ビジネスでは人と組むことによってシナジー効果(相乗効果)を生み出すことができますが、実際にどのような場面でシナジーが生まれるか分かるでしょうか。

実は大企業であっても、シナジーがどのように生み出されるかを理解していません。そこで、どのような場面でシナジーが生まれるかを解説していきます。

一緒に組めばシナジーが生まれるという勘違い

私も学生時代は会社から内定を貰うために本気で就職活動を行いました。サラリーマンとして働いている時に私はビジネスを始めましたが、ビジネスを行う前は会社の従業員として働くことしか知りませんでした。

当時、就職活動で企業をまわると次のようなことを頻繁に言われました。

「弊社は○○会社と合併することでシナジーを生み……」

「△△製薬と提携してシナジー効果を出すことで……」

学生の頃の私はビジネススキルが全くなかったので、このような話を全て鵜呑みにしていました。しかし、今から考えてみればこれら人事の方たちはビジネスの事を全く理解していないために、的外れな事を言っていたことが分かります。

これらの人は「合併や提携=シナジーが起こる」と決め付けています。ただし、当たり前ですがただ組めばよい訳ではありません。

たしかに企業規模が大きくなることによるスケールメリットは生まれるかもしれません。しかし、それ以上でもそれ以下でもありません。少なくとも、組むことによって利益が2倍、3倍と膨れ上がることはないと思います。

それでは、どのような時にシナジーが生まれるのでしょうか。

異分野との融合

答えを言ってしまえば、違うスキルを持った人が組んで新しいビジネスを行うことができる場合に限り、本当のシナジーが生まれます。

多くの企業は似たもの同士で組もうとします。これではスケールメリットしか望めず、本当の意味でシナジーではありません。これくらいは小学生でも考えることができます。

そうではなく、異分野同士で組むことが真のシナジーです。

例えば、私は英語がそこまで得意ではありません。そこで、医療系翻訳の人が次のようなアプローチを私にするとします。

「あなたの薬学系サイトを全て英語に翻訳させてください。その代わり、その英語サイトから発生した収益を折半しましょう」

本人にやる気があってこの条件であれば、私は絶対に断りません。これまで行えなかった英語での情報発信が可能になり、かつ記事を勝手に英語に翻訳してくれて私にも収益が入ってきます。

日本語では限りがあります。しかし、英語であればそれこそ全世界からのアクセスが集まります。

このように、私の薬学知識やサイト運営のスキルに加えて、英語というスキルを付け足します。これによって、それまでの何倍もの利益を生み出すことができるようになります。

これら本当の意味でのシナジーです。

多くの人はスケールメリットをシナジーだと勘違いしています。そうではなく、一緒に組むことによって何倍もの利益が出ないのであればシナジーではありません。これを可能にするのが異分野との融合です。

同じ分野の人同士が組んでもシナジーは生まれません。異分野同士が組んで新しい事を創造した時にだけシナジーが生まれます。これを理解しないといけません。

一緒に組むためには

それでは、どのようにして他の人と組めば良いかを考えるのも重要です。一番最悪なのは「素人同士が組む」という事です。

これまでにビジネスを行ったことのないゼロベースの人が組んでも何も生まれません。これが、友達と一緒に起業すると失敗する一番の原因です。

シナジーが生まれるためには「その分野に特化した技術」が必要不可欠です。私であれば、「莫大なアクセスを集める技術」や「巨大媒体へと変貌させる方法」がこれに当たります。

例えば私は企業と組んでいますが、私はアクセスを集めることによって集客ができます。しかし、集客が出来ても売る商品がありません。そこで、集客を行った上でその企業の商品を紹介し、そのバックマージンを貰うなどのビジネスも行っています。

私は集客ができますが商品がありません。しかし、企業としては商品があってもお客様が集まりません。これを補うことによって完全なるシナジーが発生するのです。

・私:集客ができるが商品がない

・企業:商品を持っているが、集客が苦手

→ 2つが組むことで、集客から商品販売までがスムーズになる

他にも前に説明した通り、私の薬学系サイトに書いてある内容を英語に翻訳できる人であってもシナジーが生まれます。これまで不可能だったビジネスが可能になり、一気に収益を伸ばすことができます。

これを理解すれば、いかに多くの企業がシナジーの意味を履き違えているかが分かると思います。スケールメリットくらい誰でも思いつくことができます。

なお、他の人と組んでシナジーを起こしたい場合、まずは自分のスキルを満タンにすることが必要になります。この時、多くの分野を手がけるのではなく、一つの分野に特化させます。

私の場合であれば、「大学課程の薬学」という分野に特化しました。ここで人気サイトを作った上で、今度は「社会的意義の高いポータルサイトビジネス」という観点で、それまで誰も行ったことのないビジネスを始めました。

このようにして、ある一つの分野で特化するようにしたのです。

実際には私はYouTubeやFacebookも活用していますが、見せ方としては「ポータルサイト(専門サイト)によるビジネス」としています。これを理解した上で、一つの分野のスキルを満タンにしていきます。

ここでようやく他の人や企業と組むことができます。足りない技術を補うことによって真のシナジーを発揮していき、収益を指数関数的に増やしていくのです。

ゼロベースの人が他の人といきなり組むことはできないので、まずは一つの分野に特化することを考えてください。その分野を極めた後、自分にはない技術を持っている個人や企業と組むことでようやく収益が爆発的に増えていきます。

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