副業・アフィリエイト

アフィリエイトで複数サイトを運営し、リスク分散する利点

ネットビジネスをするのであれば、リスクヘッジが重要になります。ビジネスを動かす人の場合、どのような場合であっても問題なく収益が発生するように留意しなければいけません。特にサイトやブログの運営によるアフィリエイトの場合、Googleのさじ加減でアクセスが大きく変わるようになります。

それでは、どのようにすればネットビジネスでのリスク分散が可能になるのでしょうか。サイト・ブログの運営であれば、「複数のサイト・ブログ運営」が、その答えになります。

つまり、1つのサイトに捉われることなく、2サイト、3サイトと増やしていくのです。

このとき、どのように考えて複数サイトを運営してアフィリエイトをすればいいのでしょうか。普通に行うと失敗するため、ここでは正しいリスクヘッジの方法について解説していきます。

一つの特化型ブログに依存するのが危険な理由

ビジネスをしていると、運よく稼げるようになることがあります。特にネットビジネスでは、一瞬だけ稼げる人はわりと多いです。

しかし、経営を続けるうえで最も重要なのは、最大瞬間風速で一瞬だけ稼ぐことではありません。それよりも重要なのは、稼ぎ続けることだといえます。特にサイト運営であると、一つのサイトだけでは不安定です。あるとき、Googleのアルゴリズム変更によって一瞬にして稼げなくなり、売上が底辺に落ちることがあるからです。

どれだけ素晴らしいサイトを構築し、完全ホワイト(スパム行為をしていないサイト)で運営を続けていたとしても、理不尽な理由でサイトが吹っ飛、アクセスが激減することは今では普通なのです。

例えば、以下は私が運営していたある健康系サイトです。

2017年12月は健康アップデートという、「健康系サイトの運営者は問答無用でアクセスが激減する」というGoogleのアップデートがありました。どれだけ専門家が有益な情報を発信したとしても、アクセスが激減するようになったわけです。

また、2018年8月にはさらにコアアップデートと呼ばれるものがあり、追い打ちをかけるようにアクセスが減っていきます。コアアップデートは別名でMedicアップデートとも呼ばれ、全世界で健康系記事のアクセス減が起こりました。

その結果、健康系ジャンルは製薬会社や論文、Amazonなどのサイトがメインで上位表示されるようになりました。

要は、どれだけ有益な情報を発信したとしても、このようにGoogleのさじ加減で大幅なアクセス減があり、わずか半年ほどの間で売上が激減することがあるのです。ちなみに、先ほどのサイトの場合はアクセス数が結果的に10分の1以下にまで落ちました。

このように、一つのサイトだけに依存するのは危険です。理不尽な仕打ちによって、いつ専門サイトや特化型ブログのアクセスが激減するのか分からないからです。

[blogcard url=”https://pharm-kusuri.com/site/kenkou.html”]

たくさんのサイトがあればリスクに備えられる

そこで、複数のサイト・ブログを運営することを考えましょう。先ほどの例で示したサイトについては、かなり前に作ったサイトであり、いまさら手直しをしても仕方がないのでそのまま放置しています。修正する予定はありません。

ただ、このように理不尽な理由でサイトのアクセスが激減したにも関わらず、まだ私がそれなりの収益を保っているのは理由があります。それは、たくさんのサイトを運営しており、それらが収益を生み出してくれているからです。

もし私が一つのサイトに依存していた場合、どうなっていたでしょうか。わずか半年の間に売上が一気に地に落ち、サラリーマンに戻っていたはずです。しかし、問題なくビジネスを続けられているのは、それまでにアフィリエイトを含めて複数サイトを運営していたからだといえます。

万が一、一つのサイトがダメになってしまったとしても、たくさんのサイトを保有していれば、それらが補ってくれます。

アフィリエイトで稼いでいる人の中には、稀に1つのブログだけで頑張っている人がいます。ただ、リスクヘッジの意味では完全にダメです。何らかの理由でそのサイトのアクセスが激減し、さらには回復の見込みがなくなってしまった場合、立ち直ることが難しくなるからです。

サイトのジャンルは分けるのが適切

そのために2つや3つなどいくつものサイトを保有する必要があります。このとき、自分の得意分野でサイトを作るのが適切です。例えば、1サイト目が株主優待のサイトだった場合、2サイト目は以下のような特化型ブログが考えられます。

  • 投資信託
  • 新規上場株式(IPO)
  • スイングトレード

1サイトを起点にして、いくつものサイトを立ち上げて稼ぐサイトへと成長させることにより、リスク分散させることができます。ドメインを分けて運営することにより、たとえ1つのサイトでアクシデントがあっても問題なくなります。

