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オープニングで聴衆をひきつける3つのプレゼン術

 

セミナーや講演、社内会議、営業先での販売など、プレゼン能力はあらゆる場面で要求されます。このとき、オープニングがかなり重要です。人間は最初の10~20秒を最も集中して聞いてくれるため、冒頭で聞き手をあなたの世界へと連れて行かなければいけません。

 

このときのオープニング手法は主に3つに分けられます。3つの中から1つを選び、プレゼンの始めに組み込めば、多くの聴衆を引き込むことができます。この3つの方法として、「個人的な体験を語る」「質問で始める」「ショッキングなデータや話から始める」があります。

 

 個人的な体験を語る
プレゼンを行うとき、いきなりノウハウや商品説明などを行ってはいけません。冒頭の段階では、聞き手はまだあなたの雰囲気になれていません。そこで、聴衆にあなたの話を聞かせるための仕掛けを行います。この仕掛けとしては、物語を語ることが効果的です。

 

人は物語に弱いため、話の中に入っていきやすくなります。例えば、次のようになります。

 

私が指導していたコンサル生の中に出版を実現している人がいました。どうやら、累計で5万部も売れているようです。その人の話を聞くうちに、「自分でも出版できるのでは」という軽いうぬぼれが生まれました。

 

そこから出版社へアプローチを行ったのですが、原稿を送ったり著者セミナーに出たりと可能なことは全て行いました。その結果、1年後には自分の本を出すまでになりました。

 

また、出版したときは本を売るための戦略を綿密に練り、大きなプロモーションを仕掛けました。現在では8万部を超えるベストセラーになっています。今回、私がどのようにして出版に至ったか、そしてどのように本を売っていったかについてすべてお話しします。

 

上記の話を要約して、「出版社へのアプローチ方法や本を売る戦略を教えます」と言っても問題ありません。しかし、それでは聴衆が話の中にスムーズに入ってこれません。そこで敢えて物語として語ることにより、聞き手を引き込むのです。

 

このときの注意点としては、「あなた自身に関するもの」であることがあります。独自のストーリーを語らなければ、聞き手はついてきてくれません。

 

 質問で始める
他にも、オープニングを質問から始める方法も有効です。聞き手が実際に経験したことのある質問を投げかけると、これから始まるプレゼンの印象を強めることができます。

 

例えば、「営業の現場で契約が決まらず、会社へ帰りづらい日が続いたことはないでしょうか」「急に外国人に話しかけられ、英語が分からずあたふたした経験はないでしょうか」などです。会場にいる人の属性に合わせて、これらの質問を投げかけるのです。

 

「営業スキルを上げましょう」「英語を話せるようになりましょう」と言ったところで、何も心に響くものがありません。質問を行うからこそ、深く心に刻まれるのです。

 

また、質問をすることで、聴衆に回想させることを促します。そのため、質問を行った後は2~3秒の「沈黙する時間」をとる必要があります。

 

例えば、「営業の現場で契約が決まらず、会社へ帰りづらい日が続いたことはないでしょうか」と質問するとします。その後、すぐに「これを解決するため、営業成果を一ヶ月で1.5倍にするノウハウを提供します」と言ったとしても、聞き流されてしまいます。

 

ただ、沈黙を活用すれば、その後の言葉が活きてきます。沈黙によって回想させ、あなたの世界へ引き込むことが、質問で始めるオープニングの基本です。

 

 ショッキングなデータや話から始める
オープニングでは、ビクッとさせるようなデータや話からスタートさせる方法も多く取り入れられています。例えば、「タバコが原因で6秒に1人が死んでいることをご存知でしょうか」「日本の借金は1秒で100万円以上増えています」などです。

 

このような興味深い話を最初にすると、「そうなのか!」と思い、聴衆はそこから後の内容を聞きたくなります。

 

また、ショッキングな内容ではなくても、「それは知らなかった」と思わず納得してしまうような話など、意外性のある話も有効です。相手の興味関心を引くことができれば、スムーズにあなたの世界へと聴衆を連れ出すことができます。

 

今回、プレゼンのオープニング手法として、「個人的な体験を語る」「質問で始める」「ショッキングなデータや話から始める」の3つを紹介しました。この3つのどれかからオープニングを始めることにより、あなた独自のプレゼンを構築してみてください。

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