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何らかの事情で声を出せない状況であったとしても、ボディランゲージを行うことで相手との意思の疎通を図ることができます。実際、言葉の通じない外国人とやり取りするときにボディランゲージだけで何とかなることはよくあります。

そこでプレゼンにボディランゲージをとりいれることにより、セミナー内容が聴き手の印象に残りやすくなります。そのため、プレゼンを行う際には、ボディランゲージを有効活用することを考えることが重要です。

さらにここで、キーフレーズ(キャッチフレーズ)を活用すればより印象に残るセミナーに変貌させることができます。そこで、セミナーにおけるボディランゲージやキーフレーズの活用法について確認していきます。

ボディランゲージで、聴衆の視覚と聴覚に訴えかける

世の中で広く知られている法則として、「メラビアンの法則」というものがあります。この法則では、「人の印象に残る要素」は以下のような割合であったことが示されています。

・視覚情報(外見など):55%

・聴覚情報(声や話し方など):38%

・言語情報(話している内容):3%

このような結果から、「人は話の内容そのものよりも、話し手の見た目や声でその人のことを判断する傾向にある」ということが判明しました。つまり、講師がどれだけ口ではいいことを言っていたとしても、その発表者の見た目や声にダメな要素があれば、聞き手に関心を示してもらうことはできません。

具体的にいうと、講師が着ているスーツがシワだらけであったり、発表者の声が聞き取れないほど小さかったりする場合、聴衆からプレゼン内容そのものが残念なもののように思われてしまいます。

そのため、講師としてセミナーを行う場合には、話す内容だけでなく、参加者の視覚や聴覚に訴えかけられるようなプレゼンを心掛ける必要があります。

ジェスチャーを加えると、聴衆を引き込めるようになる

聴衆の視覚に訴えかけたい場合には、プレゼンで説明している最中に適切なジェスチャーを加えると良いです。

例えば、あなたがビジネスセミナーを開いており、そこで「私がお伝えする方法により、業績は右肩上がりに伸びていきます」と発言するとします。

この場合、片方の手の人差し指を立て、その手を聴衆から見て左下から右上の方向に動かすようにします。つまり、グラフが右肩上がりを示す様子を手の動作で表現するわけです。

その一方で、聞き手の聴覚に訴えかけたい場合には、しっかりと大きな声で発表することが重要です。なぜなら、小さな声では参加者に「何を言っているのか聞き取れない」と思われる上に、自信がないように感じられてしまうからです。

さらにプレゼンでは、普段の声で話すのではなく、「低めで落ち着いた声」で説明するようにすると良いです。なぜなら、高い声で発表してしまうと信頼性が薄いように感じられてしまうからです。

その他にも、プレゼン中の適切な場面において、声のトーンや口調などを変えて話すのも効果的です。例えば、セミナーでストーリーを語る際に登場人物ごとに口調を変えるのも良いです。また、プレゼンで重要な部分を少しゆっくり目の大きな声で伝えるようにするのも有効です。

このようにセミナーを行う際には、身振り手振りや声を変えるなどして、聞き手の印象に残りやすく留意することが重要です。これによって、聴衆をプレゼンに引き込めるようになります。

ボディランゲージで感情を表現する

セミナーにおけるボディランゲージの重要性を知ったとき、人によっては「積極的に動きをとりいれよう」と考え、不自然なボディランゲージを多用してしまうケースがあります。これでは、かえって参加者の理解を妨げてしまいます。

プロのセミナー講師の中には、オーバーリアクションを何度も行う人もいます。しかしこのようなプレゼン技術は、一朝一夕で簡単に真似できるものではありません。

それにもかかわらず、セミナー初心者がオーバーな動きをしたり無駄な動作を増やし過ぎたりすれば、聴衆を惹き付けられるどころか、興ざめさせてしまいます。こうした事態を避けるためにも、ボディランゲージを活用する場合には、適切なタイミングで適度に使わなければいけません。

プレゼンに自然なボディランゲージをとりいれるためには、感情に意識を向けることが大切です。

例えば、ビジネス系セミナーを開催したときに、過去の失敗談について語る場面があるとします。そのときには、当時の自分が失敗したときのつらさや苦い記憶を話すようにします。

すると、自然とそのときの感情が思い出され、「どのように話せばいいのか」「どのような動作が加えられるか」を理解できるようになります。そして、そのときの感情に合わせて適切な動作や口調に変えることで、プレゼンを印象深いものに仕上げることができます。

