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トップ営業として成績を残している人などの人見知りをしない人は別にして、「交流会が得意」という人は少ないです。つまり、交流会に対して苦手意識をもっている人はたくさんいるのです。ビジネスで大きな実績を残している人であっても、意外と交流会に参加するのは苦手な人が多いです。

ただ、起業して会社を立ち上げたり、親の会社を継いだりして経営者の立場になると、そのようなことは言っていられません。ビジネスでは人脈がすべてであるため、人のつながりを深めるために交流会へ参加しなければいけません。

しかしながら、たとえ交流会が苦手な人であっても、少し方法を変えれば苦手意識が急に少なくなり、初対面の人ばかりの場であっても楽しく過ごすことができます。そのために必要な戦略について解説していきます。

相手を知り、質問することを考える

交流会には、異業種交流会があれば同業者だけが集まる交流会があります。このとき、広く浅い人脈を築いても意味がありません。名刺交換だけのあいさつは無意味であり、それよりも深い人脈を築くようにしましょう。

交流会では、さまざまな人が参加しています。その中で、何もしていなければあなただけがポツンと一人だけ取り残されるようになります。また、話が終わって離れた後も同様に、一人だけポツンと立つことになります。

ただ、このときは周りをよく見渡すようにしてください。一人で参加している人が多いため、暇そうにしている人はあなただけではないはずです。

そこで、そのようなターゲットになる方のもとに近づいて「あいさつさせていただけませんか?」と言うだけで問題ありません。この言葉によって、交流会という場で暇そうにしていた相手が嫌がることは100%ありません。むしろ、話しかけてきてくれたあなたに好感を覚えるはずです。

このときのコツは「自己PRをしない」ことです。自分のアピールはせずに、相手のことだけを聞くようにしましょう。良い第一印象とは、自己PRのことではありません。自分のことを名乗るのは重要ですが、相手に話してもらう方が良い印象を与えることができます。

そのため、「1分で人の心をつかむ自己アピール法」などは無意味です。それよりも、聞き役に徹した方が結果として良い人脈に恵まれます。

相手の話を聞くと、勝手に好感をもってくれるようになる

そうして相手が積極的に話していると、話を聞いてくれた相手はあなたに対して好感をもつようになります。

そのとき、「ところで、あなたは何をしている人なのですか?」と尋ねてくれます。そうした質問が来たとき、ようやく自己PRをすれば問題ありません。そうすれば、最初に自己PRをするときよりも、相手は真剣にあなたの話を聞いてくれるようになります。

もし、相手が自分の話だけをした場合はどうなのでしょうか。この場合、「素晴らしい話をありがとうございました」と言って立ち去れば問題ありません。交流会では自分が経験していない話を聞くことができ、何か損害を受けたわけではないので問題ないはずです。

人を紹介することで「起点」として活躍する

そうしてさまざまな人の話を聞いていれば、誰がどのようなことをしているのかある程度まで理解できるようになります。全員は無理でも、数人くらいなら深く話すことができます。

このとき、人と会話をする中で、先ほど話した人を紹介するようにしましょう。例えば、「もうこの方とはあいさつしましたか? ○○の業界で活躍され、新たに△△の事業を手掛けている方なんですよ」などのように紹介します。そうして、他己紹介をたくさんつなげていくのです。

冒頭で述べた通り、初対面と人と流暢に話せる人は稀であるため、交流会を苦手としている人は多いです。そのように考えている多くの人を救済できるため、この手法を活用すると感謝されます。

また、自分のアピールをするわけではなく、相手の良いところを引き出すだけなので誰でも可能です。そうして話が盛り上がり、ビジネスとして発展することになれば、紹介者であるあなたは必ず印象に残るようになります。そうしてあなたが起点になって紹介の輪を広げていくようにすれば、結果としてあなたが中心人物のようになります。

人気の人と親しくなるには

なお、こうした交流会では必ず人気の人が存在します。花形と呼ばれる人ですが、こうした人に群がって名刺交換をしても意味がありません。その他大勢の一人として、印象に残ることはないでしょう。

