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セミナーや講演などが終わりに近づいてきたとき、「どのように締めくくるか」が重要なポイントになります。締めくくりがうまくいけば、参加者の気持ちは一気に高ぶるようになります。

締めの段階で、ただ単に「それでは最後になりますが⋯⋯」と話し始めるのも良いですが、それでは参加者の気持ちを高ぶらせることはできません。

プレゼンを締めくくるときに聴衆を惹き付けたい場合、その段階で発表者がどのような行動や発言をするかが重要なポイントになります。

また、セミナー最後ではアンケートを書いてもらい、それを有効に活用することも大切です。そこで、セミナーやスピーチにおける適切な締めくくり方やアンケートの活用法について解説していきます。

プレゼンの締めくくりに有効なテクニックと避けるべき行動

セミナーや講演を開いた場合、壇上に立って伝えるべきことを伝達しただけで良いわけではありません。それだけではなく、「聞き手に起こして欲しい行動を促す」ところまで達成できていなければいけません。

例えば、ダイエット系のセミナーであれば、発表者が考案したダイエット法に取り組んで結果を出して欲しいのかもしれません。もしくは、講師が経営するダイエットジムに入会してほしいのかもしれません。このように、セミナーやスピーチを行う講師によって、「聴衆にどのような行動を起こして欲しいのか」が異なります。

そして、達成させたい目標がどのようなものであったとしても、参加者に行動を促すには、その目的を達成できるような発言をしなければいけません。

そして聴衆に行動を促す方法として、「聞き手が簡単に取り組むことができる行動を示す」ことがあげられます。

人は変化を嫌う生き物のため、他人から良いアドバイスを受けてもなかなか実行することができません。そこで、初心者でも少ない負担で済ませられるような「ハードルが低い行動」を提示することで、参加者が動いてくれるようになります。

例えば、あなたがダイエット系セミナーを開催していたとします。このとき、あなたがセミナーの最後で「お菓子は太る原因になります。そこで、今日からお菓子を食べないようにましょう」と言ったとしても、多くの聴衆は拒絶反応を示して動いてくれません。

その一方で、「食事をとる前に、水を1杯飲むようにしてみてください」「食事をとるときは、先に野菜から食べるようにしてください」などの簡単にできそうな行動を参加者に促した場合はどうでしょうか。このケースであれば、聴衆は「これなら簡単にできるからやってみよう」と感じ、行動に移してくれる可能性が高くなります。

セミナー中に質疑応答の時間を設ける

その他にも、聞き手に行動を促す方法として、「セミナー中に質疑応答の時間を設け、参加者の質問にすべて答える」のも効果的です。

これを行う場合、講演やスピーチを始める前の段階で、「質疑応答の時間にどのような質問が出てきそうか」を予想し、それに対する回答を用意しておくことが重要です。そうすることで、実際に質疑応答の時間になった場合に、スムーズに回答しやすくなります。その結果、聴衆に行動を促せられるだけでなく、聞き手の満足度を高めることができます。

その一方で、セミナーを締めくくる段階でやってはならないこととして、「新しい内容を取り上げる」ことがあげられます。これを行った場合、聞き手を惑わせることになってしまい、行動してくれなくなってしまいます。

一般的に行われている締めくくりのテクニック

セミナーだけで生計を立てるほどのプロの講師の場合、「聞き手に希望をもたせるストーリーを話す」「冒頭で扱った衝撃的なデータをストーリー形式で再度示す」といった手法を使っているケースが一般的です。

プレゼンやスピーチでストーリーを語ることは、聞き手を惹き付けるために有効な手法です。具体的には、「ある1人の人物が苦境に立たされ、それをどのように解決させて成果を出すことができたのか」を話すようにします。

そして、ストーリーを語る上で外してはならないポイントとして、「この段階で話すストーリーの主人公をあなたにしない」ことがあげられます。

講師自身がストーリーの主人公になってしまうと、聞き手から「この発表者だからこそできたことであって、自分には関係ない」と思われてしまいます。その一方で、あなた以外の人物を主人公にすれば、聴衆は「自分にもできることだ」と感じてくれるようになります。そのため、締めくくりで語るストーリーは、あなた以外の人物を主人公に設定する必要があります。

スピーチの終わりが近いことを参加者にはっきりと伝える

また、実際にセミナーを締めくくる場合、聞き手に「スピーチが終盤に差し掛かっていること」を示すようにします。具体的な例としては、セミナーの締めくくりの段階で以下のような言葉を話します。

「セミナーに参加する前と後で、あなたにどのような変化がもたらされているのかを最後にお伝えして、今回のセミナーを締めさせていただきます」

「それでは最後に、私がお伝えした方法を実践し、人生のどん底から立ち上がることができたある女性のことをお話しします」

さらに、このような話をするときには、それぞれのフレーズの間に「沈黙の時間」を2~3秒ずつ入れるようにします。これにより、聞き手の感情を揺さぶることができ、聴衆に「行動を起こしてみよう」という気持ちを芽生えさせることができます。

