情報収集能力を身に付けたいと考えるとき、どのような行動をするでしょうか。多くの人は、今よりたくさんの新聞を購入したり、多くの本を読んだりします。そのため、情報収集能力が身に付きません。

結局のところ、情報収集を行うときに「大量の情報を仕入れる」ことは無駄が多いです。それよりも、自ら積極的に情報を外へ向けて発信しなければいけません。そうすれば、情報収集能力が高まります。

情報発信が情報収集能力の向上に繋がる

「情報発信すると、情報を受信する能力が高くなる」というと、逆のように一般人は考えます。ただ少し考えれば、これは当たり前のことであると理解できます。

例えば、旅情報に詳しくなりたいと思い、旅雑誌を10冊購入して読んだとします。このときの情報を自分なりにまとめてもいいですが、他の人が書いた情報の寄せ集めなので惹かれるものがありません。どこにでもある内容の情報が出来あがるだけです。

そこで発想を変え、「旅情報をインターネット上で発信する」となればどうでしょうか。こうなると、自ら現地へ足を運んで取材をするようになります。

そうなると、雑誌や本では分からなかったことが見えてきます。「現地へ行くときの注意点」「持って行ってよかった持ち物」「現地の人から直接聞いた穴場スポット」など、どこにも載っていないオリジナル情報が完成されます。

こうした体験をして発信された生の情報というのは、そこへ旅をしたいと考えている他の人にとって「まさに知りたい内容」であることが多いです。

また、情報発信すると「そこに行くまでの地図があれば便利」「宿情報も載せてほしい」などの声がメールなどで届くようになります。そこから他人がどの情報を欲しいと思っているのかを知ることができ、今度からはさらに優れた情報を取ってこれるようになります。

情報発信を行っていれば、「どの情報を受信すれば良いか」などを効率的に考えれるようになります。単に情報を受けているだけでは意味がなく、情報発信を行えば勝手に発想力や企画力が鍛えられるのです。

発想力・企画力のトレーニングを行う

たくさんのアイディアが出るように発想力や企画力のトレーニングを行いたいと考えるとき、ほとんどの人は冒頭で述べたような「できるだけ多くの情報を仕入れる」ことを始めます。しかし、単なる情報収集に大きな意味がないことは既に述べました。

そうではなく、アウトプットが重要です。情報発信を積極的に行えば、たくさんアイディアが思い浮かぶようになります。これは、スポーツで考えれば分かりやすいです。

運動技術を向上させるとき、どのような練習を行うでしょうか。まさか、本を読んで学ぶだけの人はいないはずです。また、先輩からアドバイスを受けるだけでも無意味です。これらの行為は、すべてインプットに当たります。

そうではなく、これらの書籍や先輩からの言葉を参考にしながらできるだけ練習を行い、試行錯誤しなければいけません。これがアウトプット(情報発信)に当たり、ようやく技術が向上していきます。

一流のスポーツ選手では、運動を通じて世界大会で活躍することで「人に感動を与えること」が一つの目的です。これがビジネスでは、「今までにない発想で起業し、成功したい」「新たなアイディアで接するお客様を感激させたい」という言葉になります。

それでは、一流選手がセミナーに出たり本を読んだりするだけで人に感動を与えることができるでしょうか。これは、不可能であると誰でも分かります。

同じように考えて、発想力や企画力を鍛えたい人が勉強会に出席したり新聞・雑誌を読んだりすれば、画期的なアイディアを思い浮かべるようになるでしょうか。これも、まず無理といえるでしょう。「スポーツ」「ビジネス(発想力)」と事例は違うものの、言っていることはまったく同じです。

発想力や企画力を磨いてアイディアを出そうとするとき、トレーニングをする必要があります。そのトレーニング内容は情報を「受信する」ことではなく、できるだけ情報を「発信する」ことであると認識しなければいけません。

スポーツの上達にアウトプットが必須なのと同じように、発想力を鍛えるときもアウトプット(情報発信)が不可欠なのです。

こうした情報発信を本気で行っていけば、たとえあなたが現時点でその道のプロでなかったとしても、1年後には何十年もの経験をもつプロと同等の知識レベルに到達しているはずです。それだけ、情報発信の威力は大きいです。

「起業したい」「優秀なサラリーマンとして活躍したい」という人の中で、「今は○○について勉強中です」と平気で言う人は多いです。ただ、そういう言葉を発している人の中で大きな成功を手に入れた人を私はいまだに見たことがありません。

勉強というインプット作業はほぼ無意味です。そのような暇があるなら、今すぐ何かしらの情報発信をするべきです。本当に成功者の階段を登り、人に感動を与える人はわずかな情報を受け取った瞬間に行動を開始します。アウトプットの量だけ、成功に近づけるともいえます。

アウトプットの方法は何でもいいます。「人に教える(セミナーや講師業)」「ブログ・サイトに書く」「SNSやメルマガを利用する」など、情報発信の方法は無数に存在します。

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