そこで、先ほど述べたような方法で他己紹介をしていってください。交流会の中には、必ず花形の人と知り合いの人がいます。そのような人から、「あの人を紹介しましょうか」と言われることがあります。そのとき初めて、人気の人と名刺交換すれば問題ありません。友人からの紹介であるため、あなたは花形の人に対して良い印象を残すことができます。

このとき、「どういう知り合いなのですか」と聞かれることがあります。その場合、「いま知り合ったばかりですよ」と言えば問題ありません。初対面にも関わらず古くからの友人のように話している姿を見て相手は驚きますが、これも話題の一つになって大いに盛り上がります。

名刺交換後は名前で呼び、相づちを打てば人脈が広がる

このように、交流会で重要なのは自己PRではありません。むしろ、自己PRを隠して相手の話を聞くことだけに専念しましょう。そうすれば、苦痛ではなく楽しい交流会を過ごせるようになります。

さらに、他己紹介を積極的に行うようにしましょう。そうして人の輪をつないでいくことで、大きな人脈につながっていきます。そうすれば、さらに交流会が楽しくなるはずです。

なお、それ以外に重要となるポイントとしては、名刺交換後の対応があります。異業種交流会では必ず名刺交換をします。ただ、もらった名刺の数は多いにも関わらず、人脈の乏しい人はたくさん存在します。その反対に人脈を広げることができ、たった一度の出会いで信頼を勝ち取る人もいるのです。

人脈形成の意義とは、あなたのために相手が動いてくれるような人をたくさんもつことにあります。そのため、単に名刺交換をするのではなく、そこから人脈を広げられるように対応しなければいけません。

交流会や紹介の場での質問術

交流会や紹介の場であれば、目の前には初対面の人がたくさんいます。その中で会話をする際は誰でも緊張します。ただ、それは相手も同じ条件なので、積極的に声掛けをするように努力しましょう。そこから一緒にビジネスをする仲に発展することはよくあります。

このとき、名刺交換した後にどのような質問を投げればいいのでしょうか。名刺交換後、何も話さなければ独特の微妙な空気が流れることになります。

このとき、最も万能な質問としては、「どのようなことをしているのですか?」と聞くことがあります。何も仕事をしていない人が交流会に参加することはないため、必ず何かしらの言葉が返ってきます。そこから、話を発展させることができます。

質問のヒントは名刺にある

また、名刺を見れば質問のヒントが転がっています。出身地や業種、事業内容などさまざまなことが書かれています。そこから、あなたが興味をもったことを聞くようにすれば問題ありません。自己PRは行わずに、相手に対して積極的に質問するようにしましょう。

このときの質問は、「はい」「いいえ」の回答で終わらない質問をするといいです。これを、「開く質問」といいます。例えば、先ほどの「どのようなことをしているのですか?」はイエス、ノーで回答できないため、開く質問になります。

これと同じように、例えば東京の交流会に参加して、話している相手が福岡県の出身だとすれば、「九州出身の方なんですね?」という質問ではなく、「なぜ、九州からこちらに来られたのですか?」と質問を投げかけるようにします。

前者は「はい、いいえ」で答えることが可能ですが、後者ではできません。こうした開く質問によって、会話をつないでいくようにします。

名前を呼び、相づちを打つ

さらに相手の印象に残るようにする方法として、名前を呼ぶことがあります。そこで、名刺交換後は積極的に相手の名前を言うようにしましょう。同性や異性に関わらず、名前を呼んでくれた方が相手は好印象を抱きやすくなるからです。

多くの人脈をもっている人であるほど、人の名前を覚えるのが得意です。例えば、交流会の最後に名前を呼ばれることで、「私の名前を覚えてくれたのか」と感動することはよくあります。人の名前を呼ぶことは、最も簡単に人脈を構築できる手法になります。

ただ、人の名前を覚えることに苦手意識をもっている人は多いです。その場合、名刺にその人の得意分野や印象に残ったことをメモするようにしましょう。そうすれば、後で思い返すことができます。メールやハガキを送るときであっても、メモがあれば強力な武器になります。

そして、相づちを打ちましょう。会話をするとき、人は相手の表情を見て判断します。黙って聞いているよりも、相づちを打った方が相手は「興味をもって聞いてくれている」と思うようになります。

