現在では、あらゆる場面でプレゼン技術が要求されます。セミナーや講演など、壇上に立って話すことだけがプレゼンではありません。話によって相手を行動させる場合は、プレゼン能力がなければいけません。

営業現場で商品を買わせるとき、就職活動で面接を行うとき、社内会議で意見を行うときなど、あなたがプレゼンを行う場面は多いです。

実際に相手に対して話を行うとき、あなたのプレゼンをより効果的に見せる方法が存在します。それは会場を活用する方法であり、時間軸を意識しながら話を行うという手法です。

時間経過と共に話へ引き込む

セミナーなどで話を行うとなると、多くの人は檀上から離れずに一方的に話し続けます。ただ、壇上から離れてはいけないというルールはありません。会場全体を活用してプレゼンを行えば良いのです。

私であれば、必要に応じてホワイトボードを活用します。スライドで写すだけでは、伝える内容に限界があるからです。その場で書きながら説明しなければ、伝えたい内容がなかなか伝わりにくいことは頻繁にあります。壇上から降りてプレゼンを行うことも考えながら話を行ってみてください。

ただ、ホワイトボードを使わない場面であっても、時間軸が絡む場面では、壇上から降りて話を行うことを考えてみてください。このとき、会場を活用して、「過去 → 現在 → 未来」に従って話を行います。

一本の線を真横に引き、この線で時間軸を考えるとします。このとき、多くの人にとって左側が過去となり、右側が未来を指します。

同じように考えると、聴衆が座っている席から見て、多くの人にとって「過去」は左側を指します。そこから、現在や未来へと時間が進んでいくと、時間軸は少しずつ右へズレていきます。これを実際のプレゼンで活用します。

時間軸を活用したプレゼン

時間軸を活用したプレゼンでは、最初に過去の話を行います。そのため、まず最初に聞き手側から見て「過去」を表す左側に立ちます。ここで、「かつて……」と話を始めます。

過去の話が終われば、次は現在に移ります。このときは中央に立つことで、時間軸を現在に移動させます。今の状況を話すことで、過去と対比させます。

最後に、将来の話を行います。将来では、聞き手から見て右側に移動します。過去と現在の話から考えて、あなたがどのようにしたいかをプレゼンするのです。このうようにして、会場をフルに活用して時間軸を意識しながら話を進めるというテクニックがあります。

臨場感のあるプレゼンを行う

例えば、ダイエットに関するセミナーを行うとします。このとき、演台から降りて、会場を活用しながら過去・現在・未来に関する話を始めると、臨場感のある内容になります。最初は、過去の時間軸から話し始めます。

「今から5年前、私は30kg以上も太っていました。少し歩いただけで息切れを起こし、血圧やコレステロールに関する多くの薬を服用していました」

こう言い終わった後、今度は現在の時間(中央)に移動します。

「そこで、あるとき決心してダイエットを始めました。そのときはジムに通い、それなりの努力をしました。その甲斐があって、15kg減に成功しました」

次に、もう一度左に戻って言います。「ただ、ダイエットに成功して油断した結果、リバウンドが待っていました。そこから20kgも太ってしまったのです」

「あるとき、誰でも簡単に痩せられる方法を発見しました。それからというもの、運動など無理をせずにダイエットができ、現在のような体型を維持しています」

このときは再び中央に戻り、最後に右へ移動して「今回は、私があらゆる方法を試して上手くいった方法とそうでなかった方法を全て話します。このセミナーが終わるころには、ジムに行かず、毎晩飲み歩いても痩せられる究極の方法を完全に理解していることでしょう」と締めくくります。

ストーリーを話すとき、過去や未来の話が出てくるときは時間軸を意識してみましょう。プレゼンの上手い人を観察すると、会場をフル活用して、時間軸まで考えながらプレゼンしていることに気がつきます。

壇上にしがみついてはいけません。壇上から降りて聴衆との対話を心がけましょう。そのためのテクニックの一つとして、今回お伝えした「時間軸を意識したプレゼン」があります。臨場感のある話を行い、聴衆を引き込んでいきましょう。

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