておらず独自情報もなかったりすると、マグレ当たりで記事のアクセスが一時的に増えたとしても、いずれアクセスは減少していくようになります。
どれだけ被リンクが多かったとしても、一記事の質が微妙だとアクセスは減っていきます。被リンクによる効果が反映されたときの影響は大きく、アクセスが増えやすいのは間違いないですが、これには記事の質が優れているという大前提があることを忘れてはいけません。
参考までに、今回の記事についても私が運営しているサイトやオリジナルの図を含め、独自情報をできるだけ提供していると思います。私だけが発信できる情報を詰め込んでいるわけですが、あなたも同じことを実践しなければいけません。
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メリットは永久に稼げること、デメリットは時間がかかること
なお、ホワイトハットSEOによる被リンクの獲得を考える場合、「有益なコンテンツを読者に提供すれば半永久的に稼げる」ことがメリットとなります。また、スパム行為に頼らなくても非常に多くの被リンクを獲得できます。
被リンクが多すぎることによって困ることはないため、自然に増える被リンクについてはできるだけ増やすことを考えましょう。
ただ、ホームページに外部リンクを自然な状態で獲得するのは実際のところかなり難しいことから、ブラックハットSEOに比べると被リンクを得るのに圧倒的に時間がかかります。また、ブラックハットSEOだと半年ほどで収益化に成功できますが、ホワイトハットSEOだとそうしたことは不可能に近く、基本的には1年間はアクセスが集まりません。
ホワイトハットSEOで運営した場合、実際のアクセス数の推移は以下のようになります。
このように、少しずつ増えるようになります。いつアクセスが増えるのかは分からないし、時間もかかります。ただ、これらのデメリットはあってもブラックハットSEOのように翌日から売上ゼロになるリスクはないため、スパムのないホワイトハットSEOを実践するのがおすすめです。
自然に被リンクを得る手法を理解する
アフィリエイトを含め、ネットビジネスでホームページを作成し、SEO対策を施すときは多くの人がブラックハットSEOを実施します。ただ、こうしたスパムをしているから急に売上ゼロになるわけです。
したがって、被リンクの送り方やオールドドメイン(中古ドメイン)の活用を含め、ブラックハットSEOのやり方を調べている時点で未来はありません。そうではなく、「読者が欲する有益な情報は何か」について本気で考えましょう。
そこで、完全ホワイトな手法によって被リンクを集めるといいです。このときは画像や図を入れるのは必須ですし、場合によっては友人に頼むのも有効な手法になります。
もちろん、どれだけ被リンクがあっても記事の質が高くなければ検索エンジンで上位表示されません。そのため、アフィリエイトで成功するには「被リンクを得る」「記事の質を高める」の2つが絶対条件になります。
これらを理解したうえで、ホワイトハットSEOを実践するようにしましょう。そうすればGoogleのアルゴリズム更新に左右されない、稼ぎ続けるWebサイトを作れるようになります。
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