ただ、このときおすすめなのは「ジャンルを分ける」ことです。つまり、2サイト目や3サイト目は異なるジャンルを運営するのです。

例えば、オンライン英会話に関するアフィリエイトサイトを構築していたとします。このとき、2サイトでも同じように、英語の上達法に関わるブログ(例えば、TOEICの上達法ブログなど)を作ってもいいですが、そうではなくジャンルを分けて複数サイトを運営するようにします。

そのようにする場合、以下のようなサイトテーマになります。

  • 留学に関するサイト
  • 英語を話せる人に特化した転職サイト

こうなると、単なる英語のサイトではなく「留学サイト」「転職サイト(英語分野)」などのように、英語の上達とは異なるジャンルへ参入できるようになります。

自分の得意分野を活かすとはいっても、考え方によってはさまざまなテーマのサイトを複数構築できるのです。

先ほど、Googleによる健康アップデートの例を紹介しました。同じ健康系ジャンルだけで攻めている場合、健康アップデートのように「健康系ジャンルは問答無用でアクセスが激減する」ような状況に陥ったとき、壊滅状態に陥ります。ただ、異なる分野のブログを運営していればそうした事態を避けられるようになります。

複数のブログを運営するのはリスクヘッジになります。ただ、さらにリスク分散をしたい場合、サイトテーマを別のジャンルに設定することを考えましょう。

一つのサイトに集中するのが原則

いくつものサイトを運営するメリットについて述べました。ただ、このようにいうと「複数サイトを並行して構築しよう」と考える人がいます。ただ、やめた方がいいです。力が分散されてしまい、結局のところ全てが中途半端に終わってしまうからです。

あなたが作るべき専門サイトや特化型ブログは一つだけです。他のことに意識が分散してはいけませ。1~2年以上の年月をかけ、必ず1サイトに集中するようにしましょう。

ネットビジネス初心者が失敗する理由の一つとして、複数サイトに対し同時並行で手を出してしまうことがあげられます。これでうまくいくことはないのです。

稼ぐことを考えた場合、「できるだけたくさんのサイトを並行して構築しようと考えると、遠回りになってしまう」ことを理解しなければいけません。

完成したら2サイト目に行く

ただ、リスク分散のために複数ブログの運営を推奨しておきながら、基本は1つのサイトに集中するとなると、矛盾しているように思えます。

しかし問題ありません。いま構築しているサイトが完成したら、よくやく2サイト目に取り掛かれば問題ないからです。

1つのサイトを構築するのは1~2年と時間がかかります。まずはそのサイトに集中するべきであり、「これ以上、追加する記事がない」という段階になったのであれば他のサイトの作成に向かえばいいのです。

サイトやブログにアクセスが集まるようになるまでには、1年以上の時間がかかります。そのため、1サイト目をきちんと作っているのであれば、2サイト目に移って1サイト目を更新しなくなったとしても、その後もアクセスが伸び続けて収益が拡大するようになります。

もちろん、理不尽な理由によってアクセスが減ることはありますが、それでも完全にゼロになることは少ないです。先ほどは極端なアクセス減の事例を紹介しましたが、あそこまでなることは稀なのでそこまで身構える必要はありません。

記事の外注によって別テーマを攻める

このとき、ある程度の成果が出るようになったら記事の外注化を考えるようにしましょう。自分だけの力で記事を作るのではなく、他人の力を活用するのです。

実際のサイトテーマとしては、自分が興味のあるブログを作らせても問題ありません。ただ、おすすめの手法としては「外注ライターの強みを活かせる分野」を作らせることがあげられます。

例えば、私は男性です。そのため、女性の求める分野はまったく分かりません。女性独特のアフィリエイトテーマとしては、脱毛や化粧品、エステなどがあげられます。そこで優秀な女性ライターを引っ張ってくることができれば、こうした男性では作れない美容系ジャンルも攻めることができます。

自分では攻めることのできない別ジャンルのサイトを作ることになるため、これによってもリスク分散ができるようになります。

例えば、私は看護師の転職サイトを運営しています。

私自身には看護師経験がないため、普通であればこのようなサイトを作ることができません。ただ、現役看護師で転職を3回体験したことのある優秀なライターさんを迎え入れることができたため、こうしたサイトを作ることができるようになっています。

自分の力で稼げるようになった場合、外注ライターを活用することも視野に入れましょう。このとき、自分の力では作れないサイトテーマを攻めることでジャンル分けを実践し、リスクヘッジしても問題ありません。

サーバーは同じでいいが、ドメインは分ける

なお、サイトやブログを運営しているということは、自らレンタルサーバーを借り、独自ドメインを取得していると思います。複数サイトを保有するとき、サーバーやドメインはどのように対処すればいいのでしょうか。

レンタルサーバーについては、いま使っているものサーバーを2サイト目でも活用すれば問題ありません。つまり、一つのレンタルサーバーでいくつものサイトを運用するのです。