セミナーの締めくくり方によって、聞き手が行動を起こすかどうかが大きく異なります。最終目標を達成させるためにも、スピーチの締めくくりは適切なやり方でしっかりと行うようにしましょう。

セミナーの参加者にアンケートを記入させ、ビジネスを加速させる

さらに、セミナーや講演などを開催した場合に必ず行うべきこととして、「参加者にアンケートを記入してもらう」ことがあげられます。このときのアンケートを上手に活用することで、次回以降のセミナーの質を高められるようになったり、さらに多くの参加者を集められるようになったりします。

ただし、セミナー後において聞き手にアンケートを書いてもらうにしても、そこに適切な質問を設置していなかった場合、アンケートを有効活用できない可能性があります。

そこで、セミナーを開催した場合に、「参加者に記入してもらうアンケートに載せるべき項目」と「アンケートの正しい活用方法」について、それぞれ確認していきます。

セミナー後のアンケートでは、どのような質問を記載すべきか

セミナーが終わった後で、参加者にアンケートを書いてもらう場合、アンケートに以下のような項目を載せておくようにします。

・セミナーの良かった点

・参加者の名前と職業

・メディア掲載の許可

ここからは、それぞれの項目ごとに分けて説明していきます。

セミナーの良かった点

セミナー後に参加者にアンケートを書いてもらう場合、「セミナーの良かった点」についての質問を記入しておくことが重要です。そして、セミナーの良かった点を書いてもらうための質問文としては、以下のような形になります。

本日はセミナーに参加していただき、誠にありがとうございます。

受講者の皆さまからのうれしいお言葉は、私たちの活動にとって何よりの励みとなります。ぜひ、今回のセミナーで思ったことや感じたことを教えてください。

このような質問文にすることで、参加者にセミナーで良かった内容を振り返ってもらうことができます。これによって、受講者の満足度を高めることができます。

さらに、セミナーの良かった点を書く場合にも、感情を込めながら丁寧に書いてくれるようになります。そして、このときのアンケート内容は、アンケートを記入した参加者の許可を得たうえで、次回以降のセミナーの告知ページにそのまま貼るようにします。そうすることで、告知ページでの集客をさらに加速できるようになります。

参加者の名前と職業

セミナー後に参加者に書いてもらうアンケートでは、参加者自身の名前と職業も記入してもらうようにします。

アンケート用紙に名前を書いてもらい、そのアンケート内容を参加者の承諾を得てから告知ページに載せることで、告知ページに訪れた人に「このアンケートは本物だ」と信じてもらえるようになります。

これにより、告知ページの訪問客の何人かが「実際に満足している人がいるのだから、良いセミナーだ」と考え、次回以降のセミナーに参加してくれるようになります。

また、アンケート内容に職業を記入してもらうことで、次回以降の告知ページに「どのような職業の人がセミナーに参加したのか」を書き込むことができます。

そして、「過去の参加者の職業」を一覧で告知ページに示しておくことで、告知ページに「過去の参加者と同じ職業の訪問者」が訪れたとき、「自分のような職業でも参加して良いセミナーだ」と思ってもらえるようになります。

これにより、過去の参加者と同じ職業の訪問者にとって、セミナー参加に対するハードルが低くなります。その結果、その訪問客がセミナーを受講してくれる可能性を高められるようになります。

メディア掲載の許可

アンケート内容を告知ページなどに載せるにしても、アンケートを書いた参加者の許可を取らずに使ってはいけません。仮にアンケート内容を参加者に無断で使ってしまった場合、参加者に抗議されてしまう恐れがあります。さらに、セミナー講師としての信用を落としてしまうことにもなります。

こうした事態を避けるため、セミナー後に参加者に書いてもらうアンケート用紙では、必ず掲載の許可を求めるようにしましょう。具体的には、アンケート内容の掲載について、「実名での掲載を許可」「イニシャルや匿名での掲載を許可」「掲載を許可しない」の3つの選択肢を用意して1つ選んでもらうようにします。

また、掲載の許可をもらった参加者のアンケートを告知ページなどに掲載する場合、できるだけ性別や年齢層、職業などをばらけさせるようにしましょう。

これによって、「自分と同じような人がセミナーに参加しているから、自分も参加してみようかな」と感じてもらえるようになります。その結果、次回以降のセミナーでさらに多くの参加希望者を集められるようになります。

セミナーの後、参加者にアンケートを書いてもらうことで、それが強力な集客ツールになります。これによって、さらにビジネスを加速していくようにしましょう。

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