このように、セミナーにボディランゲージを有効活用することで、聞き手をあなたのプレゼンに引き込むことができるようになります。そのため、プレゼンを行う際には、ただ淡々と聴衆に内容を伝えるのではなく、あなたの感情を込めたボディランゲージをとりいれるようにしてみてください。

会場で時間経過を表現し、聴衆をプレゼンに引き込む

そしてこのとき、時間軸をセミナー内で表す場合は特にボディランゲージを意識してみてください。

講師としてセミナー発表を行う場合、聴衆を引き込むためのプレゼン技術を活かす必要があります。これを行えないと、聞き手にセミナー内容を印象付けることができず、プレゼンで伝えたことを行動に移してもらうことができません。

参加者をセミナーに惹き付ける手法として、「会場を広く活用して時間経過を表現する」ことがあげられます。これをうまく活用することで、プレゼンの内容が参加者の記憶に残るようになり、行動を起こしてくれやすくなります。

そこで、「セミナー内で時間経過を表現し、聴衆を引き込む方法」について解説していきます。

会場を広く使い、時間経過を表す

プレゼンを行う場合、多くの人は演台から動かずに淡々と話していきます。しかし、言葉で説明するだけのセミナーよりも、発表者自身の動作を組み合わせてスピーチを行った方が、参加者に響きやすいです。

そもそも「講師はセミナー中に一歩たりとも演台から動いてはならない」という決まりはありません。そのため、演台から離れて会場全体を広く使うようにしましょう。

プレゼンの構成によっては、「発表者自身の過去の体験談を語る」といった場面があります。このようなストーリーを語る際には、会場を広く使って時間軸を表現します。より具体的にいうと、会場を使って「過去 → 現在 → 未来」を示し、その順序に合わせてスピーチを進めるようにします。

まず会場の舞台のうち、参加者側から見て左側を過去、真ん中を現在、右側を未来と設定します。そして、発表者は左側の位置に立った状態で過去の話からスピーチを始めます。

過去の話が終わって現在の内容に入る場合、講師は舞台の真ん中に移動するようにします。これによって、聴衆に「過去から現在へと場面が変わった」ことを伝えます。そうして、現在についてのスピーチを進めつつ、過去と照らし合わせていきます。

現在の話を終えた場合、発表者は参加者から見て舞台の右側に移動します。これにより、聞き手に「現在の話から将来的な内容に移り変わっていく」ことを伝達します。そして、過去と現在を踏まえたうえで、将来的なビジョンなどを話していくようにします。

このように、「会場を広く活用して時間経過を示すプレゼン技術」では、講師が舞台の上で立ち位置を変えながらスピーチを進めていきます。

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時間経過を表現し、セミナーに臨場感を持たせる

プレゼンにおいて、会場の舞台で時間経過を表現しながら話を進めていくことで、セミナーに臨場感が出てくるようになります。これによって、聞き手は講師のスピーチに惹き付けられるようになります。

例えば、あなたが営業手法のプレゼンを行うと仮定します。このとき、あなたの立ち位置は聴衆の方から見て左側を過去、真ん中を現在、右側を未来と設定します。

そして、演台から舞台の左側に立ち位置を変え、以下のように過去の話からスピーチを進めていきます。

今から3年ほど前、私は営業成績ビリのダメ営業マンでした。当時の私はアポ取りがまともにできず、上司にいつも注意されていました。

さらに、取引先との商談もうまくまとめられず、完全に会社のお荷物になっていました。

このような形で過去の話を終えた後、今度は舞台の真ん中に移動します。そして、以下のように現在の話をしていきます。

あるとき私は、「ダメ営業マンのレッテルをはがせるようになりたい」と考え、ある営業マン向けのセミナーに参加しました。

そのとき学んだことを営業活動に活かしたところ、営業成績が格段に良くなりました。現在では、営業成績トップの記録を更新し続けています。

こうして現在の話が終わったところで、最後に舞台の右側に移動します。そして、以下のように将来的な内容を伝えていきます。

今回のセミナーでは、私の営業成績が劇的に向上した究極の営業手法を皆さんにお伝えしていきます。またそれだけでなく、私が究極の営業手法を実践したときの失敗談についてもすべてお話しします。

今回の内容を参考にして適切な努力を続けていけば、どれほど営業成績が悪い方であってもトップ営業マンに大きく近づけることでしょう。

このような形で、スピーチを締めくくるようにします。

演台に立ったままセミナーを進めていくよりも、会場を広く使ってプレゼンを進めた方が、聞き手にインパクトを与えることができます。これにより、多くの参加者をあなたのスピーチに惹き込めるようになります。

