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ビジネス用の動画を撮影する場合、カメラをどのように安定させて使うかが重要になります。また、撮りたいシーンによってはカメラを動かす必要があるかもしれません。

カメラを安定させるにしても動かすにしても、適切な方法を採用して撮影を行わなければ、撮った映像が見づらいものになってしまいます。この場合、視聴者に伝えたい内容が伝達できなかったり、視聴者が途中で離脱してしまったりする恐れがあります。

そこで、「動画撮影時にカメラを安定させるときの注意点」と「カメラを動かしながら撮影する場合のポイント」について、それぞれ解説していきます。

映像の撮影中にカメラを安定させる

ビジネス用の動画を撮影する場合、基本的にはカメラを固定した状態で映像を撮ります。その中でも最も一般的な方法としては、三脚の上にカメラをセットして撮影することがあげられます。この場合、当然ながら手持ちで撮影するときのような「映像のブレ」は発生しません。

このことから、ビジネス用の動画撮影を行う場合には、なるべく三脚でカメラを固定させて映像を撮ることが重要だといえます。

しかし、シチュエーションによっては、カメラを手で持って撮影をする必要があるかもしれません。その場合には、カメラの手ブレ補正機能を使いつつ、カメラが揺れないように細心の注意を払って撮影する必要があります。

例えば、片手でカメラを持つのを避け、両手でしっかりとカメラを固定して撮影するのがいいかもしれません。また、壁や床などに体を固定した上で撮影する必要があるかもしれません。このような形で、なるべくカメラが揺れないように配慮することが重要です。

何も考えずに手持ち撮影を行えば、体の揺れがカメラに伝わり、映像に揺れが発生します。そして、このような動画を見た視聴者は、映像の揺れに酔って気分が悪くなり、途中で離脱してしまう可能性が高いです。こうした事態を避けるため、カメラの揺れが発生しないようにして映像を撮影しなければなりません。

撮影中にカメラを動かす場合のポイント

既に述べたように、ビジネス用動画を作成する場合には、基本的にカメラを固定した上で映像を撮る形になります。そして、どうしてもカメラを動かしながら撮影しなければならない状況になって、初めてカメラを動かしながらの撮影をするのが望ましいです。なぜなら、カメラを動かしつつ撮影することには、緻密な打ち合わせと高い技術力が求められるからです。

カメラワークの中には、パン(カメラを左右に動かしながら撮影する手法)やティルト(カメラを上下に動かしながら撮影する手法)といったものがあります。これらのテクニックを知ったとき、人によっては、カメラを横方向や縦方向に動かすだけであるので、難しくないように思うかもしれません。

しかし、この方法を適切に行うためには、「どの位置からどの位置までカメラを動かすか」などの打ち合わせを、事前にしっかりと済ませておかなければなりません。さらに、一定の速度でスムーズにカメラを動かすのは、熟練したプロのカメラマンでなければできません。

このことから、どうしてもカメラを動かした状態で撮影する必要がある場合には、プロのカメラマンに依頼するのが賢明です。そのためのお金は必要ですが、その分だけ素晴らしい映像に仕上げることができます。さらに、素人が挑戦して何度も失敗を繰り返すような、時間のロスを起こさずにすみます。

このように、ビジネス用の動画を撮影する場合には、三脚を使ってカメラを固定した状態で映像を撮ることを前提にしましょう。そして、やむを得ない状況になったときにだけ、カメラの手持ち撮影を行ったり、カメラを動かしながら撮影したりするようにしてみてください。

ビジネス動画撮影で適切なカメラの位置を理解する

それでは、実際に動画撮影ずるときはどのようにカメラを設定すればいいのでしょうか。

ビジネス用の動画を撮影する場合、基本的には出演者がカメラの前に出て説明を行うことになります。このとき、出演者を映すカメラの位置によって、視聴者に与える印象が大きく変わります。

