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プレゼン発表をすることになったとき、多くの人はスライドを最優先で作ろうとします。しかし実際のところ、セミナーを構築する場合には、プレゼンで伝える内容の決定や原稿の作成などを最初に行い、スライドは最後に作るようにしなければなりません。

なぜなら、スライドを最優先で作ってしまうと、説明不足に陥る個所や伝えたい内容がぼやける部分が大量に出現してしまうからです。

そもそも、スライドはセミナーを補助するものでしかありません。つまり、講師がセミナー内で「何をどのように伝えるのか」が最も大切であり、スライド自体を重要視するべきではありません。

そしてこのとき、適切なスライド作りを意識するとより効果的なセミナー内容になります。そこで、プレゼンに用いるスライドに対する正しい考え方や正しいスライド作成の考え方について解説していきます。

スライドの枚数は、なるべく少ない方が良い

セミナーを行う場合、その所要時間に合わせて適切な数のスライドを用意することが大切です。このようにいうと、多くの人は「できるだけたくさんのスライドを用意した方が良い」と考えてしまいます。そして、例えば20分のセミナーに対して20枚ものスライドを準備してしまう傾向にあります。

20分のプレゼンで20枚のスライドを使うということは、1枚のスライドを説明するために使える時間はわずか1分しかありません。そして、1分のような短時間でスライドが切り替わるセミナーになると、聴衆はプレゼン内容についていけなくなり、ストレスだけが溜まっていくことになります。

こうした事態に陥らないためには、1枚のスライドに割くべき時間を適切に理解した上で、スライドの準備を行う必要があります。

具体的にいうと、1枚のスライドを説明する際には、基本的には5分の時間をかけなければなりません。つまり、20分のセミナーであれば、使用するスライドの枚数を4枚にしておくのが良いといえます。

世の中には、セミナー講師などプレゼンだけでビジネスを行っているプロの発表者がいます。そして、彼ら彼女らのセミナーを注意深く見ていると、「プレゼンに使用するスライドが少ない」という共通点が浮かび上がってきます。

このことから、プロのセミナー講師はスライドそのものに重点を置かず、「いかに聴衆をセミナーに引き込むか」というポイントにフォーカスしているといえます。この考え方でプレゼンを構築していけば、多くの聴衆を満足させられるセミナーに仕上げることができます。

話す内容をすべてスライドに載せてはいけない

プレゼンに使用するスライドは、セミナー内で注目すべき部分だけを載せるようにするべきです。要するに、発表者が話す内容をスライドの中にすべて記載してはいけません。

講師がスライドに書かれている内容をただ読むだけのセミナーでは、そもそもスライドを印刷して聞き手に配布すれば済んでしまいます。これでは、発表者が参加者の時間を奪ってまでプレゼンを開く意味がありません。

そもそも、聴衆は「スライドなどの資料に載っていない内容を聞きたい」と考えてプレゼンに参加しています。そのため、資料を配布してその内容をただ読み上げるだけのセミナーでは、参加者はストレスを溜めてしまいます。

こうした事態に陥らないためにも、発表者が話す内容をすべてスライドに載せるのは絶対にやめておきましょう。

シンプルなスライドを活用する意義

セミナーに使うスライドを作る場合、できるだけシンプルなものに仕上げる必要があります。具体的にいうと、プレゼンの中で重要な部分だけを記載したスライドを作成するようにします。

セミナーに慣れていない人の場合、1枚のスライドに大量の情報を載せ過ぎてしまう傾向にあります。このようなスライドでは、聞き手はプレゼンの内容を理解できない上に疲労してしまいます。

このようなことにならないためには、余分な情報をできるだけ削除し、少なめの文字と図を載せただけのシンプルなスライドを作る必要があります。そしてプレゼンの本番では、シンプルなスライドを用いながら、必要な情報や言葉を講師自らが発言していくようにします。

セミナーを行うとなると、「できるだけたくさんの情報を伝えなければ」と勘違いする人は多いです。しかし、情報が多くなればなるほど、プレゼンの内容は薄まってしまいます。

セミナーを行う際には、まずはこのことを理解した上で、シンプルなスライドを必要最低限の枚数だけ用意し、参加者が満足するようなセミナーを組み立てるようにしてください。