プレゼンにキーフレーズを加えることの重要性

こうしてプレゼンでジェスチャーを加えることは重要ですが、同時にキーフレーズを活用することも意識してみてください。

セミナーなどのプレゼンを行う場合、「説明する内容の中にキーフレーズを含ませる」ことが重要です。キーフレーズは、キャッチコピーやキーワードと同じものだと考えれば問題ありません。

多くの聴衆の記憶に残るセミナーであるほど、キーフレーズを適切に活用しています。その反対に、キャッチコピーが含まれていないプレゼンであるほど、その内容を参加者に理解してもらえない傾向があります。そのため、セミナーなどのプレゼンを企画する場合には、何らかのキーフレーズを加えること効果的です。

キーフレーズは、適切な長さにする必要がある

セミナーなどのプレゼンで用いるキャッチコピーを作る場合、「キーフレーズを一呼吸でいえるもの」を基準にする必要があります。なぜなら、長いキーフレーズでは聴衆の記憶に残りにくいからです。

例えば、あなたが営業に関するセミナーを開いたとします。このとき、あなたが「営業活動ではお客様との信頼関係を重視することが大切」というキャッチコピーを設定し、この言葉をセミナー内で頻繁に使ったとします。

この場合、あなたのセミナーに参加した人は、あなたのセミナーに対してどのように思うでしょうか。きっと、「繰り返し同じようなことを言っている気がするけれど、長すぎて覚えられない」と感じることでしょう。その結果、多くの聴衆はあなたの説明内容に共感してくれず、セミナーに対して「特に得るものはなかった」と判断してしまいます。

シンプルなキャッチコピーが優れている

こうした事態を避けるためにも、キャッチコピーはできるだけ短く端的に表現したものにする必要があります。

先ほどの営業セミナーの例でいえば、「営業活動ではお客様との信頼関係を重視することが大切」という冗長なキーフレーズをやめ、「営業は信頼第一」といったコンパクトな言葉を設定します。

このケースであれば、参加者は「営業ではお客様との信頼関係が重要なのか」と思い、あなたのセミナーで扱った内容を理解してくれるようになります。これによって、あなたのセミナーに対し多くの聴衆が満足するようになります。

またキーフレーズに限らず、プレゼンでは説明するべき内容をできるだけ端的に表現する必要があります。そして、説明が長くなればなるほど、参加者の記憶に残らないセミナーになってしまいます。そのため、セミナーなどのプレゼンで発表する場合には、一つ一つの言葉の長さをできるだけコンパクトにすることが大切です。

キーフレーズは、オリジナルのものにする

プレゼンにおけるキャッチコピーの重要性を知ったとき、人によっては「既に世の中に知れ渡っているキーフレーズを使ってみよう」と考えるかもしれません。しかし実際のところ、セミナーなどのプレゼンに使用するキーフレーズは、発表者独自のものに設定することが重要です。

もし、「過去に他人が使っていたキーフレーズ」を自分のものであるかのようにセミナーで使ってしまうと、既にそのキャッチコピーを知っている聴衆は一気にしらけてしまいます。また、そのキーフレーズの元ネタを知らない参加者であっても、後で事実を知ったときに不快感を抱くかもしれません。

こうした事態を避けるためには、既存のキーフレーズの使用は避け、オリジナルのキャッチコピーを作成することが重要です。

そうはいっても、ゼロからキーフレーズを作り出すのは、人によっては大変な作業になってしまうかと思います。そこで、すでに世の中にあるキャッチコピーを参考にして、新しいキーフレーズを生み出すことをおすすめします。

たくさんのキーフレーズを学べるものとして、広告があげられます。多くの人は広告を避ける傾向にありますが、ビジネススキルが高い人は広告に注目します。

実際に広告を見ていくと、さまざまな業界でいろいろなキャッチコピーが使われていることが分かります。例えば、ダイエットや英語教育などでは「○○するだけで⋯⋯」といった形のキーフレーズが多いです。また、テレビCMにおいても、コンビニやスーパーマーケットごとに異なるキャッチコピーを使用しています。

こうした世の中に出回っているキーフレーズをもとに独自のキャッチコピーを作成し、プレゼンに活用するようにしてみてください。これによって、あなたのセミナーに参加した人は、講師の主張を理解してくれるようになります。

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