さらに言うと、出演者を撮影するときのカメラの位置には、ビジネス用の動画としてふさわしくないものがあります。

もし、そのような位置で出演者を撮った動画を作った場合、視聴者の反応が良くなかったり、信頼を得られなかったりする恐れがあります。そこで、ビジネス用の動画を作る場合のカメラの位置について解説していきます。

動画撮影でのカメラの位置には、3つのパターンがある

映像制作において、出演者の顔を撮るときのカメラの位置は、大きく分けて次の3つに分類されます。

・俯瞰(ふかん)

・目高

・あおり

ビジネス用の動画を作成する場合には、どのパターンが適切なのかを考え、その位置にカメラを設置して撮影を行う必要があります。ここからは、それぞれの「カメラの位置」ごとに分けて説明していきます。

俯瞰(ふかん)

俯瞰(ふかん)の場合、出演者の目線よりも高い位置にカメラをセットして出演者を撮ります。そのため、悪い言い方をすると、視聴者が出演者を見下ろすような形になります。これにより、視聴者に対して優しい印象を与えることができます。

また、俯瞰の位置で出演者がカメラを見て話すと、出演者が上目遣いになります。そしてこのとき、出演者の目が大きく映るようになります。このことから、俯瞰は女性のかわいらしさを演出するのに向いている位置であるといえます。

その反面、俯瞰の位置で出演者を撮ると、視聴者に対して、弱くて頼りないような印象を与えてしまいます。そのため、コンサルタントや塾講師などが生徒に対して指導を行う場合には、俯瞰の位置で出演者を撮るのは避けなければいけません。

目高

目高の場合、出演者の目線と同じ高さにカメラをセットして出演者を撮ります。そのため、出演者が視聴者に対して、同じ目線で話しかけているような形になります。これにより、視聴者に対して安心感を与えることができます。

また、目高の位置で出演者を撮影する場合、視聴者側に対して親しみやすい印象を与えることができます。そのため、インタビューの映像を撮る場合や、販売担当者が商品説明を行う場合などには、目高の位置が適しています。

あおり

あおりの場合、出演者の目線よりも低い位置にカメラをセットして出演者を撮ります。そのため、悪い言い方をすれば、出演者が視聴者を見下ろすような形になります。これにより、視聴者に対して威圧感を与えることになります。このことから、あおりの位置で出演者を撮るのは、コンサルタントや塾講師などが生徒に対して指導を行う場合に向いています。

また、あおりの位置にカメラを設定して撮影を行う場合、視聴者に対して偉そうな印象を与えてしまいます。そのため、インタビューの映像を撮る場合や、販売担当者が商品説明を行う場合などには、あおりの位置は向きません。

さらに、あおりの位置で出演者を撮ると、目が小さく映ります。このことから、女性のかわいらしさを演出する場合にも、あおりの位置で出演者を撮るのは避けた方が賢明です。

このように、動画を撮影する場合のカメラの位置には、俯瞰(ふかん)・目高・あおりの3つのパターンがあります。そして、動画を撮影する場合のシチュエーションによって、どのパターンが適切になるかが異なります。

そして実際のところ、ビジネス用の動画を撮る場合、基本的には目高の位置で撮影すれば問題ありません。なぜなら、目高の位置で撮る場合、俯瞰のように頼りなさそうな印象を与えることもなければ、あおりのように偉そうなイメージをもたれることもないからです。

そのため、ビジネス用の動画を撮影する場合には、基本的には目高の位置で撮るようにしてみてください。そして、映像にメリハリを付けたいと感じたとき、適度に俯瞰やあおりの位置を採り入れることを検討するようにしましょう。

ビジネス用動画の撮影を屋外で行う場合のポイント

なお、作成したい動画の内容によっては、屋外で映像を撮影するケースがあります。そして、屋外でビジネス用の動画を撮る際には、屋内での撮影に比べて多くのことに注意を向ける必要があります。