その反対に無表情であると、相手は「自分の話に興味がないのか」と感じるようになります。これでは逆効果なので、表情を大切にしましょう。

例えば、「すみませんでした」という言葉を投げかけられたとき、相手の表情が怒った様子であればどうでしょうか。いくら言葉では「すみませんでした」と言っていたとしても、まったく反省していないことが分かります。人は発する言葉よりも、表情から読み取ることが多いのです。

交流会ではファッションに気を付け、季節を取り入れるべき

このように、人脈を広げるためには、名刺交換をするだけでは不十分です。まずは、名刺交換後に「開く質問」をすることで会話を発展させましょう。また、相手の名前を呼ぶようにして、さらには相づちを打ちます。そうして相手に親近感を沸かせることが、名刺交換後に行うべき会話術だといえます。

もちろん、一度の会話だけで大きな人脈を構築することはできません。そこで、その後に会う約束をしたり誰かを紹介したりして、その人との密度を濃くするようにしましょう。そうして相手に貢献していくことが、真の人脈形成へとつながっていきます。

ただ、気を付けるべきは態度や言動だけではありません。ファッションに気を付けると相手に対して良い印象を与えることができます。

交流会にスーツを着ていくことは間違いない選択ですが、そこから一歩先のファッションに心がければより相手の印象に残ります。その一つとして、季節感を取りいれることがあります。

そのときの話題をファッションにする

季節によって、話題となるものが異なります。日本であれば、例えば4月は桜が咲く季節です。そこで、ネクタイを桜柄にしてみるといいです。また、12月のクリスマスシーズンであれば、サンタクロースやもみの木に関するバッジを胸につけても問題ありません。

このように、ワンポイントでいいので、着ている服に何かしらの季節や話題になっているものを付けるようにします。そうすれば、それが一つの話題になって話が発展しやすくなります。

雑貨屋に行けば、こうしたアイテムがたくさん売られています。また、インターネットで検索しても、ネットショップでたくさんの商品を検索できます。デザイナーのようなオシャレな服装を目指すのではなく、少しでもいいので他人の目をひくようなファッションにすれば問題ありません。

もちろん、この手法は交流会以外の場でも活躍します。得意先へ営業活動に行くときは話題作りになりますし、初対面の人を紹介してもらう場合であっても会話のネタになります。どのような場であっても活用できる万能な手法だと考えてください。

女性であると、わりとファッションにこうしたワンポイントを取りいれている人が多いです。

ただ、男性となるとスーツの人が多く、話題性のあるものや季節をファッションに活用していない人が大多数です。そのため、男性は少しの工夫で他の人よりも第一印象が良くなるチャンスを全員がもっているといえます。

ファッションにワンポイントを取りいれると、相手から声がかかる

このようにファッションに気を付けると、例えば交流会などでは相手から声がかかるようになります。交流会では初対面の人が多いため、どうしてもこちらから声をかけることを躊躇してしまいます。ただ、季節を取りいれたファッションをすると、「ステキな服装ですね」と相手から声をかけてくれるようになります。

自ら声かけするのが苦手な人の場合、ファッションに気を付けるのは大きな武器になるのです。

例えば、交流会の場で着物を着ている女性がいたり、袴(はかま)を着ていたりする男性を見かけることがあります。日本であっても、こうした伝統的な服装をしている人は少ないです。多くの場合、スーツであったり他の無難なファッションであったりすることが多いです。

そのため、こうした他の人と明らかに違った正装をしている人を見かけると、つい声をかけてしまいます。ファッションという話題性があり、その人が何をしている人なのか気になってしまうからです。

このように、交流会に参加したり、新たな人と会ったりするときはファッションに遊び心を取りいれてみてください。そうして相手の目をひく努力をすれば、自分だけでなくあなたと話した人の心まで満たされるようになるはずです。

そして、たとえ交流会のような初対面の人が多い場であったとしても、ファッションをきっかけとして相手から声をかけてくるようになるため、交流会の場が楽しくなるはずです。

ファッションというのは、わずかな工夫で大きな効力を発揮します。着物や袴を着るなどの大掛かりな服装をすれば完璧ですが、そこまでしなくてもワンポイントで問題ないので話題性のあるものやそのときの季節感をファッションに取りいれてみてください。そうすれば、相手のあなたに対する第一印象が変わるはずです。

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