実際、私はたくさんのサイトを同時並行で運営していますが、以下のように一つのサーバーにたくさんのサイトを詰め込んでいます。

たくさんのサーバーを契約する必要はなく、一つのサーバーで運営すれば問題ありません。

ただ、ドメインは必ず分けるようにしましょう。ドメイン代を削減しようとしたり、1サイト目のドメインパワーを期待したりして、最初のドメインを活用して2サイト目を作ってはいけません。2サイト目では新規ドメインを取得するのは必須です。

ドメインを分けて運営するからこそリスクヘッジが可能になります。同じドメインで運営している以上、リスク分散しているとはいえません。

商品がなくなるリスクも考慮する

アフィリエイトを行う上で最大のリスクは「サイトが吹っ飛ぶ」ことです。何も悪いことをしておらず、完全ホワイトのサイトであったとしても理由なくアクセスが激減することがあるのです。このときのリスクに備えるため、複数サイトを運営することの重要性を解説してきました。

ただ、アフィリエイトの場合は他にもリスクがあります。よくあるのは、ASPから商品がなくなるというリスクです。

アフィリエイトASPに広告主(広告を出す会社)が登録しているのですが、急に広告打ち切りになるのは普通です。例えば、以下のようなメールが送られてくるのです。

商品打ち切りの案内メールですが、ASPから特定の商品が消えるのは珍しくないと考えてください。そこで、広告主の分散ができるように留意しましょう。

サイト構築のとき、最もダメなのは商標テーマを取り扱った特化ブログです。例えば、以下のようなサイトになります。

  • 楽天カードの特化サイト
  • SBI証券の口座開設の特化ブログ

要は、特定の企業名や商品名だけを狙ったサイトだと非常に微妙です。理由は単純であり、その会社が商品の広告掲載を取りやめした時点で翌月から売上ゼロになるからです。

広告主が変わったり、商品取りやめになったりするリスクというのは、Googleによる理不尽なアクセス減が起こる可能性よりも圧倒的に高いです。そのため、たとえ広告主が変わったとしても問題なく稼ぎ続けられるサイトのジャンルを攻めなければいけません。

アフィリエイト以外のブルーオーシャンジャンルを狙う

また、私がわりとよく行う手法として、「そもそもASPでは取り扱いのないサイトのテーマを攻める」ことがあげられます。

なぜ大幅なアクセス減があるのかというと、ライバルサイトが多いからです。ライバルが多ければ、わずかなGoogleのアルゴリズム変動があっただけで検索エンジンの順位がガラッと変わるようになります。

一方でそもそもライバルの少ないジャンルであればどうでしょうか。その場合、そのジャンルで有益な記事を作っている人が非常に少ないため、結局のところ自分のサイトだけがずっと検索エンジンの上位を独占できるようになります。

例えば、私は「商業出版のサイト」を運営しています。要は、「どのようにして本を世に出すのか」に関するサイトを作っており、そこでは出版コンサルタントの人を紹介しています。そして、私のサイト経由で出版コンサルが決まった場合、私に紹介料が入ります。

一般的なアフィリエイトの場合、ASPを経由します。ただ、私の場合はASPを使わず、企業と直接契約することを頻繁に行います。

どのASPを確認したとしても、出版コンサルの広告案件などは存在しません。そして、今後もそのような案件がASPに出てくることなどあり得ません。私だけが保有している広告案件のため、誰もこのジャンルには参入してこないのです。

このように、企業と直取引をすることで自分だけの分野を築き、ライバル不在の状況を作ることも大きなリスクヘッジになります。

ネットビジネスで複数ブログは必須

いくつものサイトを運営することは、アフィリエイトでは必須だと考えてください。一つのサイトに執着するほど怖いものはありません。過去、健康アップデートという「有益な情報は表示されなくなり、論文や楽天などのゴミ記事しか検索エンジンに引っかかってこなくなる現状」が起こったのと同じように、いつ理不尽な理由でアクセス減に陥るのか分からないからです。

アフィリエイトで稼ぐというのは、自らビジネスを実践して経営を行うのと同じです。そうしたことを考えるとき、リスク分散を考えなければいけません。

ただ、ネットビジネスの初心者は勘違いして、1サイト目が完成していないにも関わらず、別サイトを同時並行で作ろうとする傾向があります。これはやめて、1つのサイトに集中するようにしましょう。その後、完成したら2サイト目に移行するのが正しいです。

さらに、アフィリエイトにはASPで特定商品の取り扱いがなくなるなど、他にもリスクがあることを忘れてはいけません。

これらのリスクを理解したうえで、ネットビジネスを始めるようにしましょう。サイトは資産ではありますが、理由なくアクセスが減って稼げなくなることもあります。不良資産に成り下がるのです。そうしたときに備えて、複数サイトを運営することを考えましょう。

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