そこで、ビジネス用動画の撮影を屋外で行う場合のポイントについて解説していきます。

屋外での撮影は、天候を考慮して行う

ビジネス用の映像を屋外で撮る場合、必ず天候の状態を考えた上で撮影をしなければなりません。なぜなら、天候によって光の明るさに違いがあるからです。

例えば、晴れているときの撮影であれば、曇りや雨などのときよりも明るい映像が撮りやすいです。ただ、太陽の位置と明るさには充分に注意する必要があります。

太陽からの光が逆光になってしまう場合、せっかく天候が明るかったとしても、映像が暗くなってしまいます。また、カメラには逆光補正機能がついていることは多いですが、この機能を使ったときに青空が白くなってしまう場合があります。このことから、太陽からの光が逆光にならないように、カメラの位置や撮影する時間などを調節する必要があります。

また、撮影日が曇りの場合であれば、当然ながら晴れの日よりも暗い映像になりがちです。そしてこのとき、最も明るい場所は空になります。これにより、曇りの日に撮影する際に空が映る割合が大きすぎると、逆光のときのように映像が暗くなってしまいます。

この場合には、空が映り込む割合を小さくするか、逆光補正機能を使うなどによって、映像が適度な明るさになるように調節しましょう。

雨の日は撮影を中断すべき

また基本的には、雨の日は撮影を行わない方が賢明です。なぜなら、目的の被写体を撮りにくくなる上に、カメラなどの機材が濡れて故障する恐れがあるからです。

もし、雨天の日にやむを得ず映像撮影を行う場合には、曇りの日と同じような形で明るさを調節しましょう。そして、雨によってカメラなどの機材を故障させないように、ビニールシートでカメラを覆うなどして撮影に臨んでください。

屋外での撮影は、静かな場所や時間を選んで行う

ビジネス用の動画を屋外で撮る場合、できるだけ静かな場所や時間帯を選ぶことが望ましいです。なぜなら、映像に雑音が入りやすくなり、口頭で説明している内容などが伝わりにくくなってしまうからです。

屋外で撮影を行う場合、なるべく人通りが少ない静かな場所を選ぶことが重要です。例えば、会社の敷地内に静かな場所があれば、そこで撮影を行うのが良いでしょう。また、会社の敷地の外で、なおかつ撮影の許可が下りるところであれば、人気のない公園などで撮影してもいいかもしれません。

屋外で撮影を行う時間帯として、基本的には人が少なくて適度に明るい早朝を狙うのがおすすめです。この場合であれば、雑音が発生することが少なく、比較的撮影をしやすいです。さらに、人が少ないことによって、周りへの配慮といった精神的な負担が軽減されます。

野外撮影では騒音と肖像権に注意すべき

また、作成する動画の内容によっては、騒音が発生する場所での撮影が必要なケースがあるかもしれません。この場合、騒音が入ったままの映像をサイトなどにアップロードしてしまうと、視聴者によっては不愉快な思いをする恐れがあります。

そこで、騒音がある場所で映像を撮影する場合には、現場の音声を収録するのをやめた方がいいかもしれません。この場合には、動画を編集する段階になってから、音声説明やテロップを映像に加えるなどして、騒音で説明できなかった部分を補足するようにしましょう。

また、屋外で撮影した際に、人物の顔や看板などが映り込んでしまった場合、必ずモザイク処理などで見えないようにする必要があります。なぜなら、これを行わないと肖像権を侵害することになり、ビジネスに大きな支障をきたす恐れがあるからです。

このように、ビジネス用の動画を屋外で撮影する場合には、天候の状態を考慮した上で行う必要があります。そして、逆光などによって映像が暗くならないように、カメラの位置や撮影する時間などを調整することが重要です。

また、屋外で撮影する場合には、できるだけ静かな場所で、なおかつ人通りの少ない時間帯に撮るのが良いです。この場合であれば、人が少ないことによって、周りへの配慮をする際の負担が少なくなります。そして、撮影に関係ない人が映り込んだ場合のモザイク処理などの余計な編集作業が少なくてすむようになります。

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