プレゼンに使うスライドは最後に作り、コンテンツ作りに注力する

ただ、実際にスライドを作る際に注意しなければいけないことがあります。

セミナーなどのプレゼンを依頼されたとき、大抵の人はスライド作りを優先的に行ってしまいます。ここに、プレゼン失敗の罠が隠されています。実際のところ、最初にセミナー用のスライド作りを行った場合、多くの聴衆を眠気に誘う残念なプレゼンになってしまいます。

そのため、セミナーの準備を行う場合、スライド作りを優先させてはいけません。そこで、プレゼンの構築において、「スライドを作る場合の正しいタイミング」と「スライド作りよりも優先して行わなければならないこと」についてそれぞれ確認していきます。

スライドを作るのは最後にするべき

実際のところ、セミナーを構築する場合には、スライドは最後に作ることが重要です。なぜなら、スライド作りを最優先で行ってしまうと、プレゼンで発表する内容が増えすぎてしまうからです。その結果、情報が多すぎて何を伝えたいのかが分からないセミナーになってしまいます。

セミナーやプレゼンを苦手とする人の場合、一つのセミナーに大量の情報やノウハウを詰め込もうとします。そして、「ここまで情報を多くすれば、きっと参加者は満足してくれるはず」と勝手に解釈してしまいます。

しかし、どれだけプレゼン内でたくさんの情報を扱ったとしても、聴衆はそれらをすべて理解することはできません。それどころか、参加者はセミナー内で提供した情報を一つも理解できません。その結果、多くの参加者は「無駄な時間を過ごした」と思われてしまうことになります。

このことから、プレゼンを組み立てる場合には、スライド作りよりも優先的に取り組むべきものを理解した上で、そちらに力を注がなければいけません。

プレゼンでは、コンテンツを最優先で作る

プレゼンを作成する場合、まずはコンテンツ作りを優先的に行う必要があります。要するに、「自分が何を伝えたいのか」を最初に決めなければいけません。この考え方に従ってセミナーを構築しなければ、聴衆を満足させるプレゼンに仕上げることはできません。

また、多くのプレゼン発表者の場合、スライド作りにかなりの労力と時間を費やしてしまう傾向にあります。これは間違いであり、実際にはコンテンツ作りに大きな力を割かなければなりません。

極端な話をすれば、コンテンツがしっかりしており、さらに発表者の技術が高い場合、スライドを一切使わなくてもプレゼンを成立させることができます。要するにスライドとは、発表内容を伝えやすくするための補助ツールでしかないのです。

このことを理解した上で、プレゼンの構築ではコンテンツ作りにできるだけ注力し、スライド作りは最後の工程に回しましょう。そして、スライド作りにはあまり労力を割かないようにしましょう。これによって、あなたのプレゼンによって聴衆を満足させるものに近づけることができます。

コンテンツ作りにおける4つのポイント

プレゼン用のコンテンツを作る場合、まずは「プレゼンの目的」「説得の材料」「聞き手のメリット」「導入部分とクロージング」の4つのポイントを明確にすることが重要です。ここからは、これら4つのポイントについて一つずつ説明していきます。

1.プレゼンの目的

プレゼンの目的とは、「自分がプレゼンによって発表した場合に、聴衆にどのような行動を起こさせたいか」に関して明確に提示することです。例えば、「セミナーに来た人に、自社製品を購入してもらいたい」や「既存顧客に、自社のサービス内容を理解してほしい」などになります。

2.説得の材料

説得の材料とは、「自分が伝えたい意見や主張を、聞き手にインプットさせる」ことだと考えてください。具体的な方法としては、セミナーで伝えたいことを分かりやすい言葉で表現したり、余分な情報を削ぎ落としたりして、伝達したい内容が参加者に届くようにします。

3.聞き手のメリット

聞き手のメリットとは、「自分のセミナーにおいて、参加者にどのような恩恵を与えることができるか」になります。例えば、「営業スキルが向上する」「作業効率が高まる」などです。セミナーではこれを明確にしておかないと、聴衆を満足させることができません。

4.導入部分とクロージング

「導入部分とクロージング」とは、その言葉の通り、プレゼンの最初と最後の部分を指します。セミナーでは、導入部分で参加者の興味を惹くことができなければ、説明する内容が聴衆の心に響かなくなります。

またプレゼンにおいて、最後の締めくくりが不十分である場合、参加者はこちらが意図する行動を起こしてくれなくなってしまいます。

セミナー作りでは、これらの4つのポイントをはっきりとさせることが重要です。そうした上でコンテンツ作りに全力を注ぎ、最後にスライドを作成するようにすれば、あなたのプレゼンに満足してくれる人が増えるようになります。

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