多くの人はビジネスを行う上でノウハウを求めたがります。ただ、実際のところ金儲けでノウハウはそこまで重要ではありません。最も重要なのは、誰と組んでビジネスを行うかにあります。

例えば、ビジネス初心者であれば最初は誰かに教えてもらいながら行う必要があります。このとき、教わる講師を間違えたらどれだけ頑張っても収益は発生しません。世の中にいるコンサルタントの9割以上は偽物であるため、ここについては慎重になる必要があります。

ノウフーが重要になる

ビジネスで一流と呼ばれている人と話すと、全員がノウハウはどうでもいいと話します。そうではなく、前述の通り「誰と組んでビジネスを行うか」が大切だといいます。

つまり、ノウハウ(Know-How)ではなく、ノウフー(Know-Who)だといえます。

例えば営業マンであれば、お客様との信頼関係が最も重要だといわれています。信頼関係さえあれば、多少商品が高くてもその人から商品が売れていきます。これは、後のメンテナンスまで考えると、信頼できる人から購入した方が結果的に安くつくからです。

これは、ビジネスでも同じです。単に金儲けだけのことを考え、お金だけで動く人と組んで仕事をすることほど、失敗しやすいものはありません。他の儲け話があったとたんに他の方向へ走り、ビジネスが停滞していては話にならないからです。また、お金の金額だけで他の人へ寝返るようでは無意味なのです。

そういう意味では、一緒に組んでビジネスを行うときに「この人は何を考えてビジネスをしているのか」を注意深く観察する必要があります。そのため、一流と呼ばれるビジネスマンは、その人の実績よりも人間性を重視します。

そのため、ある程度一定レベルの実績を前提として、人間性が圧倒的に優れていれば、誰もが憧れる一流の人からビジネスパートナーとして選ばれる可能性は高いです。

自らビジネスを動かす場合は「組む相手」を吟味しなければいけませんし、ビジネスの先輩に気に入ってもらうためには自分の人間力を磨かなければいけません。これを理解することが、ビジネスでは重要になります。

一流の存在になっても悩みは尽きない

なぜ、一流の人であるほど「人が重要」というのでしょうか。これは、全員が同じような経験をしているからです。

例えば、若くして大成功したある女性社長は、従業員から裏切られたといいます。その社長は既に結婚して子供がいて、性格は良く、社会的に成功して文句のつけどころがありませんでした。

ただ、あるときから会社から社長の物品やお金が消えていくようになるなど、不思議な事件が絶え間なく起こるようになりました。結論から言えば、会社の従業員が犯人だったのですが、その従業員は次のように言ったそうです。

私は結婚もしていないし、成功もしていない。ただ、あなたは既に結婚して子供がおり、世の中で一流といわれている人とも付き合いがあって、大きな成功をおさめている。

だから、あなたを見ていると自分が何のために生きているのか分からなくなる。

こうしたことが他の従業員でも5人連続で起こったため、その女性社長は「自分がその人の黒い部分を引き出してしまった」と反省していました。ただ、同時に「一緒に仕事する人に対しては、慎重に選ばないといけない」とも言っていました。

「誰と組んでビジネスをすればいいのか」という基準は人によって違います。ただ、共通するビジネスパートナーは「お金という判断基準なしにその人を助けたいと思うかどうか」にあります。

つまり、その人が破産して何もない状況になったり、無人島にたどり着いてお金が役に立たなくなったりしたとき、本当にその人ともう一度頑張っていけるかどうかにあります。この問いに対して、「Yes」といえる人でなければ、一緒にビジネスをしてはいけません。

成功者になれば、お金の問題はある程度は解消されます。ただ、人の悩みはあまり変わりません。この事実を認識した上で、あなたは誰と組んでビジネスを行いたいでしょうか。

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