ビジネス思考への転換 - ポータルサイト運営によるネットビジネス

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士業などの有資格者や専門職種は人生の幅を狭くしやすい

 

起業するときに資格の取得を行おうとする人は多いです。例えば、行政書士や税理士、司法書士など、いわゆる士業と呼ばれる人たちがこの典型であるといえます。

 

また、それまで特定の分野で活躍してきた専門職種の人であれば、起業や転職を行うにしてもまったく同じ分野で行おうとします。これは、人生の幅を自ら狭くしているといえます。それでは、なぜこれらの人がもったいない人生になりやすいといえるのでしょうか。

 

 お得なサービスは損をしやすい
世間一般的に「お得なサービス」と考えられているものは、経営者にとってお得でないことが多いです。例えば、居酒屋にある飲み放題のシステムです。

 

あなたが飲み放題をお得だと考えているのであれば、サラリーマンの思考が染み渡っているといえます。そもそも、飲み放題では決められたメニューの中でしか商品を選択できません。通常メニューに書かれている日本酒を頼もうとしても、サービス外なので断られます。

 

電車やバスなどで活用される定期券も同様です。定期券は決められた範囲の中でしか移動できません。そのため、その範囲外にわざわざ行こうとする人は少なくなります。

 

ただ、起業家はアイディアが命であるため、多くの経験をしなければいけません。「少しランクが高いお酒はどんな味がするのだろう」と思ったとき、「少し遠出をして新たな場所へ足を踏み入れよう」と考えたとき、特定の範囲で留まっている場合ではないのです。

 

しかしながら、こうした飲み放題や定期券のサービスから逸脱するには、数千円を支払えばすみます。このときの数千円で得られた体験が後の何百万円に化けることが経営者では頻繁にあるため、ここでケチッてはいけないのです。

 

一見するとお得なサービスというのは、ビジネス的な観点からいえば大きなマイナスです。既に決められた範囲の中で選択しているようでは、大きなチャンスは巡ってきません。

 

 専門資格や専門職の方は人生の幅を狭くしている
これと同じようなことが、専門資格を保有している人にもいえます。例えば、私は薬剤師免許を有しています。薬剤師は世間一般的には高給取りといわれており、就職先はいくらでもあるので職に困ることはありません。実際、私も薬剤師として働いていたサラリーマン時代があります。

 

ただ、現在では薬剤師免許をまったく使わずに私はビジネスを動かしています。しかも、医薬品業界とかけ離れた業種をメインに大きく稼がせてもらっています。

 

しかし、同じように起業を目指す薬剤師に話を聞くと、ほぼ100%の確率で「薬局経営をしたい」と話します。これは、薬剤師免許をもっているために薬局経営しか考えられていないケースであるといえます。

 

ビジネスにルールはないため、薬剤師だからといって薬局経営をしなければいけないわけではありません。他にも、儲かる方法はいくらでもあります。

 

同じように、冒頭で述べた行政書士や税理士、司法書士にも同じことがいえます。「この資格をもっているため、何とか資格を活かそう」と考えます。資格取得によって、決められた範囲でしか物事を判断できなくなるのです。

 

このような事例は、資格にかぎりません。特定の分野で長い経歴をもつ専門職の人や海外での生活が長い人など、経験が長いほど自らの可能性を狭めて考える人がほとんどです。

 

もちろん、その人の強みを活用することは重要です。ただ、強みをビジネスに活かすとはいっても、その強みを特定の範囲内だけで活かそうと考えるのではないのです。

 

例えば、相続関係の業務を行っていたら「後継者がいないことに嘆いている経営者が多い」ことに気がつき、これを助けるために「企業M&Aや後継者探しを支援する会社」を立ち上げた税理士がいます。

 

お客様のことを考えた結果、何とか後継者を見つけ出すサービスを行い、会社やそこで働く従業員を守る仕組みを構築したという、税理士業務とは別の新事業を生み出した良い例であるといえます。

 

「税務しか扱わない」と考え、税金や相続に関することだけに縛られていては新たなビジネスは生まれません。そこからはみ出して考えることにより、これまでの経験を活かしながら今までにない事業を創出するのが正しい姿です。これが、「強みを活かす」ことに繋がります。

 

お得なサービスや資格制度というのは、人生の幅を狭めてしまうという落とし穴があります。そこで、あなたがもっている資格や経験の中で、明らかに優れている点を挙げてみましょう。その後、今度はその資格やスキルによって「実は損をしているのでは」という点を挙げてみましょう。

 

こうして、狭い範囲の中でしか考えられなかった思考を広げていきます。そうすれば、ビジネスアイディアが勝手に思い浮かぶようになります。

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