どれだけ場数を踏んでいる講師であっても、人前で話すのは多少なりとも緊張するものです。これが初心者であると、生きた心地がしないくらい心臓は脈打ちます。

そこで、プレゼンを行うときの恐怖心を少しでも和らげる工夫をしましょう。不安を完全にゼロにすることはできませんが、恐怖心を軽減することであれば可能です。ここでは、不安を取り除くために行うべきことをいくつか取り上げたいと思います。

最低3回は練習を行う

緊張せずに発表するための一番の秘訣は圧倒的な練習です。「ここまで練習したのだから大丈夫」という自信を付けることができれば、恐怖心に打ち勝つことができます。

このとき、どれだけ少なくても本番前に3回は練習を行ってください。私の場合、新しい発表を行うのであれば10回以上は必ず練習するようにしています。日にちを変え、発表時間を測定し、時にはスライドの修正を行いながら練習します。

これは、他の発表で行った内容を日にちと会場を変えて行う場合も同様です。内容がまったく同じ発表であったとしても、1ヶ月以上の期間が空いたのであれば、練習して思い出す必要があります。

また、初心者であれば他の人に発表を聞いてもらい、フィードバックをもらってください。ただ、家族や友人に聞いてもらうのではありません。これまでに人前でプレゼンを何度も行ったことのある専門家からのフィードバックをもらうのです。

友人であれば、「いいと思うよ」などのあいまいなアドバイスしかもらえません。そこで、専門家からオープニングとクロージングの行い方、発表時の姿勢、スライドの配置に至るまでを指摘してもらいましょう。こうして修正していけば、大きな自信に繋がります。

会場へ早目に到着する

会場に人が入る前に着いておき、下見や準備を始めるのは大きな意味があります。素晴らしいプレゼンを行う人は全員、例外なく先に会場に着いて準備を始めています。

あらかじめ会場の雰囲気を知っておくのはもちろんのこと、マイクやプロジェクターなどの機器類のチェックも怠りません。機器が実際に起動することを確かめなければ、本番でも思い通りに起動するかどうか分からないからです。

また、ステージや演台の位置、ホワイトボードに至るまで、全てあなたの独断で決めることができます。聴衆が座る椅子やテーブルの位置まで気を配ることにより、万全の態勢で望めるように調節しましょう。

聞き手はあなたに「上手くいってほしい」と願っている

実際に会場に人が入ってくると、さらに緊張度は増します。会場にいる人が自分のことをどのように思っているか気になるようになり、悪い予感だけが頭をよぎります。ただ、必ず覚えておいてほしいことがあります。それは、聴衆はあなたに対して「上手くいってほしい」と思っているという事実です。

そもそも、聞き手は暇だからあなたの話を聞きに来たわけではありません。役に立つ話を聞いて自分に活かすために、貴重な時間を割いて会場へ来ているのです。つまり、あなたに期待を寄せています。

そのような人たちは「この人のプレゼンが上手くいくことで、できるだけ多くのノウハウを盗んで帰ろう」と考えています。そういう意味では、会場のイスに座っている人たちは全員味方です。

こう考えれば、あとはいかにして会場にいる味方を巻き込むことができるかが勝負です。コンテンツが薄ければ不満だけが残りますし、期待以上の内容であればさらにファンになってくれます。これに関しては、あなたが行うプレゼン内容やそれまでの練習量で決まります。

なお、ポケットの中にお守りを忍ばせておくことは有用です。お守りとは、「その日に話すプレゼンの概要を記した紙」のことです。

もちろん、本番でこれを見るために入れておくのではありません。話し手であるあなたがカンニングペーパーを見た瞬間に、セミナーの格はガクッと落ちてしまいます。そうではなく、安心を得るためにポケットに紙を入れておくのです。お守りとしてポケットに紙を入れていたとしても、気づかれることはありません。

あなたがセミナー経験を積んでいき、十分に練習を重ねたのであれば、そこでようやくプレゼン上級者と同じようにカンニングペーパーをポケットから取り出し、カバンの中に入れて話をするようにしましょう。

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